HD-7Aもインシュレーターやケーブル、K2プロセッシングの設定などを見直したおかげでだいぶ使いこなせてきたようで、パソコンから鳴らしても結構聴けるようになってきました。
それに貢献している一因が内蔵のDDCではなく、JAVS X-DDCを使っているところもあります。
今となってはちょっと時代遅れのスペックではありますが、やはり単体DDCはそれなりの性能を発揮してくれています。
このX-DDCのもう一つの特徴が9〜12Vの外部電源が使える点です。
以前もバッテリー駆動してみたり、秋月電子のACアダプタを使ったりしていて、トランス式の安定化電源も投入していましたが、ずいぶんと音質向上がありました。
ただ、この安定化電源、電圧が可変できるのですが、その表示メーターが壊れていて一旦は導入を見送った経緯があります。
そこでひとまずBUFFALOのHDD用と思われる12V2Aで一旦、今の環境で試してみることに。
するとやはり以前と同様、低域の厚みが増え、ゆらぎが減って定位も安定してくれます。
これならやっぱり安定化電源を導入しない手はないなぁと、内部を開けてメーターを治せないか調べてみました。
結果的にはメーター自体を交換しないと無理そうで、電源自体は問題なく動作しているようです。
それならばとテスターで計測して10Vに設定し、テープで固定しちゃうことにしました。
電圧は以前も試してみてこのくらいがほどよい感じだったことと、多少ズレても動作範囲内というのを考慮しての設定です。
念には念を入れて各所をテスターで計測しながら接続しましたが、やはり低域が全く違ってきますね。
安定化電源は思ったより熱が出ますし、まだまだパソコンで聴く頻度はそう高くはないですから、普段は電源OFFにしておいてUSBケーブルからの給電も残しておくことにしました。
幸い、これだとDC端子にプラグを挿しておいてもOn/OffどちらでもX-DDCは動作してくれます。
それにしてもDDCでここまで違うとなると、より上位のDDCも気になりますが、接続の関係でDSD対応はなかなか難しいですし、なによりHD-7Aが24bit/192kHzどまり、DP-77に至っては96kHzまでですから、このままでも良いかなぁ。
hiFace Evo辺りが気になったりしますけど、これもOSバージョンアップでいつ動かなくなるか分かりませんし…。
ネットワークプレーヤーも気になってはいますが、これもNASがTimeCapsuleですからねぇ。
PCオーディオはまだまだ旧世代のままですが、それはそれで作業中のBGMなどで活躍してくれそうだなと思っています。
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