• 2710月

    シグマ純正のRAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro」が5.4.0にアップデートしていたので、早速更新しておきました。

    今回の修正項目は以下のとおりとのこと。

    ・フリンジ除去機能を搭載
    ・バンディングノイズリダクションを搭載(Merrill系のみ)
    ・カラーモードに「FOV Classic Blue」モードを追加(Merrill系のみ)
    ・モニタープロファイルが正しく適用されなかった問題を修正(Windows)
    ・通信機能による無用なサイトアクセスの問題を修正(Mac)
    ・JPEGファイルの露出調整が正しく機能しない問題を修正(Mac)
    ・撮影情報付サムネイルにホワイトバランス情報を追加(Mac)
    ・撮影情報フィールドにホワイトバランスとカラーモードを追加(Mac)

    もうさすがに初代DP1には関係ない機能向上が増えてきましたが、現像自体はまだちゃんと出来るのはありがたいところです。
    なお、5.3と現像結果を比べてみましたが、ぱっと見たところでは初代DP1では差がほとんどないようです。
    DP2系やSDシリーズも欲しいなぁと思いつつも、なかなか次の一手に踏み出せないでいます。
    せっかくならMerrillをとも思いますが、価格的に現実味があるのはDP2Xあたりかなぁ。

    あと、そろそろAdobeやAppleあたりも正式にFOVEON現像に対応して欲しいところかな。
    これも上の機種追加に踏み出せない理由の一つになっているかも。
    FOVEONの良さをフルに発揮させるにはSIGMA Photo Proがベストなのは分かっているんですけどねぇ。

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    2012/10/27 7:00 pm | SIGMA Photo Pro 5.4.0 はコメントを受け付けていません
  • 2610月

    Panasonicのハイエンドマイクロフォーサーズ機「DMC-GH3」がやっと国内発表になったようで。

    海外での発表を先行するのは銀塩の時代も結構ありましたけど、最近はその後、国内で出るまで時間がかかるのが目立つような印象がありますね。
    生産効率などの目処が立ってからの発表という意味なのか、それとも海外市場重視なんですかねぇ。

    バッテリーグリップが用意されていたり、マグネシウム合金製ボディだったりと高級感はありますが、一般にはやはり「マイクロフォーサーズは素子が小さいしねぇ」と言われちゃうかも。
    レンズをコンパクトにしやすいという点では素子もほどほどの大きさが良いともいえるのですが、それでも(あまりこの呼び方は好きではないのだけど)35mmフルサイズと比べちゃうとやっぱりさすがに小さいかな、という気はしちゃいます。

    ただ、レンズの豊富さというのもマイクロフォーサーズのメリットで、NEXがなかなかレンズラインナップが揃わないというのはやっぱりレンズ設計の難しさという一面もあるのかもしれません。
    単純にSONY一社とOLYMPUS、Panasonicという数の違いもあるかとは思いますけどね。

    いっそのこと、素子を大きくしつつ、レンズは今のものが使えるような仕掛けができないものですかね。
    ニコンがやってるようなクロッピングでも良いですが、拡大光学系みたいアダプタを挟むとか…。
    光路長の問題もありますから、マイクロフォーサーズのレンズではなく、フォーサーズのレンズを対象とするとかいうのもアリかな、なんて思いますが、そんな光学アダプタは画質的に無理なんでしょうね。

    本題のGH3のことはほとんど書かなかったような気もしますけど、実はPanasonicのG,GHシリーズは実際に触ってみると、結構好きなシリーズだったりします。
    お値段的にGH3を今すぐ買いたいとは正直思いませんが、スペックに囚われずに一度撮ってみたいカメラではあります。

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    2012/10/26 12:00 pm | 2 Comments
  • 2410月

    ニコンから新しいミラーレスカメラ「Nikon 1 V2」が11月に発売になるそうで。

    J2のようなマイナーチェンジモデルになるのかと思っていましたが、全然違ってかなり挑戦的なデザインのオールニューモデルになってます。
    そもそもV1の後継ではなく上位モデルという位置づけのようで、V1は今後も併売されるんだとか。

    NEXとCOOLPIXの高倍率ズーム機を合わせたようなデザインはEVFとストロボを内蔵したことによる部分が大きいようです。
    純正のマウントアダプタでFマウントのレンズを付けた場合にどうしても望遠域になることもあり、グリップ性能を上げたかったという一面もあるのかも。
    写真で見た印象とは違い実際には結構小さいようで、モデルさんが持っているのを見る感じではNEXよりもPENTAX Qのサイズ感に近い感じがします。
    重さもバッテリーを入れて337gですから、V1の383gよりもかなり軽くなっていますし。

    また、要望を受けてか、操作性がCOOLPIXだったV1からモードダイヤルなどを追加してだいぶ一眼レフ寄りの位置づけにしたみたいです。
    価格的にもCOOLPIXからのステップアップよりも一眼レフ使いのサブ機としたほうが売れると見たのでしょうね。
    あと、それに関連するのかどうかは不明ですが、V2の商品ページにはキムタクがいませんねぇ。

    性能の部分はEVFやストロボ内蔵が大きい違いと思いますが、それに加えてローパスフィルタレスの撮像素子というのもポイントかと。
    Nikon 1は名前の通り1inchほどのそれほど大きくない素子ですが、ローパスフィルタがないことでのデメリットが出にくいかもしれませんし、良いチョイスではないかな。
    有効1425万画素とのことですが、素子がこれまでどおりAptinaなのかも気になるところです。

    あとはもう価格だけが問題というところでしょうか。
    まだニコンダイレクトでしか扱いが出てないみたいですが、標準ズームレンズキットとはいえ、ほぼ10万円近い価格はちょっと…。
    私などはついつい安くなったV1やJ1/J2のほうに注目してしまうかもしれません。

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    2012/10/24 7:00 pm | 2 Comments
  • 1210月

    ペンタックスのミラーレスカメラ「K-01」の新しいファームウェア1.01が公開されています。

    変更内容は以下のとおりとのことで、安定性向上もさることながら、AF向上が気になるところです。

    ・AF性能を向上しました。
    ・一部のSDHC/SDXCメモリーカードにおいて、記録時の安定性を向上しました。
    ・全般的な動作安定性を向上しました。

    Kマウントのままでミラーを省いたというユニークなモデルですが、AFが遅いという評判を耳にしてるんですよね。
    レンズがミラーレス専用というわけではないので、どうしても限界はあるのでしょうけどね。
    ただ、他社のミラーレスがどんどんAF高速化が進んでますから、地道に改善してくれるのは競争力の確保のためにも良いことかと。

    個人的に気になってるのは実売価格がかなり下がってるというのもあります。
    あの独特なデザインも嫌いではないですし、私の場合はおそらくM42や古いMFのKマウントが中心の使い方になりそうですから、中古価格次第では有力候補になってくれるかも。
    ただし、最大の難点は、私個人のカメラ熱の急速な冷え込みです。
    まぁ逆に新しいカメラを手に入れれば、再び楽しく撮影ができる、という可能性もあるんでしょうけどね。

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    2012/10/12 9:00 am | PENTAX K-01 ファームウェア1.01 はコメントを受け付けていません
  • 0910月

    富士フイルムの高級コンパクト「FUJIFILM XF1」が国内でやっと発表されました。

    X-E1もそうですが、こちらもX10から光学ファインダーを取り除いた感じです。
    マニアは光学ファインダーが欲しいというけれど、マーケット的には結局、コストに見合う人気にはならないのかなぁ。
    ただ、こちらはX-Pro1とは違い、気軽さも必要ですし、コンパクトさも重要なので、光学ファインダーがないことのデメリットよりもメリットのほうが大きいかも。

    私もX10が結構気になっていたんですが、価格的にはXF1もわりと良い感じです。
    唯一ちょっと面白くないなぁと思うのはレンズかな。
    マニュアルでの沈胴はメカニカルな魅力はあるけれど、これでなきゃ撮れないというレンズ自体の光学的な魅力がまだ薄いんですよね。
    これまたマニアの勝手な要望でマーケットとしては狭いのかもしれませんが、21mm相当くらいの超広角な一台を出してくれたら面白いのになぁ、なんて、勝手な希望を持っていたりします。

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    2012/10/09 8:30 pm | FUJIFILM XF1、国内発表 はコメントを受け付けていません
  • 0510月

    ちょっと前になってしまいましたが、オリンパスのミラーレスカメラ「E-M5」の新しいファームウェア、1.5が公開されたようで。

    ただし、これがちょっと複雑で、以前公開されたものの不具合で公開中止になった1.2があった関係で、1.0や1.1の場合は1.3を経て、1.2にしてしまってる場合には1.4を経て1.5にするという手順が必要なんだとか。
    1.2の不具合はアップデートは正常に完了しない、というものだったようですが、それが一旦、2種類のバージョン違いを経る理由にはならないような…。
    もうちょっとスマートな解決方法はなかったんでしょうかねぇ。

    なお、修正内容は以下の通りだそうで、1.2までの修正項目も含まれているそうです。

    ・撮影の待機中の動作音を低減
    ・OMアダプタ装着時、ムービー撮影モードでも焦点距離入力で手振れ補正を利用可能に

    そもそもオリンパスは未だにカメラ本体単独でのファームウェア更新ができなくて、パソコンにUSBでつなぎ、「オリンパスデジタルカメラアップデーター」というソフトを使わないといけないんですよね。
    ソニーとの協力体制ができたら、この辺りも少し見直されるかなぁ。
    ソニーのほうもMacの64bitカーネルに対応してないという問題があるわけですけどね…。

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    2012/10/05 9:00 am | OLYMPUS E-M5 ファームウェア 1.5 はコメントを受け付けていません