189月
オリンパスからマイクロフォーサーズ機「E-PL5」が10月上旬に発売になるそうで。
有効1605万画素のLive MOSセンサー、「TruePic IVVI」と名付けられた画像処理エンジンはいずれも「E-M5」と同等とのことで、PENシリーズの本流のほうはE-P3のままで放置ですから、実質的にはE-P5みたいな位置づけっぽいですね。
E-M5との違いはいくつかありそうですが、一番大きそうだったのは手ぶれ補正が角度ぶれのみ(E-M5は角度ぶれ、シフトぶれ、回転ぶれに対応)といったところでしょうか。
また、さきほどの撮像素子や画像処理エンジンの変更に加え、タッチパネル液晶と交換可能なグリップを装備してきました。
E-P3とは共通のグリップだそうですが、どうせならXZ-2も同じものにしたら良かったのに…とも思いますけど、さすがにカメラの大きさが違うから無理なんでしょうね。
また、同時に「E-PM2」も発表していて、こちらも10月下旬の発売とのこと。
撮像素子や画像処理エンジンはこっちも同等らしく、タッチパネルもあったりで、どっちかに統一しても良かったのでは?という気がしますが、こういう展開は最近の国内メーカーの定番になってる印象ですねぇ。
E-PL5とE-PM2の違いは液晶が固定なのとアートフィルターの種類が少し少ないくらいのようです。
両機種の発売を記念して、ボディキャップレンズあるいは東芝の無線LAN対応SDカード「FlashAir」のプレゼントキャンペーンも実施されるそうです。
ここはやはりボディキャップレンズのほうが面白そうですね。
このレンズも10月上旬に発売予定で、薄さ9mmという、まさに名前の通り、ボディキャップ代わりに付けておけるレンズです。
焦点距離は15mm F8で、もうちょっと広角でも面白かったかなとは思いますが、実用的な焦点域です。
被写界深度が深めなのでパンフォーカス的な使い方がメインのようですが、マニュアルフォーカスも可能なので、30cmくらいまではOKだそうです。
ライブビューだから、距離目盛りがなくてもピントは合わせやすいのはミラーレスならではですよね。
暗さも多少は気になりますが、PENシリーズはボディー内手ぶれ補正があるから、そこもだいぶカバーできるでしょう。
この辺りでE-M5の手ぶれ補正の効きの良さが効いてきそうな気もしますし。
どれも面白そうな製品群で、マイクロフォーサーズの良さを生かしたところを突いているなぁと思います。
うちは相変わらずE-P1なのですが、ボディはさておき、レンズをちょっと強化したいなぁと思っているところです。
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189月
どしどしとデジカメ新製品が発表されていますが、今度はオリンパスから高級コンデジ「Stylus XZ-2」が発表されました。
XZ-1の後継モデルですが、今回からStylusというブランドネームが付いています。
以前から海外では付いてたようですが、今後はオリンパスのコンデジに統一的に付加されるようですね。
それなら以前同様、μでも良かったのでは?と思ってしまいますが。
今回は上下可動式でタッチパネル付きの液晶モニタになり、あまり評判がよろしくなかった有機ELは止めになったようです。
また、画素数が少し増え、1/1.7型の1200万画素裏面照射型CMOSになったとのこと。
おそらくソニー製と思われますが、この辺りにもソニーとの提携話の影響が出ている?と思ってしまうのはちょっと飛躍し過ぎかな。
見た目ではグリップが付いて、厚さが増しているのが気になります。
重さも346g(XZ-1は275g)と重くなっていますが、持ちにくかったのが改善されたと考えれば良いのかなぁ。
なお、グリップは取り外しての使用も可能みたいなので、XZ-1と同じ感覚で使いたい方はそれでいけば良いかも。
今のところはGRD3ばかり愛用していますが、ちょっと違う感じのRAW撮りできるコンデジも試してみたいとは思っているところです。
その点ではXZ-1あたりは有力候補かもしれません。
この記事的には、本来ならXZ-2を候補にするべきなんでしょうけど、そこは中古狙いなのでご勘弁を。
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179月
キヤノンから35mmフルサイズのデジタル一眼レフ「EOS 6D」が発表されました。
発売は12月上旬と少し先ですが、お値段はどうやら18万円前後くらいで出てくるようですね。
画素数競争が一段落して、ついに素子サイズ競争が始まった感じでしょうか。
こうなってくると素子を製造できるメーカーのメリットが大きくなるでしょうね。
そんな勝手な市場推測は置いておいて、EOS 6Dは型番通り、5Dと7Dの中間みたいな位置づけのようです。
フルサイズのキヤノン機では最小最軽量とのことで、EOS 60Dとあまり変わらない感じみたいですから、これまでの機種より気軽に持ち出せるようになりそうですね。
機能面ではGPSレシーバー、Wi-Fi機能が標準搭載で、メーカー別の嗜好でいえば新しいもの好きの傾向が強い気がするキヤノンユーザーの好みをしっかり捉えている印象です。
逆に視野率約97%のファインダー、11点測距AF、画素数は約2020万画素と、キヤノンらしいヒエラルキーもしっかり設定してあります。
先日発表されたニコンのD600とはかなり異なる方針と感じるのが面白いなぁと感じます。
それにしてもこれだけ廉価なフルサイズ機が投入されてくると、APS-Cの本体やレンズの中古が増えてきそうな予感です。
あと、5D2や7Dの中古は結構よく見かけますから、これらの下落も個人的には気になるところです。
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179月
FUJIFILMから高級コンデジ「XF1」が海外発表されたようで。
フォトキナ2012が開催ということで、現地のタクシーにそれらしいフォルムが載ってる写真などが出回っていましたから、発表ももうすぐだろうなぁと思っていたところです。
国内での発売はまだ未発表のようですが、アメリカでは10月に発売予定とのことで、お値段は499.95ドル前後だそうです。
X10の後継というわけではなく、どうも兄弟機みたいな感じっぽいですね。
X10は28-112mm相当F2-2.8でしたが、XF1は25-100mm相当F1.8-4.9と、少し広角寄りになっています。
広角側は明るくなっていますけど、X10のほうがレンズは優秀そうな予感です。
そして(少なくとも私にとっては)決定的な弱点がRAW記録に対応していない、というところです。
カメラまかせのトーンというのはどうもあまり好みではなくて、それなりの高級コンデジになると、やっぱりRAWで撮りたくなっちゃうんですよねぇ。
もちろん、X10と比べればお値段も違いますし、コンパクトさが売りでもあるのでしょうけれど。
海外の公式サイトを再確認したら、RAWに対応しているとのことです。
とりあえず、これで私の候補から外れることはなさそうです。
ということで、私にとってはX10の値下がりに期待という感じですが、独特のレンズ繰り出しギミックなどには興味があるので、店頭に並んだら触ってみたいところです。
その前に国内発表がないとダメですけどね。
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159月
このところ、非常に活発に新製品を発表しているSONYですが、「NEX-6」も海外発表されたようで。
すでにNEX-5Rが発表になっていますが、こちらはEVF内蔵というモデルです。
名前の通り、NEX-5とNEX-7の中間に位置づけられるようですね。
それならNEX-5といっしょにしたら?とも思うのですけど、そこはNEX-5には軽量モデルという意味合いもあるのでしょう。
相変わらず純正レンズを持っていなくてマウントアダプタ遊びで使う私としてはEVFは結構魅力的かも。
撮影スタイルというのもありますが、EVFで撮ると手ぶれを抑止しやすいというのもありますし。
ただ、古いレンズで遊ぶというニーズなら、現状のNEX-5でもあまり支障がないんですけどね。
また、動画用ではありますが、35mmフルサイズの素子を搭載したモデル「NEX-VG30」も発表されています。
それを考えると、NEX-9といったモデルが登場する可能性もあるのかな?
そうでなくても少ないレンズラインナップをAPS-C専用とフルサイズ用で用意していくのは大変そうですけど、そんな懸念を払拭するくらい、どしどし魅力的なレンズを出して欲しいところです。
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159月
シグマ純正のRAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro」が5.3.2にバージョンアップしています。
私が使ってるのは初代DP1だけですが、一応最新版にしておきました。
うちの環境がMac miniになったこともあるのか、なんとなく動作が軽快になったような気もしますが、気のせいかな。
Merillでの現像に対応してるわけですから、解像度からしても初代DP1ではそれなりに軽快でないと困りものでしょうが。
修正箇所はMac版ですと、大雑把に以下のような感じだそうです。
・OS X Mountain LionのGateKeeperに対応
・画像保存先に存在しないフォルダを選択するとフリーズしてしまうバグを修正
・現像後に表示される画像が黒くなってしまう現象を修正
・グレーバランスツールを使用すると明るさが極端に変わってしまうバグを修正
・倍率色収差補正のスライダーを動かしたときに適用される補正量を修正
基本的にはバグ修正ですが、念のため、最新版にしておくと良いかも。
今のところは初代DP1も含めて現像可能ですが、いつか旧機種は切られる日も来るだろうなぁ。
それまでにMerrillもと思っていますが、まだお値段がねぇ。
DP2も何度か店頭で眺めてはいますが、どちらかというとSDシリーズを狙うのも良いのかなぁと思ってみたり(思うだけ?)しているところです。
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