• 186月

    オーディオユニオン・お茶の水アクセサリー館さんで「第13回オーディオ・アクセサリーリレー試聴会」が以下の日程で開催されるそうで。

    6月23日(土) 12:00~19:45
     12:00~13:45 ステラ
     14:00~15:45 アイレックス(NVS)
     16:00~17:45 KRIPTONJFSounds
     18:00~19:45 ACOUSTIC REVIVE
    6月24日(日) 12:00~18:00
     12:00~13:45 KRYNA
     14:00~15:45 KITHIT
     16:00~17:45 サンシャイン

    オーディオアクセサリーといっても結構多彩ですし、時間もかなり広いので興味がある時間帯に行くのがオススメかもしれませんね。
    ステラはARGENTOのケーブルやCAD辺りでしょうし、NVSはオーディオユニオンさんが良く推していますね。
    KITHITはおそらくスーパーツィーターでしょうから、ここがだいぶ他とは異質かも。

    個人的な推しはご察しの通り、ACOUSTIC REVIVEさんでして、特に今回は電源ケーブルの新製品「POWER SENSUAL-MD」が聴けるはずです。
    出川式MDユニットを搭載した新境地の電源ケーブルで、私も近々レビューさせてもらう予定になっています。
    ただやっぱり実際に体感していただくのがいちばん分かりやすいわけで、お近くの方はぜひ足を運んでみていただきたいなぁと。

    なお、イベント中は当日限定の特価即売会も開催されるそうです。
    メーカーさんのイベント中なら製品の質問もしやすいでしょうし、近くにはディスク・ユニオンもあることですから、そちらを主目的にしても良いのではないかと。
    私もまた行きたいなぁと思いつつ、最近はほとんどの案件がテレビ会議で用が足りてしまうのですよねぇ。
    ましてや土日では仕事と絡めるのは難しいので、私の代わりにどなたか実況レポートしてくださいませ。(他人任せ)

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    2018/06/18 2:30 pm | No Comments
  • 176月

    PCM-D100をREC OUTにつないで残留ノイズを録音しては対策を施すという地味な作業もそろそろ飽きてきた手を尽くしてきたので、自分用のメモも兼ねてまとめておくことにしました。

    まずは最初に気づいた頃から現在までの変化の具合を貼っておきましょう。
    やり始めたきっかけはアース戻ししない状態でAccuphaseのクリーン電源「PS-500」から給電していると聴感上でもダメダメな音がしていたためです。
    そこで無音FLACを作り、これをAKURATE DSで再生しておいて、XLR入力したC-280LからREC OUTでPCM-D100で録音するというのを始めたわけです。
    その時の結果(下のグラフ)に驚いて、以後いろいろと対処せざるを得なくなったわけですけども。

    なお当時は50dB増幅で貼っていましたが、統一するため、改めて当時の録音ファイルから周波数解析しなおしてあります。
    こうやって振り返ることができるのも、この手法の良い点だと思っています。
    そして現在の状況は以下のとおりです。

    (6/17 13:15追記)

    参考までに-20dBの440Hzサイン波(24bit/192kHz)を再生した場合の録音結果は下記の通りで、440Hzが-1.8dBを示しています。
    よって実際のS/Nは18dB程度低いものとして参考程度に捉えておけばよいのではないかと思われます。
    (Audacityのグラフ表示ではちょっと限界も感じられますが…。)


    ここまでに試した対処はおおよそ以下のとおりです。(大体、対処した順に記載してます。)

    クリーン電源からRTP-4 absoluteに変更
    ・RTP-4 absoluteの電源ケーブルを2芯に変更
    ・AKURATE DSから逆接地アダプタでアース戻し
    RGC-24 TripleC-FMをプリに装着
    ・RPC-1をデジタル系タップに装着
    自作仮想アースをアンプ系タップに装着
    iPurifier ACをクリーニングマシン周りのタップに装着し、トイレからアース引込
    ・LANターミネーターでPC系ハブの空きポートを全て埋める
    ・LANアイソレーターをAKURATE DSのLANケーブル両端に使用
    ・LANケーブルのハブ側、AKURATE DS側のシールド部にシリコンテープを巻く
    ・USB2.0セルフパワーハブのACアダプタを秋月電子のものに交換
    ・Soundgenicの電源を定電圧電源に
    ・コードレス電話機を廊下に移動
    ・普段使わない機材のコンセントを抜く(クリーニングマシンetc)
    ・エアコンの電源ケーブルをレコードプレーヤーやRTP-4から離す
    ・プリ-パワー間のXLRケーブルから電源ケーブルを可能な限り離す
    ・レコードプレーヤーの電源をヘッドホンアンプ周りの電源タップに移動
    ・ヘッドホンアンプ周りの電源タップの位置をメイン機材から離す
    ・Wi-Fiルータの物理的位置をAKURATE DSから離す
    ・AKURATE DSのアース戻しをしっかり締める
    ・iPurifier ACまでのアース線のバナナプラグをアコリバに変更してしっかり締める
    ・Mac Proの電源ケーブルをPOWER STANDARDにしてアースを取る
    ・USB-DACのUSBケーブルをACOUSTIC REVIVEに変更

    とにかく色々やってきたわけですが、残留ノイズの観点から効果が高かったものベスト8を挙げてみるとこんな感じかと。

    1位: クリーン電源からRTP-4 absoluteに変更
    2位: RTP-4 absoluteの電源ケーブルを2芯に変更
    3位: LANケーブルのハブ側、AKURATE DS側のシールド部にシリコンテープを巻く
    4位: ヘッドホンアンプ周りの電源タップの位置をメイン機材から離す
    5位: Soundgenicの電源を定電圧電源に
    6位: RPC-1をデジタル系タップに装着
    7位: 自作仮想アースをアンプ系タップに装着
    8位: RGC-24 TripleC-FMをプリに装着

    RTP-4 absoluteへの移行はとても大きなものでしたが、ただポンと導入しただけでは本領発揮とはいきません。
    地道にボトルネックや悪影響を与えている部分を探して改善していく作業が続きました。
    高周波ノイズに関してはAKURATE DSがLANケーブル経由でノイズをもらってくるため、金属シールドがかえってマイナス要因になってしまっていました。
    ここにはチューコーフローのシリコンテープを貼って絶縁するほうが良好な結果が得られました。

    あとはやはり電源の取り回しが大きな要因になっているようです。
    iPurifier ACでアース線を単純に引き込んでも改善するどころか、悪化するケースのほうがむしろ多く、パソコン周りですらNGでした。
    またアース戻しも含め、アース線は抵抗値を可能な限り低くすることが重要なようで、端子クリーニングや良質なバナナプラグの使用などもしっかり数値の変化として現れています。
    電源ケーブルと信号ケーブルを平行して近接させない、というのは基礎中の基礎ではありますが、現実にはなかなかそうもいかないケースがあります。
    また実際に試してみると垂直にしても物理的な距離が近いとかえって悪くなるケースもあり、とりわけフォノ系統はシビアでした。

    それにACアダプタならともかく、ちゃんとした電源を積んだ電気製品で電源がOFFになっていても、使っていないものは抜いておいたほうがノイズは減ります。
    特にモーターを搭載している機器でその傾向は顕著でしたので、クリーニングマシンとカセットデッキは普段抜いておくことにしました。

    仮想アースや電源コンディショナーもしっかり数値の変化として現れました。
    RPC-1をデジタル系に使うのはもっと早めに気づけば良かったなと思ったほどでしたし、「こんなもので?」というような自作の仮想アースですら効果が出ています。

    AKURATE DSで対処していったわけですけども、その効果は当然ながらDP-77やレコードプレーヤーにも出ていて、とりわけフォノでは10dBほどハムが改善するという大きな成果につながりました。
    こちらはRTP-4 absolute導入直後のフォノの残留ノイズです。

    そして現在は下のレベルまでノイズが減少しています。

    これだけ違うのですから、実際の出音も当然ながら大きく変化していてノイズも減っていながら、力強さ、明瞭さ、細部の描き出しが大きく向上しました。
    オーディオアクセサリー導入に際してはご自身の耳で判断することになるわけですが、クリーン電源もそうですが、やはりメーターやランプの表示、記事の内容、そして音の変化の度合いに引きずられる傾向はどうしてもあると私は思っています。
    ノイズが減ると音に勢いがなくなる、といったご意見もお有りでしょうが、音源に入っている雑音と機器で付加されてしまうノイズは性質が異なるものだとも考えています。
    後者はノイズそのものよりも混変調を生み、様々なアーティファクトを起こしてしまいます。
    それを艶と感じたり、広がり、力強さと表現されたりもしますが、それはノイズではなく、音源そのものから引き出されるべきものなのかなと。
    そこは個人の見解ではありますが、少なくとも初期状態のようなノイズまみれの状態が理想的な状態でないのは間違いないでしょう。

    その上で、音質的な変化とノイズ量のそれが必ずしも一致しないことは私も体感しました。
    そこで音質改善のベスト8も挙げてみましょう。

    1位: RTP-4 absoluteの電源ケーブルを2芯に変更
    2位: クリーン電源からRTP-4 absoluteに変更
    3位: RPC-1をデジタル系タップに装着
    4位: RGC-24 TripleC-FMをプリに装着
    5位: Wi-Fiルータの物理的位置をAKURATE DSから離す
    6位: Soundgenicの電源を定電圧電源に
    7位: 自作仮想アースをアンプ系タップに装着
    8位: 普段使わない機材のコンセントを抜く(クリーニングマシンetc)

    音質的な変化はなんと2芯の電源ケーブルが圧倒的でした。
    これは2芯にしたことではなく、電源ケーブル自体が圧倒的なのでして、パワーアンプの変更が特に大きいですね。

    電源ケーブルや壁コンセントを変えても壁の中はそのままなのに…という意見も良く見かけますが、今回の実験で信号ケーブルに与える影響や機材間の電位差、そして機材が出すノイズの取り扱いなどが実際の出音に影響を与えていそうだと感じます。
    電源コンディショナー系のグッズも同様ですが、特にアクティブ系のものは使い方を間違えると逆効果(あるいは音が変わるだけ)となる場合も多く注意が必要そうです。
    もっとシンプルにしっかりつなぐ、ですとか、無駄なコンセントを抜くといったところもちゃんと音質改善につながるわけで、そうしたお金の掛からない対策もちゃんとやらなくてはなぁと痛感した次第です。

    PCM-D100の限界もありますし、そもそもパソコンと同居した部屋では限界があるのも感じましたが、そこを否定してしまうと音楽そのものを楽しむ場や時間が奪われてしまいます。
    その上でPCオーディオ、ネットワークオーディオの難しさも痛感しましたけれど、そちらの利便性も大切にしつつ、レコードやCDに悪影響を及ぼさない環境はそれなりに実現できたのかなと感じています。

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    2018/06/17 12:00 pm | No Comments
  • 156月

    ACOUSTIC REVIVEのアコースティック・コンディショナー「RWL-3」を再び3枚に戻すことにしました。

    当初は2枚でRWL-3を内振りにして定位の向上を図りつつ、部屋の定在波を減らそうと始めたのですが、定位はビシッと来るポイントがあるものの、リスニングポジションがややシビアになり過ぎる傾向があり、それならば真ん中にも置いて安定させようと思ったのが始まりです。
    左右のボードの内振りは18.9cmが当初のベストでしたが、真ん中を足したついでにスピーカーを可能な限り前に出し、スピーカー自体の内振りは最小限としました。
    この場合はRWL-3の内振りは31.8cmがベストとなり、定位と音の広がり、そしてシビアさも軽減されつつ安定度も増してきました。

    真ん中のRWL-3は当初からDIATONE DK-5000を2つ使い、15cm強持ち上げてましたが、この感じだと左右も上げたほうが良いのでは?と一旦は適当なウッドブロックなどで持ち上げてみます。

    これでバイワイヤリングを活用し、中高域だけ、低域だけを鳴らし、プリ出力をモノラルにして細かく定位を追い込んでみました。
    Matrix 802 S2は首が振れますから、そこも活用しましたし、WS-1の位置や角度もいろいろ試していきまして、結果としては低域の定在波がスピーカー周辺に結構ありそうでしたので、WS-1を左右のスピーカーの横に置く形としました。
    さらに持ち上げる素材を調達しまして、最終的には左右、真ん中を全て15cm強上げて一応完成です。

    これでRWL-3天面の床からの高さは約134cmとなっていますから、Matrix 802 S2の高さ(104cm)からすると30cmほど上に余裕があることになります。
    理想としてはツィーターがRWL-3の真ん中くらいに来るのが良いらしいので、まだまだ上げても良いことになりますけれども、そうするとウーファーからの影響も出てきますので、とりあえずは現状くらいで良いかなと現状は思っています。
    なお、RWL-3は特注サイズをオーダーすることも可能ですし、見栄えや転倒などをうまく配慮できれば2枚スタックすることもできるでしょう。
    そもそもウッドブロックをもうちょっとどうにかしたい気もしますけど、なかなか良い素材がないんですよねぇ。
    見た目は不安定そうですが、一応両面テープで貼ってあるのと、RWL-3自体が軽量(2.6kg)なので転倒は予防してあるつもりです。

    なにぶん部屋が狭いのにディスプレイラックを持ち込んだりしたので、やや窮屈さは否めませんが、狭いからこそRWL-3やWS-1が必需品となっています。
    また狭いからと言ってもやはりスピーカーの周囲は可能な限り物理的な空間を設けることの重要性も再認識しました。
    スピーカーの間隔や内振りを多少減らしてもRWL-3を内振りすれば、音の窮屈さが緩和できるのが分かりましたし、当面この配置で確定させて音楽を楽しもうと思っています。

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    2018/06/15 12:00 pm | No Comments
  • 096月

    ACOUSTIC REVIVEさんの訪問でうちのシステムの弱点もいろいろ分かり、機材ばかり入れ替えるのではなく手持ちの素材で自分が目指す方向へ熱意をもって取り組むのが今の課題だと気づいていろいろやってきました。
    具体的にはSoundgenicの定電圧電源化、AKURATE DSへのRMF-1投入、そして自作の仮想アース設置といった具合です。

    他にもUSB3.0ハブがBluetoothの動作を妨げることからUSB2.0のセルフパワーハブを復活させたのですが、このACアダプタがヒドいノイズで、こちらもUSB-DDC用に以前買った秋月電子のACアダプタに交換してかなり改善されました。
    聴いてみての追い込みもやっていますが、残留ノイズ計測という客観的な指標もできたおかげもあり、迷いなく追い込めるようになったのも改善が進んだ理由のひとつになっています。

    そして最も効果が出そうな改善点として訪問時にもアドバイスをいただいたのが単線のスピーカーケーブルへの変更でした。
    以前のシステムでは同社の切り売りスピーカーケーブル「SPC-REFERENCE-TripleC」を使っていたんですが、当時はデスクトップオーディオみたいな使い方で長さが短いと思いこんでいて眠っていました。
    実際には1.5mほどで余裕があるとはいえませんが、しっかり届く長さでしたし、バイワイヤリング用に4本ありましたから、コレを使わない手はありません。

    ただ懸念事項はもうひとつありまして、現在使っているパワーアンプ「P-550」はスピーカー端子が2系統あってバイワイヤリングに格好の条件なのですが、端子が太すぎてYラグが入らないという課題を抱えています。
    TechDASのSuper BANANAもあるのでバナナに変換する手もありますけど、それだと単線のメリットが薄れてしまう気がして、今回はバナナプラグやYラグは使わないことに。
    B&W Matrix 802 S2のほうもお世辞にも頑丈な端子ではなく、緩んでショートしてもいけませんからね。

    一旦交換してみたものの、正直言うと一度、PADに戻しました。
    というのも変化があまりに大き過ぎて像がシャープになり過ぎたように感じたためです。
    見た目やお値段などの先入観もありましたし、ホントにスピーカーケーブルだけでこんなに変わったのか再チェックするためもありました。
    しかし戻してみると、なんともフワフワと揺らぐ印象があり、響きもぼんやり乗っていて、何より高域が全然伸びていません。

    ここで覚悟を決めまして、やはり単線で仕上げるぞ!と決意し、念のためケーブルや端子を導通向上クリーナーでキレイにし、余計なケーブルは片付けてケーブルインシュレーター「RCI-3H」も適切に配置しました。
    RCI-3Hは今までよりもスピーカーケーブルに割り当てる数を少なくできましたから、より効果が高いであろう電源ケーブルに2つ移動させました。

    これだけでもずいぶん低域の被りは減少し、楽器の位置関係や見通しが良くなりました。
    音像が明瞭でフォーカスが合ったような感覚は単線ケーブルであればこそ、なのでしょう。
    とにかく音像のシャープさが印象的で、スピーカーユニットからの出音を感じさせないものになりました。

    それだけに以前から気になっている部屋の左右不均衡から来る定位の偏りも目立っていましたので、主にWS-1の位置を追い込んでビシッと定まるともう元には戻れない完成度に。
    AKURATE DS、DP-77はコレでだいたいOKで、レコードプレーヤーのほうはラテラルバランスを微妙に調整しなおして、かなり追い込んできている段階です。
    とにかくスゴいのは今までだとソースや音源ごとに良く分からなかったり迷いが出たりしていたのですが、SPC-REFERENCE-TripleCに変更してからは「どう考えてもこっちでしょ!」と言い切れるようになったのには驚かされます。
    逆にこれまではあまりに歪んでいて、長時間聴いているとちょっと大げさに言えば、なにやら三半規管がおかしくなったような感覚があったのですけども、それがすっかり解消されました。
    部屋の影響が大きいのだとばかり思っていましたが、もちろんそれは完全には解消していませんけれども、少なくとも調整の良し悪しを正確に判定できるようになっただけでも効果は絶大です。

    あとはRWL-3の角度やトーンアームのセッティングの追い込みなどをやっていきたいと思いますが、単線スピーカーケーブルの良さを再認識した次第です。
    切り売りだと手の届きやすい価格だと思いますし、さらにお手頃なSPC-AVもありますので、ふんわり方向に行き過ぎて音が定まらないとお悩みの方は試してみる価値はあるかと思います。

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    2018/06/09 12:00 pm | No Comments
  • 086月

    ちょっとケーブルを整理していたら箱の底からずいぶん前に自作した仮想アースが出てきました。

    当時はこんな感じでキレイだったのですが、長年眠ってたので見た目は燃えないゴミといった風合いです。
    ちなみに材料は以下のような感じだったようです。

    ・ハンドルキーパー(900mlのガラス容器)
    ・ガーデニング用竹炭
    ・ステンレスたわし(解いてその隙間に竹炭)
    ・スピーカーケーブル(たわしに結線)

    LINN黒箱のアース対策に悩んでいて作ってみた記憶があります。
    当時は音がちょっと変化したものの、正直あまり効果が良く分からなかったというのが正直なところです。
    ただアースとして電位が低下する点よりもノイズ減少はやや感じられたので、ものは試しで再投入してみました。

    デジタル系にはRPC-1が付いていますので、アンプ系のRTP-4 absoluteに装着です。
    元々は長めのケーブルが出ていましたが、何故かコレをプレーヤーのアース線に切って使っちゃってるので短いまま装着してみました。
    なんともアンバランスな感じですが、何事もやってみないと分からないですからね。

    早速、いつものようにLINN AKURATE DSで無音FLACを再生し、これをXLRで接続したC-280LからREC OUTでPCM-D100に入れて20秒ほど録音し、Audacityで周波数解析しました。
    その日や時間帯によってノイズは変化しますので、抜き挿ししつつ連続して録音してみたものを、あくまでも相対比較でみていただくのがよろしいかと。

    まずは仮想アース無しから。

    そして仮想アースをタップに装着すると…。

    なんとまぁ不思議なことに、ハムも-92dBまで減少していますし、その高調波もだいぶ減っています。
    ただ音がどうなるかも未知数ですから、そちらも同様に抜き挿ししつつ聴き比べてみましたが、仮想アースがあったほうが明らかに位相の回りが少なく、像がビシッと定まります。
    シャーシ電位などは全くと言って良いほど変化がありませんし、似たような仮想アースを自作されていらっしゃる中でもかなり小さめの瓶ですし、竹炭とチープな作りなのですが、予想外の効果を発揮してくれています。

    RPC-1やRGC-24tripleC-FMなどの配置も含めていろいろ試しましたが、結果的には当初の配置がベストだったようです。
    RPC-1はAKURATE DSの隣のコンセントがベストでしたし、RGC-24tripleC-FMはC-280LのLINE-1が最良で、これをLINE OUT(ホットピンは絶縁のアダプタを使います)では位相の乱れが出てしまいました。
    仮想アースもC-280Lのコンセントの隣が最良で、パワーアンプの隣だとこれまた効果が薄れました。

    いずれにしても相互にアースループが生まれたり悪影響が出たりせず、それぞれの役割を果たしてくれるのが便利で良いですね。
    ちょっと見た目がアレですけども、当面これで運用してみたいと思います。
    なおアースにつなぐとはいえ、100Vのコンセント周りでの使用となりますので、実施はくれぐれも自己責任でお願いします。

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    2018/06/08 12:00 pm | No Comments
  • 076月

    ACOUSTIC REVIVEさんでTHETAのDACにマグネットフローティングインシュレーター「RMF-1」を使ってあるのを拝見して、「これは帰ったら試そう!」と思い、速攻で設置することにしました。

    RMF-1は元々、レコードプレーヤーで使っていてその効果の高さはそれはもう素晴らしいものでした。
    ただ、ラックの水平が出ておらず(というよりも床が傾いている…)、RMF-1には高さ調整機構はないこともあり、一旦休止していました。
    理由はそれだけではなく、カートリッジはやはり磁気を扱うものですし、ちょうどその頃に地震があったりしたことも重なって、やむを得ずの判断でした。

    なお磁気のカートリッジへの影響は音や計測で見る限り、全く問題ないようですし、底のfo.Qがしばらく置いているとラックにしっかりくっつくので完全に心配しすぎなのですけどね。
    その後はクリーン電源に使っていましたが、これは処分しましたから、次に考えたのがAKURATE DSというわけです。
    AKURATE DS自体には振動するような要素はないわけですが、ACOUSTIC REVIVEさんがDACに使っていたのですし、クロックは振動の影響を受けやすいだろうという判断です。

    もちろん物理的にラックの高さに収まる点や背面のスイッチにも手が届きやすいといった考慮も踏まえての使用です。
    ちなみにその前はSoundgenicに定電圧電源を設置する際に一時的に奪った天然クオーツインシュレーター「RIQ-5010W」を使っていましたが、やや硬さが目立ったのと、Soundgenicのほうの音が鈍るので元に戻しました。
    ただし、天板のRIQ-5010は残しましたけど。

    さてこのセッティングで鳴らしてみると、楽器の配置がシャキッと明瞭になってくれました。
    AKURATE DSは基本的に電源入れっぱなしで使っていますが、これまでは段々と濁ってしまうところがあったのですが、それがずいぶん解消されました。
    クロックとしては恒温状態になるほうが安定しそうな気もするのですけど、放熱面でも底が空いているほうが有利なのかもしれません。

    そして最も効果が活きたのは「出るべき音はちゃんと前に来るようになった」ところでしょう。
    黒箱の頃ほどではないですけど、初代のAKURATE DSはまだそうした「薄暗さ」みたいなものをやや引きずっているところが感じられましたが、そこが濁らずにクリアになって、快活さと濁りの少なさが両立しつつ高まってくれました。

    ちなみにAKURATE DSは軽いですので、RMF-1は3つ使い(前側2つ、後ろ1つ)で支えています。
    残留ノイズの件もまだ色々試行錯誤していますが、先日の定電圧電源とRMF-1で音傾向としてはかなり目指していた方向へ成長してくれました。
    ポンと入れた段階ではハイレゾ音源ですらDP-77のCD再生に敵わないこともありましたが、今ならCDからリッピングした音源でも優る部分がだいぶ出てきました。
    一方で周辺機器のノイズ対策や他の機材に与える影響を考えると、ネットワークオーディオの難しさも体感したのも事実です。
    音源の資産がメディア主体でお持ちの方であれば、プレーヤーがあるうちは円盤を回しておくのが賢明かもしれませんね。
    もちろん利便性も理解していますから、私はもうちょっと(機材は今のままで)頑張ってみようかなと思っています。

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    2018/06/07 12:00 pm | No Comments