• 119月

    ACOUSTIC REVIVEから新作ショートピンとターミネーターが近日登場予定のようで。
    すでにオーディオアクセサリ誌には記事が掲載されていますが、以下のラインナップのようですね。

    [ ターミネーター ]
    RRT-EX (RCA用) : 38,000円(税別)
    RXT-EX (XLR用) : 48,000円(税別)
    [ ショートピン ]
    RRS-EX (RCA用) : 38,000円(税別)
    RXS-EX (XLR用) : 48,000円(税別)

    なお誌面の掲載ミスがあったみたいで、以下の訂正がPhile-Webに出ていましたので、上記はそれを反映しています。

    ●246ページにて掲載のACOUSTIC REVIVEのターミネーター「RRT-EX」およびショートピン「RRS-EX」につきまして、価格の表記に誤りがございました。正しくはいずれも¥38,000(税別)となります。

    同社のショートピンというとSIP-8Qは私も愛用していますし、出力端子用防振プラグの「IP-2Q(」もRGC-24 TripleC-FMにクォーツレゾネータこそ付いていないものの、同等品が付属しているので試したことがあります。
    ショートピンはフォノ入力が複数あった時代には、アンプに標準で挿してあったこともあるくらい、定番の対策でした。
    最近はハイレベル入力が主体になったのもあって軽視されがちですけども、昔以上にノイズが蔓延しているわけですから今こそ見直されるべきアクセサリかと。

    一方でいろんなショートピンが出ていますが、装着することで音にクセが出るという声も良く耳にします。
    その点でもジュラルミンと真鍮という複合素材、それに天然水晶(fo.Qも付いてますが使わないほうが良い印象です)のSIP-8Qも非常に優秀なものです。
    しかし、「既存の製品を超える出来でなければ新製品は出さない」という主義の同社ですから、今回のRRT-EXはそれを大きく超える効果を実現したのでしょう。
    今回はほぼプラグに類似した形状のやや長めなものとなっていて、素材はジュラルミンと黄銅、それに天然水晶という構成です。
    短絡させる部分にはPC-TripleC/EX導体を使うという新たな仕掛けです。
    良質なケーブルを接続すると他の入力端子の音も微妙に変化する経験をされたマニアは多いと思いますが、似たような効果も期待できるのでしょう。

    ターミネーターのほうも以前の防振プラグ「IP-2Q」ではセンターピンが導通性の無い素材になっていましたが、今回はショートピンと色違い(ショートピンは濃い目のグレー、ターミネーターは薄めのシルバーっぽい色合い)のものになっています。
    出力端子に間違えてショートピンを挿さないように気をつけるのは当然ですけれども、このターミネーターはかなり気になっています。
    プレーヤーやプリアンプなどはXLRとRCA双方の出力が用意されているケースが多いですが、実際に使うのは片方のみですし、何もノイズは入力側からだけ入ってくるわけではなく、むしろ出力側のほうが無防備な部分が多そうですからね。

    個人的には同様の流れで電源コンセントのほうのターミネーターもラインナップに加えてほしいなと。
    昔はコンセントスタビライザー「CS-2Q」という製品もあったわけですし、ぜひ期待したいところです。
    ちなみに発売日はまだ決まっていないようで、ややフライング気味の紹介になりましたが、今後の発表を楽しみに待ちたいと思います。

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    Filed under: Audio
    2019/09/11 12:00 pm | ACOUSTIC REVIVE RRT-EX はコメントを受け付けていません

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