• 0411月

    Accuphase P-600が壊れてしまって一瞬途方に暮れたのですが、立ち直りの早さはAccuphaseのダンピングファクター並みということで、P-550を入手しました。

    実はP-600を選んだ時にも候補に挙がっていた機種でして、そういう意味ではすんなり決まった感じです。
    P-600は素晴らしいサウンドで代えがたい魅力に溢れていましたが、壊れてしまっては仕方ありませんし、今回の条件としては以下を重視しました。

    ・お店の保証期間が一定期間あること
    ・信頼できるショップであること
    ・Accuphaseで修理可能なこと
    ・できればメンテ済みなこと

    特にAccuphaseで修理できることは重要なわけで、手持ちのA-45や壊れたP-600に対抗できるモデルはほぼ全て挙げてもこの程度です。

    M-1000
    P-800
    A-50
    P-550
    P-700
    P-450
    M-2000
    P-1000
    P-650
    A-45

    もっと新しいモデルもありますが、そうなるとお値段もグッと上がりますし、そもそもP-600のような電圧高めのハイパワーアンプとはちょっと違ってきます。
    上記の中でもかなり幅がありますし、そもそも中古は出物がなければ候補にすることもできません。
    しばらくリビングをLINN LK140にして様子見することも考えましたが、A-45も購入時より値上がりしているくらいですし、さきほどの条件を全て満たすのはなかなかないだろうなぁと。
    もちろんAccuphase以外も候補としては検討しましたが、お値段とサポート体制を考えると現時点では厳しいと判断しました。

    今回のP-550はメンテ済みで年代も1994年とP-600の1983年からするとだいぶ新しくなりました。
    現状全て修理対応可能なパワーアンプでいちばん古いのは1987年ですから、あと7年くらいは大丈夫と推測されます。
    また、270W/8Ωというパワーはやはり魅力的で、Pc130Wの10パラや1200VAのトランス、47,000μF/100WVというコンデンサという構成にP-600の面影を感じました。
    実際にはP-600のほうが格上で、これはP-500の後継的位置づけだと思いますけどね。

    また、スピーカー端子が2系統あるというのもちょっと惹かれたポイントです。
    802だけだと気軽に鳴らせないところがありますし、バイワイヤリングももっと気軽にできます。
    バナナプラグ対応というのもケーブルを選ばないかなと思ったんですが、スピーカー端子が思った以上に大きく、CardasのYラグが挟まらないのは誤算でした。
    一応、inakustikのバナナプラグで変換することもできるのは確認しましたけど、これだと音質面ではいまひとつでしたから、そこは今後の課題です。

    そんなこんなで、まずは元箱のまま部屋へと運び込みました。
    最近、パワーアンプを運び慣れたからか、玄関から2階の部屋まで一気に運び上げても平気になりましたが、そんなに慣れたくない作業です。
    重量は33kgとP-600の38.5kgよりは軽いですが、A-45の30.9kgよりは重いといった具合です。
    消費電力は電気用品取締法で980WとこれもP-600の1100Wよりは小ぶり(?)ですが、無入力時は200Wと大きく、A-45とさほど変わらないくらいです。
    もしかすると多少、A級動作領域が広いのかもしれません。

    音傾向としてはDP-75と同世代の音色だなぁというのがファースト・インプレッションです。
    ある意味、バブリーな時代背景を感じるもので、最近の清廉さとも違うし、それ以前の押しの強さとも違う優雅なサウンドですね。
    とりわけ高域の透明度が高く、P-600と比べると音場再現が格段に正確です。
    低域の駆動力はP-600ほど圧巻の勢いではありませんが、非常にフラットで強調するところがありません。
    感覚的に同じアンプでバイアンプ駆動してるような、そんな印象を覚えました。

    付属の電源ケーブルはどうも純正ではなさそうだったり、さきほどのYラグの問題、設置方法(ボード)などはまだ詰めきれていませんが、それでも中域の細かい機微が良く表現されているのが印象的です。
    特性的にはA-45に近く、それにAB級ハイパワーアンプの駆動力が備わった形とも言えるでしょう。
    Matrix 802の場合はそれが好ましく、音場再現の精度の高さも相まって、デカい802の存在が消えるような印象すら覚える出音となっています。
    バナナプラグで大きく音が変わったところも含め、ダンピングファクターが500と高いこともこの音の印象を生む理由になっている気もします。

    本来はこれより先にご紹介したい物もあったのですが、レビュー環境がこれだけ変わるとちょっと見直しも必要ですし、DP-77もまだ修理中ですので、先にパワーアンプをご紹介しておくことにしました。
    P-550自体もこれから細かくチューニングしていきたいと思いますが、流石にもうあんまりシステム入れ替えはしたくないかも。
    このところ少しバタバタが続いていますし、できれば早めにDP-77にも戻ってきてもらって、リラックスして音楽を楽しめる時間を確保したいなと思っています。
    そう言いながら、まだいくつか紹介する予定の機材があったりしますけどね。

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    Filed under: Audio
    2017/11/04 12:00 pm | No Comments

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