• 185月

    SONYのNEXをけん制してという意味合いもありそうなタイミングで、
    オリンパスから「E-PL1」のパンケーキキットが9000台限定で
    受注発売されるんだそうで。


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    上のお店の写真では光学ファインダーが写ってないようですが、
    実際には本体とパンケーキレンズ、光学ファインダーのセットです。
    追加された色の「ブルーブラック」がちょっと良いかも。

    お値段は7万円ちょいなわけですが、NEX-3が5万円台という中では
    かなり苦戦しそうな予感です。
    NEX-5とほぼ同じお値段になりますからねぇ。


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    単純に素子が大きければ良いとは思わないんですが、オリンパスの
    パンケーキレンズはあまり評価も高くないですし。
    これがPanasonicのほうのレンズなら、ちょっと違ってくるんですが。

    話はやや逸れますが、最近のパンケーキレンズには銀塩時代とは
    ちょっと違う印象があって、少しだけ違和感があります。
    昔のパンケーキは基本的にテッサーのレンズ構成で、レンズ枚数が
    少ないことで多少の収差は残っても純度重視のようなところが
    あったと思うんですよね。

    その点、最近のものは普通のレンズを無理やり薄い中に詰め込んだような
    感じがしてしまいます。
    光学系以外の駆動系もレンズ本体の中に入っているせいもあって、
    薄いというよりも小じんまりと小さい設計になってますしねぇ。

    フランジバックが短いのだから、後玉をもっと大胆に大きくした
    設計にしてみたら面白いのになぁとも思います。
    あれはフィルムでテレセントリックを意識しなくて済むからこそ
    できたものだったのかもしれませんが。

    ともあれ、単なる価格競争ではない部分で、マイクロフォーサーズの
    特徴を今後は出していってほしいなぁと思います。

    Filed under: DigitalPhoto
    2010/05/18 3:04 pm | E-PL1 パンケーキキット はコメントを受け付けていません
  • 175月

    リコーの高級カメラGXRとGR DIGITAL III用の機能拡張ファームウェアが
    19日に公開予定だそうで。

    リコーの高級機は発売後も定期的にファームウェアアップデートで
    機能強化するのが定番になりましたね。
    それ自体は製品寿命を伸ばす意味でも良いことですよね。
    古くからのユーザーさんとしては、最初からちゃんとしててくれれば…
    という部分もあるんでしょうけど。

    GXRはずっと課題になってるマクロ撮影時のAF速度について、
    さらにあらたな対策が追加されたようです。
    撮影距離に「7-10cm」と「10-30cm」が選択可能になったんだとか。
    いわゆるマクロとスーパーマクロみたいな感じですよね。

    撮像素子が大きくなると、どうしても精度を重視せざるを得ず、
    コントラストAFでは速度の確保が難しいですからね。
    そういう意味でいうと、いちばんきびしいコンディションに
    最初のレンズユニットでチャレンジしたというのが、GXRにとっては
    試練になってしまった面もあるのかもしれません。

    かたや、GR DIGITAL IIIのほうはノイズリダクションの設定に
    さらに強力な「MAX」が追加されたんだとか。
    リコーのノイズリダクションはどちらかというと穏やかな設定の機種が
    多かったですが、最近は大きな素子も増えてきましたし、ノイズを
    嫌う場面が増えたのかも。

    個人的にはNik Dfineなどの後処理で必要に応じてノイズ除去をするので
    普段はあまり気にしないで、空気感重視のほうが好きですけどね。

    ところで、SONYのNEXがあの大きさで出てきましたし、GR DIGITALも
    今後は素子の大きさを大きくする方向に期待が偏りそうです。
    もちろん、より進化していくのは願ってもないことですけれど、
    GRにはGRのオリジナリティを持って、進化していってほしいと
    ユーザーでもないくせに願ってみたりしております。


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    2010/05/17 7:15 pm | GXR、GR DIGITAL IIIの機能拡張 はコメントを受け付けていません
  • 155月

    先日ゲットしたキヤノンのコンパクト「IXY DIGITAL 400」で
    チラッと撮影してきました。

    愛犬ジョブと歩きながらの撮影でしたが、古い機種のわりには動作も軽快で
    今でもなかなか使いやすい感じです。
    液晶が小さいので、ピントの確認がやりにくいのは、さすがに古さを
    感じますけど、昔はどれもそんなものでしたからね。

    別の機種でもそうでしたけど、この当時の機種の方が発色が派手なものが
    多い傾向があります。
    最近の機種は地味な発色が多く、レタッチにはそのほうが良いのだけど
    コンパクトはそのままでも見栄えがするくらいでも良いかなぁ。

    最近のIXYはPowerShotの差別化がちょっと弱かった印象がありますが、
    裏面照射の機種も出たし、今後も面白いモデルの登場を期待したいと
    思います。

    Filed under: DigitalPhoto
    2010/05/15 7:59 pm | IXY DIGITAL 400で撮ってきました はコメントを受け付けていません
  • 135月

    流れの早いデジカメ市場は今のところ、ソニーのミラーレスNEXで
    大騒ぎしていますが、ちょっと前の話題の中心だったペンタックスの
    中判デジタル「PENTAX 645D」の発売がすこし延期されたようで。

    もちろん、NEXと市場がカブるような商品ではないですから、NEXの
    影響などではなく、予約が殺到したことが原因とされています。
    ただ、それだけなら、これだけギリギリになっての延期は不要のような
    気もしますけどね。
    6/11に延期みたいですから、あくまで推測でしかありませんが、
    ファームウェアの見直しでも入ったのかもしれません。

    お値段はかなりのもので、気軽に手が届くような製品ではありませんが、
    こういう憧れを感じる機種が登場するのは素直に良いなぁと思います。

    デジタルのハイエンドユースではNikonとCanonがこれまで二強を誇って
    きたわけですが、マイクロフォーサーズやNEX、GXR、そして
    ペンタックスのこの機種のように、各社、変化球(?)勝負をしてきました。
    これからはそれらのプラットフォームがそれぞれの持ち味を活かして
    新たな土壌で競っていくのでしょうね。

    フィルム時代も35mmのAF一眼レフが過剰なスペック競争に飽きられ、
    レンジファインダーや中判が再注目された時期がありましたが、
    今がまさにそのタイミングなのかも。

    ただ、個人的にはハードウェアとしてのカメラが大好きではあるのですが。
    結局、大切なのは思い出や心に残る写真ですからね。
    その「原点」は忘れないようにしたいなぁとも思う今日この頃なので
    ありました。

    Filed under: DigitalPhoto
    2010/05/13 12:58 am | 2 Comments
  • 125月

    様々な画調変換ができるRed GiantのPhotoshop用プラグイン
    Magic Bullet PhotoLooks」が面白そうだったので、体験版を
    試してみました。

    PhotoshopはCS5を使いましたが、ほかのプラグインと同様、これも
    やっぱり64bitからは使えませんでした。
    ですので、Photoshopを32bitで起動する必要があります。
    また、インストーラーもCS5に対応していないので、CS4にインストール
    されます。
    CS5で使う場合は自分でCS5のプラグインフォルダにコピーする必要が
    ありました。

    使い方はちょっと独特で、右側のアイコンで並んでいるLooksという
    エフェクトのパーツから好みのものをチョイスし、下のエリアに並べ、
    個々にパラメータを設定するイメージです。
    パラメータの操作も数値指定はできますが、マウスの左右ドラッグで
    調整する感じで、スライドバーなどが出ないので、慣れるまでは
    ややわかりにくい部分もあります。
    簡単に使うなら、左側のプリセットだけでもかなり楽しめますけどね。

    ただ、エフェクト自体はかなり多彩で、デジタルの固い写真を
    フィルムっぽく加工したり、変デジ感覚で遊べて楽しいです。
    下の写真はLC-Aの写真に適用した例で、上が適用前、下が適用後です。

    最近のデジカメはアートフィルター搭載の機種も多いですが、
    このソフトがあれば、それ以上のバリエーションも楽しめるかも。
    ティルトシフトもどきの加工などもあるようですし、かなり面白い
    プラグインだと思います。

    Filed under: DigitalPhoto
    2010/05/12 9:08 pm | 2 Comments
  • 115月

    SONYのNEX発表と重なって影が薄くなった感もありますが、キヤノンから
    初の裏面照射CMOS採用のコンパクト「IXY 30S」が発表されたようで。

    DIGICと合わせて「HS SYSTEM」という呼び方をするようですが、まぁ名称は
    どうでも良いですけどね。
    おそらく他社で採用されてる素子と基本的に同じだと思われますが、画素数は
    1000万画素と欲張っていないのは良いかも。

    また、もうひとつの特徴がPowerShot S90でも人気が高かった「明るいレンズ」の
    採用かと。
    広角28mmでF2.0となっていますが、望遠端の105mmではF5.3になります。
    10Sは広角が24mmからですし、セールスポイントとしては良いのでしょうけど、
    実用上はどれだけ効果があるのかなぁ?

    ただ、キヤノンがちょっとクセのある裏面照射CMOSをどう料理したのかは
    ちょっと気になります。
    裏面照射CMOSも第二世代に入ってきましたし、各社の差別化も今後
    広がってくるかもしれませんね。


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    2010/05/11 3:04 pm | 4 Comments