• 215月

    少し前からオーディオボードの導入を検討していて、出張時にも見ていたんですが、やはりそこそこ高価で躊躇していました。
    そんな折、クリプトンからエントリークラスのオーディオボード「AB-333M/B」が6月下旬に発売されるというニュースが。

    このボード、ベースにゴムの木を使い、表面には南洋桜を使ったランバーコア合板だそうで、カーボンや鉄球サンドを使った高級モデルよりだいぶコストダウンしてるんだとか。
    それでもお値段は22,000円と、やっぱりそれなりなんですよねぇ。

    しかし、ゴムの木…というのを見てふと思いついたことが。
    そう、タイトルで書いたla baseまな板もゴムの木の接合板なんですよ。
    ずいぶん永く愛用していたんですが、少し傷んできたこともあってだいぶ前に現役を引退させ、今はル・クルーゼのカッティングボードに移行してるんですけどね。

    ただ多少傷んだとはいえ、スピーカーの下で使うにはまだまだ十分ということで、引っ張り出してきて軽くヤスリがけしてみました。
    まな板の段階で手入れしておけばまだ使えたような気もするんですけども、まぁそこは置いといて…。

    早速、DALIのスピーカーの下に設置してみると、なんだかそれっぽいスピーカーベースに見えますね。
    ちなみにスパイク受けの下にフェルトを挟んでるのはまな板が汚れてるとかいうわけではなく、以前からの経験でこれが高域の尖りを和らげるのに効果的だからという理由です。

    まずはATOLLのDACを使って軽く鳴らしてみますが、全般的に軽やかになったように感じられます。
    響きも濁りだけがうまく抑えられ、音楽的な部分のみ豊かになる印象で、そもそもRoyal Menuet IIが持っている良さが活きているように感じます。
    うちの設置では背面をかなりデッドに仕上げているんですが、それでもややライブになったような印象が出てきますが、リバーブタイムでいえばむしろ短くなっているくらいなのが濁り減少の理由かもしれません。

    ただ、ARCAMにDACを変えてみると、これまでよりもやや現代的な鳴りに偏った印象があり、女性ボーカルで少しサ行が目立つ気がします。
    最低域の量感がやや減少したせいでバランス的にそうなったのかもしれませんね。
    そこで
    ボード下に設置してあった制振ゴムを外し、ここもフェルトに交換しました。
    制振ゴムは低域のダブつきを抑えるには非常に効果的なんですが、低域の活きの良さを抑えこんで濁らせてしまうデメリットも元々ありましたしね。

    ここまで調整すると、ボードの良さがそのまま活きてきて、全般に鮮度が上がってきました。
    フォルテシモでそれぞれの楽器の輪郭が破綻しなくなり、高域のスピード感が早まったりと、DALIの艶を残しつつ現代的になったように思います。
    雰囲気的にはお気に入りのQEDのケーブル導入時のような方向性の変化で、最近の私の好みにマッチしてるのでしょう。
    試行錯誤する上で、スピーカーベースもさることながら、意外とスパイク受け下のフェルトが効いているのも再確認できたのが大きな収穫だったかな。

    反面、現状ではまだ音場は少しシャープになりすぎた面もあって、もう少しゆるやかに浮かぶ音像との両立も目指したいところですが、そこはスピーカーの内振り角や背面からの距離などで追い込んでいこうかと思います。
    ちなみにクリプトンの「本物」は「自然材の響きを活かした軽やかさなサウンドが魅力」だそうで、そういう意味ではたしかに近いものがあるかも。

    la baseのまな板の使い古しがあるお宅はそう多くなさそうですが、新品で買っても2枚で1万円しませんし、音が気に入らなければまな板として使える(?)わけで、結構オススメのオーディオボードかもしれません。
    ただサイズは26cm角と大きくないので、小型ブックシェルフにオススメです。

    関連エントリー:

    Filed under: Audio
    2014/05/21 7:00 pm | la baseのまな板をスピーカーベースに はコメントを受け付けていません。

Comments are closed.