• 061月

    CESでSONYから「NW-ZX1」のさらに上位モデルとなる「NW-ZX2」が発表されたようで。

    公式にはまだ価格や発売時期などは明らかになっていませんが、海外サイトを眺めていると$1199.99という表記が見当たりましたので、国内でもそのくらいのお値段で登場するのかも。

    大きな変化としてはやはりmicroSDカードスロットが装備されたことでしょう。
    本体容量も公式には発表されていませんが、どうやら128GBのようです。
    ハイレゾはどうしても容量が大量に必要ですし、今年からはDSD配信が本格的に始まることを踏まえてやっぱり外付けメディアは必要との判断なのでしょうね。

    サイズはZX1より大きくなってるそうですが、下膨れ具合がかえって目立たなくなっています。
    詳細は不明ですが、大きめのコンデンサを縦に配置したのではないかなと。
    このほか、シャーシの高剛性化も高音質化のキーポイントだったそうです。

    機能的にはBluetoothの3倍のビットレートで伝送するという「LDAC」というオーディオコーデックに対応していて、同時発表の「MDR-1ABT」がおそらくこれに対応しているんでしょうね。
    すでに出ているリケーブル用の「MUC-M1BT1」はカタログスペック上はLDAC非対応なのはやや残念ですが。

    OSは相変わらずAndroidで、4.2が搭載されてるみたいです。
    ただ物理ボタンは本体側面に用意されていますし、24bit/192kHzでも最大約33時間再生できるスタミナはソニーらしいなと。
    海外サイトでは「60 hours of music playback」という記載も見かけたので、通常音源なら60時間くらい使えるんでしょう。

    ただ、カセット時代後期のウォークマンからそうなんですが、このスタミナ再生は高音質とは相反する部分もあるかと思っているんですよね。
    どうしても定電圧駆動になりますし、スイッチングなどを多用するわけですし…。
    Android搭載や最近のソニー全般の音質傾向と合わせて、個人的にはどうも選択対象に入ってこないところがあります。
    いや、単純に高くて手が出そうもない、というのもありますけどね。

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    Filed under: Audio
    2015/01/06 12:00 pm | SONY NW-ZX2 はコメントを受け付けていません

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