• 093月

    MarantzのCDプレーヤー「CD-17Da」をゲットしてみました。

    Marantz CD-17Da

    いつものことながら当然、現行モデルではなく、1998年発売という年代物です。
    それでも我が家のSONY CDP-557ESDが1987年ですから、10年以上「最新」になったことになります。

    ゲットしたのには2つほど理由があって、まず一つはフィリップス世代の機種だから、という点です。
    マランツがPHILIPS傘下にあった時の機種で、DACにはDAC7こと、TDA1547を搭載していますし、メカもVAM1201となっています。
    そうしたところもあってか、当時の価格が99000円のわりには中古価格は高めです。

    Marantz CD-17Da

    2点目はこの価格帯にしては珍しくデジタル入力を装備しているというところです。
    ただしこれにはオチがありまして、実は購入した個体にはリモコンが付属しないんですね。
    本来だと「RC-DA17CD」というリモコンが付いていて、これに入力切替が付いてるんですけど、それがないとCD以外の入力に切り替えることができず、デジタル入力は使えないという…。
    学習リモコンもあるので試してみると、リモコンコードはマランツじゃなくフィリップスでした。
    あいにく学習リモコンもリモコンコードで対応できるのは普通のCDプレーヤーの操作までですから、上記の入力切替はリモコンがないことには学習させられません。
    なお、通常操作だけならLINNのMAJIK-ILに付属のリモコンで全て操作可能なので、これはこれで便利です。

    Marantz CD-17Da

    早速、適当なケーブルでつないで聴いてみますと、DAC7にしてはカチッとした音色で、そういう意味ではATOLLに似ている部分があります。
    ただ、高域がもっとサラサラした印象で煩くなく、情報量も緻密に感じます。
    ここでケーブルをLINN BlackからACOUSTIC REVIVEにし、電源ケーブルを製品付属のものからLINN付属のものに交換すると、透明感がさらにグッと上がりました。
    まだ聴き始めたばかりですが、セパレーションと定位が良いですね。
    そのおかげで、楽器の分離が良いですから、ライブアルバムなどの臨場感がとても高い印象です。

    デジタル入力の問題は残りますが、パソコンから入れるとしても48kHzまでですし、CDプレーヤーとして良質だったので、当面はこれで良しとしようかと。
    なお、これで我が家のシステム構成は以下のとおりとなりました。

    [ デスクトップシステム ]
    パソコン: Apple Mac mini
    USB-DDC: JAVS X-DDC(電源:第一電波工業 GSV500)
    USB-DAC: ALO audio The Key
    DAC: ATOLL DAC-100
    CDP: Marantz CD-17Da, SONY CDP-557ESD
    Record Player: MICRO MR-611
    Cartrdge: SUMIKO Pearl,GRACE F-8L etc
    Phono Eq: Creek OBH-18
    Pre Amp: LINN MAJIK-IL
    Power Amp: LINN LK140(低域側), LINN MAJIK-IL(高域側)
    Speaker: DALI Royal Menuet II
    電源タップ: Shelter, WireWorld TUNDRA

    USBターミネーター: ACOUSTIC REVIVE RUT-1
    USBケーブル: ACOUSTIC REVIVE USB-1.0PLS
    デジタルケーブル: CHORD Signature Digital(DDC), Acoustic Revive COX-1.0tripleC-FM(SONY-ATOLL), Space&Time RSC Master Generation 2 Digital(Marantz-ATOLL)
    音声ケーブル: Atlas Equator MKIII(ATOLL), QED Qunex SS(ADP-EQ), QED Reference Audio Evolution(EQ-pre), ACOUSTIC REVIVE LINE-1.0R-tripleC-FM(Marantz-pre), CHORD Chameleon Silver Plus(pre-LK140), CHORD Cobra Plus(LK140-MAJIK), Atlas Element Symmetrical(The Key)
    スピーカーケーブル: QED Signature Revelation(高域側),CHORD Epic Twin(低域側)
    電源ケーブル: ACOUSTIC REVIVE POWER STANDARD-tripleC-FM(Shelter), WIREWORLD aurora3(ORB), WIREWORLD electra3(ATOLL), ACOUSTIC REVIVE POWER STANDARD-tripleC-FM(MAJIK-IL), Accuphase APL-1(LK140),LINN付属(Marantz)

    電源ケーブルはずいぶん変化した印象ですので、また何か考えようかなと。
    あともう一つ近日中に入ってきますが、ひとまずデジタル周りはこれでOKかなと思ってるところです。

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    Filed under: Audio
    2015/03/09 7:00 pm | Marantz CD-17Da はコメントを受け付けていません

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