• 028月

    導入してだいぶエージングも進んできた(どう考えてもほとんど使ってなかったっぽい)、ゼンハイザーのイヤホン「IE 80 S」ですが、純正のイヤーピースは触った感じと同様、なんとなくペコペコした感じなので見直してみることにしました。

    ネットで情報収集した中から、あんまり高価でないものを2つほどチョイスしてみました。
    選んだのはJVCのスパイラルドット「EP-FX9ML-B」(MLサイズ)とオーディオテクニカのファインフィットイヤピース「ER-CKS50M BK」(Mサイズ)です。

    まずはビクターから試してみましたが、簡単に言うとまさにビクターの音になりますね。
    イヤーピースの内側にドットのようなものがあり、そのおかげか、純正にあったイヤーピースの共振のようなものは消えて、その点では良好です。

    純正と見比べても質感も良いですし、大きさもほんの少し大きいので耳へのフィット感も悪くありません。
    ただ、元々強めな中低域がやや厚くなる感じがあり、中高域の透明度は上がっているものの、Pono Playerの音傾向も合わせるとちょっと思った方向の変化ではありませんでした。
    もちろんリケーブルとの兼ね合いもあるので、将来的に見直す可能性は大いにありますけどね。
    なおステムの太さとの合致具合は非常に良好で付けやすく外れにくそうです。

    つづいてオーディオテクニカですが、こちらはある意味、JVCと正反対の音の変化です。
    高域が自然に伸びていますが、低域はやや薄くなり過ぎの感があります。
    耳への装着感も形状としては悪くないのですが、私には若干小さすぎたかもしれません。

    ステムに大してもややキツめで、装着はやややりづらかったです。
    ただIE80Sの場合はイヤホン側に低域の調整機構がありますので、こちらのほうでいちばん絞った状態(デフォルト)から1目盛り弱くらい増量しますとウェルバランスとなりました。
    そもそも、この機構で低域を絞ると量が減るだけでなく「バスレフポートにスポンジを詰めた」ような抑圧感も出るので、その点でも多少開いたほうが開放的な音になるような気はします。

    ちなみにSpinFitも試しましたし、SHUREさんからもらったイヤーピースセットも試そうと思いましたが、前者は音が合わず、後者はステムの太さが太すぎて装着できそうもなく、諦めました。
    そんなこんなで、現状はオーディオテクニカのファインフィットイヤピースを採用となった次第です。
    ただエージングもまだ進んでいるような気がしますし、リケーブルも検討中なのでまた変更になったらご報告しようかと思います。

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    Filed under: Audio
    2018/08/02 12:00 pm | SENNHEISER IE 80 Sのイヤーピース見直し はコメントを受け付けていません

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