• 298月

    カメラ店にPanasonicのコンデジ「DMC-FX700」が展示してあったので、ちらっと触ってきました。

    このカメラ、綾瀬はるかさんのCMでも話題の機種ですね。
    また、先日触ってきたFX70と兄弟機的な位置づけで、パッと見そっくりです。

    FX70との違いは、私が気づいた限りでは大きく以下の通りかと。

    ・マイクがステレオ(FX70はモノラル)
    ・フルハイビジョンAVCHD(FX70はAVCHD Lite)
    ・センサーがMOS(FX70はCCD)

    外観的にはマイクが違うだけといった感じですが、重さも10gほど重く、持った印象もどことなくFX700のほうが高級感がある気がします。
    ただ、スイッチ類やレンズの配置、液晶などは違いはほとんどないはずです。

    内部的には撮像素子がCCDからMOSに変わってるのが大きいでしょう。
    動画撮影時のフレア発生は軽減されていたように感じました。
    MOSの場合、こんにゃくのように画面が歪むことがあるようですが、店頭ではそこまでは確認できませんでした。

    静止画の画質についても店頭ではそんなに細かくはわかりませんでしたが、FX70と大きく違う印象はなかったですね。
    私もFX40を持っていますが、それと似た傾向の範囲を出るものではないと思われます。
    悪くいえば塗り絵っぽさとジュワジュワ感があるんですよねぇ。
    小さな素子で画素数はデジタル一眼並みですから、仕方なんでしょうけどね。
    ただ、新設計のレンズのおかげか、収差は全般的に少ない気がしました。

    タッチパネルはFX70の時の印象と同様、沈み込みもなくUIも良く考えられていて、タッチしやすかったです。
    タッチショットはCMの通り、気軽なスナップ撮影にはほんとに重宝しそうです。
    また、FX70もFX700も動画撮影中に静止画をタッチで撮ることができるのですが、FX700では350万画素記録(FX70は200万画素)と、こちらもFX70との違いのようです。

    FX70にもメリットはあって、FX70のほうがバッテリーは長持ちなんですね。
    静止画でも動画でも差があるので、撮像素子の消費電力が違うんでしょうか?
    静止画オンリーなら価格面からFX70なのでしょうけど、FXシリーズらしい気楽なスナップを考えれば、FX700のほうがオススメかな。

    あとはこれで静止画の画質がもうちょっと向上してくれればなぁ。
    まだ出たばかりですが、次は撮像素子を大きくするか、裏面照射にするなど、さらに強化してくれたらなぁと思います。

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    2010/08/29 3:00 pm | DMC-FX700、触ってきました はコメントを受け付けていません
  • 278月

    少し前にゲットしたCanonのコンデジ「IXY DIGITAL 930IS」ですが、修理に出すことになりました。
    実は以前にもCCD関連のトラブルで修理に出したのですが、またまた故障です。(^^;

    といっても症状は全く違って、動画撮影時に音声が無音になってしまうというものです。
    どうやら前回の修理時におかしくなったみたいなんですよねぇ。
    動画をあんまり撮ってなかったので、気づくのが遅くなってしまいました。(^^;

    全く別の箇所の故障ではありますが、この短期間に続けての故障はちょっとねぇ。
    そもそも修理後に主要機能の一通りの動作確認はしてみないものなんですかねぇ。
    110ISをジャンクでゲットしてバラしてみたことがあるんですが、内部は結構手作り感満載で、マジックで文字が書いてあったり…。
    ちなみにその110ISはフラットケーブルの腐食で復活しませんでした。

    前回はWebから修理依頼したのですが、今回は再修理になるのか微妙だったので、電話で確認しました。
    なお、再修理の場合、引取修理でその際の送料は無料とのことでした。
    盆明けで混雑しているようで、修理には1〜2週間ほどかかるとか。
    うちは幸い、カメラがいっぱいあるので良いですけど、購入後、これだけ頻繁に故障すると、下取ってもらって買い換えるという気持ちも分からなくないですねぇ。
    ちょっと愚痴っぽくなりましたが、無事に早く治って帰ってきてくれると良いなぁと思います。

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    2010/08/27 11:00 am | 4 Comments
  • 268月

    キヤノンからAPS-Cのデジタル一眼レフ「EOS 60D」が9月下旬に発売になるそうで。

    実は昨日、近所のカメラ店で発売情報を仕入れてたんですが、その噂通り、今日の発表となりましたね。
    有効1800万画素ということで、7DやKiss X4と同等な感じです。

    7Dの弟分ということになりますが、ここの差別化はなかなか難しいでしょうね。
    まずはメモリカードが60DはSDXC/SDHCです。
    Kissからのステップアップという位置づけでしょうか。
    ファインダーの視野率は96%と、ここも7Dとは差別化されています。
    ただ、どちらもプリズムですし、実質的な差は意外と少ないかもしれませんが。
    あとはバリアングル液晶とカメラ内RAW現像、アートフィルターといった具合。

    現時点では7Dと価格はほとんど同じですから、方向性の違いをどう捉えるか、でしょうか。
    将来的には60Dが今のKissのポジションになるのかも。
    その上でKissはα55やα33のようなEVF機になっていくんじゃないかなぁと予想してみたりしています。

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    2010/08/26 7:56 pm | 2 Comments
  • 268月

    少し前からマイクロフォーサーズ関連の何かが発表されるという噂がありましたが、それがとうとう発表されたようで。
    意外にもコシナからマイクロフォーサーズ用のレンズの登場です。
    それも「Nokton 25mm F0.95」というのはちょっとビックリですね。
    http://www.cosina.co.jp/seihin/voigt/v-lens/micro-ft/

    以前、Cマウントレンズをベースにした「Noktor 50mm F0.95」というのが話題になりましたが、それとはもちろん別物です。
    なにかの流用かと思いきや、マイクロフォーサーズ用の新設計だとか。
    もちろん、ベースとなるアイデアはあったのでしょうけどね。

    マイクロフォーサーズ用とはいえ、絞りもフォーカスもマニュアルで、そのあたりはコシナらしいところです。
    あと、最短撮影距離が0.15mと非常に短いのもポイントかと。

    お値段は9万円あたりと、さすがに結構高そうですが、F0.95という明るさや換算50mmという扱いやすさを考えると、かなり魅力的かも。
    できればこの勢いで、マイクロフォーサーズ用のレンズもたくさん出してほしいですし、レンジファインダーデザインのカメラ本体なども手がけてくれたら面白いですが、それはこのレンズの売れ行き次第かな?

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    2010/08/26 5:00 pm | 5 Comments
  • 258月

    キヤノンが約1億2000万画素という膨大な高画素のCMOSセンサーの開発に成功したんだそうで。
    http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100824_389041.html

    サイズはなぜかAPS-Hですが、13280x9184pixelというのはなんだかすごいですね。
    以前にもこうした高画素の素子の技術発表はあったそうなので、あくまでも現時点では技術的なアピールの意味合いが強いのでしょうね。

    気になる画素ピッチも、まだまだ最近の高画素コンデジよりは大きいですが、絞り込みづらいことは確かですねぇ。
    そこも含めて、ただの高画素ではないメリットを生み出せたら、製品につながるかも。
    Adobeが以前技術発表していた多眼3D合成みたいに、近接画素ごとに焦点距離を合成するとか、擬似的にRGB三層近似するなどに活かせたら良いなぁと思いますが、その基盤となる技術といえるかもしれませんね。

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    2010/08/25 9:00 am | 1億2000万画素のCMOS はコメントを受け付けていません
  • 248月

    ソニーから噂だったα-Aマウントのカメラ「α55」と「α33」が発表になりました。

    ペリクルミラー採用?という噂でしたが、素材が違うということで「ペリクルミラー」という呼び方はされないものの、やはり半透明ミラーを採用した機種でした。
    しかし予想と反したのはファインダーは光学式ではなく、EVFなんですね。
    ミラーで分光された光はそれぞれ撮像素子とAFセンサーに導かれる仕組みです。

    呼び名が難しいところですが、いわゆる「一眼レフ」とは違いますし、「ミラーレス」では当然ないですしねぇ。
    あえて呼べば「ミラー固定式カメラ」でしょうか?

    面白い発想ではありますが、EVFの見え具合はやっぱり気になるところです。
    あと、ミラーが稼働しないことによる作動音の小ささやゴミ問題への効果も気になります。

    個人的には連写は使う場面がほとんどないので関係ないんですが、AF追随で10コマ/秒というのはたしかにミラー固定ならでは、という感じです。
    ライブビューのスマートさやフルHD動画などをα-Aで実現するには理想的な構造といえるのかも。

    なお、α55とα33の性能差は撮像素子と連写スピード、あと、α55にはGPSが搭載されているとのことです。
    α55が8万円ちょっと、α33が6万円台後半みたいですから、この差額だとα55かなぁ。

    また、海外では光学ファインダーの「α580」と「α560」が発表されています。
    海外ではミラーレスはあまり人気が盛り上がってないらしいという噂を耳にしてるので、海外とは戦略を分けたのかな?
    以前のα850、α500も日本では結局出ないままですし、あとはα700やα900あたりの後継モデルがどちらを取るのかが気になるところです。

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    2010/08/24 11:16 pm | 8 Comments