• 315月

    HIFIMANのヘッドホン「HE4XX」を追加してみました。

    すでにHE400SとHE400iがあるので次は上位モデルかなぁと思っていたのですが、ヘッド部分が頑丈そうなHE4XXが気になってこちらにしてしまいました。
    HE4XXは通常販売されているモデルではなく、Drop(Massdrop)で購入可能なものとなります。

    基本はHE400シリーズを踏襲していますけども、ヘッドバンドはかなり異なるものになっていて、無骨ながら金属主体の頑丈なものになっています。
    HE400SやHE400iの唯一の弱点はハウジング部分を支える辺りの強度でして、完全にプラスチックのみですから折れないように気をつける必要があるのですけども、HE4XXはそこがバッチリ金属製なので少なくとも折れる心配はありません。
    実際はネジがダメになったりすることもあるでしょうし、丁寧に扱うべきなのは変わりないわけですけどね。

    音質面でも若干のチューニングが施されているようで、特に低域がだいぶ下まで伸びている印象です。
    Nordostのディスクでチェックしてみても、18Hzからなんとか聴こえますし、19Hzからは確実に出ています。
    18Hzだと可聴帯域かどうかも怪しい領域ですが。
    ちなみにHE400iは20Hzくらいから聴こえる感じです。

    もうひとつ、入手した理由がありまして、それはイヤーパッドがDekoni Audioの「Elite Fenestrated Sheepskin Earpad for HIFIMAN」に交換されていたことです。
    写真はちょっと装着の向きが違いまして、実際は前側(顔の正面に近い方)にパッドの薄い部分が向くように取り付けるのが本来の仕様で、これだと広がりが出る形になります。
    オリジナルも同様な傾斜が付けてありますが、DEKONIのほうが音場はやや狭い代わりに低域がしっかり出てくる感じです。

    薄い部分をあえて下にしてみると、そのほうが装着の具合に影響されにくく、定位に安定感があるのですが、音の広がりは少し減って近くで鳴っている印象になります。
    だいぶ迷いましたが、最終的には本来の向きにしました。
    このほうが相対的に高域が伸びますし、しっかり決まれば広がりがあるので楽器の配置が明瞭になります。
    ある意味、スピーカーの内振りに似ているようなところがありますが、スピーカーのように角度の微調整ができないのでそこは装着の時点で微調整する必要があります。
    ただ、前述のようにヘッド部分などの強度が上がっているので、その分ガッチリ安定した装着感ですし、音にもそれは反映されているように思われます。

    またイヤーパッドはもうひとつ、「Elite Sheepskin」も付いてきましたので、そちらはHE400Sを換装しました。

    こちらもやはり低域は強まったようですし、音の広がりもさほど失われずに向上したように感じられます。
    シープスキンに穴がないので、これからの季節は少し蒸すかもしれませんけどね。

    ケーブルも柔らかくて取り回ししやすく、音質的にも付属品にしてはなかなか良質なものです。
    少し高域は控えめな印象のケーブルかなという気もしますが、特に交換しなくても大丈夫かなと今のところは考えています。

    あとは他の2機種に準ずる感想ではありますが、欠点をひとつ挙げるとすればヘッドバンドが若干短めで、個体差なのか片方だけスライドがかなり固いくらいでしょうか。
    ハウジング部分を固定する部分のネジも少し緩んでいましたし、そういう組み立て精度はHIFIMAN純正のもののほうが少し高いかもしれません。
    Dropではまだ購入可能ですが、HE400SやHE400iの価格が改定された今となっては輸入してまで…という部分はあるかもしれません。
    ただ、もう少しラフに扱いたいというニーズや、HE400シリーズがやけに気に入ってしまった方には長く愛用しやすいという点でもオススメできるのではないかと思います。

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    Filed under: Audio
    2020/05/31 3:00 pm | HIFIMAN HE4XX はコメントを受け付けていません

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