1711月
先日お借りしたリコーのシステムカメラ「GXR」と「GR LENS A12 28mm F2.5」で銀座夜景を撮ってみました。
あまり先入観も細かい設定も考えてなくて、普通にISOオートで撮ったんですが、思ったよりも感度が上がらず、ブレてるショットが多めでした。
本体がコンパクトデジカメに近い感じなので、ついラフに撮ってしまうのも原因なんでしょうね。
およそ1/30秒を下限にISOが上がっていき、ISO400で打ち止めというのがデフォルト設定でしょうか。
ノイズ自体はAPS-Cの大型素子なので、詳細を見ていくと、コンパクトとはやはり次元が違うと感じます。
それだけに「次に撮るときはもっと!」という思いも強まるかと。
逆にいえば、ほんの数時間でその潜在能力をしっかり引き出すのは難しいですねぇ。
最後に暗い場所(のみ?)に強いといわれるWX1との撮り比べもしてみました。
画角などがだいぶ違いますが、まずはWX1から。
そしてお次はGXR。
GXRは素子も比較にならないほど大きく、RAW現像もしていますので、圧倒的に有利ですが、WX1もそこそこ頑張っていますね。
色収差はGXRの28mmレンズもそこそこ見受けられますが、画像処理でごまかした感じが薄い素直な画質も魅力のひとつだなぁと思います。
私は銀塩GRのみでGR DIGITALは持っていませんが、GRユーザーさんの選択肢としては非常に魅力的な組み合わせなんじゃないかなと感じました。
機会があるなら、またお借りしてみたいかも。
その時は事前の調査とEVFはぜひ試したいところです。
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1611月
オリンパスから新しいマイクロフォーサーズ機「E-PL1s」が発表されたようで。
といっても、かなりのマイナーチェンジ機で、バッテリーがBLS-1からBLS-5に変更になり、高感度が最大ISO6400までに対応したといった程度でしょうか。
電気用品安全法の関係でバッテリーを新しくせざるをえなかったのかもしれませんが、さすがに押しの弱さは否めませんねぇ。
重さも標準ズーム込みで世界最軽量とのことですが、本体の重さはそのままで、標準ズームとバッテリーが軽くなっただけなんですねぇ。
まぁ、スタート価格もそれを反映してか、E-PL1の現状価格と大差ない感じですし、仕方ないところなんでしょう。
その分のパワーで、より斬新なニューモデルをじっくり作ってくれているなら良いのですけどねぇ。
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1411月
金曜日、ちょっと時間的に余裕ができたので、銀座のリコーフォトギャラリー「RING CUBE」で「RICOH GXR」をお借りしました。
現在の貸し出し対象は今回お借りしたGXRとCX4で、それぞれ毎日先着5名で当日の19:00まで、無料でお借りできるというものです。
11時オープンなので、オープンと同時にお借りしました。
レンズユニットは先日出たばかりの「GR LENS A12 28mm F2.5」を。
他のレンズユニットやEVFも同時貸し出しできるようですが、今回はシンプルにこれだけにしました。
なお、SDカードは自前で持っていく必要がありますし、身分証明書と連絡用の携帯電話番号が貸し出しに必要です。
というわけで、楽しく持ち歩かせてもらいましたが、短い試用での印象はやっぱりリコーのカメラだなぁというところです。
使いやすいコンデジ風味に見えますが、やはりそこはリコーらしい尖ったカメラだということですね。
28mm相当という画角は銀塩GRから続くリコーのお得意芸で、レンズの素晴らしさはやはりさすがという感じでした。
ただ、APS-Cという大きな素子を使いつつも感度オートでもあまり感度が上がらず、撮ったときは大丈夫と思っても手ぶれしているショットが結構ありました。
ボディーが大きいのと標準構成だと液晶を見ながらの撮影になるので、手ぶれしやすい面もあるのでしょうね。
それが分かっていればEVFもお借りしたんだけどなぁ。
高精細な液晶とはいえ、銀塩使いの私にはやはりファインダーのほうが安心感があるようです。
気になるAFスピードは十分速く、いらいらすることは全くありませんでした。
ただ、最短撮影距離あたりでは中抜けして後ピンになってしまうことが何度かありました。
あとで調べると、マクロモードにすれば良かったのかも。
マニュアル等がなかったのもあって、そちらは試しませんでした。
ただ、伝統の28mm(相当)はやはりさすがで、しっかり決まれば歪みも少なく、シャープな描写を魅せてくれます。
RAWとJPEGのみを切り替えつつ撮影しましたが、RAWでみるとかなりハイコントラストだなぁと感じます。
そのあたりも銀塩GRに通じるものを感じました。
もちろん、設定もかなり細かくできるので、使いこなしていけば自分なりの味わいを出せるでしょうけどね。
また、モノクロのトーンの良さもかなり気に入りました。
お借りした時点で、カスタム設定で簡単にモノクロに切り替えられるようになっていたので結構使いましたが、やや軟い調子でなかなか好みでした。
この勢いでモノクロ専用のレンズユニットなんてのもあったら面白いかも。
というわけで、18時くらいにお返ししてきましたが、なかなか貴重な体験でした。
欲を言えば、セッティングまでしっかり使い込むには一泊二日くらいは欲しい気もしますけど、簡単な手続きで誰でも借りられるというのは太っ腹だなぁと思います。
GXRに少しでも興味をお持ちの方は、銀座に行くことがあれば、ぜひお借りになってみてはいかがでしょうか。
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0411月
(11/4 19:25更新)
海外発表されたので更新して再掲しておきます。
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Panasonicから新しいマイクロフォーサーズ機「DMC-GF2」が本日中に発表になるのではないか?という噂が流れていましたが、まずは海外発表となりました。
GF1も発売からだいぶ経ちましたし、そろそろ登場してもおかしくない時期でしたしね。
DMC-GF1と比べると横が6.2mm、高さが3.2mm、奥行きは3.5mmほど小さくなったんだそうです。
重さも20gほどの軽量化で、世界最小・最軽量というわけですね。
ただ、見た印象だとNEX-5のほうが小さいような感じもするんですが、気のせいかなぁ。
仕様で比べると高さと幅はNEX-5のほうが小さいですね。
奥行きはマウント部が突出しているので、ややGF2のほうが小さいですが。
素子はG2と同じで動画のフルHD対応、あとはタッチスクリーンが載りました。
綾瀬はるかさんをCMに起用するのかもしれませんね。
あとは価格が注目でしょうか。
NEXもかなり安くなってますから、対抗するのは結構大変でしょうけどねぇ。
既存ユーザーさんには14mm F2.8のほうも気になるところかと。
国内発表などの続報があったら、また更新しますね。
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0311月
先日ゲットしたKodakの変り種デジカメ「EasyShare V570」ですが、バッテリーも自作改造したので、少し持ち歩いてみました。
もっといろいろ撮り歩きたかったんですが、なんとなくタイミングが悪くて、暗くなってからの撮影が多くなってしまいました。
最近の機種とは違いますから高感度はダメダメですけど、思ったより手ぶれしづらかったですね。
また、手ぶれ警告表示がなかなかよく出来ていて、ぶれ具合を赤、黄、緑などで表示してくれるんですよね。
黄色だったりすると「もう一枚撮っておこうかな」と思えて、かなり役立ちました。
最初は私がコンデジを使うときの通例で-0.3EVを基本にして撮りましたが、この機種の場合は0EVが標準で問題ないようです。
Kodakらしい青がきれいな写真が撮れますね。
ただ、ダイナミックレンジはやや狭いので、白飛びしやすい傾向がありました。
広角の面白さはまだまだ活かしきれてないし、もうしばらく持ち歩こうかな。
他社もこういう広角なモデルを単焦点で出してくれると面白いんですけどね。
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0111月
先日ゲットしたKodakのデジカメ「EasyShare V570」ですが、バッテリーが特殊なのでちょっと困っていました。
互換バッテリーを注文しても良いのですが、正直、購入価格よりも高くなってしまいますからねぇ。
というわけで、手持ちの電池の中で使えるものがないか調べてみました。
似ているのはFUJIFILMのNP-40やNP-50あたりのようです。
NP-50は端子の位置が完璧に同じですが、切り欠きが逆で少し厚めです。
NP-40のほうは端子の位置は多少違いますし、切りかきもありませんが、厚さは許容範囲内かと。
手持ちの数を考えるとNP-40がいっぱいありますから、これをベースに改造してみることにしました。
改造といっても分解するわけではなく、ヤスリで削るだけという簡単なものです。
ただ、相手がリチウム電池ですので、ヘタをすると爆発するおそれもありますので、くれぐれも自己責任で実施する必要があります。
まずは切り欠きを作っていきますが、端子に近い位置にあって気を使います。
ちょっと基板が見え始めたところでストップです。
この時点でカメラ本体に入れて通電することがあっさり確認できました。
厚さはほぼそのままでクリアですから、あとは電池室に収まる高さにします。
端子と反対側の面を少しずつ削っていくと、電池室にしっかり収まりました。
ただ、端子位置がちょっと微妙に違うので接触が不安定になることもあるようですねぇ。
まぁとりあえずはこれで持ち歩いてみて、他のバッテリーを購入する時にでも互換バッテリーを購入すれば良いなぁと思っています。
さてと、早速、23mmを味わいに持ち歩いてみようかな。
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