087月
SONYからいくつか新しいコンデジが発表になりました。
私が一番気になるのは「DSC-WX5」かな。
WX1の後継機にあたるようで、裏面照射CMOSが新世代の1/2.3型1220万画素になっています。
WX1は1/2.4型1020万画素でした。
基本感度もWX1のISO160からISO125になっていますので、低感度時の特性が改善されている可能性もありますね。
もちろん、画素数が増えてるので、良くなってるとばかりも言えないかもしれませんけど。
レンズ自体はWX1と同じみたいで、Carl Zeissは名乗らず、SONY Gレンズです。
広角だと電子補正が入るからCarl Zeissを名乗れないんでしょうかね?
まぁ、ブランドだけ名乗っても実が伴わなければ意味が無いんですけどね。
機能的には動画や3D対応がメインのようですが、個人的にはそこはあまり興味がないかな。
AVCHDで60iに対応してるのは良い気もしますが、相変わらず連続29分制限は残ってますしね。
むしろ、記録メディアとしてSDXC/SDHC/SDカードに対応したのは、うれしい方も多いかも。
もちろん、メモリースティックPROデュオにも対応してますが、xDカード同様、いずれSDに統一されてくるかも。
SONYはiPod対応機器の国内販売も始めましたし、だいぶ路線変更してきているのかもしれませんね。
WX1が安くなってるので、そちらのほうがお得感はある気もしますが、裏面照射CMOSの進化次第ではWX5も魅力的かもしれません。
そのあたりは店頭で確認できたら良いなぁと思っています。
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077月
Photoshop用の銀塩シミュレーションプラグイン「Exposure 3」がなかなか面白そうだったので、試してみることにしました。
似た傾向のプラグインに「Silver Efex Pro」がありますが、あれはモノクロに特化していますが、こちらはカラーとモノクロの両方に対応しています。
多彩なプリセットも用意されてるんですが、インストーラの不具合なのか、なぜかFactory Presetsが表示されません。
そこで、「/Library/Application Support/Alien Skin/Eye Candy 6/」の下のファイルを「/Library/Application Support/Alien Skin/Exposure 3/」にコピーしたら、うまく表示されるようになりました。
おそらくインストーラのバグなんでしょうね。
では実際にエフェクトを試してみます。
細かい調整もできますが、プリセットだけでもかなり多彩ですし、謳い文句どおり、フィルムっぽく仕上がります。
コンデジで撮った写真が引き締まるというメリットもありますね。
実際の適用例を見てもらうと、過剰になりすぎず、結構自然な感じです。
(上が適用後、下が適用前です。)
モノクロの方もかなり効果的ですが、こっちはSiver Efex Proのほうが現像や焼き込みをしてる印象で、操作性が個人的には好みかな。
もちろん、効果の具合だけ見れば、どちらも甲乙つけがたい出来だと思います。
あと、Exposure 3のほうは64bit対応もしているのもメリットかと。
最近はカメラ本体にフィルタ機能が搭載されたものも増えていますが、細かい調整ができる点も含め、こうしたプラグインソフトもオススメかと思います。
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057月
「AKVIS Noise Buster」というPhotoshop用プラグインが64bit対応したという記事を見つけたので、体験版を試してみました。
体験版が用意されていて10日間試用できます。
CS5対応ですが、CS2といった古いバージョン用のプラグインも用意されているのは親切ですね。
体験版ながら試用期間中は機能の制限はないようです。
いつもはNik Dfineを愛用しているのですが、それと比べるとプレビュー表示などが遅いので、パラメータを調整するのがちょっと面倒ですねぇ。
ただ、輝度ノイズと色ノイズの強度くらいしかパラメータがないDfineと比べると、設定項目も多く、アンシャープもいっしょに掛けられるなど、機能は豊富な感じです。
というわけで、実際の効果を比較してみます。
上からオリジナル画像、Dfine、そしてNoise Busterの適用画像です。
Dfineは自動設定のまま、Noise Busterのほうは自動だと効きが弱かったので、輝度ノイズだけパラメータを強めてあります。
比較してみると、やはりDfineのほうが効果は強いですね。
自動のままなので多少効きが強すぎる感はありますが、細部の情報もうまく残しつつノイズ成分を中心につぶしてあると思います。
対して、Noise Busterのほうはちょっと効果が弱い感じです。
シャープネスは高めてあるので鮮鋭度はありますが、情報量の欠落具合はDfineとあまり変わらないかも。
操作性やスピード、効果のどれもDfineのほうがやはり上のような印象ですが、64bit対応を先にはたしたという点はメリットといえるかも。
AKVISには他にもいろんなプラグインがあるようですし、ノイズ除去プラグインも色々増えて競争が激しくなるのは良いことですから、今後も動向をチェックしていきたいと思います。
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017月
先日出たばかりのAdobeの画像編集ソフト「Photoshop CS5」が12.0.1に更新されています。
今回の修正内容は以下の通りだそうです。
・パフォーマンス低下を起こす可能性があった問題を修正
・3D屈折、レイトレーシング、IBLのワークフローを改善
・一部のTIFFファイルで起こるメモリ不足エラーを修正
・コンテンツに応じた塗り機能の不具合を修正
・フォント関連の不具合を修正
・スクロールホイールの問題点を修正
・ユーザーインターフェイスおよびワークスペースの問題点を修正
・ビデオレイヤーを含め、ペイントに関する問題点を修正
・ドロップレットの問題点を修正
それほど目立って気づいたところはありませんが、堅実なアップデートのようですし、適用しておくのが良いでしょうね。
コンテンツに応じた塗りあたりは使い勝手にも影響するかもしれませんし。
ところで、今回の目玉の一つでもある「コンテンツに応じて」は、すでになくてはならない機能になっています。
私の場合、塗りつぶしで使うことはあまりなく、修正ブラシで使うことがほとんです。
塗りつぶす場合も範囲指定はクイック選択ツールを利用して絞り込んでいます。
かなり便利になってるので、仕事でも導入したいのですが、やっぱりお値段が高いですし、複数ライセンスが必要ですからねぇ。
そちらはGIMPを試用してみようかなぁと思っています。
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236月
タムロンのアダプトールはいろんなマウントに多彩に対応できるのが特徴なんですが、MF時代のフォーマットということで、公式にはαマウント対応のアダプタは出ていなかったかと。
しかし、M42(正確にはFUJICA用)のものがあったので、これを経由してα700に装着してみました。
FUJICAは開放測光対応なので、マウント面に絞り連動の小さい爪が出てるんですが、これがあると普通のM42マウントではしっかりねじ込めず、無限遠が出なくなってしまいます。
そこで、アダプトールを分解し、この爪の部品を撤去しちゃいました。
もちろん、必要になれば元に戻すこともできますけどね。
というわけで、手持ちの28mm F2.8を装着して、ちょっとだけ撮ってみましたが、Nikon D300の時と同様、今でもなかなかシャープな描写を見せてくれます。
今でもアダプトールのようなユニバーサルマウントがあると良いんですけどねぇ。
カメラメーカーに期待するのは難しいでしょうが、タムロンさんが現代に復活させることはないかなぁ。
以前もアダプトールは収集したいなぁと思っていましたが、これでさらに欲しくなってきました。
なかなか単焦点ものは出物がありませんが、地道に探してみようかな。
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206月
このところ、α700でMFレンズを使うことが増えたので、以前、Nikon D70で使っていたニコンのマグニファイングアイピース「DK-21M」を装着してみました。
SONYからも出ているようですが、アイスタートAFをオフにしないといけないようです。
その点、この「DK-21M」だとアイスタートAFや液晶照明の自動調整なども純正のアイピースと同等に動作してくれるようです。
気になる見えについては、ファインダーが広くなる分、やっぱりピントの山は見やすくなりますね。
端のケラレなども私の場合は特に気になりません。
視度調整も純正アイピースとあまり大きく違わない気がしますが、ややプラス(遠視)方向にシフトしちゃう傾向があるかも。
まぁ、このあたりは主観も入りますし、メガネ着用だったりすると条件に差が出てくる可能性もありますけどね。
とりあえず、この状態でしばらく使って、ピントの具合を実写で確認してみたいと思います。
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