018月
そろそろ手持ちのパソコンも古くなってきて最新OSが動かないものが出てきたので、まずはWindowsから更新することにしました。
いろいろ候補は考えたのですが、結果としてはMicrosoft Surface Pro 7のCore i5 1035G4モデル「PUV-00014」をチョイスしました。

2019年のモデルですでにもう古いですけど最近法人向けの7+も出たくらいですし(CPUは新しくなってるけど)、なによりWindows 11が動作するので最大の目的は十分果たせます。
これまでのSurface Pro 5はFKG-00014で、Core i7 7660U搭載で2コア、Core i5 1035G4は4コアなのでそのぶんトータル性能としてはアップするような感じです。
Geekbench 5でいうとCore i5 1035G4が1116/3420(シングル/マルチ)、Core i7 7660Uは1154/2280くらいのようです。
参考までにMac miniはうちのM1でも1756/7289なので、単純な速度的性能だとやっぱり速いのだなと痛感しました。

タイプカバーがSurface 7までは変更がなくこれまでのものが流用できるのも決め手のひとつでしたが、結局はSignatureタイプの「FSY-00139」を追加購入しました。

これまでのはノーマルタイプだったので、アルカンターラになってちょっとだけ質感良いです。
バックライトとかはあるから使用感はほとんど変わらないですけどね。

Windows 11にもさっさと更新しましたが、思ったより時間もかからず環境構築は楽ちんでした。
以前のは法人モデルでOfficeが付いてませんでしたけど、今回のは最初からプレインストールされているのも手間が省けて良いです。
Windows 11からはスタートフォン連携でiPhoneともiMessageできるようになったので、通知転送も含めて結構役立ちます。
iMessageは連携中に届いたものだけだったり、画像や動画、グループチャットはまだ不可だったり制限も多いですけどね。

主にWeb系の検証マシンですので性能的にも不満はありません。
以前のi7マシンもWindows 10での検証でまだまだ活躍してもらう予定です。
MacもMac Pro 2013がOSが古い、消費電力ばかり多いのでリプレース検討中ですが、Intel機もまだ残さないといけない部分もありますしもうちょっと検討かな。
025月
5年くらい前に導入したパイオニアのBlu-rayドライブ「BDR-XD07LE」で何度かリッピングにつまずくケースが出てきたので、新しいドライブを導入することにしました。
今回選んだのは「BDR-X13JBK」です。

オーディオ界隈だと「BDR-X13J-S」がメジャーですけど、あくまで主用途は納品物作成ですし、これで良いかなと。
あとで価格を調べたら大差なかったのでそういう意味では上位モデルの「BDR-X13J-S」でも良かったかもしれませんが。
なお主な違いはPureRead4+(BDR-X13JBKはPureRead3+)対応なのと、RealTime PureRead、Ultra HD Blu-ray再生対応、見た目といったところです。

久しぶりにポータブルじゃないタイプを選択したことになり、外付けではおそらくYAMAHAのCRW-F1UX以来、20年ぶりかも。
当時のと比べたわけではないので当時の記憶で推察するにCDのリッピング品質としてはそこまで変わっていないかもしれないですね。
そもそもBlu-rayや書き込みが本来のメインなわけで、CD専用ドライブなんてもう製造すらされてないから仕方ないことです。
そんな昔ばなしはともかく、ファームウェアは1.01だったので1.03に更新しました。
Macでもちゃんとファームウェア更新やユーティリティを用意してくれているのは助かります。
DELAにつないでリッピングなんてこともおそらくできるのでしょうね。(一度もやったことない。

PureRead 3+の読み込みモードは大きく分けてエラー発生時にデータ補間する「マスターモード」とエラーが出たらそこで処理をやめてしまう「パーフェクトモード」の2種類があります。
パーフェクトモードも試しましたが、「BDR-XD07LE」で読みづらかったディスクは当然のようにそこで止まってしまうので普通に「マスターモード」にしておきました。
結果的には読みづらいのはドライブ側というより主にディスク側に問題があるようで、そこまで改善したという感じではなかったです。

アドバンスド静音モードも常時静音モードとアドバンスド静音機能、パフォーマンスモードがあり、読みづらいディスクの成功率だけでいうと常時静音モードが良さそうです。
ただしこれだとリッピングは5から8倍速くらいと結構遅めですし、「BDR-XD07LE」に比べるとリトライっぽい動作をすることが多めです。
デフォルトの「アドバンスド静音機能」なら40倍速くらいはザラに出せますし、リッピング時くらいはうるさくても別に困らないので通常はこっちが良いのかも。
全般的にはまあそこそこ無難な感じ…というのが率直な感想ですけど、光学ドライブはどうしても寿命がありますし、いざ書き込みたい、リッピングしたい時に読めるドライブがなければ困るわけで、そういう意味では良いタイミングでの買い増しだったと思っています。
202月
Panasonicのネットワークハブ「PN28160K」をさらに追加してみました。

ちょっと前にも同じPanasonicの「PN28160」を追加してアライドテレシスとの間でSFP光アイソレートをやったわけですが、アライドテレシスのほうはどうも省電力モードからの接続復帰に数秒待たされることがあり、それでNASの接続が途切れたりネットワークを使うアプリがフリーズすることがありました。
Panasonicの出来も良かったことですし、ここは同じ機種を…と思ったのですが届いてみたらフロントパネルの色が違いました。

8ポートのは途中で色が変わったというのを見かけた記憶があったので今回もそれかと思いましたが、型番が微妙に変わってPoEに対応したんですね。
消費電力も減っているようですし、まあ新しいので良かったかも。

まるっとアライドテレシスを置き換える形で、2台の間はSFPポートで光接続です。
ポート数は十分足りているから1台にまとめてもそんなに大きな影響はないかもしれませんけどね。
肝心のスリープ後の回線回復はほぼタイムラグなしになって快適になりました。
あとは音質面ですけれど、まず前提としてPoEのない以前のものをオーディオ側に割り当てて今回のがNASやパソコン用です。
低域に重心が少し下がって穏やかになったようです。
ポート数が増えたのもあってLANターミネーターやLANアイソレーターの位置を少し試行錯誤してみました。
アイソレーターをDELA直近から外したほうが空間的な広がりは出るのですが雑味があります。
外したどうしでの比較でいうと、ハブのノイズ感としてはアライドテレシスのほうが少ない部分もあったかも。
アイソレーターは再び元の位置に戻してターミネーターの位置も少し調整すると、楽器の実体感が出て穏やかになりました。
ハープシコードの音色がさらに刺さらなくなって芯のある音色になってくれました。
楽器の位置関係が明瞭でブレが減ったのは内部クロックの精度や内部電源の質が良いのかもしれないですね。
パソコン側のハブの影響がどこまで及ぶのかは微妙なところではありますが。
再びハブ本来の性能のほうに話を戻しまして、SFP越しの速度はあまり速くはありません。
SFPモジュールとハブのどっちが原因かは不明ですが、そもそも転送速度が遅いDELAはさておきSoundgenicでも書き込みが遅い傾向が感じられます。
あとはもうSFPモジュール自体の見直しなんでしょうけど、Panasonicのは高いですし…。
楽曲コピーの頻度なんてそんなに多くないですし、パソコン側の通信速度や通常のNASは問題ないので、しばらくこのままの構成で行こうと思っています。
181月
Panasonicのレイヤ2スイッチングハブ「PN28160」を購入しました。

SFPモジュールを調べていたらPanasonicのが音が良い的なことを見かけたので、それならハブも良いんじゃないかといった短絡的な発想での入手です。
アライドテレシスも年式的にちょっと古くなってきつつあるので、故障を考えるとちょっと新しいモデルを入れておきたいなというのもありました。
音が云々以前に、ハブ本来の目的は通信ですし。
16ポートはちょっと多いですが、本当に2台分けたほうが良いのか、というのもありますし、パソコン関連は機材も増えているので足りないよりは良いかなと。
将来的にアライドテレシスとSFP接続することを踏まえて、SFPポートが2つあるというのもチョイスの理由ではありました。
ちなみにACアダプタを使うタイプの製品が多いですが、個人的にはACアダプタはコンセント周りがかさばるのがイヤなので電源内蔵タイプをなるべく選ぶようにしています。

元々はこっちをパソコン系にしようと思っていましたが、とりあえず動作確認しやすいオーディオ用にお試ししてみることにしました。
正直、ハブで音が良くなるというのはあまり信じていなくて、どちらかというと悪化させない、パソコン側から余計なノイズを持ち込まないというスタンスで、対策はLANアイソレーターなどでやっています。

ただ実際に聴いてみた感じ、空間的な広がりがとても出てかなり良くなったように思われます。
通信速度や動作も安定していて、先日のAT-x210-9GTのように時間が経つと省電力のためか、LANが切断されて復旧に少し待たされるといったこともありません。
もちろんこのあたりのモデルになると設定でなんとでもできると思いますが、できればあまり弄らずに安定した通信ができるのが扱いやすいですね。
ここまでメタル接続のままでも古いアライドテレシスから交換した効果はあったように感じます。
消費電力は最小で4.8W、最大で11.7Wで、GS-908XL V2の5.9W(最大6.9W)からすると実質ほぼ横ばい、AT-x210-9GTの8.6W(最大12.0W)よりは少ないようです。
筐体サイズが結構あるので一般家庭にはやや大げさかもですが、SFPモジュールへの電源供給も考えると余裕もありそうで良いかなと。
そもそもこれでメディアコンバータを別に用意しなくてもハブ間で光アイソレートできますからね。(次回以降につづく)
2912月
アライドテレシスのネットワークハブ「AT-x210-9GT」を追加してみました。

予備の「GS908L V2」を入れたばかりですが、「GS908XL V2」のほうもだいぶ古くなってきましたし、仕事柄、ネットワークに急な不具合が出ると仕事にも差し支えますからね。
選定ポイントとしてはLEDランプを消灯できるところと、SFPにも対応しているところでしょうか。
今のところは光を使う予定はないですけど面白そうではあります。
現状だと手持ちの接続機器側にメディアコンバーターが必要で、そうなると電源も必要だったりと他の要素も増えてしまう側面もあるのでちょっと躊躇していますが。

本来はRS-232Cで接続すれば相当細かい設定が可能なくらい高機能ですけど、初期化状態で特に変更はしていません。
ネットワーク速度や安定性に大きな変化もなく、言われなければ気づかないくらいです。
つないだ機器を長時間スリープしてあって復帰する際にネット接続まで少し時間がかかるようになった気がしますが、それがハブのせいなのか、ファームウェアが更新されたルータのせいなのかは良く分かりません。
パソコンやNASの接続用に使っていてオーディオ系はこれまで通り「GS908XL V2」なので、音質にもとりたてて変化はありません。
SFPを使う場合はこっちと入れ替えることもありえますけど、当面はこれで良いかな。
実はもうひとつSFP対応のハブを入手する予定なので、それと比べてから配置を決めようかなと思っています。(何個ハブを持つつもりなのか。)
017月
Windows 11が今年中に登場するという情報が出てきましたので、うちのWindowsメイン機である「Surface Pro 5」でチェックしてみました。

「PC正常性チェック」ツールなるものはすでに配布が休止されていますが、当初は第8世代Intel Coreが「最低条件」ということもあって、見事に弾かれました。
正直、第7世代とかKaby Lakeとか言われてもそんなに真剣にPC事情を追いかけていない人は分かりづらいですよね。
Windows 11のページを見ても最低条件は以下のような感じで、そんなに厳しいようには思えませんし。
システムの最小要件
プロセッサ:1GHz以上で2コア以上の64ビット互換プロセッサまたはSoC
メモリ:4GB RAM
ストレージ:64GB以上の記憶装置
グラフィックスカード:DirectX 12互換のグラフィックス / WDDM 2.x
ディスプレイ:9インチ以上、HD解像度(720p)
インターネット接続:Home EditionのセットアップにはMicrosoftのアカウントとインターネット接続が必要
ただ他にもTPM 2.0が必須とか、UEFI、セキュアブートが必要などと、情報がどうもごちゃごちゃしていて、よっぽどちゃんとしたチェックツールでもない限り、素人には判断が付かないでしょう。
一応、TPM 2.0への対応は確認しましたけど、CPUの世代は如何ともし難いです。

macOSだと自社ハードのみですから、具体的に機種名を挙げてあって分かりやすいので、せめてMicrosoft謹製ハードだけでも明示してもらえないものですかねぇ。
ちなみにMontereyだと、Mac ProはLate 2013も大丈夫なようですし、iMacもLate 2015からは対応することが発表されています。
もちろん「動きます」というのと「快適さ」というのはイコールではないですけどね。

うちのSurface ProはCore i7 7660Uですので性能的にはまだもうちょい行けそうな印象ではありますし、その後の発表で第7世代Intel Coreまではテスト対象とするとされています。
TPMやセキュアブートが必須にならなければ、DirectX 12がいちばん厳しいくらいで結構なパソコンが最小要件にはなりそうですけどねぇ。
SpectreやMeltdownなどの脆弱性とその対策に伴う性能低下に関わりたくないというのと、ハードウェアの買い替え促進というのもあるのかな。

Surface Pro 5もそろそろ4年ですし、仕事用という観点では今年中に新しいマシンを追加したほうが無難とも言えそうです。
最近、Surface Pro 5はタブレット端末として動画視聴に活躍してくれていますし、それで余生を送ってもらうのも良いのかもしれません。