• 211月

    エレキットから真空管アンプキット「TU-8200」が発売されているようで。

    エレキットはずいぶん昔にICアンプみたいなのを作ったことがあったと思いますが、今でも電子工作といえばエレキットという感じで頑張っていますね。
    ちなみに福岡の嘉穂無線というところが発祥で、今は独立した会社になっています。
    その嘉穂無線もまだ店舗が残ってますが、グッデイというホームセンターも嘉穂無線が発祥だったりします。

    またしてもTU-8200から大きく話が逸れてしまいましたが、このキットはちょっとお試し電子工作ではなく、かなり本格的な真空管アンプです。
    当然ながらハンダ付けも必要ですし、だいぶ敷居は高いですね。
    ただキットらしく、五極管接続や三極管接続、ウルトラリニア接続と3種類から選べるようになっているのは良いですね。
    真空管も6L6GCからKT66、KT88、EL34(6CA7)、6550などに差し替えできますし、真空管アンプで面倒なケースもあるバイアス調整もアクティブオートバイアス調整機能が搭載されていて便利そうです。

    また、別売りのUSB-DAC基板が内蔵可能だったり、ヘッドフォン出力もあったりと意外と高機能です。
    私としてはプリ段を経て使いたい気もしますけど、そこはキットですから自分でそういう風に組み直すのも良いでしょう。
    ちなみに私自身はライントランスを入れたパッシブプリを作ってみたい気もしています。
    そんな都合の良いキットはないでしょうし、こちらでは部品調達もやや難点がありますが、パッシブだと多少は難易度も低いかなぁ、なんて考えてるところです。

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    Filed under: Audio
    2014/01/21 7:00 pm | 4 Comments

4 Responses

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  • こじろう Says:

    嘉穂無線は現在グッデイの運営会社ですね。
    カホパーツセンターは嘉穂無線から独立分離して営業しています。
    ちなみにカホパーツセンターは良く行きます。
    デンキのカホが昔、地元にあり学校帰りに良くよってました。

  • matsumo Says:

    MacBSさん、こんにちは

    私が使っているTU-879R等でも、真空管を6L6GC、KT66、KT88、EL34、6550等に差し替えできるのですが、五極管接続や三極管接続、ウルトラリニア接続の切り替えができるのが珍しいですね。と言っても、出力が「三極管接続:4W×2」に比較して、「五極管接続やウルトラリニア接続:8W×2」と2倍程度にしかならないのはちょっとガッカリな感じです。三極管接続に比較して音が悪いと言うことになっているのですから、せめて、3倍~5倍の20W×2位は欲しい感じがします。多分、原理的に無理なんだと思いますが。

  • MacBS Says:

    こじろうさん、コメントありがとうございます。

    嘉穂無線本体のほうがカホパーツセンターになってるんですね。
    情報、大変ありがとうございます。
    父親が元々福岡なので、嘉穂無線はたまに寄ってたみたいです。

  • MacBS Says:

    matsumoさん、コメントありがとうございます。

    キットとして実験的な要素とオーディオ製品としての完成度をうまく両立させた仕様ですね。
    出力が原理通りにいかないのは真空管以外の部分でパワー不足になる部分もあるのかもしれません。