• 249月

    Nikon D600で3年ほど使ってきたSandiskのSDカード「Extreme」がカードリーダ装着時にエラーを返すことが増えてきたので、世代交代させることにしました。
    せっかくですので今回はExtreme PROに。

    Extreme PROといっても現行モデルはたしかUHS-IIでリードで300MB/sになっていますが、購入したのはUHS-Iでリード170MB/s、ライト90MB/sのものです。
    容量もさすがに今さら32GBというのもアレなので64GBにしましたが、こっちはRAWファイル書き出し用で同時JPEGは別スロットに装着したFlashAirに書いていますので、容量的に不安になる部分はありません。

    実売価格にずいぶん差がありますから今回も海外リテールですが、ニセモノも多いのがちょっと困るところなので安心できそうなお店で。
    ちゃんとRescuePRO Deluxeが付属していて、それもちゃんと使えたのでたぶん大丈夫でしょう。
    Amazonでもマーケットプレイスでは店によって危ういことも多いので、くれぐれもご注意ください。

    ベンチマークも軽く動かしてみましたが、カードリーダー側もBUFFALOの廉価なものですのでそちらの限界が出ているかもしれません。
    リードが90MB/s程度、ライトでも80MB/sは確保できているので普段使いには十分満足です。
    ちなみにそれまで使っていたExtremeの結果はこんな感じで、リードはほぼ変わらないくらい出ていますが、ライトは50MB/s程度とやっぱり差がありますから、デジタル一眼での書き出しには体感的にも差が出ています。

    ちなみにFlashAirは旧モデルのほうをD600で使っているので、こちらのほうがボトルネックになってるかも。

    なおお値段だけで考えればmicroSDXCのほうが安かったりすることもあるのですが、SDカードアダプターによっては大幅に速度低下することもあるらしいので、今回までは通常のSDカードにしておきました。
    今後はカメラ側も別のカードに変わっていくのでしょうね。

    Filed under: DigitalPhoto
    2020/09/24 12:30 pm | SanDisk Extreme PROを追加 はコメントを受け付けていません
  • 159月

    SONYからフルサイズセンサー搭載ながらコンパクトなミラーレスデジタルカメラ「α7C」が発表されました。

    発売自体は10/23のようですし、各所で動画なども出ていますから、ここでは個人的に気になったところをピックアップしてみます。
    私自身、NEX-5、α5000、α7と保有していますが、どちらかというとミノルタ好きの流れから入った感じですし、マウントアダプタで多少遊ぶ程度で、メイン機はNikon Fマウントです。
    α7にいたっては未だにフルサイズ対応のFEレンズを持っていない状態のままですし…。

    そんな私にとっていちばん気になったのは標準ズームレンズとして用意された「FE 28-60 F4-5.6」です。
    だいぶ暗めではあるものの、沈胴と合わせてとてもコンパクトに仕上がっています。
    いくらボディを小さくしてもフルサイズだとどうしてもレンズが大きく(お高く)なってしまいがちですから、このレンズがあってこそ、α7Cのスタイルが活きるというものでしょう。

    ちなみにボディ側はα7 IIIとの比較で体積や重量比で80%前後と、パッと見のイメージほどは小さいわけではないようです。
    初代のα7は重量でいえばα7Cよりも軽い(バッテリーとカード込みでα7Cが約509g、α7が約474g)くらいですし。
    ただ、α6000とはそう変わらないサイズになってるみたいですから、むしろα7シリーズ自体、じゅうぶんコンパクトだと言えるのでしょう。

    その後のモデルで重くなった理由のひとつは本体内手ブレ補正の搭載もあるでしょう。
    今回のα7Cもコンパクトにしつつも、ボディ内5軸手ブレ補正を装備していますので、レンズ側の負担軽減につながります。

    EVFに関してはさすがに倍率は控えめになっていますけど、有機EL採用で視野率は100%ですし、フレームレートを60fpsと120fpsから選べるなど、立派なものになっています。
    ファインダーは光軸と揃っていないと気になるという方も多いようですが、タッチパネル装備の液晶で撮る割合もこういうコンパクトモデルでは増えてくるでしょうし。

    気になるお値段はボディ単体で税抜21万円前後、レンズキットで24万円前後だとか。
    これまでのレンズを流用したらせっかくのコンパクトさが損なわれますし、レンズ単体での発売は来春予定でメーカー希望小売価格が6万円らしいので、ここはレンズキットがオススメでしょう。
    それで従来の標準ズームレンズの中古が安くなってくれるのが私としてはうれしいですが、描写性能がどの程度なのかも気になるところです。
    現状出ている作例を見た印象では、やや暗めの陰影感のある描写が得意そうで、少なくとも従来のよりは良さげな気もします。

    それ以外だと細かいところではWi-Fiが5GHzと2.4GHzに両対応してきたのが意外と嬉しいポイントかと。
    パソコン系はもう5GHz主体になってきていると思うのですが、家電系はまだ2.4GHzのみ対応というのが多いですからね。

    じゃあ手持ちのを手放して買い換えるか?と言われると、私の最近のカメラ熱では厳しいものがあるかも。
    やっぱりそこはレンズラインナップ次第ですし、いっそのこと、当初のミノルタ好きを踏襲してLA-EA4を導入するのも良いのかなと思いつつ、まだNikon Fマウントで戦える間はそのままなのかなぁと思ってるところです。

    Filed under: DigitalPhoto
    2020/09/15 3:30 pm | SONY α7C はコメントを受け付けていません
  • 176月

    Adobe Creative Cloudの2020年6月のアップデートが来ていたので更新しておきました。

    いちばん使うLightroom Classicは9.3に。
    最初に目立ったのはアイコンが「LrC」と書かれたものに変更になっているところでしょうか。
    それ以外では以下のような更新となっているそうです。

    ・パフォーマンスの改善
    速度が向上し、編集がよりスムーズになりました。
    ・UI の改善
    新しい外観と操作感で、同期、トーンカーブ、カラーツールを最大限に活用できます。
    ・中央揃えの切り抜きオーバーレイ
    切り抜き時の新しい 2 x 2 のグリッドオーバーレイにより、画像の中心がガイドされます。
    ・新しい初期設定プリセット
    新しい初期設定プリセットを使用して、様々な初期設定を簡単にプレビューして適用できるようになりました。
    ・部分的な色相補正
    部分補正ツールを使用して画像の特定の領域のカラーの色相を制御します。
    ・ISO アダプティブプリセット
    Lightroom Classic 内で ISO アダプティブプリセットを作成します。
    ・新しいカメラとレンズのサポート
    ・その他の拡張機能

    アイコンの変化ほどにはUIはそこまで大きくは変わってないようですが、Classicも地道に更新してくれるのはありがたいところです。
    「その他」の中にはカタログバックアップの改善やWindows 10でのHEVCサポート、macOSでのAVIサポートなど、昔なら新しいバージョンになってもおかしくなさそうなくらいに改良されています。
    サブスクリプションは毎月確実な収益が確保できるという意味ではメーカー側もメリットも大きいのかも。
    まぁ、私は今年、ストックフォトの特典で無料使用しているので、偉そうなことは言えませんけどね。
    カメラやレンズプロファイルもしっかり拡張されていますが、iPad ProやiPhoneなどが目立つのが印象的です。
    iPadやiPhoneアプリも充実してきていますから、そちらも活用するのが良さそうです。

    なお、Photoshopのほうも21.2となっていて、こちらも以下のような更新がされています。

    ・人物写真の選択の向上と高速化
    ・Adobe Camera Rawの機能強化
    ・Adobe Fontsの自動アクティベーション
    ・回転可能なパターンの追加
    ・マッチフォントの機能強化

    Filed under: DigitalPhoto
    2020/06/17 3:30 pm | Adobe Lightroom Classic 9.3 はコメントを受け付けていません
  • 205月

    NikonのAPS-C用の広角ズームレンズ「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」をゲットしてみました。

    いわゆるDXフォーマットで、我が家ですっかり主流になったD600は35mmフルサイズのFXフォーマットですので出番があるかなぁとも思ったのですが、クロッピングでならD600でも使えますし、それでも18-36mm相当と広角ですから持っているレンズとはほぼ被らないかなと。
    画素数としてはDXだと1000万画素クラスになってしまいますけどね。

    最短撮影距離は0.3mですので、まあまあ寄って撮影することができます。
    光学ファインダー上はFX相当で覗く感じになりますが、広角端ではFXだとかなり盛大にケラれる形です。
    そもそもフードがしっかり映り込むので、フードを外して使えばAPS-Cよりは少し広めに撮れるかもしれませんが。

    動作はインナーフォーカスと超音波モーターでなかなか快適です。
    そもそもうちはほとんどのレンズがレンズ内モーターがない古いAFレンズか、MF時代のNikkorですから、この快適で静粛な動作は新鮮です。
    これでフルサイズだったらもっとスゴいでしょうし、「AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR」ならさほど新品の実売価格は買わないのかもですが、中古の実勢はDXがかなり下がっていますからね。

    前玉はフィルタサイズが77mmと広角レンズらしくデッカイですし、フィルタを付けておくべきか悩み中です。
    たぶん77mmのフィルタ自体はありそうな気がしますけど、広角だと厚めのフィルタはケラれることがありますし…。
    そもそももっと撮影をしたいところではあるのですが、そこはまぁぼちぼち撮っていきたいと思います。

    Filed under: DigitalPhoto
    2020/05/20 4:30 pm | Nikon AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED はコメントを受け付けていません
  • 014月

    昨年のAdobe StockのボーナスプログラムでCreative Cloudフォトプランの1年無料をゲットしたのですが、今年も類似のボーナスプログラムが広報されました。

    昨年は1年で300枚以上、Adobe Stockにアップロードした写真が承認されるとクリアだったのですが、今年はアップロードした写真が150回以上ダウンロードされたらクリアという条件です。
    300枚承認されるのもそこそこ大変ではありましたが、ある程度自分の努力でなんとかなりました。
    しかし今回はその写真をダウンロード(実質的に購入)していただく必要があるわけで、これはなかなか難しそう…。

    具体的な枚数は避けますが、これまでにも思ったよりはダウンロードしていただいているのですが、それでも150回は結構ハードル高いかも。
    そもそもそれだけダウンロードされたなら、フォトプランを払えるくらいの収益が出ることにもなるわけで。
    なお、5000回以上になるとCreative Cloud コンプリートプランを1年間無料で使えるんだとか。
    それくらいダウンロードされるほどの素晴らしい作品をアップしてね、ということでもあるのでしょうね。

    なお算出期間は今年の1/1から12/31までで、ビデオは8倍でカウントされるんだそうです。
    また最低でもこの期間中に2枚以上のアップロードをしているアクティブユーザーが対象らしいので、昨年までに上げっぱなしだと対象外となりますから、その点も注意かな。
    一応、私もそれなりに頑張ってみようかとは思いますが、そう気張らずにダウンロードしてもらえたら嬉しいよね、くらいの感覚で臨みたいと思います。

    Filed under: DigitalPhoto
    2020/04/01 2:00 pm | Adobe Creative Cloud ボーナスプログラム2020 はコメントを受け付けていません
  • 212月

    Adobeの画像編集ソフト「Photoshop」が2/19で誕生30周年を迎えたそうで。

    1990年にまずMacで登場したようですが、私が最初に使ったのはたぶんCanonのフラットベッドスキャナ「IX-4025」(だったと思われます)に付属のものだったかと。
    このスキャナが発売されたのが1995年のようですから、当時はバージョンも4.0くらいだったかな?
    当時、フィルムカメラで撮った写真(印画紙)をスキャンしていたものが、かろうじて何枚か残っています。
    下の写真はタイムスタンプも1995年になっていました。

    当時はPC-H98 Model U90を使ってたと思いますが、それでもかなり重かったので大した画像加工はしてなかったように思います。
    本格的に使い始めたのはNikon D70(2004年発売)を買ってRAW現像を始めた頃ですから、PhotoshopでいうとCSになってからですね。
    仕事で画像周りのことをやり始めたのはもうちょっと前の2000年前後で、そこでもコンボリューションフィルタを試すのに使った記憶がありますが、自前の関数がちゃんと動いているかの確認程度でした。

    それでもPhotoshop 4.0(3.0だったかもしれませんが)の頃に体験した感覚というのはなかなか強烈で、レイヤーも含めてすでに今の姿に近いものが実現されていたように思います。
    その頃も画像処理部分はMATLABと親和性が高かったり、今もNode.jsが使ってあったりと中身はいろんなものを組み合わせてあったように記憶していますが、やはりあのUIで形となっていたのは凄かったですし、今でも追従するものが少ないだけのことはあります。

    あの頃は今のようにCreative Cloudで身近に使えるとは思ってもみませんでしたが、なんだかんだで20年以上使ってきたんだなぁと感慨深いものがあります。
    今はどちらかというとLightroomのほうが出番が多いですけど、おそらくこれからも使い続けていくんだろうなと。
    さらに30年後は人間のほうが使えなくなってそうな気もしますが、50周年くらいは見届けないところです。
    仕事ではぼちぼち3次元での画像処理が主体になってきそうな予感ですし、その頃には3Dでデータを扱えるようになってたりするんでしょうか。
    古い写真からのデータ復元とか、まだまだいろんなニーズを吸収して成長していってほしいと思います。

    Filed under: DigitalPhoto
    2020/02/21 2:30 pm | Photoshop 30周年 はコメントを受け付けていません