• 144月

    出張中に一度聴いてみたいと思っていたLINNのスピーカーを試聴してきました。
    聴いたのはトールボーイスピーカーの「MAJIK 140」です。

    ペアで30万円という価格はそれなりのものですが、LINNの中ではわりとリーズナブルな位置づけになります。
    現状からのグレードアップという点ではこの辺りが狙い目ではあるので、ちょうど良いターゲットかなと。
    実際には中古も含めての狙いになるのでしょうけど、まずはLINNのスピーカーをちゃんと聴いたことがなかったので、その方向性を知らないと…ということで視聴させてもらった次第です。

    構成はごくシンプルで音源、アンプとも一体型のMAJIK DSMとの組み合わせでの試聴でした。
    少し聴かせてもらってまず感じたのは中域以上の定位が驚くほど良い点です。
    LINNのスピーカーは「アレイ・テクノロジー」という擬似同軸的な配置が採用されていますが、MAJIK 140も2K ARRAYとなっていて、それがそうした印象をもたらしているのでしょうか。
    もちろん試聴室のルームアコースティックが万全だったから、という面もあるでしょうけど、なかなか耳にすることができないものでした。

    ただ低域寄りの部分に関しては、それなりに箱なりはあるんだなと。
    グレードや現代性に違いこそあれ、そこはCeletionなど、他のイギリス製スピーカーに通じるものも感じました。
    低域が弱いという評判をよく目にしますけど、私の好みだとそこはあんまり気にならなかったですね。
    むしろキレのある音を意識しすぎてバスレフくさい音になりがちな部分が皆無だったのは好印象です。
    実際には密閉型ではなくリアバスレフなんですが、全く気にならなかったのはやはりエンクロージャーに余裕がある上での設計だからでしょう。
    グレードアップを踏まえるとやっぱりブックシェルフではなく、トールボーイかな、という方針もなんとなく定まったような気もします。

    また同時にネットワークプレーヤーの便利さもやっぱり痛感しましたね。
    最初の環境構築は面倒なところもありますけど、トールボーイを据えたシステムならソファから動かずに過ごしたいなぁと。
    逆に言えば、今のシステムはデスクトップオーディオを前提としていますから、部屋の模様替えも含めて考えないと…ということになります。
    細かい変更はアクセサリーに任せて、機材の入れ替えは今回試聴させてもらったMAJIK 140クラス以上を狙っていくべき、というのを再確認できた点でも良い試聴でした。

    あと、試聴以外でもアクセサリー類でいくつか気になるものも見つけました。
    ゲットした電源ケーブルの「APL-1」以外にも同軸デジタルケーブルも探してみたんですが、Chordの「Anthem Tuned Aray」が結構良さそうです。
    てっきり国内では売ってないと思ってたんですが、出ているんですね。
    それなりに高価ですからおいそれとは手が出ませんが、ちょっと気になる一本になりました。

    逆になかなか良い選択肢に巡り会えないのがBFA対応バナナプラグです。
    こちらもCHORD同様、国内では取り扱いがないかと思っていたWireWorldの安めのバナナプラグを見つけたんですが、これはどうやらハンダ付けみたいなんですよね。
    もう一つ上のグレードのだと大丈夫なんですが、こっちはYラグとBFAが交換可能になっていて、そこがネジ式なので余計な接点が増えるような気がして…。
    あんまり細かいことを気にしすぎても仕方ないですし、これは!というものに出会うまでは今のロジウムメッキので行こうかと思います。

    Filed under: Audio
    2014/04/14 12:00 pm | LINN MAJIK 140を聴いてきました はコメントを受け付けていません

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