• 018月

    先日導入したAcoustic Advanceのミュートパネルですが、その配置転換も含めて天井のコーナーの対策も試してみたいと考えました。

    メーカーさんにレビューも兼ねた貸し出しをお願いしてみたのですが、やはりピンで刺したりする品だけに販売のみとのこと。
    オーディオアクセサリはやはりそれなりのお値段になりますから、他の方のレビューや貸し出しなどがないと効果が分からないのでダメ元で導入するのはなかなか難しいところです。
    購入した天井用のものを半分に切って試してみることも考えましたが、そうすると直角三角形になるわけで、コーナーに装着しやすい形とは言えません。
    なお本物は一辺が364mm×420mmの二等辺三角形のようで、ヨドバシ・ドット・コムがお安いようです。(2枚で8000円弱くらい)

    メーカーさんには申し訳ないですが、それならば代替素材で自作してお試ししてみようということに。
    元々、ドアにはピラミッド型のを自作してありますし、コーナーパネルは素材さえあれば加工はそれよりずっと簡単です。

    本来ならフェルトを固めたようなボードが良いのかもしれませんが、重すぎると落下してしまいますし、ピンも絵画用のものだと結構高価です。
    そこでフック型のピンと450mmx840mmのボードをダイソーで調達してきました。
    この大きさだと42cmの正三角形なら3枚作れますので、ボード2枚で計6枚作成できました。

    設置は上側をフックピン、下は丸ピンとしました。
    本物がどういうピンになっているのかは不明ですが、ピン留めなのは間違いないようです。
    #サイズも含め、この辺りの情報もいまいち不足してるんですよねぇ…。

    作った時点でスマホアプリのトーンジェネレーターで吸音具合を本物と比較してみましたが、やっぱりそこは本物の圧勝でした。
    5kHzなどの高域寄りの静けさが全く違いますし、軽く叩いた場合の音の感触も自作のほうはポコポコしていて、そもそも手荒に扱えばポキっと折れてしまいます。
    ただ、ミュートパネルであっても背面の空気層が重要なのは変わらず、これがなければ中低域の吸音能力はグッと落ちてしまうようです。
    コーナーパネルの場合には背面に空間ができますし、むしろ低域で作用してほしいところもあったので、自作でもそこそこいけるのでは?という期待もありました。

    計6枚はオーディオ部屋仕事部屋の天井の四隅、それにリビングのピアノの奏者背面の隅2ヶ所に取り付けました。
    結果としては上々の効果でして、天井が数十cmは高くなったような印象になります。
    なぜか左右のセパレーションも向上して、映像で言えば画面が2回りくらい大きくなって解像度も上がったような雰囲気となりました。
    もちろん音像が肥大化することはなく、定位自体はビシッと決まり、その上で雄大さも表現できるようになって、箱庭感が大幅に改善しています。

    もちろん本物のミュートパネルをラック横辺りに配置しなおしたり、アースを強化したことも相乗効果を発揮しているとは思いますが、自作のコーナーパネルもなかなかのものかと。
    そのうち本物のコーナーパネルに置き換えることも考えようとは思いますが、むしろパネル背面にフェルトを貼ってみたり、昔、ACOUSTIC REVIVEさんにあったピュア・シルク・アブソーバーみたいに綿を置くなんてのも良いかも。
    製品の完成度や音のまとまりの良さも承知した上ですが、それとて自身でちゃんと使いこなさなければ本来の性能は発揮できません。
    「値段が…」と気にされる方ならなおのこと、創意工夫で自作して試されてみる価値はあるかと思いますし、その上で判断して製品を入手されるのも良いかなと個人的には思うところです。

    Filed under: Audio
    2018/08/01 2:00 pm | コーナーパネルを自作 はコメントを受け付けていません。

Comments are closed.