• 267月

    台湾のオーディオアクセサリーメーカー「TELOS Audio Design」の国内輸入代理店にトップウイングサイバーサウンドグループが決まったというのは少し前にニュースで流れましたが、アースノイズ低減器「Grounding Noise Reducer」の受注販売が開始したそうで。

    この製品、グラウンディング・ノイズ・レデューサーとかアクティヴ・アースなどいろんな呼び方がされていますが、一般的な分類で言うと仮想アースということになりますね。
    しかしその仕組みは非常に巧みかつ精巧なもので、2つの独立したCPUを装備し、それぞれでアースの基準電位を計算・生成するというものです。
    巷の仮想アースは私が自作したものも含め、仮想的な地面を作ってそれをアースに見立てる形ですから、ホンモノのアースと同等の効果を出すのはなかなか難しいものがあります。
    それでもある程度アース電位を安定させる効果はあると思いますが、複数の機材をつなぐとなるとさらに厄介で、仮想アースの効果よりもアースループが生まれてしまうマイナス要因すら発生しかねません。
    TELOSの製品ページではコレを「大洋に浮かぶ船」と喩えていますが、まさに的を射た表現で、大地と呼ぶにはか弱いものですし、さらに複数の人間が船に乗って動き回れば船もグラグラです。

    仕組みは大掛かりでも使い方はわりとカンタンで、付属のアースケーブルで各機器と本機を繋ぐだけです。
    機器にアース端子があればそこで良いですし、ない場合はRCAやXLR、USB端子に繋ぐ形です。
    付属ケーブルはYラグ-RCA端子が3本、Yラグどうしのものが3本なので、XLRやUSBは別注する必要がありそうですけどね。
    前述のようにCPUは2つ独立していますから、左側と右側のそれぞれ3個のアース端子は完全に分離されていると考えて良いようです。
    これでアナログ機器とデジタル機器のアースを分離することもできますし、アースループを避けることもできるはずです。

    あとはお値段のみが課題でして、予想実売価格は60万円前後とのこと。
    クリーン電源でもアースはどうにもなりませんし、庭に穴を掘って…といっても必ず良質なアースが取れるという保証はありません。
    もちろん機器によってはあまりアースの影響を受けにくいものもありますが、気に入った機材がそうでないケースもあるでしょうし、そのための投資とすれば他に代えがたいケースもあるのではないかと。

    その効果も気になるところでしょうが、すでに噂は耳にしていて仮想アースを発売しているメーカーさんでも驚くほどだとか。
    また、試聴会も以下の日程で予定されているそうですし、お近くの方は冷やかし半分(?)で試聴しに出かけてみるのも良いかもしれません。

    7月22日 椿オーディオ(静岡県浜松市)※終了
    7月23日 すみやサウンドギャラリー(静岡県静岡市)※終了
    8月19日 オタイオーディオ(愛知県北名古屋市)
    8月20日 ノムラ無線(愛知県名古屋市)
    9月02日 オーディオサトー(栃木県宇都宮市)
    9月03日 オーディオ南海水戸店(茨城県水戸市)
    9月30日 のだや郡山店(福島県福島市)
    10月14日 のだや宇都宮店(栃木県宇都宮市)

    Filed under: Audio
    2017/07/26 12:00 pm | TELOS Audio Design Grounding Noise Reducer はコメントを受け付けていません。

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