• 021月

    LUXMANのヘッドフォンアンプ「P-1」を導入しました。

    D/Aコンバータを入れ替えようか、とか、ヘッドフォンを替えたほうが面白いか、いやいやSTAXで全く違う世界を…などと迷いましたが、ボトルネックは何処だろう?と考えてみるとやっぱりさすがにヘッドフォンアンプかなと。
    最初は同じLUXMANのP-200を狙っていましたが、意外と高めで他に何かないかなぁと調べて行き着いた先がコレだったという…。

    特に気に入ったのがDACやバランス接続などの付加価値がなく、A級アンプで8Ω負荷では4Wというスピーカーでも鳴らせそうな規模が良いなと。
    重量も10kgとプリメインアンプかと思うようなものです。
    大きさもP-550と比べても遜色ないほどのデカさです。

    軽く磨いた後、早速、HD-7Aに繋いでみますと、とても自然な出音です。
    ラックストーンな感じはそれほど感じられませんが、余韻がとても明瞭でありながら美しいものです。
    駆動力があるので、ヘッドフォンのクセが緩和される印象もあります。

    ひとまずメイン機材とは繋いでおらずパソコンを音源とする形ですので、HD-7AのUSB入力から最初は試してみました。
    これは音がやや固く、実体感としての重さがやや不足しているなと感じます。
    そこでDDCはJAVS X-DDCにすると余韻の表現に大きな違いが出てきます。
    ボールトの惑星をハイレゾ音源で聴いてみると、ダイナミックレンジがこれまでのアンプでは抑制されていたのがよく分かります。
    当時の音源ですからそれなりに残留ノイズもあるのですが、それでもS/Nの高さと駆動力が段違いです。

    基本的な構成は決まったので次はヘッドフォンを替えてみました。
    B&W P7は以前のDigiFiアンプだと音質だけで捉えるとHD598よりだいぶ劣る印象がありましたが、P-1では良い部分が引き出されています。
    密閉型の閉塞感が少なく、歪みが少ないようでもあり、その分、音源の粗も目立ちます。
    やや音楽との相性はあって、意外にクラシック向きなのかなという気もします。
    ただ、HD598のほうがジャンルを選ばないという点で優位ですし、パソコン音源を気軽に楽しむ上ではこちらがメインでしょう。

    HD598だと低域の深みもありますし、自宅でPCM-D100にて録音したピアノ音源は響きや環境音がふんだんに入っているので、違いがとても良くわかるようになりました。
    これは自宅録音後のモニタ、マスタリング用にも非常に有用そうです。
    反面、iTunesの圧縮音源でも十分楽しめて、気楽さと奥深さがしっかり両立しています。
    ギターやピアノ、ボーカルなどがふっと浮かび上がる感はスピーカーほどというわけにはいきませんが、それに近い満足感が得られるのは狙い通りです。

    細かいチューニングも少しずつ進めています。
    クリーン電源も試しましたが、プリアンプと似た効果があり、クリアさが増します。
    音が痩せるということはなく、ノイズが減っているような印象もありますし、中高域の透明感がかなり向上しています。
    ただ聴くために必ずクリーン電源をつけないといけないのはちょっと面倒ですから、結局は通常の電源に戻しました。
    やや雑な感じになり、ガヤガヤとしたような印象を受けますが、やり始めるとDACも通したくなりますし、手軽さとメイン機材に与える影響を考慮すれば通さないのが良いだろうと判断しました。

    ケーブルもいつものようにちまちま試行錯誤していて、インターコネクトケーブルはQED Qunex Silver SpiralやAccuphase SL-10を試しました。
    QEDは高域が伸び、低域も深みが出てAccuphaseっぽい感じになりました。
    女性ボーカルの透明感も出たのですが、やや潤いは足りない印象があり、長く聴いていると堅さが目立ってきてしまいました。
    Accuphase SL-10はケーブルが古いためか、やや曇りがありますが、低域の深みは魅力的です。
    HD598の音傾向からするとこちらのほうがニュートラルではないかと推測されます。
    ただ、これもピアノの音がややオフマイクに感じるところがあり、結果的にはCHORD Indigo Plusにしました。
    CHORD Indigo Plusはラックストーンも活かしつつ、深みと豊かさのあるサウンドに仕上げてくれます。

    さらにX-DDCとHD-7Aの間になりますが、同軸ケーブルをCHORD Signature Digitalにしたところ、空間的な広がりがグッと出ました。
    正直、インターコネクトケーブル以上に違いがあるのはちょっと驚きました。
    ボーカルのエコー感もしっかり聴き取れるようになりましたし、これもラックストーンとの相性が良いのかもしれません。
    これで基本的には確定として、以下の構成となりました。

    パソコン: Apple 27inch 5K iMac
    USBケーブル: ACOUSTIC REVIVE USB-1.0PLS
    USB-DDC: JAVS X-DDC(トランス式安定化電源より電源供給)
    デジタルケーブル:CHORD Signature Digital
    DAC: Phasetech HD-7A
    電源ケーブル: Cardas Twinlink Power(DAC), Cardas Quadlink Power(P-1)
    音声ケーブル: CHORD Indigo Plus
    ヘッドフォンアンプ: LUXMAN P-1
    ヘッドフォン: SENNHEISER HD598

    今後もHD25-1IIなど別の手持ちのヘッドフォン、イヤフォンを試したり、メイン機材につないでみたりしたいところです。
    ある意味、サブシステムとして時間的にはこちらのほうが長く楽しむ形になっていきそうです。

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    Filed under: Audio
    2018/01/02 12:00 pm | No Comments

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