• 231月

    ortofon MC20Sを使うようになってナガオカのスタイラスクリーナーでは取りきれない汚れが目立つようになってきたので、他のものを注文したついでに(ポイントで)PICKERINGのAP-1をゲットしてみました。

    アルコールを使ったものはダンパーを劣化させることもあるらしく、AP-1のクリーニング液はノンアルコールとなっています。
    また、いつもクリーニング液を使う必要はないそうで、普段はドライ、汚れがひどい時にクリーニング液を一滴たらして使うと良いのだとか。

    そしてAP-1の肝はブラシのほうでして、短くて極細の毛がたくさん生えていて、一見するとフェルトのようにすら見えます。
    しなるような長さはありませんから、ブラシは接触してる感覚が薄いので、あまり強く当てすぎないように注意が必要です。
    また、説明書にも買いてますし、他のスタイラスクリーナーでも同様ですが、必ず奥から手前に動かすようにしたほうが良いです。
    少しでも横に動かすと、他のブラシ以上に針先に負担がかかる印象ですので…。

    そして気になる効果ですが、汚れはこれまでのナガオカでも苦労こそするものの、頑張ればそこそこ落ちていたように思っていたのですが、実際に使い比べてみると針先の透き通った感じが違います。
    ちょっとピントや手ブレなどがあって分かりづらいかもしれませんが、使用前(上)と使用後(下)の針先の透明感の違いを見ていただければ分かっていただけるかと。

    見た目だけでなく、音も引っかかりがない感じでスッキリ明瞭な音になった気がします。
    価格もそんなに高価ではなく良い感じではありますが、針への負担はやっぱりちょっと気になるところです。
    また、なかなかの簡易包装で、ブラシを収納するケースすらないので、そこは自分で用意する必要があるでしょう。
    私はジャンパーケーブルが入ってたケースにルーペなどといっしょに収納しておきました。

    おそらく普段使いはこれまで通りナガオカを主体にするかなと思っていますが、ここ数日使った感じだとルーペで確認するとやっぱりあの透明な針先にしたくなって、AP-1を使ってしまう感じです。
    汚れを落とす効果は間違いなく高いと思いますので、うまく使い分けていこうと思います。

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    Filed under: Audio
    2017/01/23 12:00 pm | PICKERING AP-1 はコメントを受け付けていません

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