• 2110月

    P-700も入ってオーディオ機器も落ち着いてきたなぁと思った矢先、AccuphaseのSACDプレーヤー「DP-77」が何度かおかしな挙動を見せるようになりました。

    具体的には電源投入直後に以下のような症状が合計で4〜5回起きた形です。

    ・ディスクを挿入したのに曲数や時間表示が出ない
    ・ディスク挿入後、再生ボタンを押しても再生が始まらない
    ・トレイを閉じた際、途中まで閉まって勝手に取り出される

    起きるのは1日に1回くらいで、アレ?と思って一旦電源を切って入れ直すとその後は全く問題なく再生されます。
    またちょっと経って、一日ぶりくらいに電源投入するなど、ある程度時間が経過しないと発生しません。
    ディスクも特定のもので起きるということはないようで、SACDでもCDでも発生しました。
    先日、電源ケーブルをAPL-1からCardasに替えましたが、APL-1の時から起きていましたし、SPECのインシュレーターを外す前後でも起こっていたので、その辺りは関係なさそうです。

    やや気になるのは同社のクリーン電源「PS-500」から電源を取っていて、DP-77の電源投入時はその直前にPS-500の電源も入れていることが多いのが気になりますが、それはずいぶん前からその構成ですし、HD-7AやC-280Lなど他の機器では異常がなく電圧も正常ですから、これが関係している可能性もあまり高くはなさそうです。
    その辺りを追試しようかと思いましたが、購入日を調べてみるとお店の6ヶ月保証まであと少しですし、念のために購入店に相談しておくことにしました。
    ちなみに購入前にお店でピックアップ交換をしてあったのですが、これがほぼ1年前だったようで、お店からAccuphaseに問い合わせを入れてくれて、その無償修理で対応したいとのことでしたので、再現性にやや不安があるものの早めに修理に出すことにしました。
    念のため、症状が発生したCDとSACDも同梱してほしいとのことでしたから、それもいっしょにお店に発送しておきました。

    今のところ、ピックアップ不良が疑われているようですが、うちでの挙動を見る限りではピックアップ自体はさすがにまだ大丈夫のような気もします。
    1年前に交換して使用したのはまだ5ヶ月ちょっとですし、電源投入直後以外はエラーで読めなかったことすらないですからねぇ。
    購入時に修理票のコピーも貰っておいたのですが、ピックアップとベルトくらいしか交換してないので、それ以外の部分(電源周りとか…)が怪しいのではないかと予想していますが、あとはもうメーカーにお任せするしかありません。
    ちなみにDP-77は「オプティカル・ユニット(ピックアップ)は現在補修が出来ません」となっていますが、ごく少量はキープされているようです。

    あとは症状が再現してくれればいちばん良いのですが、もし発症しない場合は有償でもオーバーホール相当のメンテをしてもらおうかなと思っています。
    そもそもお店の保証もまだ切れていないので、あんまり話がこじれた場合は返金対応も可能ではあるのでしょうけれど…。
    それにしても我が家ではA-45に次いで新しいモデル(しかもメンテ済み)で問題が起きるとは思っても見ませんでした。
    C-280LやP-700こそ、オーバーホールに出しておこうかなぁと思ってたんですけどねぇ。
    たくさん所有しているAccuphase製品ですが、修理に出すのはC-200Lに次いで2回目で、どちらも購入後の保証期間というのも不思議なものです。

    ともかく出したからには1ヶ月くらいは戻ってこない可能性が高いですから、CDP-557ESDを設置してみました。
    これも新品購入から一度も壊れず活躍していて、この頃のメカの強さには驚かされます。
    DP-70Vも同じドライブを搭載してあり、これも購入前にお店でメンテされてますが、ピックアップは交換不要となってました。

    CDP-557ESDのアナログ出力もまだまだ元気ですが、そこは年代的にアレですからHD-7Aにつないでトランスポートとしての使用です。
    最初は光でつないで「まぁそこそこ聴けるかな(失礼)」と思っていましたが、しばらく聴いているとナローレンジで平坦な印象がしてしまいます。
    そこで同軸接続に変更して、これならなんとか1ヶ月我慢(さらに失礼)できそうです。
    なお、アップサンプリングやK2プロセッシングも試しましたが、使わないほうが総合的には良さそうです。
    SACDは聴けませんが、ほとんどはハイブリッド盤ですし、この機会にハイレゾ音源やレコードを聴いておけば良いでしょう。

    それにしてもSACDプレーヤーの選択はなかなか難しいなと感じるところです。
    新しい機種ならピックアップの不安はありませんが、それとて将来に渡って保証されるものではないですからねぇ。
    色々考えるところはありますが、まずはDP-77が無事に元気になって戻ってくることを待ちたいと思います。

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    Filed under: Audio
    2017/10/21 12:00 pm | Accuphase DP-77、修理へ はコメントを受け付けていません

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