• 135月

    OlasonicからNANOCOMPOシリーズとしてバランス型ヘッドホンアダプター「NA-BH1」が6月下旬に限定発売されるそうで。

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    去年秋のポタフェスで参考出品されていた「バランス出力アダプター」をベースに大幅に強化されたもののようですね。
    まずスゴいのは主要メーカーが様々に採用している以下の5種類のバランス端子での接続に対応しているところでしょう。

    LR独立型3極XLRコネクター
    LR一体型4極XLRコネクター
    LR独立型3,5φコネクター
    LR一体型4極2.5φコネクター
    LR一体型角型コネクター

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    入力はバランス出力となっているスピーカー用アンプのスピーカー端子からで、パススルーのスピーカー出力端子もあるので、スピーカーとつなぎ変えたりせずに使えるのも便利です。(背面スイッチでスルーアウトのOn/Offも可能)

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    これだけの機能をこれまでのNANOCOMPOシリーズとほぼ同じサイズの筐体に収めています。
    アルミニウムの無垢削り出しで、しかも日本国内でエンジニアが一台一台組み立てる限定品というプレミア感満載のアダプターです。
    その分、お値段は97,200円(税込)ですが、UA1aと組み合わせれば20万円かからずにDACからスピーカー出力まで含めて揃うことになるわけで、そう考えると意外に(?)手頃かも。
    なお、NANOCOMPOとしてはUA1a、UA1、そしてA1が対応モデルとして挙げられています。

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    一点、注意するとしたら「LR独立型3,5φコネクター」にアンバランスのイヤフォンをつなぐとややマズそう、というくらいでしょうか。
    アンバランスのイヤフォンは普通にUA1a側に接続して使いましょう。
    また複数のヘッドホンを同時に接続するのもおそらくあまり推奨されないでしょうが、対応するヘッドホンのインピーダンスは8~600Ωとなっているので、アンプに負荷がかかるということはないかもしれません。
    ある意味、そういうところはある程度分かった玄人ヘッドホンマニアじゃないと手は出さない製品とも言えそうですけどね。

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    Filed under: Audio
    2015/05/13 1:00 pm | Olasonic NANOCOMPO NA-BH1 はコメントを受け付けていません

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