1112月
Panasonicのマイクロフォーサーズ機「DMC-GF2」が東京の家電量販店に並んでいたので、ちらっとだけ触ってきました。
GF1を持っている状態で触ったわけですが、大きさは思ったほど小さいとは感じませんでした。
もちろん、コンパクトにはなっていますが、コンデジの感覚とはやっぱり違いますからね。
それは「大きい」という意味ではなく、ほどよい持ちやすさを備えたカメラという印象です。
特にレンズ交換式でそこそここだわった撮影スタイルを取ることを考えると、なかなか使い勝手の良い大きさだと感じました。
GF1だとちょっと厚さがボテッとしてる感じがありますからね。
もちろん、そのあたりはグリップのデザインなどでも変わってくるのでしょうが、持ち心地もGF2は良い感じでした。
あと、機能面ではタッチスクリーンがやはり便利ですね。
AFレンズではタッチでAFしたりできますし、シャッターを切ることも可能です。
ついつい中央一点AFのままカメラをパンしちゃったりする手抜きな私には、かえってこのほうがピントを外さないくらいなんじゃないかと思ってしまいます。
また、サイズ縮小の影響もあってボタンが少なくなってるということでしたが、上記のタッチスクリーンが有効に機能しているので、それほど気になる感じはありませんでした。
またボタンの質感もGF1よりむしろ向上しているくらいで、着実な改良機といって良いのではないかと。
撮像素子の進化がイマイチだったりという気になるところもありますが、マイクロフォーサーズのレンズラインナップも揃ってきたことですし、GF1ユーザー(といってもまだ日が浅すぎますが)としてもオススメできる印象でした。
あとはお値段がどのあたりで落ち着くのかも気になるところですけどね。
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0812月
カメラ店の店頭にオリンパスのマイクロフォーサーズ機「E-PL1s」が並んでいたので、ちらっとだけ触ってきました。
といってもこの機種、バッテリーの変更と感度設定がISO6400に広がった程度で、E-PL1とほとんど変わらないんですよねぇ。
実際のフィーリングもほぼ同じではありますが、付属レンズが軽量化したのもあってか、どこか「安っぽい」と感じてしまいました。
軽いこと自体は良いことなのですけど、全体的に無難な仕上げで、ボタン類も高級感に乏しいんですよねぇ。
特にボタンは、各機能がしっかり配置されているのは使いやすいのですが、なんとなくペコペコした感じが…。
過去の機種でいうと、C-740 Ultra Zoomあたりの質感かなぁ。
C-760 Ultra Zoomくらいの感じなら満足なんだけどなぁ。
レンズは軽量化に最も貢献しているわけですが、こちらはそれほど質感は悪くないかも。
動画撮影対応もしてるようだし、AFも静粛で速く、これは順当な内容かと感じました。
あとはやはり価格次第でしょうか。
GF2も登場したし、価格競争はこれからかなり激化しそうな予感です。
NEXもずいぶん安く出まわってますし、3万円台くらいになれば魅力も出てくるのかなぁというのが正直な感想です。
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0612月
Life-Xの「写真プリント プレエントリーキャンペーン」でフォトアルバム作成の無料チケットをもらっていたので、それで愛犬ジョブのフォトブックを作ってみました。
納期がしばらくかかるということでしたが、思ったよりも早く、昨日、届きました。
しかし、大きな問題が。
横向きの写真が縦になっていたり、縦の写真が横になってるものが結構な枚数…。
作成画面で間違えたのかなぁと思いましたが、わざわざ間違えた向きに回転させる操作ミスはなさそうですしねぇ。
実際、再度作成処理と確認画面までを再実行してみましたが、ドラッグ&ドロップしたままの状態で、画面上は問題なく回転せずに表示されていました。
フォトブック自体はLife-XからFujifilmMallにデータが転送される仕掛けなので、Exifで回ってるデータがLife-Xから転送される場合に不具合があるのかな?
とりあえずこのままでも我慢できないこともないけれど、今後のためにも問い合わせをしてみたところ、「現像所にての作業ミス」ではないかとのお返事が。
「通常は検品をおこなって」いるそうで、そこで検出できる仕組みなんだとか。
すぐに再作成したものを送ってくださるそうで、サポートの丁寧さと迅速さは素晴らしいですが、システム的な不具合のような気もするんですけどねぇ。
アルバム自体も先日のPhotobackと比べると、ちょっとシンプルすぎる印象もあります。
せめてページの裏表に写真が入るようになると、見開きで2枚になって、もう少し見栄えがするかも。
無料で作っておいて注文が多すぎる気もしますが、Life-Xから作成できるのはとても便利ですし、より良いサービスになってほしいなぁと思います。
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0512月
先日、IXY DIGITAL 25ISにCHDKを入れてRAW撮影を試しましたが、今度はもう少し古いモデル「IXY DIGITAL 600」でも試してみました。
前回でCHDKの仕込み方法は確立していたので、わりと楽に環境は整いました。
カメラ内の処理速度の関係か、25ISよりも起動時のCHDK読み込みが遅いですが、カード自体は前回のものより高速で大容量のものを使ったので、撮影自体はそこそこ快適でした。
JPEGとDNGからLightroomで現像したものを比較してみましょう。
まずはJPEG撮って出しから。
微妙にイチョウの葉の黄色に引きずられてか、ホワイトバランスがイマイチでした。
RAW現像すればホワイトバランスは思いのままです。
多少やりすぎの感もありますが、空の色の濁りがだいぶ抑えられました。
全般にパープルフリンジや白飛びが起きやすい傾向があるようですね。
RAWの生データをみると、コンパクトデジカメの元絵はかなりきびしいものなんだなぁと感じます。
その点では先日の25ISのほうが新しいだけに、少しクセが軽減されているのかなぁという印象もありました。
なんでもかんでもRAWで撮れば良いというわけでもありませんが、廉価な旧機種でRAWも使えるというのは結構メリットもあります。
せっかくだから、もっとRAW撮影ができる機種を広げてみても良い気もしますけどねぇ。
現像ソフトのサポートとか、周辺の手間も増えるのでしょうが、裏技でなく使えるコンパクトな機種も出てほしいなぁと思います。
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0412月
先日もソニーのコンデジをジャンクコーナーでゲットしましたが、今回も同じくソニーの「DSC-T5」です。
店頭では電池がなく確認ができませんでしたが、帰宅後電池を入れると液晶表示は問題ありませんし、CCDも問題なしです。
ただ、本体上面の操作系が全然動かないんですよね。
そのままだとシャッターも切れず、モード切り替えもできません。
ということでちらっと分解してみると、なんと、フラットケーブルが外れてました。
衝撃で外れるとは思えない構造なんですけどねぇ。
それを戻したら、無事に動作するようになりました。
しかし、実はまだ問題があったんですね。
実はこの機種、リコール対象になってました。
他モデルでもありましたが、表面塗装が剥がれて指を傷つける恐れがあるというもの。
製造番号を見るとばっちり該当してますし、実際、塗装も剥がれてますねぇ。
ただ、ジャンクあがりだし、リコールに出すほどでもなぁ。
ちょっと迷うところなので、出張から戻ってから考えようかと。
まずは写りを確認してみてから、というのもありますしね。
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0312月
ピンぼけ写真を救済してくれるPhotoshop用プラグイン「Topaz Infocus」を試してみました。
昔から手ぶれの電子補正ソフトは結構ありますが、ピンぼけ補正というのはちょっと珍しいかも。
まぁ1枚の写真からピントや被写界深度を自在に操るというのは理論的にもちょっと無理がありますけどね。
ただ、エッジを活かしたシャープネス処理として考えれば、軽微なボケやブレをほどよくくっきりさせることは可能なのかなぁと。
このTopaz Infocusもそうした微細なぼけをシャープに仕上げるツールとして考えられていると感じました。
また、よく使われるアンシャープマスクと比べるとエッジの不自然さが少ない傾向で、カメラや現像処理のシャープネス処理との競合も少ない印象です。
細かい理屈はともかく、実際の適用例を貼ってみます。
少し前にRICOH GXRで撮った夜景から等倍で切り出したものです。
左が撮って出し、右がInfocusを適用したものです。
フォト蔵で等倍画像を見ていただくと、さらによくわかるかと思いますが、エッジがくっきりとしつつ、ざわざわとした不自然な輪郭はあまり出ていないのが好印象です。
もちろん、効果を強めれば不自然さは高まりますが、調整項目も多いので、そのあたりのさじ加減もお手のものです。
本来なら撮影時点でボケやブレ無しなのがベストですが、ここぞという時に失敗してしまうことも多々あることです。
そうした場面を救ってくれるのは助かりますよね。
30日体験版もありますし、ダウンロード購入だと$29.99とわりと安めなので、まずは試してみるのも良いかと思います。
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