• 2610月

    ペンタックスのデジタル一眼のエントリーモデル「K-m」が店頭に
    並んでいたので、早速触ってきました。


    PENTAX K-m レンズキット

    大きさは確かにコンパクトになっていますが、私も以前使っていた
    *ist DSと比べると、そんなに劇的に小さくなった印象はありません。

    操作に迷いがないように、という配慮からでしょうか、ボタンの数は
    必要最小限になっています。
    これとヘルプボタンによって、普段の操作は携帯並みくらいに簡単に
    なっているとは思います。

    ただ、メニュー画面の設定項目は、その分、増えている印象ですし、
    階層化がイマイチなので、設定したい項目を探すのが大変そう。

    また、私にとっては致命的なのが、ペンタックスの歴代機種では
    ずっと装備されてきた電源スイッチと同軸の「絞り込みプレビュー」が
    なくなっている点です。

    「絞り込みプレビュー」が使えないと、MFの初期レンズやM42レンズなどで
    開放以外の測光ができないかと。

    もしかすると、メニュー内や他の箇所に割り当てられているのかも
    しれませんが、ちょっと調べきれませんでした。
    仮にあったとしても、操作性は格段に落ちてしまいますねぇ。

    ほかにも、ライブビューがなかったり、ペンタミラーのファインダーは
    倍率も見えもイマイチだったりと、正直、エントリー色が強すぎますねぇ。

    価格以外の特徴的な魅力がなく、これだと*ist DL2あたりのように
    価格競争に追い込まれてしまう運命かも。

    あえて良いポイントを見つけるとすると、デジタルフィルタでしょうか。
    「トイカメラ」なんていうフィルタも本体に装備されていますし、
    このあたりは唯一遊び心があるところかと。

    全体的なコンセプトは悪くないと思うので、次期の改良モデルあたりに
    期待したいところです。

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    Filed under: DigitalPhoto
    2008/10/26 3:51 pm | 2 Comments

2 Responses

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  • matsumo Says:

    MacBSさん、こんにちわ

    この機種のコンセプトは若い女性用の小型カメラと言うことだと思っています。ですから、トンネル効果のエフェクターもあるのでしょうね。と言うことで、昔のレンズは使えなくても問題ないと言うことなんでんだと思います。

    また、ファインダーもペンタミラーですし、いずれにしろ、早くフルサイズがでることを期待しています。やはり、APS-Cサイズって、ファインダーが小さすぎると思っています。

  • MacBS Says:

    matsumoさん、コメントありがとうございます。

    コンセプトからMレンズへの対応は不要と判断したのでしょうね。
    個人的には、それだけで選択肢から外れてしまいました。

    フルサイズは、どうもペンタックスさんは取りかかっていないようですね。
    そのクラスは645で勝負したいのではないかと。

    フォーサーズでも、ファインダーで頑張ってるのですから、
    APS-Cも、もうちょっと頑張って欲しいところです。