178月
まだ噂段階ですが、ソニーから新型αに関する発表会が24日に開催されるらしいという情報が流れています。
それっぽい写真が貼ってありましたが、見る感じでは以前モックが展示されたα700の後継機に近い感じですね。
「never-before-seen」という触れ込みらしいですが、ペリクルミラーという予想が多いようです。
たしかにミラーありで動画対応するとすれば、ペリクルミラーが順当ですよね。
銀塩時代のペリクル機といえば、ペリックス、EOS RT、EOS-1N RSと、キヤノンさんが多かったですが、特許はどうなってるのかな?
ちなみにプロ用機ではニコンも半透明固定ミラーを使ったモデルがあります。
写真を詳しく見てみると、左肩にはMENUとDISPボタンがあります。
このボタン、α700だと液晶の左に並んでいたもので、この位置は電源ボタンです。
液晶が大きくなったから、この位置になったのかな?
なお、モックアップでも同様の配置になっていたようです。
個人的にはペリクルミラーの採用は賛成ですね。
動画対応もしやすいですし、像の消失がなく、CCDのゴミ対策の面でも良いでしょう。
問題はα-Aマウントの規格では絞りやAFの動作が動画に完全対応できないかもしれない点かなぁ。
あえてα-Aの規格を拡張しても良いので、そこも強化できたら良いかも。
ただ、そこまでやっちゃうと、NEXとの位置づけがおかしくなりそうな気もしますけどね。
まぁ、ニューモデルが出たとしても、今のα700からすぐに買い換える予定はないのですけど、αユーザーとしてはかなり気になる噂なのであります。
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168月
日頃はジャンクコーナー専門にチェックしていて、なんだかんだで1000万画素オーバーのコンデジはたくさん集まったのですが、小さな素子とカメラ固定のレンズでは遊びの幅がどうしても広がりません。
そこで、以前から狙っているDMC-G1を再検討してみようかと。
本来ならGF1やNEXあたりを狙うのでしょうが、そこはお値段がまだ少し高めですからね。
その点、G1はレンズがない本体のみなら、以前から2万円を切る価格で大量に出回っています。
ただ、肝心のレンズやマウントアダプタが本体価格を超えるようなケースが以前は多かったんですよねぇ。
しかし、ここに来てNEXの影響か、マイクロフォーサーズのマウントアダプタがずいぶん値下がりしてきました。
数千円でいろんなレンズ用のものが出回ってきてるので、これなら結構遊べるかも。
G1はマウント部分の余裕が少ないらしいですが、一眼レフ用のレンズなら、それほど大きな問題にならないんじゃないかな?
このくらいの価格帯なら、コンデジを何台か処分したくらいでもゲットできるかも。
あと、先日の初代EF 50mm F1.8もあるしなぁ。
そのあたりとG1を物々交換してくれるような奇特な方がいらっしゃると、一番良いんですけどね。(笑)
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088月
最近あまり書いていなかった店頭レビューですが、久しぶりに新製品が触れる状態で展示されていたので、書いてみようかと。
機種はPanasonicのコンデジ「DMC-FX70」です。
私も持っているFX40から何世代か新しい製品になるスリムなFXシリーズです。
FX40の後継がFX60、その後継がFX66みたいですから、FX70は3世代新しいということになりますね。
FX40が2009年の1月発売ですが、コンデジの周期はものすごく早いですねぇ。
FX40と比べてのファーストインプレッションは「だいぶ厚くなった」というところです。
FX70からタッチパネルを搭載したこともあって、多少厚くなったのかもしれません。
スペックで見てみると、FX70が奥行きで約22.8mm(レンズ突起部を除くと約21.6mm)で、FX40が突起部を除いて21.5mmですから、そんなに変わらないはずなんですけどね。
ただ、FX66は奥行きが約21.8 mm(レンズ突起部を除くと約19.2mm)と、こちらと比べると、確実に厚みが増えています。
そのタッチパネルですが、他社のパネルと比べると表面の沈み込みが少なく、反応も良いので、操作性がかなり良い感じです。
iPhoneユーザーとしては、タッチパネルといえばiPhoneとつい比べてしまうわけで、UIは違うにしろ、反応や操作性はiPhoneに負けないというのは、使っていてイライラせずにすみそうです。
画面のアイコンもむやみに大きくなっておらず、画像表示の邪魔になりにくいデザインです。
でも、じっさいにタッチしてみると、タッチミスは少ないんですよね。
もしかすると、タッチの当たり判定が緩くなっていて、多少アイコンからズレてもOKになってるのかもしれません。
いずれにせよ、タッチパネルを使ったUIも実用的なものに熟れてきた印象です。
厚みが増した理由は明るくなったレンズにもあるのかもしれません。
描写については店頭なので細かい確認はできませんでしたが、鏡胴がFX40あたりの頃より頑丈な雰囲気が戻ってきて、動作もスムーズになった気がします。
FX7からFX30あたりまでは多少ぶつかっても平気なんじゃないか?という感じだったのが、その後のズーム倍率拡大もあってか、多少軟弱な感じがあったんですよね。
実際、レンズの動作が不安定になってしまった個体もジャンクでいくつか見かけましたし。
そのあたりもあって、今回は多少の厚さは犠牲にしても、レンズ性能や強度に注力されたのは良いことだと思います。
あとはむやみに増えた画素数がどうなっているか、ですねぇ。
素子の性能も少しずつ改善されているでしょうが、小さな素子で1400万画素はさすがに多すぎるかも。
Panasonicは撮像素子も手がけているわけですし、ここになにか新たな試みを入れてきてほしいなぁと思うところです。
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078月
いつものカメラ店に寄ってみたら、SDカードが値下がりしていたので、2GBを追加購入してきました。
2GBで500円を切ってるのは、地元で購入する中ではかなり安いです。
ちなみに4GBも800円を切ってましたが、古いデジカメをゲットすることが多い私としてはSDHCじゃないカードをなるべく確保しておきたいですからね。
それにしても記憶媒体っていうのはどんどん安くなるものですねぇ。
昔、5インチのフロッピーディスクをわざわざ日本橋や秋葉原から買って帰っていたのが懐かしいです。
1.2MBのFDDが1枚200円近かった時代ですからねぇ。
問題はどんどん溜まっていく写真データでしょうか。
HDDで保存するのがいちばんコスト面では安いのですが、将来もちゃんと残せるのかが不安です。
やっぱりプリントアウトしておくのが良いんでしょうね。
叔母が撮った写真も良く撮れてたし、プリントに出しておこうかな。
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068月
SONYのレンズ交換式ビデオカメラ「NEX-VG10」の国内での発売が9月に決定したそうで。
気になるお値段は20万円前後とのことでしたが、早速、18万円台に突入していて、他社の追従もありそうな気がしますね。
といっても、レンズ交換ですぐに出せそうなのはPanasonicくらいでしょうけど。
撮像素子の大きさが大きな特徴ですが、EOS 5D MarkIIのフルサイズというのもありますからねぇ。
キヤノンも出してくる可能性もありますが、EFマウントのままだと動画への対応能力にはやや不安も残るかも。
以前も書きましたけど、上位規格の投入もあるかもしれないなぁと思ってみたり…。
その点、NEXのほうは新しいマウントですから、動画への対応は万全なのでしょうね。
その代わり、過去は半分くらい切り捨て状態で、相変わらずα-AマウントのAF対応は置いてけぼりですけどねぇ。
これも何度か書きましたけど、EOS 5D MarkIIでの動画が非常に注目された理由はフルサイズという素子の大きさもさることながら、魅力的なレンズ群を使えるというのもポイントだったのではないかと。
その点でα-Eマウントはまだまだこれからレンズを揃える段階なわけですし、α-Aマウントの資産を活用できるような環境を整備するのはメリットがあると思うんですけどねぇ。
ただ、メーカーからしてみれば手持ちのレンズを活用されても利益は出ないわけで、利潤確保の面ではNEXのやり方のほうが賢いのかも。
ともあれ、レンズ交換式のスチル、ビデオ両カメラで他社の追従がどうなっていくのか、それによってシェアがどうなるのか、カメラ好きとしては興味のあるところです。
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048月
ノイズ除去用のプラグインソフト「Topaz DeNoise」が5にバージョンアップしていたので、試してみることにしました。
以前のバージョンとの違いは動作速度で、以前の倍近いスピードになってるんだとか。
なお、Photoshopだけでなく、ApertureやiPhoto、Lightroomからも使えます。
実際に使ってみると、スピードはそれほど速い印象はないかも。
ただ、ノイズ除去能力はかなり良い印象です。
日頃はNik Dfineを使っているのですが、それと比べてもノイズを少なくでき、さらに細部の情報は欠落せずにしっかり残る感じがします。
「ISO1600がISO100相当に」といった謳い文句ですが、そこまでではないにしろ、ISO1600がISO400くらいにはなる感じですね。
私の感想を書いても体感していただけないですから、実際の写真で試してみました。
元画像はFinePix F11のISO1600で撮影した写真で、そこからピクセル等倍で切りだしてあります。
(等倍画像はフォト蔵でご覧ください。)
高感度に強いと言われたコンデジですが、それでもISO1600だと、かなりのノイズです。
これをTopaz DeNoise 5に掛けたのが下の画像です。
(strongプリセットを使用)
縮小表示でもノイズが激減しているのが確認いただけるかと。
それでいて、立体感や細部は損なわれずに残っていると思います。
比較のため、Nik Dfine 2.0で処理した写真も貼っておきます。
(こちらはデフォルトのパラメータで処理)
Dfineもかなり優秀だと思うのですが、それでもDeNoise 5と比べると、細部がぼやっとした感じになってる箇所があって、DeNoiseのスゴさがわかっていただけるかと。
価格は79.99$ですが、今ならクーポンコードの入力で30$のディスカウントになります。
支払いはPayPalかクレジットカードで、ダウンロードのみの販売ですが、まずは30日間の制限なし試用ができますので、高感度でのノイズが気になってる方は試してみる価値はあるかと思います。
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