• 2612月

    最近のDACチップを使ったD/Aコンバーターを試してみるべく、ES9018 DUAL MONO DACを導入してみました。

    おそらくhtpc.jpで扱っていたv2と思われるもので、USB-DDCは非搭載でデジタルボリュームなどもありませんが、ES9018をモノラルモードで使ってあるということですので、とりあえず最近の潮流を掴むには十分かなと。
    当初はもうちょっといろんな候補を探していたのですが、そこそこの金額でも廉価なほうは中華主体になりますし、ちょっと良いものをとAccuphase DC-37を眺めてみると結局、ES9018なのでまずはコレでお試ししてみようかということになった次第です。

    とにかく分厚いアルミ無垢のケースが印象的ですが、基板がかなりそっくりな機種でオペアンプにLME49990が使われているものがあるらしく、それだとES9018のモノラルモードには負荷が高すぎるらしいので、事前にそこだけオペアンプを調達しておきました。
    ただ実際の機種はそれと同じではないので、IV変換とフィルタ部(バッファかも!?)にはOPA1612のDIP変換したものが、差動合成と思われる部分にはTL072CPが使用されていたので、まずはそのまま使ってみます。
    ちなみにDC-901もフィルタ部にはOPA1612が使用されているそうです。

    まずは動作確認で光でSCD-777ESと、同軸でFOSTEX HP-A8とつないでみました。
    FOSTEXもだいぶ良くなりますが、意外とCDが変化が大きく、より新しい好録音のものが活きてくる印象です。
    また、96kHzハイレゾとCD音源の違いも顕著に差が出てきて、やはり新しいDACチップらしくハイレゾの良さが活きてきたなというのが第一印象でした。

    機能は少なく、入力切替とミュート、フィルタ変更くらいで、フィルタについてはスローロールオフのほうが好みかなということで当面こっちで聴いていきます。
    DP-77単体とDAC経由をCD音源で比較してみますと、DP-77単体のほうも解像度は思ったより高めですが、やや硬くて音像が細く、ギスギスした感じがあります。
    DAC経由は意外としっとり系で楽器の音色が自然な気がしました。

    DP-77ではなくSCD-777ESをトランスポートにすると、そちらのほうがより滑らかな印象でハープの音色がさらに自然になります。
    トランスポートでの違いはそこまで大きいわけではありませんけど、わざわざDACを経由するならDP-77の寿命を延ばす意味でも別の機種をトランスポート代わりにするのが良いでしょう。

    HP-A8のほうはどうも本領発揮とはならず、稀に高域にノイズが乗ったり、ロックが途切れるケースがありました。
    同軸ケーブルを疑ったり、DAC本体を疑ったりしたのですが、DDCをhiFace Two Professionalにするとバッチリ安定してくれました。
    そもそもHP-A8を単なるDDCに使うのはもったいないですし、hiFaceのほうがジッターが少ないのかも。
    なお、DSDを同軸経由で入れてもほぼ無音の176.4kHzとして認識されるようで、DDC側の問題かもしれませんがDoPはうまくいかないようですから、Soundgenicに入れてあったDSD音源は事前にXLDで88.2kHzのPCMに変換しておきました。

    あとはオペアンプ見直しを待つばかりですが、その前にインシュレーターとしてRMF-1を投入してみたところ、グンと透明感が向上しました。
    これならばもうオペアンプ交換しないままでも良いのでは?というくらい変わって、ちょっとビックリです。
    全体としてもESSで勝手に想像していた「冷たくてやや平面的な音」ということはなく、ハイスピードでありつつも楽器の輪郭や細部によどみがないサウンドで、なかなか満足です。

    もうすっかりメイン機材の一部に食い込んでいますが、さらにオペアンプを補充したのでそこの変更は後日まとめてご紹介しようかと思っています。

    Filed under: Audio
    2021/12/26 12:30 pm | No Comments

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