• 015月

    以前から存在は知っていた「テスラクランプ」の出物があったので入手してみました。

    OA機器の電磁波を防ぐ、みたいな謳い文句で出ていた電源タップですが、オーディオ界隈では仮想アースのような存在として有名だったかと。
    オーディオ的には改造母体にして本体から電源を取らないといったテクニックもいろんなところで流れていたように記憶しています。
    うちはACOUSTIC REVIVEのRE-9を導入していますので、基本的にはオーディオに使うつもりはないのですけどね。
    ただ、最大15AまでOKというのもあり、アイソレーショントランスよりも扱いやすいですし、Mac Proで使ってみるのも良いかなぁと。

    まずは動作確認も兼ねて、何も繋がず雑用の電源タップにつないでみました。
    その前に非接続状態でオーディオ機器のシャーシ電位を測っておき、コンセントに挿して緑のランプが点く動作状態にしてみると0.3Vほど相対的に下がりました。

    次にMac Proをテスラクランプのタップ側に3芯の電源ケーブルでつないでみました。
    元々、パソコン周りは庭からのアースを敷設してあるのですが、テスラクランプ自体の電位としてはほぼ変化なしです。
    ただ、なぜかオーディオ機器はさっきよりもさらに3.0Vくらい、シャーシ電位が下がりました。
    オーディオ機器とはHP-A8経由でSoundgenicのUSBがつながっている程度なのですが、それでもやっぱり影響があるのですね。

    では音はどう変わったかなと聴いてみますと、ちょっとおとなしくなっていて音像の歪みは減った気はします。
    雑味が減ったようにも感じられますが、どうも響きがデッドになった印象があって、AMETEKの電源コンディショナーを接続していた時に似ています。
    これは宜しくないパターンだと感じて外してみますと、潤いが蘇りました。
    シャーシ電位は低くて悪いことはないはずですので、この変化の具合なのはノイズフィルタの影響なのでしょうか。
    これではせっかくリアリティエンハンサーを入れた効果を全て相殺してしまいますから、撤去することにしました。
    こういう変化の良し悪しの判断はついつい好みや変化の度合いで判断しがちですけれども、リアリティエンハンサーを導入してからはしっかり目指す方向や変化のベクトルを理解して判断ができるようになった気がします。

    そのままお蔵入りというのもちょっともったいないですし、リビングでCR-D2に使ってみることに。
    シャーシ電位はほぼ変化なしでしたが、こちらも雑味が減っています。
    ただ、こっちは余韻もキレイになっていて細かい描写も丁寧になっているようですし、導入してのデメリットはほぼないようです。
    ほぼ何も対策していないような状態ですし、D級アンプなのも効果があった理由でしょうか。

    RE-9やRGC-24などが導入してあれば逆効果になる可能性のほうが高いですが、アースが敷設できない環境でパソコン周りやノイズが多めの場所であれば、無改造でもそこそこ効果はありそうです。
    むしろ今となっては入手性のほうが難点かもしれませんが、見つかれば価格的にはお安いですし、下手な仮想アースよりは良いかもしれません。

    Filed under: Audio
    2020/05/01 12:00 pm | テスラクランプ はコメントを受け付けていません

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