202月
Panasonicのネットワークハブ「PN28160K」をさらに追加してみました。

ちょっと前にも同じPanasonicの「PN28160」を追加してアライドテレシスとの間でSFP光アイソレートをやったわけですが、アライドテレシスのほうはどうも省電力モードからの接続復帰に数秒待たされることがあり、それでNASの接続が途切れたりネットワークを使うアプリがフリーズすることがありました。
Panasonicの出来も良かったことですし、ここは同じ機種を…と思ったのですが届いてみたらフロントパネルの色が違いました。

8ポートのは途中で色が変わったというのを見かけた記憶があったので今回もそれかと思いましたが、型番が微妙に変わってPoEに対応したんですね。
消費電力も減っているようですし、まあ新しいので良かったかも。

まるっとアライドテレシスを置き換える形で、2台の間はSFPポートで光接続です。
ポート数は十分足りているから1台にまとめてもそんなに大きな影響はないかもしれませんけどね。
肝心のスリープ後の回線回復はほぼタイムラグなしになって快適になりました。
あとは音質面ですけれど、まず前提としてPoEのない以前のものをオーディオ側に割り当てて今回のがNASやパソコン用です。
低域に重心が少し下がって穏やかになったようです。
ポート数が増えたのもあってLANターミネーターやLANアイソレーターの位置を少し試行錯誤してみました。
アイソレーターをDELA直近から外したほうが空間的な広がりは出るのですが雑味があります。
外したどうしでの比較でいうと、ハブのノイズ感としてはアライドテレシスのほうが少ない部分もあったかも。
アイソレーターは再び元の位置に戻してターミネーターの位置も少し調整すると、楽器の実体感が出て穏やかになりました。
ハープシコードの音色がさらに刺さらなくなって芯のある音色になってくれました。
楽器の位置関係が明瞭でブレが減ったのは内部クロックの精度や内部電源の質が良いのかもしれないですね。
パソコン側のハブの影響がどこまで及ぶのかは微妙なところではありますが。
再びハブ本来の性能のほうに話を戻しまして、SFP越しの速度はあまり速くはありません。
SFPモジュールとハブのどっちが原因かは不明ですが、そもそも転送速度が遅いDELAはさておきSoundgenicでも書き込みが遅い傾向が感じられます。
あとはもうSFPモジュール自体の見直しなんでしょうけど、Panasonicのは高いですし…。
楽曲コピーの頻度なんてそんなに多くないですし、パソコン側の通信速度や通常のNASは問題ないので、しばらくこのままの構成で行こうと思っています。
181月
Panasonicのレイヤ2スイッチングハブ「PN28160」を購入しました。

SFPモジュールを調べていたらPanasonicのが音が良い的なことを見かけたので、それならハブも良いんじゃないかといった短絡的な発想での入手です。
アライドテレシスも年式的にちょっと古くなってきつつあるので、故障を考えるとちょっと新しいモデルを入れておきたいなというのもありました。
音が云々以前に、ハブ本来の目的は通信ですし。
16ポートはちょっと多いですが、本当に2台分けたほうが良いのか、というのもありますし、パソコン関連は機材も増えているので足りないよりは良いかなと。
将来的にアライドテレシスとSFP接続することを踏まえて、SFPポートが2つあるというのもチョイスの理由ではありました。
ちなみにACアダプタを使うタイプの製品が多いですが、個人的にはACアダプタはコンセント周りがかさばるのがイヤなので電源内蔵タイプをなるべく選ぶようにしています。

元々はこっちをパソコン系にしようと思っていましたが、とりあえず動作確認しやすいオーディオ用にお試ししてみることにしました。
正直、ハブで音が良くなるというのはあまり信じていなくて、どちらかというと悪化させない、パソコン側から余計なノイズを持ち込まないというスタンスで、対策はLANアイソレーターなどでやっています。

ただ実際に聴いてみた感じ、空間的な広がりがとても出てかなり良くなったように思われます。
通信速度や動作も安定していて、先日のAT-x210-9GTのように時間が経つと省電力のためか、LANが切断されて復旧に少し待たされるといったこともありません。
もちろんこのあたりのモデルになると設定でなんとでもできると思いますが、できればあまり弄らずに安定した通信ができるのが扱いやすいですね。
ここまでメタル接続のままでも古いアライドテレシスから交換した効果はあったように感じます。
消費電力は最小で4.8W、最大で11.7Wで、GS-908XL V2の5.9W(最大6.9W)からすると実質ほぼ横ばい、AT-x210-9GTの8.6W(最大12.0W)よりは少ないようです。
筐体サイズが結構あるので一般家庭にはやや大げさかもですが、SFPモジュールへの電源供給も考えると余裕もありそうで良いかなと。
そもそもこれでメディアコンバータを別に用意しなくてもハブ間で光アイソレートできますからね。(次回以降につづく)
2912月
アライドテレシスのネットワークハブ「AT-x210-9GT」を追加してみました。

予備の「GS908L V2」を入れたばかりですが、「GS908XL V2」のほうもだいぶ古くなってきましたし、仕事柄、ネットワークに急な不具合が出ると仕事にも差し支えますからね。
選定ポイントとしてはLEDランプを消灯できるところと、SFPにも対応しているところでしょうか。
今のところは光を使う予定はないですけど面白そうではあります。
現状だと手持ちの接続機器側にメディアコンバーターが必要で、そうなると電源も必要だったりと他の要素も増えてしまう側面もあるのでちょっと躊躇していますが。

本来はRS-232Cで接続すれば相当細かい設定が可能なくらい高機能ですけど、初期化状態で特に変更はしていません。
ネットワーク速度や安定性に大きな変化もなく、言われなければ気づかないくらいです。
つないだ機器を長時間スリープしてあって復帰する際にネット接続まで少し時間がかかるようになった気がしますが、それがハブのせいなのか、ファームウェアが更新されたルータのせいなのかは良く分かりません。
パソコンやNASの接続用に使っていてオーディオ系はこれまで通り「GS908XL V2」なので、音質にもとりたてて変化はありません。
SFPを使う場合はこっちと入れ替えることもありえますけど、当面はこれで良いかな。
実はもうひとつSFP対応のハブを入手する予定なので、それと比べてから配置を決めようかなと思っています。(何個ハブを持つつもりなのか。)
017月
Windows 11が今年中に登場するという情報が出てきましたので、うちのWindowsメイン機である「Surface Pro 5」でチェックしてみました。

「PC正常性チェック」ツールなるものはすでに配布が休止されていますが、当初は第8世代Intel Coreが「最低条件」ということもあって、見事に弾かれました。
正直、第7世代とかKaby Lakeとか言われてもそんなに真剣にPC事情を追いかけていない人は分かりづらいですよね。
Windows 11のページを見ても最低条件は以下のような感じで、そんなに厳しいようには思えませんし。
システムの最小要件
プロセッサ:1GHz以上で2コア以上の64ビット互換プロセッサまたはSoC
メモリ:4GB RAM
ストレージ:64GB以上の記憶装置
グラフィックスカード:DirectX 12互換のグラフィックス / WDDM 2.x
ディスプレイ:9インチ以上、HD解像度(720p)
インターネット接続:Home EditionのセットアップにはMicrosoftのアカウントとインターネット接続が必要
ただ他にもTPM 2.0が必須とか、UEFI、セキュアブートが必要などと、情報がどうもごちゃごちゃしていて、よっぽどちゃんとしたチェックツールでもない限り、素人には判断が付かないでしょう。
一応、TPM 2.0への対応は確認しましたけど、CPUの世代は如何ともし難いです。

macOSだと自社ハードのみですから、具体的に機種名を挙げてあって分かりやすいので、せめてMicrosoft謹製ハードだけでも明示してもらえないものですかねぇ。
ちなみにMontereyだと、Mac ProはLate 2013も大丈夫なようですし、iMacもLate 2015からは対応することが発表されています。
もちろん「動きます」というのと「快適さ」というのはイコールではないですけどね。

うちのSurface ProはCore i7 7660Uですので性能的にはまだもうちょい行けそうな印象ではありますし、その後の発表で第7世代Intel Coreまではテスト対象とするとされています。
TPMやセキュアブートが必須にならなければ、DirectX 12がいちばん厳しいくらいで結構なパソコンが最小要件にはなりそうですけどねぇ。
SpectreやMeltdownなどの脆弱性とその対策に伴う性能低下に関わりたくないというのと、ハードウェアの買い替え促進というのもあるのかな。

Surface Pro 5もそろそろ4年ですし、仕事用という観点では今年中に新しいマシンを追加したほうが無難とも言えそうです。
最近、Surface Pro 5はタブレット端末として動画視聴に活躍してくれていますし、それで余生を送ってもらうのも良いのかもしれません。
199月
Twitterで歴代パソコンというツイートを拝見して、自分でも振り返ってみることにしました。
まずは私が使ってきたパソコンですけども、思い出せた限りではこんな感じかと。
CASIO FX-802P
SHARP MZ-1500
NEC PC-9801VX21
NEC PC-9801RX2
NEC PC-9801 NS/T
NEC PC-H98 model U90
SHARP X68000 PROII
FUJITSU FM-TOWNS UX20
Macintosh Classic
SEGA TERADRIVE
EPSON PC-486ME1LVM
FUJITSU FMV-466D
SONY VAIO J10
自作(Celeron 600MHzくらい)
eMachines J6424
iBook G3 500MHz
PowerMac G4 867MHz
iMac 20inch Late 2006
Mac mini Mid 2011
dynabook CX/47EE
Shuttle XS35V3
iMac 27inch 5K Late 2014
MacBook Pro Late 2016 Touch Bar 13inch
Surface Pro Core i7 2017
Mac Pro 2013 Xeon E5 6-Core
Windows 95の頃に一旦離れ気味になった感じがありましたが、もう35年くらい使ってきたことになります。
最初はもっぱらプログラミングで、カシオのポケコンではタイピングや野球ゲーム、平均支払サイトの計算などを作った記憶があります。
MZ-1500はクイックディスクのおかげで多少のゲームはありましたが、それでも最初はタイピングゲームをまずは購入した日に作ったように覚えています。
その反動でしょうか、ソフトウェアが充実したPC-9801中心の時代がWindows 95直前まで続きました。
ここでもQuick Cでテトリスやコラムスもどきみたいなものとか、3Dグラフなどを作ったりしていましたが、徐々にゲームやMIDIなどで遊んでることが増えたように思います。
管理工学研究所の松、桐などで実家の仕事を手伝ったりもしていて、CanonのバブルジェットプリンタとかSCSIスキャナなども買いました。
PC-9801をメインとしつつもカメラやオーディオでもそうですが、多頭飼いのクセがありますので、X68kやMac、TOWNSなども。
いちばん使っていたのはX68000で、電脳倶楽部とかSX-Window、ゲームならZOOMなど、尖った楽しさがありました。
テラドライブはパソコンと呼ぶべきか微妙ですけども、わりとメジャーなモデルが多い中では異色だったかも。
そこから少し離れたのは仕事と趣味が同じだったというのもあったのでしょう。
本格的に再開したのはSONY VAIOのマザーボードを換装したりした辺りでしょうか。
あの頃はまだ自作のほうが安く高性能にできたように記憶してますが、そこまでハマらずにMac OS XになったMacのほうに移行していきました。
iMacはStartMacというApple自体が実施したモニターキャンペーンでいただいたもので、当時、MuteConという起動音をミュートするフリーウェアを出していたのも当選した理由だったのかも。
WindowsもMBLaunchというランチャーがそこそこ人気だったりして、掲載してもらった雑誌を送ってもらうのが楽しみでしたね。
あとはもうMacばかり使っていますけど、最近は以前ほど欲しいと感じる機種は減ってきたような気もします。
仕事と重なるのは今も変わらずで、そういう意味では良く趣味と両立できているものだなと我ながら感心します。
仕事柄、今後もパソコンは更新していくことになるとは思いますが、思い出に残るような一台が増えていってくれれば楽しいかなと思います。
0710月
Surface Proの2018年モデル「Surface Pro 6」が発表されました。
ヨドバシなどではもう予約が始まっていて、発売日は10/16だとか。
いちばんの違いはCPUが世代交代して第8世代となったところでしょう。
脆弱性「Spectre」と「Meltdown」については今年後半に完全に対策される予定らしいので、この世代ではまだ完璧ではないでしょうけれど性能はずいぶん向上しているはずです。
そもそもこれまであったCore m3モデルはProからは消えて、そちらはSurface Goに任せる形になったようです。
メモリも4GBという時代遅れ(失礼)な設定のモデルがありましたが、それもなくなりました。
逆にCore i9なんていう尖ったモデルも入ってないですけどね。
一方で前のモデルではWindows 10 ProだったOSが、今回からは一般向けモデルはWindows 10 Homeになりました。
Proを名乗っておいてOSメーカー自体がHomeを積むというのもなんだか微妙にセコい感じがしますね。
なお、法人向けモデルはWindows 10 Proですが、逆にOfficeはインストールされていないのはこれまでと変わらずです。
大きさや解像度は同じですし、価格もむしろ若干安くなりました。
ちなみにSurface Laptopはお値段据え置きでメモリ増量、性能アップという感じみたいです。
ウチのCore i7も2世代前になりましたが、性能面では特に不満はないですし、不具合もなく無事に動いてくれてます。
排熱システムが刷新されたらしいですが、前モデルまではCore i5までファンレスだったので、むしろCore i5にファンが復活したのでは?という気もするのですが、こればかりはまだ情報が少なくて良く分かりません。
ウチのCore i7でも回るのはかなり負荷が掛かった時ですし、音よりも熱風のほうが気になるくらいですけどね。
また、海外ではSurface HeadphonesというヘッドホンまでSurfaceブランドで登場しています。
基本はBluetoothヘッドホンですが、イヤーカップ双方にビームフォーミングマイクが搭載されているなどPCでの使用を想定した内容です。
ワイヤードでの使用もでき、アクティブノイズキャンセリングもOn/Offできるようですね。
ただ変だなぁと思うのは充電にUSB-Cを使うというところで、Surface ProにはまだUSB-Cが搭載されてないのですよねぇ。
こちらはしばらくアメリカだけでの発売のようですので、先行して出してみようということなのかもしれません。
私自身はWindows機を追加する予定は今のところないのですが、仕事絡みでパソコンごと納入するパターンは今後もありそうですから、普通のノートPCやデスクトップも含めて情報収集はもうちょっとしておきたいなと思ってるところです。