• 079月

    RAVPOWERのUSB充電器「RP-PC133」を導入してみました。

    GaN採用ということで、オーディオ界隈でノイズが少ないと話題になっていたのと、USB-Cを使う機器が増えてきたのもあってチョイスしてみました。
    とはいってもうちにはまだPD3.0対応で65Wも必要とするような機材はないんですけどね。

    端子はUSB-AとUSB-Cがそれぞれ一つずつで、それまで常用していたcheeroの4ポートと比べるといろんな機材にまとめて給電というわけにはいきません。
    ちなみにうちだと以下のようなケーブルが充電器に刺さっている状態でした。

    USB-C(DALI IO6やSENNHEISER Momentum True Wirelessなど)
    microUSB(DAP類やB&W P7 Wireless)
    lightning(iPhone)
    Apple Watch

    上記のとおり、2つに限られますから、RAVPOWERではmicroUSBとApple Watchはお休み状態に。
    USB-Cは両端がUSB-Cのケーブルを新たに調達しました。

    充電動作自体はそこそこ好調ですが、USB-CでAKG Y600NCがなぜか充電を開始しないようで、PD3.0との相性が悪いのかな?
    そこはSurface ProのACアダプタに装備されているUSB-A端子のほうから給電するようにしています。

    大きさはかなりコンパクトで使い勝手は良好ですが、今回の目的はやはりノイズ低減です。
    これが全ての指標になるわけではないですけれども、EMI Meterを使って変化の具合を観察してみました。

    iPhone純正の充電器でiPhoneを充電している状態で、EMI Meterの数値はだいたい125〜128mVくらいでした。
    これをRAVPOWERに変更すると117〜120mV程度なので、わずかに減少はしているものの誤差程度かも。
    ちなみによく分からない出所不明なiPhone充電器のパチモノのような充電器で131mV程度です。
    また、そのいずれもコンセントに装着しない状態で122〜128mVくらいだったので、RAVPOWERを装着すると僅かにノイズが減少する(?)という印象です。

    たしかに誤差レベルの差でしかないのですけれども、相対的に見てRAVPOWERを挿したほうが減る傾向は僅かにありました。
    コンセントに挿す時に少しバチッとノイズが出る傾向もあって、そこはgreenwaveのノイズフィルタに似ているので、内部のノイズ低減回路が関係しているのかもしれません。

    ちなみにそのgreenwaveを挿してある電源タップで上記を試したので、あえて外してテストもしてみました。
    その状態でRAVPOWERが283〜288mV、何も装着せずに290mVくらいです。
    iPhone純正は280〜287mV程度と、やっぱり誤差レベルかなぁ。
    なお、リビングで使っているcheeroからRAVPOWERに変更してみても、EMI Meterではほぼ差はありませんでした。

    残念ながらこういった用途ではオーディオの音質に影響を与えるほどの変化はないようです。
    PDトリガーケーブルを使って、スイッチングハブやHDDの電源に使えばまた違ってくるのでしょうけれど。
    ただこれを機に出どころがやや怪しいACアダプタ類を無駄に挿してある箇所は外しまして、それによってパソコンまわりは場合によっては100mVを切るくらいの数値を示すようになったので間接的な恩恵はあったかな。
    ここまで減らすとLEDシーリングライトで10mVくらい下がることも明確に分かるようになりましたし、そちらも可能ならば何か対処したいところです。

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    2021/09/07 12:00 pm | RAVPOWER RP-PC133 はコメントを受け付けていません
  • 167月

    今年も早々に上半期が過ぎてしまいました。
    もうちょっと早めに書こうと思っていたのですが、そもそもまだブログで紹介しきれていないものもあったので、この時期に。

    オーディオ系は以前よりはスローペースになりつつ、ちょっと楽しめる品を入手する感じになっています。
    基本的な音はACOUSTIC REVIVE製品で固めてありますし。
    そんなACOUSTIC REVIVE製品では新たに発売されたターンテーブルシート「RTS-30」とインシュレーター「RKI-5005」が仲間入り。

    ターンテーブルシートのおかげもあって最近はすっかり吸着は休止中ですし、スタビライザーの使用もしなくなっています。
    インシュレーターはレコードプレーヤーでも試してみたいと思いつつも、DP-77が格段に良くなってメインプレーヤーの座をしっかり確保してくれていますから、そのままになっています。追加導入も考えなきゃですね。

    CDプレーヤーはREVOX B226SとDENON DCD-1550ARを入れました。
    REVOX導入時はSACD以外はDP-77を上回るんじゃないかとも思われましたが、今はやっぱりDP-77のほうが主体になっています。
    DENONは当時からして廉価モデルですけども、これが意外と健闘していてサブ機的に愛用しています。
    ほかにも手持ちのCDプレーヤーは多いですし、持ちすぎな感はありますけど、ピックアップも含めて消耗品的な部分もありますから、とりあえずキープでも良いでしょう。

    SANSUIのプリメインアンプ「AU-D607F」を入れたのも大きな変化でしょうか。
    上半期は意外とバタバタしていてじっくり音楽を聴く時間が取りづらかったのもありますし、あんまり肩肘張らずに楽しめるサブ機材が充実したのは良かった気がします。

    ポータブル系はNW-A55HNやSHURE AONIC3、AKG Y600NCと多少追加したものの、こちらもサブ機材的な品揃えです。
    リビングで愛犬が療養中で騒いでいることも多いので、ノイズキャンセリングが重宝したところも多少ありますね。

    あとはやっぱり車の買い替えが大きかったです。
    多少の想定はしてあったものの、もう2年くらいはなんとか乗れるかなと思っていたので。
    冷蔵庫なども古くなってきてますし、まだしばらくはあまり大物には手を出さないでおこうかなと思います。
    そもそも「なにがなんでも欲しい!」というものもそんなにないですしね。

    Filed under: Electronics
    2021/07/16 3:30 pm | 2021年上半期に買ったもの はコメントを受け付けていません
  • 2412月

    年末になってギックリ腰をやらかしたようですが、ぼちぼち年末恒例の「今年買ったもの」をまとめておこうかと。

    今年は全般的にオーディオは控えめ(?)に推移したように思います。
    特に後半が少なめだったのは欲しい物が充足されたから、というのもありますが、出物が減ってきた影響もあるのかも。
    弟たちは38cmウーファーやコンプレッションドライバなど、でっかいスピーカー機材を大量投入して楽しんだようですけど。

    ただ、こちらもヘッドホン系はわりと手を出していたようで、B&W P7 WirelessやSONY MDR-1ABTなど、ワイヤレスヘッドホンの出番が増えたのも印象的でした。

    有線のほうもSENNHEISER HD800とHIFIMAN Edition Xも導入したわけですが、音の満足度は非常に高いものの、仕事中に聴くという感じでもないからか、出番としてはやや少なめだったかな。

    ただ、ヘッドホンアンプにTASCAM MH-40 mkIIを導入したのはなかなか良いチョイスだったようです。
    DACもなにか良いものが見つかればと探してはいるんですけど、当面はFOSTEX HP-A8で良いでしょう。

    ポータブルもaudio-opus #1SとShanling UP4も追加して、気軽に聴ける環境は整いました。
    あとはやっぱり全般に忙しくしていて余裕がなかったので、来年はそこを上手く切り替えて楽しみたいところです。

    据え置きオーディオは小物はそこそこあるものの、主にはQUAD 99CDP-2を追加したのが大きいくらいでしょうか。
    出番としてはまだまだAccuphase DP-77が多いですけど、サブ機くらいにはなってくれています。

    山本音響工芸のボード「B-60」やDS AUDIOのスタイラスクリーナー「ST-50」もなかなか重宝しています。

    カメラ関係はやっぱり今年もあまり変化がなく、レンズを少し追加した程度でした。
    パソコン系のほうは暮れになってMac mini M1と周辺機材と変化は大きめですが、こっちはもう趣味というより仕事用の機材ですからねぇ。

    来年もこの傾向はあまり変わらず、仕事関連の機材追加が多い傾向かもしれません。
    ただオーディオもポータブルやヘッドホンはもう結構満腹気味ですし、なにかコレ!という機材くらいは追加してみたいなぁとは考えているところです。

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    2020/12/24 2:30 pm | 今年買ったもの2020 はコメントを受け付けていません
  • 297月

    最近ちょっとブログ放置気味ですので、上半期の買い物をおさらいしてみることに。

    最近は仕事がやや忙しかったり、ドラマや映画を観たりして過ごすことも増えていて、オーディオは一段落といったところでしょうか。
    それでもQUAD 99 CDP-2を導入してからは気軽かつ気分良く音楽を楽しめる感覚が蘇りつつあります。

    TASCAM MH-40 mkII導入でヘッドホンでも聴けるようになったというのも大きいかも。
    スピーカーならではの楽しみもありますけど、ながら聴きするのはい(セッティングの追い込み等々が活きないという点でも)少々厳しですし、開放型を多用するようになってからはそっちはそっちの楽しさもあるかなと感じるようになりました。

    そんなヘッドホンはHIFIMANのHE400シリーズを3台、ゼンハイザーのHD800も導入したりと、かなり傾倒した形になりました。
    やはりHD800は非常に魅力的ですが、出番が多いのはHE400iとFURUTECH ADL-H118かな。
    特にFURUTECH ADL-H118はあまり期待感はなかっただけに、これだけ使うとは思ってもいませんでした。

    iPhoneやiPad miniで動画を観る場合にはBluetoothも多用していますが、まだご紹介してないものもあるのでそちらはまた改めて。
    DAPはaudio-opusを使うことが増えました。
    Wi-Fiに対応していないのでストリーミングや曲の追加などはやや不便ですけど、それだけにそうしたものにつきまとうノイズのことを考えずに済むのが気楽です。

    逆にまだあまり出番が得られていないのはNikonのレンズやONKYO CR-D2、ワイヤードのイヤホンなどでしょうか。
    カメラはもうちょっと撮りたいなぁと思うのですけど、天候も良くないですし、愛犬が散歩できない状態が続いているので仕方ないですね。

    後半はデジタルガジェット系も多少見直したりしたいところです。
    全般的には以前ほどハイペースではなくなるでしょうけれど、じっくり楽しめるものを手にできたらなと思っています。

    Filed under: Electronics
    2020/07/29 3:30 pm | 買ったもの 2020上半期 はコメントを受け付けていません
  • 145月

    マキタのレーザー墨出し器「SK11」を入手してみました。

    元々は弟が仕事で使えないかなと思ったのですが、結果的にはレーザーのライン幅がちょっと太かったのでニーズには合わなそうで私が使うことに。
    ちなみにライン幅は10m先で2.5mmほどとのことです。

    内部で振り子といいますか、やじろべえみたいな形になっていて、ある程度水平に置けば水平、垂直(あるいは双方)にレーザーを出してくれます。
    鉛直指示範囲は±2.0°で、それを超えて本体が傾いているとレーザーの照射が止まります。

    上面には簡単な水平器も付いていますし、360°回転できるようになっていたりと、わりと使い勝手は良いです。
    三脚にも装着できるのですが、ネジがどうやら5/8インチのようで、カメラ用三脚に装着する場合は変換アダプタが必要になりそうです。
    なお現在は後継モデルのSK13Pになっていますが、単3電池3本(SK11は2本)になってバッテリー寿命が伸びていますけど機能的には大差なさそうです。

    うちで使うといってもせいぜいオーディオ機器の水平確認くらいですが、一応レコード周りで試してみました。

    やはり若干レーザーの幅が太いので大まかな確認程度でしょうか。
    精度も±2.0°ですし、アーム全体の高さチェックのほうが有用かもしれません。

    ほかにもスピーカーセッティングで水平垂直以外にセンターからの距離を測る上での支点として使ったり、レーザーで基準線を出しておいてそこに動かすといった使い方もできそうです。
    特に後者は一人で作業をする時に目安として分かりやすくなるでしょうね。
    元々のお値段は結構お高いですが、中華系のものなどもありますし、レーザー距離計といっしょに入手してみるのも便利かと思います。

    Filed under: Electronics
    2020/05/14 4:00 pm | Makita SK11 はコメントを受け付けていません
  • 0312月

    まだちょっと早い気もしますが、最近ブログ更新が停滞気味ですので気が向いたうちに年末恒例の記事を書いてみることにします。

    今年は多少、オーディオからフェードアウト気味に…と年初から考えていましたが、結果的にはやっぱりそこそこ手を出したかなという結果にはなっています。
    ただ「使う頻度が高いところものを買う」というのが今年のテーマにもなっていて、それはオーディオ以外でも購入すべきかの判断に役立った気がします。

    まずはオーディオ以外の家電製品系ですが、想像以上に役立っているのがファンヒーターです。
    灯油を使うのに電気も必要…というのがどうも気に入らなくてこれまで毛嫌いしていたのですけど、北国ではやはり必需品だなと。
    灯油の消費はやっぱりそれなりに多いですが、電気代もおそらくずいぶん下がるんではないかな?

    次に挙げたいのがデロンギのトースターです。
    こちらもコンベクションオーブンがあれば食パンを焼くだけのためにトースターは要らないだろうと思っていたのですけど、実際に導入してみると圧倒的に朝が楽ですね。
    バターを塗ってから焼くというのができないですけど、そこはまぁコンベクションオーブンを使えば良いわけですし、忙しい朝にはやっぱり便利です。

    コンピュータ系はiPhoneを機種変更したりもしましたが、あまり大きな感動があるわけではなく停滞気味でした。
    brotherの複合機「DCP-J577N」は印刷コストの点では便利ですし、Wi-Fi経由で良いのも扱いやすいですけど、やっぱり仕事用のみという使用頻度でそこそこかなぁといったところです。

    オーディオ関係では「良かったもの」以上に修理や交換、返品などが多い一年でした。
    中古や古い機種が多い我が家では覚悟しておかなければならないこととはいえ、意外と新しめのものや修理に出した直後に…というのも多かったので余計に印象深いところがありました。
    そういう意味でも使わないものを整理しつつ、一部はこれまでの嗜好に縛られずに新機種なども試聴してみるのが来年の目標かもしれません。

    そう言いつつも今年印象深かったのはSCD-777ES(改)の導入でしょう。
    SACDらしさをしっかり引き出してくれますし、機材単体の差というのはさほど大きいわけではなく、システム全体のボトルネックをなくすことの重要性を再認識させてくれました。
    併せて「そもそも音楽が楽しく聴けなきゃ意味がない」というのも痛感しています。

    その意味で総仕上げ的な位置づけになったのはプリ-パワー間の「XLR3.0 TripleC」の導入でしょう。
    今年もACOUSTIC REVIVEさんの製品にはずいぶん底上げしてもらっていて、販売終了モデルも色々と導入した一年でした。
    RST-64やDENONのラックもボトルネックを埋めてくれているように思います。

    イヤホン、ヘッドホン関係は据え置き系に先行して必要なものを残しつつ整理する流れでした。
    NWPも処分してHP-A8に絞りましたし、ヘッドホンも結局はbeyerdynamic DT770 PROとHD600の出番が多いのもだんだん分かってきました。

    オーディオでも挙げましたが、家電製品の故障も相次いだ一年でした。
    エアコンも購入2年ほどで壊れましたし、冷蔵庫も…と大物家電の故障はなかなか痛かったです。
    買い替えたエアコンもいまひとつ不満が残っていますし、新しいものが良いとは一概に言えないのはやっぱりオーディオと同じかもしれないな…と思いつつ、来年は「持っているものを大事に使う」ということも意識しつつ、良い製品に出会えるのを楽しみにしたいと思います。

    Filed under: Electronics
    2019/12/03 7:30 pm | 今年買って良かったもの2019 はコメントを受け付けていません