• 235月

    Accuphaseからディジタル・ヴォイシング・イコライザーの5世代目「DG-68」が6月に発売になるようで。

    初代のDG-28が1997年発売ですから、23年近く経過したことになります。
    イコライザーとしてはその前に1985年発売のアナログ式のG-18があるので、歴代ずっとグライコには力を入れているということになりますね。
    ディジタル・ヴォイシング・イコライザーの初期モデルはデジタル入力が基本でしたけど、DG-48以降はアナログ入出力も標準装備になっています。
    A/DコンバータやDACの性能を考えてもより実用的になったのはそのあたりからと言えるでしょう。

    それでもフォノを通すのには私自身、まだ抵抗がありますけどね。
    そもそもトーンコントロールも全然使わない派だから、というのもあるとは思いますが。

    ADCはAK5578ENをチャンネル当たり4回路並列とし、サンプリングも最大32bit/352.8kHz(DG-58は24bit/176.4kHz)としてあり、かなり強化された印象があります。
    DACもES9028PRO搭載ですから、ある意味D/Aコンバータ的に使うというのもアリなのかも。
    基板構成はそう大きくは変わっていないように見受けられますが、コンデンサなどの部品を箇所によって使い分けてあるあたり、若手技術者に移行しつつあるのかなという印象も受けました。
    アナログとデジタル基板を結ぶ部分に見受けられたフェライトコアも上部から見えなくなっていて、ケーブルも含めて下から取り回すようにしたのかな?

    OSはDG-58ではMicrosoft Embedded Compact 7と記載がありましたけど、今回は明確には掲載されていません。
    ただ操作部の画面はそう大きくは変わっていませんし、Windows Embedded系ではないかと推測されます。
    このあたりの操作をタブレット経由でできたりすると良いのかなとも感じますが、同社のユーザーや今後のサポートを考えるとやっぱりこの形式しかないのでしょう。
    また、基本的に周波数特性のみの操作なのも、そろそろ機能拡充させても良いのかなぁとは感じますけど、これもシンプルにそれだけでも「音場補正」ができるという捉え方なのでしょう。

    他にもHS-LINK Ver.2に対応し、DAC部分にANCCを採用してあったり、電源ケーブルにAPL-1が付属したり、マイクも新しい型番のものに変更になっていたりと細かなところもブラッシュアップされています。
    その分(?)、お値段は税別850,000円と結構なお値段に…。
    まだ詳報が出てきていませんが、C-3900も近々登場して、そちらは税別190万円らしいですし、やはりそこは仕方ないところかなと思います。

    Filed under: Audio
    2020/05/23 2:30 pm | Accuphase DG-68 はコメントを受け付けていません

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