099月
ペンタックスから新しいデジタルカメラがいくつか発表されていますが、その中でも最も異彩を放っているのがこの「Optio NB1000」でしょう。
nanoblockとのコラボということで、前面にnanoblockがはめ込めるようになってるんですね。
レゴブロックのカメラというのはありましたけど、あれだとかなりブロックのサイズが大きいので、コンデジサイズだと細かい細工がしづらい面がありますよね。
その点、nanoblockだとブロックが小さいので、カメラの表面にちょっとした絵をブロックで描いたり、キャラを付けてみたりと楽しめそうです。
市販のnanoblockも良いですけど、PENTAXオリジナルなブロックなどもあったら面白そうですね。
もちろんカメラ性能も立派なもので、約1400万画素で27.5-110mm相当の4倍ズーム機になっています。
現状、背面のデザインやサイズが良く分からないのですが、同時発表の着せ替えできる「Optio RS1000」と類似しているので、それが参考になるかもしれません。
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089月
Nikonのハイエンドコンデジ「COOLPIX P6000」の後継モデル「COOLPIX P7000」が海外で発表されたそうで。
今回の最大の変化点はレンズのようですね。
従来、28-112mm相当の光学4倍だったものが28-200mm相当と、かなり高倍率ズーム機になりました。
この方向性はF300EXRなどもそうですが、こちらは素子のサイズは1/1.7型のままで実現しているのが面白いところです。
S8000などで培った技術を応用したのかもしれませんね。
ただし重量は従来の240gから大幅に増加して360gになっています。
また、画素数は1350万画素の前モデルから、1010万画素と、かなりの減少です。
たしかに画素数が無駄に多いのは良いことではありませんが、「だったら前モデルはなんだったの?」と言いたくなるユーザーさんも多いのではないでしょうかねぇ。
GPSあたりも今回は割愛されたようですし、高級コンデジの位置づけに苦労してるのかもしれません。
そんな中でも光学ファインダーを残してくれているのは、ニコンらしい良心なのかも。
すでにP6000の在庫は少ないようですが、国内でのP7000の発表も待たれるところです。
また、ライバルのG11も後継のG12の噂があるようですけど、こちらもどうなるのかな?
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089月
先日、二度目の修理に出したキヤノンのコンデジ「IXY DIGITAL 930IS」が修理から戻ってきました。
27日に修理に出しましたから、およそ10日で仕上がってきたことになりますね。
盆明けで修理が立て込んでいるとのことでしたが、それを考えれば早かったほうかな。
修理内容は「マイクコネクター部を組み直しいたしました」とのこと。
前回の組み上げ時にミスがあったんでしょうねぇ。
もちろん、今回はちゃんと動画の音声も記録されるようになって、撮影も問題なさそうです。
最近はかなり新しい機種でも安くなっていてビックリすることが多いのですが、目立つスペックとは裏腹に、内部構造はコストダウンの影響が避けられない印象があります。
フィルム時代のペースとまではいかないでしょうが、せめて数年はじっくり使えるような愛着のわく製品づくりも忘れないでもらいたいところです。
まぁ、そんなこと言いつつ、いつも新製品を追いかけてしまうんですけどね。(^^;
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079月
エイ出版社からプレミアムなデジタルカメラ雑誌「F5.6」の第3巻が9/17に発売になるようで。
まだ詳細が掲載されてないのですが、編集者さんのブログによれば「うまい!と言われるシーン別撮影テクニック」とか「かっこいい写真が撮りたい」といった見出しが入ってるそうです。
もしかすると、直前で発売になる機種が表紙に載ってるから、まだ公表できないのかなぁ、なんて勘ぐってみたり…。
すでに発表になっているLX5やS95あたりは取り上げられそうですね。
前号もなかなか書店の店頭で見つけづらかったので、早めに読んでみたい方はAmazonで予約したほうが入手しやすいかもしれません。
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079月
カメラ店に富士フイルムのコンパクト「FinePix F300EXR」が実機展示されていたので、ちらっと触ってきました。
F200EXRの後継的な型番ですが、15倍ズームで素子サイズもちょっと小さくなり、「F80EXRの後継なのでは?」という声も耳にしますが、重量感やガッシリとした感触はF200EXRを継承しているなぁと感じます。
ラバーグリップもあり、グリップしやすいのも高倍率ズームとの相性は良さそうです。
ただ、他のコンデジに慣れた感覚で持つと、使用時で200gを超えるのは、ちょっと重さが気になるかもしれません。
15倍という高倍率のレンズですが、動作も適度に機敏で、8〜10倍ズームくらいの感触で操作できました。
ツインシフトというトリッキーな収納方法ですが、レンズの出入はなめらかです。
背面などのボタンの操作性は感覚的にわかりやすい配置で、快適に使えました。
傾いたモードダイヤルは背面からも見やすくて使いやすかったですね。
最近のカメラに多くなってきた動画ボタンがなぜかちょっと変わった形をしていますが、別にスライド式でもなく、特に押しやすいわけでもなかったので、意図があまり分かりませんでした。
また、フラッシュはポップアップしてくる構造になっているのですが、発光・非発光に関係なく、レンズを出すと必ずポップアップしてきます。
このタイプは過去の機種でも故障してるものが結構多いのですが、このモデルは無理矢理押さえても、そのまま負荷なく沈み込む構造になってるようで、わりと故障しづらい仕組みになっていそうな印象でした。
ただ、押しこんでもストロボ警告などは出ないので、グリップ時に押さえ込んで沈み込ませないよう、要注意かもしれません。
せっかくこういう凝った構造にするなら、バウンスができたら面白いのになぁと思いますが、コンパクトではそういう需要はないかな?
全般的にはやはりF二桁シリーズっぽい印象もありますが、F60fdが気に入っている私としては試してみたいモデルかも。
F60fdとはバッテリーも同じ形状のものですしね。
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019月
擬似的にボケを再現してくれるPhotoshop用のプラグイン「Bokeh」が2に進化して、Lightroomにも対応したそうで。
また、Photoshop CS5の64bitにも対応したとのこと。
以前のバージョンも試しましたが、今回も体験版が公開されていたのでインストールしてみました。
以前同様、基本的には楕円形の領域で指定しますが、新しいバージョンではもっと細かい指定や複数領域を設定することもできるようになっています。
また、ぼかした部分の粒状感を調整したり、周辺減光部分の彩度を落としたりと、調整項目もだいぶ増えています。
ということで、実際の写真をちょっと加工してみます。
まずは加工前の写真です。
そして加工後の写真です。
本来はもっと細かく領域指定したり、もう少し自然なボケ具合にすべきでしょうが、わりと簡単にぼかすことができるのは便利ですね。
以前も書いたようにPhotoshopがあれば、このプラグインがなくてもそこそこ似た感じに仕上げられますが、ぼけていく具合や粒状感などは以前よりもずいぶん自然になっているので、専用プラグインだけの意味はあるかも。
コンデジなどでどうしてもぼかしづらいケースや、背景をあまり見せたくない時の加工には便利ですね。
また、Lightroomしかないケースでは、さらに有用なツールになってくれそうです。
ただ、お値段はちょっと高い感じですねぇ。
まずは体験版でしっかり体感してみるのが良いかと思います。
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