229月
先日発表されたFinePix X100ですが、展示機のレポートを見ていると、最初に想像していたより小さそうな印象です。
銀塩のMF時代のコンパクトあたりに近い感じかなぁと、先日も書いたんですが、やっぱりそれではわかりづらいので、発表になっている寸法から推測して、他のカメラと比較してみることにしました。
発表になってる大きさは127 x 75 x 54mmです。
これに一番近そうな印象だったのはPanasonicのGF1かな?ということで、それを比較対象にしてみます。
ちなみにGF1のサイズは119 × 71 × 36.3mm(突起部除く)です。
それぞれの製品写真からサイズを割り出して縮尺を合わせると、こんな感じです。
GF1のほうは突起部を含まないということで、上面のダイヤルなども寸法には入ってない感じみたいで、こんな感じになりました。
GF1の実機を計測したわけでもないですし、X100のほうも変更される可能性などありますので、あくまでも推測で大体の寸法を見てもらえれば、ということで。
重ねてみると、こんな感じになります。
高さはわりと似たような感じですね。
あと、奥行きも追加してみました。
レンズの大きさもパンケーキの25mmにわりと似ています。
鏡胴は25mmのほうが大きいけど、レンズの前玉自体はX100のほうが大きいですけどね。
ご要望があれば、NEXとの比較や厚さの比較などもしてみたいところですが、なんとなくこれで大きさが実感できたなぁという感じです。
これがヒットして、さらに上位のTX-1のようなレンズ交換式タイプなども出てきたら良いなぁ。
ちなみに蛇足ですけど、ファインダーにOVFモードとEVFモードがあるのは、光学ファインダーのパララックスのためというのもあるのではないかと。
LCDでオーバーレイされるファインダー枠は距離によってパララックス補正されるんだと思われますが、それでも1mを切った近接では厳しいでしょうからねぇ。
もしかすると、マクロモードになったら自動的にEVF表示になったりするかも。
まぁ、そもそもレンジファインダーやビューファインダー機自体、マクロ向きではないわけで、割りきっても良かった気もしますけどね。
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229月
リコーがGXR用レンズユニットとして、GR伝統の28mmレンズを出してくるそうで。
「GR LENS A12 28mm F2.5」という名称で、APS-Cセンサーを装備しています。
有効約1230万画素CMOSセンサー使用で、予価は7万円前後だとか。
また、今後のロードマップも多少明確にしたらしく、要望の多い単焦点で素子も大型、小型を半々くらいで展開していくそうです。
方向性としてはやっぱり単焦点だよなぁと思いますが、そうなるとユニットごとに撮像素子を買う形になるわけで、そこが難しいところですよねぇ。
また、拡張ユニットの一つとして、マウントアダプターユニットも検討するそうですが、これを発表しちゃうと、みんな、これに走っちゃいそうな気もしますけどねぇ。
GXR本体だけなら、もうコンデジ並みの価格になってきてますし、収益確保にはユニットをどんどん購入してもらう必要があるでしょうし。
なお、どのマウントを採用するかはまだ決まっていないそうです。
個人的にはKマウントにして、RICOHにも最新のKマウントを出してRIKENONを復活させてところですが、それはさすがに難しいかな。
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229月
まとまっていろんなカメラが発表されていますが、マイクロフォーサーズ陣営からもPanasonicが「DMC-GH2」を10/29に発売するそうで。
DMC-GH1の後継にあたるということで、動画に強い機種な点も変わりないようです。
1080/60iや1080/24pのAVCHD動画記録に対応しています。
また、AFもGH1比で約2倍と高速になってるんだとか。
動画でもAFスピードの速さは効果大ではないかと思われますね。
撮像素子は有効1605万画素のLiveMOSで、マイクロフォーサーズのサイズではかなりの高画素だと思いますが、ノイズ等は低く抑えられているらしいです。
LiveMOSはダイナミックレンジがやや狭く、白飛びしやすい印象があるので、そこも改善されてると良いのですけどね。
あと、3D対応レンズも発表されていて、これにもGH2は最初から対応しています。
なお、G2はファームウェアのアップデートで対応するそうですが、それ以前のG1やGH1、GF1などは今のところ対応予定はないそうです。
個人的には3Dよりも同時発表の14mm F2.5のほうが気になるかな。
オリンパスも旧フォーサーズでレンズ開発しないのなら、マイクロフォーサーズの単焦点をバンバン出してほしいところですけどねぇ。
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219月
先日もDP1xの発売が決まったばかりのFOVEONですが、意外なところからすごい伏兵が登場しました。
FOVEON一眼レフの上位モデル「SIGMA SD1」の開発が発表されました。
なんといっても最大のポイントは全く新しいFOVEONセンサーの搭載でしょう。
有効画素数4608万画素の新開発センサーとのこと。
サイズもこれまでより少し大きくなって、24×16mmの「ちゃんとした」APS-Cサイズになるそうです。(従来は20.7×13.8mm,1406万画素)
ただ、画素サイズはそれでも圧倒的に小さくなるわけで、そうでなくてもノイズに弱かったFOVEONがどう進化するのかも気になるところです。
もしかすると新たなパートナーを得て、製造技術などに革新があった可能性もありますけどね。
また、カメラ側の処理能力も向上が必要なところでしょう。
ここはDual TRUE IIということで、処理エンジン二つで処理するようです。
ちなみに記録メディアはコンパクトフラッシュに戻るようですね。
その他にもファインダー倍率が向上していたり、AF測距点が増えたりと、カメラとしてもかなり洗練されたものになるようです。
あとは発売時期が問題なだけですね。
SD15は2008年の発表で今年やっと発売されましたからねぇ。
とはいえ、個人的にはかなり注目して待ちたいと思います。
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219月
こちらもだいぶ前から噂になっていたペンタックスのデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-5」ですが、10月発売が発表されたようで。
K-7の上位モデルなのかなぁと勝手に思っていたんですが、後継機みたいです。
MZの時はMZ-5が出た後、MZ-7があって、こっちが下位モデル(後継機はMZ-3)だった印象があったので、ちょっぴり意外でした。
そんなことはともかく、今回はAF処理の高速化、HD動画対応あたりがメインかな。
ほかにもRAWをバッファ保持して追加保存可能だったり、自動位置合わせで手持ちでのHDR撮影を可能にしていたり、水準器の進化やダストアラートなど、順当な進化を遂げているようです。
ちなみに撮像素子も新しくなって、画素数増加とともにサムスン製からソニー製に置き換わっているそうです。
サムスンの素子はイマイチ人気がなかったので、うれしい方も多いかもしれませんね。
ただ、ソニーへの一極集中がすごいので、そこはちょっと心配になりますけど。
価格は14万円前後らしいですから、実勢価格がずいぶん下がったK-7とはかなり開きがありますけど、ここはやっぱりK-5のほうが魅力的かなぁと、中古好きな私でもちょっとそう思います。
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219月
発売になったばかりのニコンのデジタル一眼レフのエントリーモデル「Nikon D3100」が店頭に並んでいたので、ちらっと触ってきました。
外観をちらっと見ただけだとD3000とあまり区別が付かなかったんですが、奥行きが少し厚くなってるのは、なんとなくわかりました。
それで重さは少し軽くなってるからか、ほんの少し安っぽく感じたかも。
見た目でいうと、モードダイヤルの根元にあるレリーズモードセレクタとか、背面のライブビュースイッチあたりのプラスティックな質感もそれを強調しているのかもしれません。
あと、ファインダーもやっぱり狭いんですね。
表示倍率は約0.8倍だそうで、私が使っているD300(と比べたらかわいそうなんでしょうけど)が約0.94倍ですが、それ以上の差を感じました。
スーパーインポーズ表示が新しくなったそうなので、それが影響しているのかな?
ファインダー像までの距離が、なんとなく遠い印象もあるんですよねぇ。
D3000との比較はできなかったので、以前からそんなものだった可能性もありますけどね。
しかし、D3000と違い、こちらにはライブビューがあり、これをメインで使う方も多いかもしれません。
実際、AF動作は相当速く、それこそD300のライブビューとは比べ物になりません。
液晶の解像度もなかなかなので、ピントの見えもかなり良かったです。
ただ、ミラーレスではないわけで、タイムラグはやっぱり結構あります。
シャッターボタンを押しても単純にブラックアウトするだけなので、シャッターが切れるタイミングがわかりづらいんですよね。
ここで動作状況のアニメーションなどが液晶に表示されたら、タイミングが掴みやすいのではないかなぁ。
実際、シャッターを切ってから切れるまでに、カメラが動いてしまい、ピントがズレてしまうケースもありました。
もう一つの主要機能である動画は試しませんでしたし、画質も店頭では評価できませんが、機能面の不足がないだけに、それ以上のモノとしての価値を求めてしまうと、ちょっとがっかりする部分があるかもしれません。
実用上は非常に良くできたエントリーモデルに仕上がってると思いますので、がっちり使い倒そうというユーザーさんにはオススメできる機種だと思います。
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