ちゃんと解説通りの操作でファームウェア更新モードには入っていましたし、ファームウェア更新でエラーとなると本体ごと文鎮化する可能性もあるのでだいぶ焦りました。
Apple SiliconのMac mini M1で実行したのがまずかったかと、慌ててIntelのMac Pro 2013に接続し、同じ手順を経ますが全く同じエラーです。
ただこっちも署名なしドライバをインストールするのにBitlockerの復元キーが必要になって多少焦りました。
解説はちゃんと用意されていますが、やはり手順がかなり煩雑なので気軽にオススメしづらいですね。
そもそもDENAFRIPSユーザーさんは海外から取り寄せて購入された方がほとんどでしょうし、サポートは手厚いほうだと思うのでなんとかなるとは思いますが…。
なお無事に更新されるとデバイス名が「DENAFRIPS USB Audio V3.12 | A22E1.6」となって、これなら無事に成功している、とのサポートさんからのお返事でした。(そういう問題でもないような気もしますが。)
さて顛末はさておき、アップデート内容は以下のように発表されています。
* Improved Adaptive FIFO Buffer & Reclocking Architecture
* Reduced the effect of Buffer overrun/underrun due to the Source’s Clock and the DAC’s Clock differences
* Eliminate Phase Difference between L/R Channels
* Optimised DSP to improve the sonic performance
SACD系は以前ほどチェックしなくなりましたが、Joe Beckの「Alto」は良く使うディスクです。
こっちも音色に加えて、ノリの良さを確かめている気がします。
もうちょっとチェックディスクっぽいものだと「Accuphase Special Sound Selection 2」の使用頻度が高いです。
前半のクラシック部を主に使用して、チェック内容としてはまさにライナーノーツに記載されているような部分をチェックしていく感じです。
AYAなども同様ですね。
Dave GrusinとLee Ritenourの「Two Worlds」を出番は多く、フュージョンというよりちょっとクラシック寄りの楽曲なのも特定のジャンルに偏らない調整にはちょうど良い感じがします。
中高域にキツさが出やすい音源な気がするので、そこやピアノとギターのバランス、キレの良さなどをチェックしています。
最近はTwitterなどで拝見したものを追加することも多々あります。
ムターは以前だとレコードで四季を稀に聴く程度でしたが、最近は「Acorss The Stars」から「Rey’s Theme」やコルンゴルトなどを聴くことが増えました。
ヴァイオリンの大きさとオーケストラのバランス、ffでは中低域の膨らみが出やすい音源が多いのでそこに注意しています。
後者はまだ完全には解決できていませんけど。