256月
BUFFLOのカードリーダーがなぜか突然読めなくなったので、急遽新調することにしました。
結構迷いましたが、最終的に選んだのはLexarのLRW500URBです。
そんなに爆速である必要はないですが、一応以下が必須条件でした。
・コンパクトフラッシュが読める(SDカードは当然として)
・USBケーブルが直生えでなく交換可能
Nikon D810がまだコンパクトフラッシュ装備なのとSDカードのみなら予備のものがありますから、それより高速なもののほうが良いかなと。
USBケーブルが外せるのは必須とまでは言えないものの、取り回しを考えると短い直生えは厳しいんですよね。
あと速度や端子の強度からするとmicroUSB 3.0よりUSB-Cだろうなというのも選択理由のひとつです。
実際、さきほどのBUFFALOもmicroUSB 3.0ケーブルの接触不良だったようで、別のケーブルに交換したら一応は読めるようになりました。
最初はSanDiskを考えましたけどそこそこ良いお値段なので、上記の希望を満たす中ではLexarが安いほうです。
気になる速度は170MB/sのExtreme ProのSDXCで書き込みが107.5MB/s、読み込みが168.5MB/sと、まあまあ性能通りの速度が出ていると言えるでしょう。
コンパクトフラッシュも120MB/sのExtreme Proで書き込みが73.6MB/s、読み込みが111.7MB/sと、こちらもそこそこです。
カードリーダーの製品スペックとしてはSDカードで最大転送速度312MB/s、コンパクトフラッシュで最大転送速度160MB/sだそうです。
上記の計測時にはUSB 3.0のMac Proにつないでいたので、Mac mini M1のUSB 3.1 Gen 2やUSB 4ならもっと速度が出るかも。
コンパクトフラッシュ対応のものは今後減っていくでしょうし、しばらくはこれでしのいでいければと思います。
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0912月
マイクロフォーサーズ用のマクロレンズ「LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.」を追加してみました。
そもそもマクロレンズ好きですし、発売から時間も経って入手しやすいお値段になっていたのもあります。
もうちょっとカメラを気軽に持ち出したいというのもあって、ボディもコンパクトなマイクロフォーサーズの出番を増やしたかったですし。
SONY α7と違ってマイクロフォーサーズのほうは純正レンズも標準ズームと20mm F1.7の2本はありましたが、まだカメラ本体のほうが多いくらいです。
35mm換算で90mmという画角はやや長めかなとも思いましたが、ワーキングディスタンスが短めというのもありますし、手ブレ補正もカメラ側と双方あるので安心して使えます。
Panasonic製ライカ銘のレンズはフォーサーズですでに2本持っていますので、なんとなく雰囲気は分かっていたとおりです。
現代的な描写をしつつもどことなく柔らかさを兼ね備えているのが魅力でしょうか。
インナーフォーカスですが、AFスピードはお世辞にも速いとはいえないので、高速化を図るならば像面位相差のボディが良いのかも。
それでもやっぱり撮影中のワクワク感というのは新たに入手したレンズならではのものがあります。
個人的にはまだまだ光学ファインダーが好きですけど、出来上がりイメージを意識する上ではEVFもメリットのほうが多いくらいです。
絞りはF3.5くらいがいちばん美味しいところかなという印象で、絞り過ぎるとかえって解像度も落ちるようなところがあります。
もちろん被写界深度の問題もあるので、あまりこだわりすぎずに気に入ったように撮るのがいちばんですけどね。
紅葉シーズンが去るとまた撮影意欲は急速に低下してしまっていますが、レンズは長く愛用できますし、地道に楽しんで使っていけたらと思っています。
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1211月
ずっと冬眠状態にしていたSONYのミラーレス「α7」を活用しようということで、マウントアダプタ「LA-EA4」をようやく導入しました。
ミノルタ時代から続く一眼レフのAマウントレンズを使うためのもので、AFもしっかり使えるのがミソです。
同種のマウントアダプタはこれまでいろんな種類が出ていて、APS-C時代のLA-EA1、LA-EA2から最新のLA-EA5までありますが、古いミノルタのモーター非内蔵のものをフルサイズで使うにはトランスルーセントミラーのLA-EA4が唯一の選択肢となります。
そもそもα7純正のEマウントレンズの手持ちが一本もない状態でしたので、AF動作させるのすら初めてということになります。
ミノルタのレンズは幸いたくさん持っていますので、ひとまず50mm F2.8 MACRO、50mm F1.4、28mm F2.8あたりを掘り出しておきました。
AF用モーターや位相差AFセンサー、トランスルーセントミラーまでマウントアダプタ側に頼りっきりですので、下部の飛び出しが嫌われるようですが、実際に使ってみるとグリップのような感じで扱えて意外と使いやすいです。
今はα7Cなどもあってコンパクト化が進んでいますけど、初代α7でも私にとっては十分コンパクトに感じるから、というのもあるでしょう。
ファームウェア更新をまずはチェックしましたが、そもそも本体も含めて最近はアップデートされていないようです。
気になるAF動作はマクロ域などでは多少迷うことはあるものの、動体撮影をほとんどしない私には十分です。
ちょうど紅葉シーズンに間に合ったおかげもありますが、しばらく休止気味だった写真撮影意欲も多少は復活したかも。
ミノルタのレンズの描写が元々好きなのもあるかもしれませんね。
バッテリーの保ちはやっぱりちょっと短くなったような印象ですけど、幸いなことにα5000やNEX-5とバッテリーが共用できるので3つあればなんとかなります。
手ブレ補正のある後継モデルも気になるところですが、まずはこれを使い倒して一眼レフからミラーレスへ移行する際にEマウントにするか、はたまたNikon Zにするかを考えていこうかなと思っています。
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1410月
Nikonのフルサイズセンサーのデジタル一眼レフカメラ「D810 」を追加導入しました。
ニコンも最近はZシリーズでミラーレス化が進んでいますし、ミラーのある一眼レフでも最新モデルはD6,D850,D780でして、今回のD810は2014年発売のモデルです。
D600もまだまだ撮影枚数は64000枚ほどでじゅうぶん現役ではあるのですけど、ゴミ問題などありますし、少し新しい世代のものにしてみようかなと。
シャッター耐久回数も上位モデルだけに20万回と高耐久になっているようですし。
クラスとしてみてもD600よりは格上クラス(当時だとD800)で、世代もEXPEED 4搭載と新しい機種です。
カードスロットがCF+SDなので、コンパクトフラッシュがちょっと調達しづらくなっているのが難点ですが、SDカードが大容量でも安くなってるのでシングルでも問題ないでしょう。
一応カードをセットし忘れたときのために32GBのコンパクトフラッシュは挿してありますけど。
ファームウェアはすでに最新になっていたので、特にセットアップすることもなく、すんなりメイン機を移行できました。
なにぶん3635万画素のローパスレスなので手ブレにはシビアですから、ISO AUTOの最低シャッター速度を1/125sとしましたが、それでもピクセル等倍でビシッと解像するのはなかなかの難易度ではあります。
それでも色乗りはだいぶ良い印象で、そこが安くなっているD800と比べてこちらを選んだ理由でもありました。
まだそんなに持ち出せていないので庭でチラッと試し撮りしたり、屋内で物撮りする程度ですが、やっぱり私は光学ファインダー越しの撮影が好きなんだろうなと。
視度調整が-3~+1で、この幅だとやや怪しかった(マイナスのほうでギリギリ)ので、Nikon F3HPで使っていた-2くらいのアイピースと交換しておきました。
アンチフォグアイピースとか、このあたりの互換性が高いのもニコン上位モデルでは便利ですね。
D600は角型でしたから、DK-22で丸窓に変換してますけども。
D600を導入したのが5年前ですから、この先5年後くらいにはさすがにミラーレスへ完全移行しなければならなくなるでしょうけれども、それまではこちらを愛用して写真を撮っていこうと思っています。
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249月
Nikon D600で3年ほど使ってきたSandiskのSDカード「Extreme」がカードリーダ装着時にエラーを返すことが増えてきたので、世代交代させることにしました。
せっかくですので今回はExtreme PROに。
Extreme PROといっても現行モデルはたしかUHS-IIでリードで300MB/sになっていますが、購入したのはUHS-Iでリード170MB/s、ライト90MB/sのものです。
容量もさすがに今さら32GBというのもアレなので64GBにしましたが、こっちはRAWファイル書き出し用で同時JPEGは別スロットに装着したFlashAirに書いていますので、容量的に不安になる部分はありません。
実売価格にずいぶん差がありますから今回も海外リテールですが、ニセモノも多いのがちょっと困るところなので安心できそうなお店で。
ちゃんとRescuePRO Deluxeが付属していて、それもちゃんと使えたのでたぶん大丈夫でしょう。
Amazonでもマーケットプレイスでは店によって危ういことも多いので、くれぐれもご注意ください。
ベンチマークも軽く動かしてみましたが、カードリーダー側もBUFFALOの廉価なものですのでそちらの限界が出ているかもしれません。
リードが90MB/s程度、ライトでも80MB/sは確保できているので普段使いには十分満足です。
ちなみにそれまで使っていたExtremeの結果はこんな感じで、リードはほぼ変わらないくらい出ていますが、ライトは50MB/s程度とやっぱり差がありますから、デジタル一眼での書き出しには体感的にも差が出ています。
ちなみにFlashAirは旧モデルのほうをD600で使っているので、こちらのほうがボトルネックになってるかも。
なおお値段だけで考えればmicroSDXCのほうが安かったりすることもあるのですが、SDカードアダプターによっては大幅に速度低下することもあるらしいので、今回までは通常のSDカードにしておきました。
今後はカメラ側も別のカードに変わっていくのでしょうね。
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159月
SONYからフルサイズセンサー搭載ながらコンパクトなミラーレスデジタルカメラ「α7C 」が発表されました。
VIDEO
発売自体は10/23のようですし、各所で動画なども出ていますから、ここでは個人的に気になったところをピックアップしてみます。
私自身、NEX-5、α5000、α7と保有していますが、どちらかというとミノルタ好きの流れから入った感じですし、マウントアダプタで多少遊ぶ程度で、メイン機はNikon Fマウントです。
α7にいたっては未だにフルサイズ対応のFEレンズを持っていない状態のままですし…。
そんな私にとっていちばん気になったのは標準ズームレンズとして用意された「FE 28-60 F4-5.6 」です。
だいぶ暗めではあるものの、沈胴と合わせてとてもコンパクトに仕上がっています。
いくらボディを小さくしてもフルサイズだとどうしてもレンズが大きく(お高く)なってしまいがちですから、このレンズがあってこそ、α7Cのスタイルが活きるというものでしょう。
ちなみにボディ側はα7 IIIとの比較で体積や重量比で80%前後と、パッと見のイメージほどは小さいわけではないようです。
初代のα7は重量でいえばα7Cよりも軽い(バッテリーとカード込みでα7Cが約509g、α7が約474g)くらいですし。
ただ、α6000とはそう変わらないサイズになってるみたいですから、むしろα7シリーズ自体、じゅうぶんコンパクトだと言えるのでしょう。
その後のモデルで重くなった理由のひとつは本体内手ブレ補正の搭載もあるでしょう。
今回のα7Cもコンパクトにしつつも、ボディ内5軸手ブレ補正を装備していますので、レンズ側の負担軽減につながります。
EVFに関してはさすがに倍率は控えめになっていますけど、有機EL採用で視野率は100%ですし、フレームレートを60fpsと120fpsから選べるなど、立派なものになっています。
ファインダーは光軸と揃っていないと気になるという方も多いようですが、タッチパネル装備の液晶で撮る割合もこういうコンパクトモデルでは増えてくるでしょうし。
気になるお値段はボディ単体で税抜21万円前後、レンズキットで24万円前後だとか。
これまでのレンズを流用したらせっかくのコンパクトさが損なわれますし、レンズ単体での発売は来春予定でメーカー希望小売価格が6万円らしいので、ここはレンズキットがオススメでしょう。
それで従来の標準ズームレンズの中古が安くなってくれるのが私としてはうれしいですが、描写性能がどの程度なのかも気になるところです。
現状出ている作例を見た印象では、やや暗めの陰影感のある描写が得意そうで、少なくとも従来のよりは良さげな気もします。
それ以外だと細かいところではWi-Fiが5GHzと2.4GHzに両対応してきたのが意外と嬉しいポイントかと。
パソコン系はもう5GHz主体になってきていると思うのですが、家電系はまだ2.4GHzのみ対応というのが多いですからね。
じゃあ手持ちのを手放して買い換えるか?と言われると、私の最近のカメラ熱では厳しいものがあるかも。
やっぱりそこはレンズラインナップ次第ですし、いっそのこと、当初のミノルタ好きを踏襲してLA-EA4を導入するのも良いのかなと思いつつ、まだNikon Fマウントで戦える間はそのままなのかなぁと思ってるところです。
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