• 209月

    HiViの9月号にzonotoneのUSBケーブルが付いて、DigiFiのOlasonicのUSB-DACアンプと併せ、かなりの人気になったようですが、予告通り、11月号にも別ブランドのUSBケーブルがついてきます。

    11月号はスウェーデンのブランド、SUPRAのUSBケーブルで、秋に国内販売予定の「SUPRA USB2.0 Cable」をベースにしたものだとか。
    国内ではSAECの取り扱いで、HDMIケーブルあたりが有名なんですが、かなりの高級ブランドなんですよね。

    長さはさすがに短くて約20cmですが、お試しには十分でしょう。
    銀コート無酸素銅の多芯ツイストペア2組で、シールドは発泡系素材にアルミ箔、そして綿介在による空気層となってるんだとか。
    雰囲気的には私が今使ってるTIGLONのスピーカーケーブルに似た構造って印象ですね。
    SUPRAの中でいうとRCAケーブルのラインアップに近い線材という感じです。

    肝心のUSBケーブルによる音の変化ですが、正直、各種ケーブル類の中ではわかりにくいほう、という気がします。
    信号線はUSB Audioの場合はエラー補正が掛かりづらいというのはありますけど、そもそもエラーはほとんど出ないですし、あくまでもデータ伝送ですからねぇ。
    電源のほうもバスパワーで動く機材の場合は重要になってきますが、ACが流れる電源ケーブルとは違い、DCだとキャパシタンスやインダクタンスの影響があまりないですし。
    ただ、最終的には各人の判断でしょうし、そもそもそれを楽しむのが今回の付録の醍醐味ですからね。

    個人的にはRCAケーブルやスピーカーケーブルをおまけに付けて欲しい気がしますが、それだとどうしても2本必要になるのが厳しいのでしょうね。
    その点ではStereoのムック「自作でオーディオアクセサリー」の自作電源ケーブルというのは面白いアイデアかと。
    続編があるなら、次回は自作電源タップでお願いしたいところです。

    11月号は10/17の発売予定ですが、Amazonではすでに予約が始まってるようです。
    それまでは9月号や10月号の付録「DTS & HiVi デモンストレーションBD」あたりを楽しみつつ待ちたいところですが、どちらもAmazon本体では売り切れなんですよねぇ。
    最近の付録付きオーディオ誌は売り切れ続出という感じなので、確実に欲しい方は早めに予約したほうが良いかもしれません。

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    Filed under: Audio
    2012/09/20 12:00 pm | 2 Comments

2 Responses

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  • matsumo Says:

    MacBSさん、こんにちは

    USBケーブルはやはり、最低1mは欲しいですね。オーディオ専用のパソコンを持っているのならばともかく、USB-DACをパソコンのすぐそばに置く人ってそんなに多くないと思います。

    先日、「DigiFi」No.7付録のUSB-DAC付きアンプと、「ステレオ」2011.7月号」付録のスピーカーユニットを1つのケースに入れたものを作りましたが、その置き場所はパソコンから3m程離れた場所のため、秋葉原で5mのUSBケーブルを300円で購入しました。この位、長いと家具等の後ろにも這わせることができるので、使いやすいですね。5mと言うのはUSBケーブルの上限だと思いますが、これで特に音が悪くなったと言う感じはしません。

  • MacBS Says:

    matsumoさん、コメントありがとうございます。

    LXU-OT2には1mのUSBケーブルが付いてくるらしく、その辺がよくわかってる感じですね。
    音質もさることながら、使い勝手も重要ですし。
    ただ、付録の場合は体験版の意味合いもあるので、仕方ない一面もあるかと思います。

    それにしても5mとは大胆ですね。
    私だったら、スピーカーケーブルを長くしちゃうと思います。