• 0411月

    「オーディオアクセサリー銘機賞2019」のグランプリに以下の5つの製品が選出されたそうで。

    NVS Sound/RCAインターコネクトケーブル「FDV‐RCA」
    ●Zonotone/スピーカーケーブル「Grandio SP-1
    KRIPTON/電源ボックス「PB-HR2000」
    ●ACOUSTIC REVIVE/電源ケーブル「POWER SENSUAL-MD
    Andante Largo/オーディオラック「Grand Solo Series」

    選出方法はオーディオ機器の「オーディオ銘機賞」と合わせて、メーカー各社から500以上のノミネートがあり、これを「オーディオ銘機賞」はオーディオ評論家10名、「オーディオアクセサリー銘機賞」は5名の評論家と専門店10店の審査委員の予備投票で決まるようです。
    いつも不思議に思うのは発売前の製品が多数ノミネートされていて、またそれがグランプリに選出されている点なんですよねぇ。
    「銘機」というと私のイメージでは、たとえばカメラでいえばNikon Fとか、車ならTOYOTA 2000GTみたいに歴史を越えて愛されるものという印象があります。
    さすがに喩えが古すぎた感はありますし、毎年選出するという意味では直近1年程度に発売あるいは販売が継続している製品に限られるのは当然かなとは思いますけども、発売前に銘機と決まっているというのはさすがに違和感があるわけです。
    まぁ評論家の先生方は発売前に試聴する機会もあるのでしょうし、販売店さんも「これは売れそう!」という勘が働くのかもしれませんけどね。

    嫌味はそのくらいにして、私も愛用しているACOUSTIC REVIVEさんの「POWER SENSUAL-MD」が選出されているのは喜ばしい限りです。
    自分が使っているものが選ばれて嬉しいという意味ではなく、他の方に良さを知っていただく機会になれば良いなぁとの想いからです。
    私自身はこの賞に限らず、受賞しているからとか人気だからというのはチョイスの基準になることはなくて、自分で聴いてみて良かったものを選ぶようにしています。
    もちろん数多ある製品の中から絞り込む上での参考になることは間違いないのですが、別に自分や自分のシステムが受賞するわけではないですからね。
    さらに言えば、いくら受賞した製品を導入したからといって、それで素晴らしい音が実現できるかというと、私はハッキリNO!だと思っています。

    また、グランプリというと最高栄誉という形で1製品のような印象ですけども、今回は5つの製品が選ばれています。
    それぞれジャンルが異なるという意味合いもあるのでしょうが、金賞、さらには特別大賞というのもあったりで、なんだか日本酒の品評会やレコード大賞のような様相を呈していますよね。
    なぜこんなにたくさん選出するのかなぁ?と素朴に疑問に思いましたので、Twitterでアンケートを取ってみることにしました。

    Twitterのアンケート機能は選択肢が4つまでですので、仕方なくラックは割愛しましたが、思った以上に票が割れるものですね。
    ここでも「POWER SENSUAL-MD」に興味を持ってくれた方が多いのは嬉しいですね。(フォロワーさんが多いからだとは思いますが)
    ただ、それと同じような感覚でご自身がお使いのブランド推しという思いも感じ取れました。
    少し前に某雑誌の製品評価でユーザーが異論を唱えたということがありましたけども、グランプリに自分のお気に入りのブランドが入っていないと「この素晴らしい製品が入ってないとは賞の選出方法が疑わしい!」みたいな声があがってくるのかなぁと邪推してみたり…。

    そもそもグランプリに選出された製品をそのまま鵜呑みにして全部入れたとしたら、一体どんな音になるのでしょう?
    正直、とても不安な結果しか浮かばないのですが、それに近い組み合わせにされていらっしゃる方も実は毎年結構いらっしゃるのかもしれないなぁというのも危惧しています。

    グッドデザイン賞もやっぱりたくさんのジャンルに金賞が授与されているのですが、今年のカメラに「PENTAX K-1 アップグレードサービス」が選出されていたのが非常に印象的でした。
    正直、今のカメラ業界からするとミラーレスなどの流れに押され、評価もさほど高いとは言えない(失礼)K-1、しかもそのアップグレードサービスが選ばれるというのは驚きました。
    審査委員の評価の一文「ユーザーが欲しいのはより進化した性能であって、もう一台のカメラではないという事も多いのではないか」というのも胸にしみました。
    これはまさにオーディオにも言えることなのではないか、と感じた次第です。

    オーディオメーカーでもESOTERICやLINNなどアップグレードサービスを展開しているところはありますが、バッジなど細かな部分への配慮等、見習うべきところは多いように思います。
    ちなみにACOUSTIC REVIVEさんも電源タップやケーブルなどでアップグレードサービスをしていますし、POWER SENSUAL-MDに使われているMDユニットは同社の他の電源ケーブルに装着したり、単売もされるとのこと。
    そうした部分も含めて、数十年経ってもなお銘機と呼ばれる製品をグランプリ選出していってほしいなと願う次第です。

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    Filed under: Audio
    2018/11/04 12:00 pm | オーディオアクセサリー銘機賞2019 グランプリ はコメントを受け付けていません

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