• 097月

    TASCAMのヘッドホンアンプ「MH-40 mkII」をリビングで使うために追加してみました。

    当初は上で使っているfOSTEX HP-A8のようなDACとの複合機を狙っていたのですが、明らかにこれを超えてくれそうなモデルがなかなか見つからず…。
    もちろん予算をしっかり出せばあるのでしょうけれど、そうなると単体モデルを狙いたくなってしまいがちですし、複合機にしてもSENNHEISER HDV 820などが気になってしまいます。
    そんな中、なんとなく見つけたのがこのモデルなのですが、古い機種だけあって中身はわりと私好みなディスクリート構成のようですし、ヘッドホン端子が4つあるというのも良いかなと。

    4つの端子はそれぞれ独立したヘッドホンアンプが割り当てられていて、ボリュームも独立していますから、紗羅と二人で違うヘッドホンで聴きたい時もそれぞれのヘッドフォンの能率や感度に合わせて音量が独立で調整できます。
    もちろん、それぞれのアンプ間の影響も無視できるレベルのはずです。

    入力端子は前面のフォーンジャック、そして後面のXLR/RCAが切り替え可能です。
    XLRとRCAの切り替えは背面にあるので、実質的には2系統ですけどね。

    当初は背面のRCAを使っていましたが、内部の配線引き回しの関係か、ノイズが乗りにくいのは前面のほうでした。
    こちらにDAPからのLINE OUTをつないで、背面のXLRはAccuphaseのCDプレーヤー「DP-70V」と接続しました。
    詳細の仕様が分かりませんが、たぶん2番ホットなので変換プラグを経由しておきました。

    最大出力は1台使いだと1.5W+1.5W/8Ω、4台同時でも1.2W+1.2W(8Ω)と、とにかくパワフルです。
    パワフル過ぎてイヤホンのみならず、final SONOROUSのような低インピーダンス寄りのヘッドフォンですら使いづらいくらいですけども、HIFIMANやbeyerdynamic、SENNHEISERで使う上ではガッツリ駆動してくれます。
    HP-A8が32Ωで700mW、以前使っていたLUXMAN P-1は8Ωで4Wなので、これらのほうが強力なはずですが、P-1は別にしてもHP-A8よりはもっとパワフルになってくれるような印象があります。

    現行モデルはMH-8で、もっといろいろ高機能になっていますが、古いモデルならわりと格安に入手することができます。
    DACはDACでのんびり探してみようとは思っていますけども、ヘッドフォンアンプとしてはかなり気に入ったので、しばらくこれを愛用していこうと思っています。

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    Filed under: Audio
    2020/07/09 2:00 pm | TASCAM MH-40 mkII はコメントを受け付けていません

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