• 242月

    ソリスのコーヒーグラインダーがなかなか良好だったので調子に乗ってエスプレッソマシンのBARISTA GRAN GUSTOを入手しました。

    エスプレッソマシンはずいぶん前にsaecoのsuper ideaを使っていて何度か自分で保守して今でもなんとか動く程度には保っていますが、どうしても当時の圧力を確保できなくなって使っていませんでした。
    ちなみに今回のソリスもサエコも15気圧ですし、スペックや機能はほぼ同等くらいかと思われます。

    ただステンレスが大部分を占めている外観からするとだいぶ高級そうに見えますし、キレイに保ちやすいという点ではソリスが魅力的です。
    付属品もとても多く、以下が付属しています。

    ポルタフィルターホルダー
    シングル、ダブルフィルター
    ステンレス製タンパー
    計量スプーン
    シングル、ダブルスパウト
    ステンレス製ミルクジャグ
    クリーニングブラシ

    ミルクジャグやタンパーまで付属していて、それらもほとんどがステンレス製というのはさすがにすごい充実度だと思います。
    タンパーはデロンギのを持っていますけどそれよりずっと重量級ですし。

    肝心のお味ですが、レビューでも良く見かけるように抽出温度がやや低めな点を除けば十分立派なものです。
    エスプレッソそのままではなくスチームミルクやフォームミルクを入れるのであればさほど問題ではないでしょう。
    スチーム機能はランプ点灯を待ってノズルに残ったお湯をトレイなどに排出してスチームがしっかり出るようになってから使えば完璧です。
    そう言いつつもまだ上手くフォームミルクを作れていませんけど、付属のミルクジャグだと作りやすそうな気がします。

    ポルタフィルターホルダーはサエコと比べると簡素な感じはしますが、シングルとダブルのフィルタが付属していたり掃除しやすい構造なのは良いですね。
    全般にお手入れはやりやすい(スチームパイプが外せないそうなので、付いたミルクが若干掃除しにくいかな)と思います。
    コーヒーメーカーもまだ使っていますが、ステンレスフィルタと先細ケトルでのハンドドリップもあるので、出番はグッと減りました。
    時間の余裕具合でコーヒーメーカーとハンドドリップ、そしてエスプレッソマシンを使い分けてコーヒー時間を楽しみたいと思います。

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    2024/02/24 12:00 pm | No Comments
  • 102月

    Solisのコーヒーグラインダー「Scala Plus」ことSK1661を入手してみました。

    これまではデロンギのKG79Jを使っていましたが、どちらかというとエスプレッソ向きでメタルフィルタでいれるにはちょっと細挽きすぎました。
    プジョーの手動ミルもありますけど、それだとなかなか時間的、気分的な余裕がないとできないですからね。
    最初は定番のカリタあたりを考えていましたがソリスのが評判が良さそうなのでこちらをチョイスしました。

    評判の理由のひとつは低速回転だというところのようで、たしかに他の電動ミルは速いものが多いです。
    もちろん遅いといっても手動に比べれば全然速いですし、刃が大きめなので速度のわりには分量的にはさほど遅いということはありません。

    刃は金属製なものの、かなり凝った作りでこだわっているみたいです。
    硬化ステンレス刃を持つダブルギアコーン式挽き刃とのこと。
    挽き方も当然調整可能で、コーヒー豆を入れる部分のねじ込み具合を横の目盛りで見て調整できます。

    おおまかに1〜4が極細挽きでエスプレッソ用、5〜10が水出しコーヒー用の細挽き、11〜15が一般的な中細挽き、16〜21がサイフォンやネルドリップなどを対象とした中挽きから粗挽きなので、メタルフィルタはこれに該当するでしょう。
    まずは17〜18くらいが試してみてますが、コーヒー豆によっても適切な数値は変わってくる感じがして、クレオパトラだと18くらいが良さそうです。
    モカマタリは17だとやや風味が出てこなくて粗すぎる感じになるので、そもそもメタルフィルタよりもペーパーフィルター向きかも。

    横のタイマーで実質的にひく分量も設定できますし、低速回転のおかげで動作音もその分静かめなのも良いですね。
    香りもしっかり出やすいように感じます。
    De’Longhiはうす式でまた違った良さもあるので、こっちはリビングに置いてエスプレッソ用にしようかなぁなんて考えているところですが、エスプレッソはエスプレッソでまた比較してみようと思います。
    もちろん焙煎方法とか他にも要素がいっぱいありますが、まあほどほどにリラックスのためのコーヒータイムになればいちばんですね。

    Filed under: Electronics
    2024/02/10 2:00 pm | No Comments
  • 241月

    デロングのカフェケトル「KBOE1230J-GY」を導入してみました。

    コーヒーのお気楽自家焙煎を始めたというのは少し前に書きましたが、コーヒー自体は主にコーヒーメーカーでいれることがほとんどでした。
    その後、HARIOのメタルドリッパーを導入してペーパーフィルターを使わないのも試していますが、同じV60形状でもメタルドリッパーだと現状使っているコーヒーメーカーではお湯を注ぐタイミングが合わないため、ハンドドリップになってしまいます。

    お湯は電気ケトルで沸かしてそのまま注いでもまあそこそこドリップできるのですが、なんとなく雰囲気としては先細でいれてみたくなります。
    ガス用も考えましたがコーヒーは2階でいれることが多いので電気のほうが便利ということでデロンギをチョイスしました。

    T-falとか有名どころの普通の電気ケトルと構造はほぼ同じですが、外装といいますか、上部のケトル部分がまさに「やかん」になっているので沸かすと外もアツアツになってしまいます。
    当然ケトル自体に保温性能はほぼ期待できません。(適宜加熱する20分の保温機能は付いています。)
    蓋も普通のケトルと同じようにパカッと外せる形状ですし、注ぎ口のロックもなければ蓋にも穴が開いているので転倒にも要注意です。

    その代わりといいますか、お湯の温度設定機能は充実していて、50℃、60℃、80℃、95℃、100℃と設定可能です。
    コーヒーは一般的には95℃前後が良いのでしょう。
    ちなみに95℃設定だと一度沸かしてちょっと止まってからまた沸かすような動作の仕方をするようです。

    水量は大きさのわりには少なめで1リットルですが、コーヒーでそんなに沸かすことはないので特に問題はありません。

    肝心のコーヒーの味はもういれ方次第なのでケトルで大きく変わるわけでもないのですが、蒸らしの時に粉がしっかり膨らむようになった気はします。
    もちろんコーヒー粉の鮮度にも関係しているので先細ケトルだけの恩恵ではないかもしれませんけど。
    あまり難しく考えるより、リラックスする時間にするのが目標なので、そういう意味では気分はだいぶ良くなった気がします。
    時間がない時はコーヒーメーカーもまだまだ活躍していますけどね。

    Filed under: Electronics
    2024/01/24 12:00 pm | No Comments
  • 3112月

    例年だいたい書いている「今年買ったもの」を今年もメモがてら書いてみます。
    上半期はここに記事化してあるので、主に下半期を主体に挙げてみようかと。
    ちなみに上半期でいうとRoksanのスピーカー「Caspian FR-5」が満足度としては高かったかな。

    下半期に入って仕事やらプライベートやらがかなり多忙気味だったのもあって時間が取りづらい傾向でしたが、それでもレコードは結構聴いたなという感じがします。
    内袋、外袋を買ったあたりから始まって、SONYのカートリッジ「XL-MC3SH」、そして「XL55Pro」を導入して加速したような気がします。

    レコード自体も近所のお店もまだたまにありますが、ネットでの購入頻度が増えて珍しいものも入手しやすくなったのもあるのでしょう。

    逆に言えば据え置きオーディオはあまり入れ替えずに落ち着いてきた感じです。
    機材を弄っている暇がないので、ちょっとでも時間が空いたらレコードを聴きたいからというのもあったのかも。

    ポータブルはリビングでも使うので、それなりにイヤホンやDAPなど導入しました。
    使用頻度からして導入して良かったなぁと思うのは、自分でも意外でしたがfinalのZE8000とiBasso DX160かな。

    ZE8000は音楽用というよりはドラマや映画を配信で観る時に集中できる感じがして好んで使った感じです。
    DX160は音質もさることながら、Androidの操作感の良さが使用頻度が高かった理由かな。

    パソコン周りもかなり結構大きく入れ替えました。
    夏にWindows 11を追加したくてSurface Proを追加しましたし、先日はMac Studioも導入しました。
    リビングもiMacからお下がりのMac mini M1に変更しましたから、世代交代の時期だったのでしょう。
    どれも遅いのを我慢してるより早く買い替えたほうが良かったと思えるくらい快適ですが、パソコンはやっぱり消耗品ですからねぇ。

    あとは車もまあ大きな買い物のひとつではありますが、これは仕方なくという部分が強いですね。
    パソコンも多少そういうところが多いので、ベストを選ぶならMCカートリッジのXL55Proかな。

    おまけで、夏にはPovoを導入したのもなかなか便利で助かりました。
    仕事やプライベートで一時的にパケット使用量が増加する時や電話番号を別に欲しい場合など結構役立ちました。
    逆にスマートフォンはもうそんなに高頻度で買い替えたいとは思わなくなってきました。
    ほかにもコーヒーを自分で焙煎するようになったりした年でもありました。

    来年はそんなに大きな目標や買いたい物はないような気がしますが、今年よりはもうちょっと穏やかな一年になってくれたら良いなと思っています。

    Filed under: Electronics
    2023/12/31 12:00 pm | 今年買って良かったもの2023 はコメントを受け付けていません
  • 296月

    まもなく今年も半分が過ぎようとしているので、恒例の「買ったもの」の上半期記事を書いてみます。

    今年前半は意外とパソコン系の小物が多めだった印象です。
    BUFFALOの6TB HDDや外付けSSD、PioneerのBDR-X13JBKなどストレージ系が目立った感じかな。

    パソコン本体も当初は買い替え候補だったのですが実際には保留となって、Magic MouseやApple 20W USB-C電源アダプタといったところも含めて環境保全した程度でした。
    PanasonicのネットワークハブやGoogle Pixel 4aなども追加しました。

    ポータブルオーディオ系も意外と多めで、しかもワイヤードが多めだったのも意外な感じになりました。
    長年狙っていたUnique Melody Maverickの入手をメインに、ACOUSTUNEやLuminox Audio、onsoのリケーブルをやったのはリビングで過ごす比率が増えたからかも。
    外に出る機会も以前よりは増えたので、そっちのニーズではAirPods Proが思いのほか活躍してくれていますが、音楽というよりはノイズキャンセリング性能の高さのほうが主体ですけど。

    据え置きオーディオ系はもう落ち着いたかと思いきや、AKAIのオープンデッキ「GX-230D」にRoksanのスピーカー「Caspian FR-5」、さらにはProceedのCDプレーヤー「PCD2」と結構追加してしまいました。
    聴く比率としてはネットワークオーディオ(といってもDELA経由のローカル音源)が増えましたけど、テープとレコードも結構たくさん追加したので気分でいろんな音源を楽しめる環境は整っています。
    なかなか時間が確保しづらいのが難点ではありますけど。

    トータルでいちばん良かった買い物というとやっぱりスピーカーになるのかな。
    B&W Matrix 802 Series 2を凌駕するような感じではないですけど、楽しくリラックスして聴ける感じがありますし。
    次点がProceed PCD2かな。

    アクセサリ類は以前より減ったかなぁと思いますが、DL-103Mも追加しましたし、カートリッジキーパーなどレコード周りが多めだったかな。
    ただメイン部分はこれまでACOUSTIC REVIVEで固めてあるので、ちょっとお試し程度のものが多めであまり揺るがない感じにはなってきています。

    下半期は景気もどうなるか分からないですし、プライベートでもいろんなことがありますからさらにもう一段階落ち着いた感じになると予想してます。
    目標としてはパソコン本体のリプレースがいちばんの目標ではありますけど、人間の処理能力のほうが限界かもしれず、焦らずに行こうかなと思っています。

    Filed under: Electronics
    2023/06/29 3:30 pm | 買ったもの2023上半期 はコメントを受け付けていません
  • 133月

    昨年から度々発生している瞬間電圧低下に悩まされています。
    気づいたきっかけは朝、仕事部屋に上がってみるとパソコンやNAS、ルーターなどが再起動されていることがあったことでした。
    最初は単純にOSや機器、アイソレーショントランスなどの不具合かなぁと思っていたのですが、どうも発生タイミングがハッキリせず放置していました。

    その後、リビングのLEDシーリングライトが一瞬暗くなることに気づいて、まずは昨年の3月くらいに電力会社に連絡して調べてもらいました。
    引き込み線や周辺の架線も交換してくれ、普段の電圧は少しだけ高くなっていましたし落ち着いていたのかと思っていましたが、また昨年末から再発してしまいました。
    それからはリビングのシーリングライトが暗くなった時にメモしておくようにしたところ、ほぼ23時03分頃に発生していることが判明。
    稀に23時02分だったり23時04分、23時19分だったりしますし、18時39分に気づいたこともあるので昼間も起きている可能性はあるのかもしれませんが。

    23時というと深夜電力の始まる時間帯ですし、ご近所のエコキュートあたりが原因なのかなぁと再び電力会社さんに問い合わせました。
    今回は屋内の配電盤、スマートメーター周辺にまず電圧ロガーを1週間取り付けて内部配線の問題ではないことが確認できました。
    そしてまさに23時前後にごく短い時間(たぶん1秒未満)、一瞬だけ電圧が低下していることも判明しました。
    日によって幅がありますが、その時の最低記録は95V台となっていまして、101V±6Vにはかろうじて収まっています。

    そこでさらに柱上トランスの低圧側と高圧側、さらに近隣の少し離れた場所でまた1週間電圧計測してくれました。
    今回も電圧低下自体はしっかり発生していて、最低で96Vくらいのようでした。
    また高圧側や離れた場所でも電圧降下しているそうで、ごく周辺のお宅が引き起こすようなものではないようです。
    担当者さんの推測では近隣施設の高圧契約で夜間暖房(人がいない時に暖房??)が原因ではないかと推測しているようでした。

    ただ「対処方法が電力会社側ではない」という謎の回答でして、さすがにそんなことはないのでは?と疑問に思います。
    高圧側ならそんなに契約しているところも多くないでしょうから原因場所の特定は最低でもできるでしょうし、制限抵抗やSVRなど対処方法もありそうな気もします。
    施設側の問題だとしても一般家庭ならまだしも高圧契約なら電気主任技術者も選定されているでしょうから、少なくとも近隣に影響を与えていることは伝えられるはずかと。
    機材の不具合なら将来的にさらに悪化して本格的な停電を引き起こしてしまう可能性だってあるでしょうし。

    ちなみにこの調査期間の間にパソコン周辺機器やパソコン本体が再起動することはありませんでした。
    機材にもよりますが、場合によっては50%くらい低下しないと動作不具合を起こさないものも多いはずで、再起動しちゃった時にはもっと派手な電圧降下が起きている可能性もあるのでしょう。

    もちろん他の住宅では問題ない(気にしてない)のであれば、コスト面からそこまでやれない、というのは営利企業でもある限り仕方ないことだとは思います。
    法規上も「101V±6V」なわけですし。
    もし何も対応してくれないのであれば、自身でUPS導入も考慮しますし、電圧ロガーも自前で設置してみることも考えたいと思っています。
    ただ少なくとも原因特定くらいはちゃんとやっておいたほうが予防措置になるんじゃないかなぁと個人的に思いつつ、モヤモヤしているところではあります。

    Filed under: Electronics
    2023/03/13 4:00 pm | 瞬間電圧低下に悩まされる はコメントを受け付けていません