• 0412月

    先日も日本語変換システムを公開したGoogleですが、今度は
    DNSを公開です。

    早速試してみると、なかなか速い印象でした。
    ただ、どうも使っていくにつれ、設定したユーザーが増えたからなのか、
    それとも最初の印象がただのプラシーボだったのか、画期的に
    速くなったとはいえない気もしてきました。

    ということで、これはちゃんと検証してみたいなぁと思い、DNSの
    速度を調べる方法を調べてみると、これまたGoogle謹製の
    namebench」というソフトを見つけました。

    namebench
    namebench posted by (C)MacBS

    Mac版もあって、操作は簡単ですが、Name Serversの下のチェック2つを
    入れたままだと、なぜかモデムがハングアップしてしまいました。
    うちの環境の問題かもしれませんが、その点は要注意です。

    そして、気になる結果ですが、結論からいうと、GoogleのDNSは
    速いとはいえないようです。

    DNSの速度比較
    DNSの速度比較 posted by (C)MacBS

    以前、体感から@niftyではなく、so-netのDNSを設定して
    使っていたのですが、今回の計測ではso-netも@niftyもそれほど
    変わらず、Googleはこれらより遅いという結果になっています。

    OpenDNSよりは速いようですが、日本での使用という前提では
    現状のGoogle DNSは、あまり速度向上につながらないのかも。

    ただ、セカンダリDNSとの併用で、なにかしらのキャッシュのような
    仕掛けがされているのかもしれません。
    そのあたりは詳しくないので、体感で判断するのが良いでしょうね。

    個人的には、これまで通り、so-netのDNSを利用させてもらいつつ、
    Google DNSのさらなる進化をチェックしていこうと思います。

    BIND9によるDNSサーバ構築 BIND9によるDNSサーバ構築

    by G-Tools

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    Filed under: PC
    2009/12/04 9:10 pm | 2 Comments

2 Responses

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  • SKY ONE Says:

    日本語IMEはなかなか快適です
    会社へATOKもっていけないので使ってます
    MS IMEよりなんぼも快適です

  • MacBS Says:

    SKY ONEさん、コメントありがとうございます。

    確かに会社だとIMEの購入要望なんて出しづらいですものね。
    MS-IMEもこれに刺激を受けて、少しは改善を目指して欲しいところです。