• 3012月

    恒例の「今年買って良かったもの」をまとめてみます。
    購入してまだ記事にしてないものもありますけど、とりあえずこれまで紹介してきたもので。

    いちばん活躍してくれているのはやっぱりSolisのエスプレッソマシンです。
    1日に3回くらいはいれていて、自家焙煎もだいたい毎週やってるような感じで生豆で買うようになったのも大きいかな。

    同様に出番が多いのがSynologyのNASで、スマホやパソコン間で写真とかファイルのやりとりがBUFFALO時代に比べると格段に便利になりました。
    もっと上位モデルに買えてroonとかNode.jsといったサーバ的用途も担わせても良いかなと思いつつ、ファンがうるさくなく消費電力も少ないという意味ではこのくらいがちょうど良いのかも。
    HDDはWD RED 16TBが2台入っていてRAID1にしてますけど、容量は十分足りてるのでこれを更新する時にまたNAS本体側も考えれば良いかな。

    SONYのα7IIもリビングに置いてあるNikon D810と使い分けで、サクッとブツ撮りしたい時に活躍してます。
    所有欲よりも利便性とか実際に高頻度で使うものが長期的な満足度が高いかなという視点でモノ選びをするようになった感があります。

    据え置きオーディオ関係はもうあまり大きく弄っていませんが、YAMAHA B-4は故障したKRELL KSA-100の代わりに活躍してくれています。
    リレーが多少不調ですけど、今年は仕事がわりと忙しかったこともあり、あまり細かいことよりもサクッとリラックスして短時間聴ける時を楽しむみたいな感じになりました。
    クレルにしてもB-4にしてもいずれメンテは必要なんですが、なにせ重いのでちょっと躊躇しているところで、別のものにリプレースすることも含めて来年の課題かな。

    ポータブルのほうも空き時間にのんびり楽しむ習慣がつきました。
    FIIO M15やHIFIMAN EF400を導入して、qdcやUnique Melodyのイヤホン、それにCampfire Audio CASCADEなどを気分で選ぶのが楽しいですね。

    据え置きのほうは音源はもっぱらレコードになってしまいました。
    レコード収集にハマってるというのもありますし、デジタル系はポータブルのほうで聴く頻度が高くなったからというのもあるでしょう。
    カートリッジも結構集めて、最近はYAMAHAを使うことが増えています。
    ヘッドアンプをYAMAHA HA-1にしたからというのもあるのかな。

    あとはホームベーカリーを「SD-MDX4」に買い替えたのも意外と満足度高めです。
    来年はぼちぼち冷蔵庫の買い替えも考えなくちゃいけないかなぁ。

    最後に番外編(?)でレコードで良かったものもちょっとだけ。

    枚数としては去年と同じくらいで、さすがに収納が怪しくなってきました。
    最近(といってもCDが出たあと以降)のものが満足度高めになったような感じで、そこもSONYやYAMAHAのカートリッジを使う頻度が増えたことに微妙に関係してそうな気はします。

    来年は収納面で多少頻度を落とさないとなぁと思いつつ、これまで通り世間の評判とはちょっと離れたところで自分にとって良いものをチョイスしていけたらなと思います。

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    2024/12/30 12:00 pm | No Comments
  • 1211月

    t-linkのカメラ付きスマートドアホンキット「Tapo D210」を導入しました。

    最近「近所で工事するので…」とか「屋根の釘が抜けてますよ」といった下見っぽい人がそこそこウロウロしているので防犯も兼ねてカメラ付きのものを物色していて新製品のこちらを見つけました。
    荷物受け取りで置き配もイヤだけど、ずっと待機状態というのも困るから、というのもありますけどね。

    元々は門柱にPanasonic(実際はNational)の会話できるやつが付いてますが、どこかで配線or室内側ユニットなりが壊れているらしく引っ越してきた当初からちゃんと動きませんでした。
    それでREVEXのリモートチャイムを導入したのが8年半くらい前で、これも十分便利ではありましたが通話はできず屋内側はわりと早く電池が切れる(5V ACアダプタを用意すればそれでも対応可)ので、上記の防犯も兼ねてそろそろ置き換え時期かなと。

    上位モデルの「Tapo D230S1」ともそこまで価格差がないので迷いましたが、若干のカメラ解像度は違うものの基本的な機能は同じです。
    D230S1は有線LAN対応のハブとカメラがSub-1Gの868MHzでつながり、ハブからルータ経由でスマホ等にWi-Fiでつながる形ですので、カメラとスマートチャイム双方がWi-Fi接続するD210のほうがシンプルで良いかなと。

    スマートチャイムは写真だと電源が何を使うのか不明だったのですが、直接ACに挿すACアダプタ的な形状で写真で見るよりちょっと大きめです。
    あくまでチャイムでこれとカメラで通話はできないので、そこはサクッと応対ができないのはもったいないかも。

    壁への取り付けはリモートチャイムと大差はなく、ネジ2本あるいは両面テープで固定する形です。
    ネジがちょっと長すぎるようにも思えましたが、取り付けベースごと持っていかれると盗難アラームも鳴らないのでしっかり固定しろということでしょう。

    設営自体はそこまでややこしくはなく、スマホアプリの指示に従ってステップを踏んでいけば大きな問題はありません。
    TP-Link IDを取得してアクティベートする必要がありますが、そのメールが迷惑メールに振り分けられていたことと、Wi-Fiは2.4GHz帯のWPA/WPA2しか接続できないのが注意点なくらいでしょうか。
    WPA2についてはその後、ちょっと苦労するんですけどね。

    ファームウェア更新もスマホアプリ経由でやってきて1.0.12にしておきました。
    動き検知は人物検知のみみたいな記載もありますが、ちゃんと動体検知、車やペット検知も選べます。
    他のtp-link製品も含めて同じアプリで一元管理できるのも良いですね。
    ただ、録画された動画のダウンロードに失敗することが多かったり、電波強度が弱いと録画された動画の閲覧にちょっと待たされる(そもそも今のカメラ表示を経由しないと録画閲覧に行けない導線なのも)のはやや難点ではあります。

    2.4GHz帯なのでそこそこ平気かなと思ったのですが、玄関の外側(当たり前)に設置するのでやはり思ったよりも電波強度が弱めでした。
    大元のWi-FiルータからだとRSSIで-70前後で雨が降ると繋がらなかったりでした。
    そこで以前使っていたルータを引っ張り出してきて、中継器として玄関に設置してみましたがなぜか大元のルータのほうにつながってしまう現象に悩まされました。
    リセットして最初からセットアップすると途中でWi-Fi強度を確認する画面が出てくるのですが、そこではちゃんと中継器を指して十分な強度になってるのに設定を済ますとやっぱり大元に繋がります。

    結果としては中継器側がおそらくWPA3(大元はWPA2にしてある)になっていたようで、別のアクセスポイント名にして明示的にWPA2で中継器のみにつながる形としました。
    これならRSSIは-42くらいでバリバリ入ります。
    そもそもWPA3には対応してほしい気もしますけど、そこはちゃんと仕様にも明記されているので仕方ないですね。

    使い勝手としてはこれまでのリモートチャイムとそんなに違わないというのが正直なところです。
    「ピンポーン」と鳴ったらスマートフォンでわざわざ応答するより早く玄関に行ったほうが…と思ってしまうのもあるでしょう。
    そもそもドアホンが押される前に車の音に反応して動き始めちゃうというクセが抜けないのもあります。
    また人物検知は当たり前ながら住民にも反応するので、郵便物を取りに行くとか、車で出かける時も通知が来てしまいます。
    そこはセキュリティがちゃんと動いてるなという安心感と引き換えで考えるしかないでしょう。

    影が揺れたりして朝方に誤検知したりといったこともごく稀にありますが、頻度としてはかなり少ないです。
    画面中の検知領域を指定できたりもするので、あまりにも多い場合はそれで除外することもできるはずです。(うちでは全領域検知で問題ありません。)

    バッテリーはチャイム下側のUSB-Cで充電できるので、昼前にモバイルバッテリーで補充するようにしています。
    ベースから外すのにはSIMカード取り出しよりちょっと太めのピンを差し込む必要がありますし、盗難アラームをオフにしたりする必要もあるので、このやり方が面倒が少ないかなと。
    最初の頃はWi-Fiが弱かったり試行錯誤もあって1日に数%バッテリーが減って(その際はバッテリーの減りが早い旨の通知もちゃんと来る)いましたが、設置から15日ほどで84%です。
    ちょっと多めの来客や外出でも1日で1%減らないくらいなので、カタログスペックの180日間は多少長めとしても100日くらいは十分動作すると思われます。

    あとは温度変化や雨の降り込みなどでどのくらい耐久性があるかですが、むしろSDカードのほうが先に音を上げるくらいでしょうか。
    セキュリティの観点では他のカメラや温度計、センサーなども追加してみても良いかなと思ってますけど、そっちは電源が別途必要だったりハブが必要だったりするのでひとまずドアホンで様子見してみる予定です。

    Filed under: Electronics
    2024/11/12 3:00 pm | TAPO D210 はコメントを受け付けていません
  • 306月

    ぼちぼち6月終了ですし、恒例の「今年買って良かったもの」の上半期バージョンを書いてみようかと。

    今年前半はカメラも結構テコ入れした時期でした。
    ミラーレスへのシフトを遅ればせながら少しずつ始めていて、使用頻度でいうとα7IIがかなり増えました。
    ただ購入して3ヶ月ほどで修理に出したし、バッテリーはすぐ減るしで信頼性はまだまだ不安が残りますけどね。

    E-M1 Mark IIは2台入手する形になりまして、紗羅と二人で春先は持ち歩きましたがまた出番が減っています。
    決定打になるレンズがまだ定まってないのも原因かな。
    M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PROは使いやすいレンズですけど根本的に単焦点が好きだからかな。

    ヘッドホン、イヤホンの強化もだいぶ目立ちました。
    据え置き系だとHIFIMAN ANANDAとHIFIMAN EF400を入れてHIFIMAN度合いが一気に高まりました。

    ポータブルはFIIO M15を入れたことでイヤホン熱が高まって、qdcを主体に入れた形です。
    他もUnique MelodyやHIFIMAN等、中華ブランドが増殖した感じです。

    イヤホン用ケーブルもEFFECT AUDIOが気に入ったらしく、いろいろと入手しています。
    価格も含めてのオススメは前回も書いたようにVirtuosoかな。
    今後はConX、TermXや3in1のように端子部分が交換できるタイプを選ぶ可能性が増えそうですけど。

    据え置きオーディオは基本的には現状維持ですけど、DDCやクロック、それにMCカートリッジと上流寄りの強化が目立ちました。
    ちょっとバタバタ気味でデジタルをスピーカーで聴く機会は少なめになりつつはありますけど、レコードを楽しんでいます。
    そのレコードの追加が結局はいちばん「買って良かったもの」になるのでしょう。

    パソコン関連はストレージの補強が中心でした。
    HDDは高騰気味になってしまいましたが、その中でもSynologyのNASに入れ替えたのは使い勝手としては非常に良くなって満足度が高いものになりました。

    生活家電では製パン機や電子レンジも入れ替えましたが、なによりいちばん活躍しているのはSolisのエスプレッソマシンでしょう。
    これと生豆を焙煎するというのは趣味というよりも生活の一部として溶け込んだ感があります。

    ベスト3を選ぶとしたら、1位はダントツでエスプレッソマシン、次がSynologyのNAS、3位がレコードということになるかな。
    下半期は据え置きオーディオももうちょっと聴く頻度が上がるような感じにして、ケータイを見直す(新しくするのか、コストを抑えるか)という流れになるのかなぁと推測していますが、思うようにはいかないんですけどね。

    Filed under: Electronics
    2024/06/30 12:00 pm | 今年買って良かったもの2024上半期 はコメントを受け付けていません
  • 056月

    ちょっと前に以前買ったNational時代のホームベーカリー「SD-BT103」を出してきて使っていたのですが、パンケースのテフロン加工が傷んでいてパンが取りづらいこともあり、結果的にはPanasonicのホームベーカリー「SD-MDX4」に買い替えました。

    当然最初はパンケースだけ買い替えようと思ったのですけど、これに適合するのは「ADA12-143」という型番のものらしく、残念ながらもう新品では売ってないみたいです。
    現行のものもほぼ似た形ではあるんですが、完全に互換があるかどうかは不明なんですよね。

    さすがにもう20年くらい前のものですし、買い替えたほうが早いだろうとなりましたが、やはりまずは現物を見てみようということになり近所の家電量販店に。
    Panasonicだけでも3モデルがラインナップされてますが、最廉価モデルは内部も「SD-BT103」と比べてもコストダウンが見受けられたので上位2モデルに候補を絞りました。
    この2機種はほぼ同じ部材のようにも見えました。
    ただマニュアル設定機能がある点を考慮してビストロをチョイスした次第です。
    価格差もあまりないですし、他のシロモノ家電同様に今後は定価販売になりそうな気もするのでこの機会かなと。

    使い勝手はほぼ変わらず、マニュアル機能とか豊富なメニューは操作がちょっと煩雑ではありますが、餅まで作れてほんとに高機能です。
    近所の直売所で米粉を買ったり、全粒粉やクーベルチュールとか材料もいろいろ揃えつつあるので楽しく使っていけたら良いなと思っています。

    Filed under: Electronics
    2024/06/05 12:00 pm | ホームベーカリー、買い替え はコメントを受け付けていません
  • 242月

    ソリスのコーヒーグラインダーがなかなか良好だったので調子に乗ってエスプレッソマシンのBARISTA GRAN GUSTOを入手しました。

    エスプレッソマシンはずいぶん前にsaecoのsuper ideaを使っていて何度か自分で保守して今でもなんとか動く程度には保っていますが、どうしても当時の圧力を確保できなくなって使っていませんでした。
    ちなみに今回のソリスもサエコも15気圧ですし、スペックや機能はほぼ同等くらいかと思われます。

    ただステンレスが大部分を占めている外観からするとだいぶ高級そうに見えますし、キレイに保ちやすいという点ではソリスが魅力的です。
    付属品もとても多く、以下が付属しています。

    ポルタフィルターホルダー
    シングル、ダブルフィルター
    ステンレス製タンパー
    計量スプーン
    シングル、ダブルスパウト
    ステンレス製ミルクジャグ
    クリーニングブラシ

    ミルクジャグやタンパーまで付属していて、それらもほとんどがステンレス製というのはさすがにすごい充実度だと思います。
    タンパーはデロンギのを持っていますけどそれよりずっと重量級ですし。

    肝心のお味ですが、レビューでも良く見かけるように抽出温度がやや低めな点を除けば十分立派なものです。
    エスプレッソそのままではなくスチームミルクやフォームミルクを入れるのであればさほど問題ではないでしょう。
    スチーム機能はランプ点灯を待ってノズルに残ったお湯をトレイなどに排出してスチームがしっかり出るようになってから使えば完璧です。
    そう言いつつもまだ上手くフォームミルクを作れていませんけど、付属のミルクジャグだと作りやすそうな気がします。

    ポルタフィルターホルダーはサエコと比べると簡素な感じはしますが、シングルとダブルのフィルタが付属していたり掃除しやすい構造なのは良いですね。
    全般にお手入れはやりやすい(スチームパイプが外せないそうなので、付いたミルクが若干掃除しにくいかな)と思います。
    コーヒーメーカーもまだ使っていますが、ステンレスフィルタと先細ケトルでのハンドドリップもあるので、出番はグッと減りました。
    時間の余裕具合でコーヒーメーカーとハンドドリップ、そしてエスプレッソマシンを使い分けてコーヒー時間を楽しみたいと思います。

    Filed under: Electronics
    2024/02/24 12:00 pm | SOLIS SK1014 はコメントを受け付けていません
  • 102月

    Solisのコーヒーグラインダー「Scala Plus」ことSK1661を入手してみました。

    これまではデロンギのKG79Jを使っていましたが、どちらかというとエスプレッソ向きでメタルフィルタでいれるにはちょっと細挽きすぎました。
    プジョーの手動ミルもありますけど、それだとなかなか時間的、気分的な余裕がないとできないですからね。
    最初は定番のカリタあたりを考えていましたがソリスのが評判が良さそうなのでこちらをチョイスしました。

    評判の理由のひとつは低速回転だというところのようで、たしかに他の電動ミルは速いものが多いです。
    もちろん遅いといっても手動に比べれば全然速いですし、刃が大きめなので速度のわりには分量的にはさほど遅いということはありません。

    刃は金属製なものの、かなり凝った作りでこだわっているみたいです。
    硬化ステンレス刃を持つダブルギアコーン式挽き刃とのこと。
    挽き方も当然調整可能で、コーヒー豆を入れる部分のねじ込み具合を横の目盛りで見て調整できます。

    おおまかに1〜4が極細挽きでエスプレッソ用、5〜10が水出しコーヒー用の細挽き、11〜15が一般的な中細挽き、16〜21がサイフォンやネルドリップなどを対象とした中挽きから粗挽きなので、メタルフィルタはこれに該当するでしょう。
    まずは17〜18くらいが試してみてますが、コーヒー豆によっても適切な数値は変わってくる感じがして、クレオパトラだと18くらいが良さそうです。
    モカマタリは17だとやや風味が出てこなくて粗すぎる感じになるので、そもそもメタルフィルタよりもペーパーフィルター向きかも。

    横のタイマーで実質的にひく分量も設定できますし、低速回転のおかげで動作音もその分静かめなのも良いですね。
    香りもしっかり出やすいように感じます。
    De’Longhiはうす式でまた違った良さもあるので、こっちはリビングに置いてエスプレッソ用にしようかなぁなんて考えているところですが、エスプレッソはエスプレッソでまた比較してみようと思います。
    もちろん焙煎方法とか他にも要素がいっぱいありますが、まあほどほどにリラックスのためのコーヒータイムになればいちばんですね。

    Filed under: Electronics
    2024/02/10 2:00 pm | Solis Scala Plus はコメントを受け付けていません