• 313月

    Nakamichiの2ヘッドカセットデッキ「Cassette Deck 2」を手に入れました。

    1990年とかなり後期の製品ですし、2ヘッドということでナカミチらしさもだいぶ薄らいでいるモデルですが、先日カセットテープも手に入れたことだし、とりあえずお試しには良いだろうと。
    ちなみに最近出た「ステレオ時代」によりますと1983年のLX-3以降の2ヘッド機はメカ部は外部のものを使ってるらしいです。
    Dolby ICもSONY製のようですし。

    それ以前にちゃんと動くのかどうかが不安でしたが、録音・再生ともに全く問題ありません。
    下手に複雑なクローズドループだったりしないシングルキャプスタンですし、パッドリフターもないのも良かったのかも。
    そもそも年代が新しいというのもあるでしょうね。
    ちなみにモーターはしっかり3モーターで、キャプスタン駆動用がDCサーボモーター、リールとカム駆動がそれぞれ独立したDCモーターです。

    Nakamichi機ですから2ヘッドとはいえ、20Hz〜20kHzはしっかりカバーされています。
    その分、ヘッドが摩耗しやすい傾向があり、すでにヘッドは入手困難ですから、そこも注意事項です。
    なおメンテナンスはナカミチを専門に扱ってくれるところがあるので、そこそこ安心ではあります。

    ちなみに先日まではウチで預かっていたDRAGONがあったのですが、それは父親に返却しました。
    アレはやっぱり別格だと思いますけど、このCassette Deck 2もいやいやどうして、かなりレベルの高い録再で驚きました。
    低域の充実度や鮮度などは当時使っていた582Zを思い出すもので、CDなら正直ブラインドで気づかないなんてこともあるかも。
    ただテープパスに関してはやはり若干弱さは感じられ、ワフフラッターが582ZやDRAGONとはちょっと見劣りするかなぁとは感じました。
    数値上もやや悪いですけど、テープの最初の数十秒くらいでやや不安定さがあるなど、そこはシングルキャプスタンとパッドリフターがない辺りが影響してるのでしょう。

    ただ今ではもうすっかりなくなってしまったメタルテープにももちろん対応していますし、DolbyもB/Cと搭載してます。
    私は当時からDolbyを使う派だったので今回もDolby Cで録音してみました。
    動作確認の意味合いもありますけど、他のデッキで再生する予定もありませんしね。
    CDからの録音は前述のように素晴らしいもので、むしろ聴感上は良くなった部分もあるんじゃないか?というくらいです。
    調子に乗ってレコードも録音しましたが、こちらはさすがにちょっと違いが出てしまいます。
    機材の関係もあるでしょうし、CDはノーマルテープのAXIA PS-1、レコードは同じAXIAのBOX 2というハイポジでややREC LEVEL低めに録音したのも影響したのかもしれません。
    Nakamichiはテープをあまり選ばないですし、むしろノーマルテープのほうが当時もMOLが高い分、良い面もありましたね。

    これでソースがひとつ増え、アナログレコードにSACD、ネットワークオーディオ、そしてカセットとなりました。
    ネットワークオーディオとカセットテープが両立するシステムになるとは、ちょっと予想もしていませんでしたね。
    カセットテープの入手性がイマイチですし、昔録音したテープはもう残っていないのが残念ですが、ぼちぼち使ってあげたいと思います。

    Filed under: Audio
    2018/03/31 3:00 pm | Nakamichi Cassette Deck 2 はコメントを受け付けていません。

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