• 247月

    BELLDREAMのスタビライザー「STB-340A」を入手してみました。

    当初はすでに2つ持っているし、340gとやや軽めなのでダイレクトドライブをお使いの方のほうが合ってるのかなと思って見送っていたのですが、ちょうどそのタイミングで期間限定ポイントが付与されたのでそれならば…とゲットした次第です。
    水準器が装備されていて水平を確認しやすいというのも手に入れようと思った理由でしたが、肝心の水準器に結構目立つキズが…。

    そのくらいは腕時計のプラ風防で慣れたものよ、とサンエーパールを取り出し磨いたのは良いものの、ちょっとやり過ぎて先まで削ってしまいました。
    最初は注意して避けながら拭いてたんですが、線をまたいだ外周にも傷があったので消えたら消えた時だ!と開き直ったのが敗因ですね。

    それでも傷自体はすっかり目立たなくなりました。
    線はとりあえず手持ちの太いマッキーで描きましたが、さすがにこれは太すぎですねぇ。
    あとで細手のマッキーを買ってきて描きなおして、まぁそこそこ目立たなくなったから自分で使うには良いでしょう。

    キズ消しの話が先行しましたが、スタビライザー自体は2009年に出たもので、アルミニウム製の比較的軽量(340g)のものです。
    水準器は取り外せて感度も精度も良いもので、わりと良い具合に水平が出せると思っていましたが、やはりこの大きさでは限界があるようです。

    普段はサンワの大型水準器をターンテーブルに載せて測っていますが、STB-340Aの水準器を信じて合わせたらかなり誤差が生じていました。
    ストロボスコープはまだ試してませんが、本来はレコードもスタビライザーも載せた状態で速度を測るのが理想ですから、その点でも理にかなっていると言えるでしょう。

    大きさは直径が85mm、高さが33mmでやや大きめで、直径に関してはレーベルを結構塞ぐ形になるので、カートリッジ形状によっては内周でちょっと危ないかもしれません。
    とりあえずAccuphase AC-2では問題ありませんでした。

    ちなみに手持ちの3つは今回のSTB-340A(アルミ,340g)、MICRO ST-10(真鍮,1kg)、山本音響工芸 RS-1(砲金に銀メッキ,380g)です。
    大きさは大きいですがいちばん軽量ということになりますね。
    音もそれに伴ってマイクロのに比べると軽めな感じはありますが、音に広がりがあり自然な音場が再現される気もします。
    マイクロと比較試聴してみると、マイクロのほうがやや金属的な響きが乗る部分があり重量感も出ますが、俯瞰で聴いてみると音像がやや平面的になる傾向はあります。
    ただ盤面の共振はマイクロのほうがターンテーブルと素材が異なることもあるせいか、少ないような気もします。
    どちらが良いかはディスクによって評価が分かれるところですが、ベルドリームのほうが現代的なサウンドになりますね。
    重量で抑え込むのではなく、制動、制振している印象があるのは底面のウレタン?のような素材も関係しているのかもしれません。

    スタビライザーの効用については賛否両論あって、載せないほうが開放的な音になるという意見も耳にします。
    この辺りはプレーヤーやターンテーブルの材質、重量、ターンテーブルシートの素材など、様々な要因が絡んでくるので一概には言えないような印象です。
    あくまでも私感ですが、ダイレクトドライブの場合はモーターへの負荷も大きくなりますし、シャフトにも長期的に良くない影響があると思いますから、あまり重いスタビライザーは使わないのが賢明でしょう。
    また他に大きく変化する要素の多いアナログ再生の中ではスタビライザーの効果は少なめだと思いますし、別の場所にボトルネックがある場合、特に効果が分かりにくいケースが多いのではないかと思われます。

    うちの場合はディスクのサクションシステムの関係でターンテーブルシートが使えないですし、ベルトドライブということもあってそれなりの効果は発揮できているようです。
    それにしてもスタビライザーでも年代による音傾向に違いがあるというのは面白い発見でした。
    ベルドリームのも2009年発売ですからそんなに新しいわけでもありませんが、うまく3つのスタビライザーを使い分けながらアナログ再生を楽しみたいところです。

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    2017/07/24 12:00 pm | No Comments
  • 237月

    SPECのインシュレーターが思ったよりも良くて、その流れでリアルサウンドプロセッサーも気になっていました。
    リアルサウンドプロセッサーと言っても一体何のことやら?という方が多いと思いますが、要はスピーカーの逆起電力を吸収低減する箱(かなり適当な説明)です。
    逆起電力だけの問題であれば、バイワイヤリングでも改善するのでは?と思い立ち、まずは手持ちのスピーカーケーブルで試してみることにしました。

    Accuphase A-45からB&W Matrix 802 Series 2間の接続はこれまでQED Genesisを使い、中高域と低域の間は同じGenesisで出来たジャンパーを使用していました。
    理由としてはGenesisがそれなりに高価なこと、それにA-45のスピーカー端子が1系統しかない点を考慮してのシングルワイヤーでした。

    A-45にはGenesisをバナナで繋いでいますから、まずは直挿しで細めの線から試してみることに。
    とりあえずスピーカー側にバナナプラグが付けたままの状態だったZonotoneがあったので、これからお試しです。
    これまでもスピーカー側は低域端子にGenesisを繋いでいてたすき掛けはしてませんから、中高域側にZonotoneを足した形です。
    この段階でも音にはかなりの変化が見られましたし、アンプ側で直挿しに繋いでもバナナの刺さり具合にはさほど問題ないことが分かったので、それならばとCHORD Clearwayを投入してみます。

    今回も中高域側に使いましたが、Clearwayらしい艶のあるサウンドになり、CDの女性ボーカルなどは雰囲気の良いものになりました。
    ただ、SACDでオーケストラを聴いてみると、音像が甘く音離れが悪いのが気にかかります。
    正直、Clearwayって名前の印象とは違って、ちょっとぼやける傾向があるように思うんですよね。

    そこでリベンジで、Genesis導入前に使っていたQED Ruby Evolutionを引っ張り出してきます。
    こちらもスピーカー側にバナナが付けたままだったのでこれをそのまま使い、今度はRuby Evolutionを低域にして、Genesisを中高域に移動させました。

    さきほどと同じSACDを聴いてみますと、Rubyの低域番長ぶりが遺憾なく発揮されて分厚いサウンドになっています。
    やや長さが短めなのでGenesisと長さが揃わないのと、やはりAIRLOCとは接続具合が違うのもあって、場合によってはAIRLOC付き(アンプ側はYラグ)で発注しようかと思いましたが、しばらく様子見することに。

    後日、レコードのほうでそのまま聴いていたのですが、どうも違和感を覚えます。
    最初はカートリッジを変更したせいかな?とか、PE-16導入でプレーヤーの水平が狂った影響だろうか?などと試行錯誤していたのですが、ふとバイワイヤリングにしたのを思い出しました。
    冷静に聴いてみると、低域の量は以前以上にしっかりあるのですが、ボワついていてキレが失われていたんですね。
    Rubyも非常に良いケーブルですし、バイワイヤリングによる効果も出ているのですけど、ケーブルが異なることやGenesisとの格差などが影響したのでしょうか。
    やはりバイワイヤリングは同じ長さで同じケーブルが望ましいようで、それを実現するにはちょっとコストも掛かりすぎますし、そこまでするならSPECのリアルサウンドプロセッサーも視野に入ってきてしまいます。

    そんなこんなを考慮した結果、当初のシングルワイヤー+ジャンパーに戻すことにしました。
    そもそも、システムとしてはもう手を入れるところがあまりなくなってきている、というのも事実ですね。
    もちろん上を見ればキリがないのですけど、主だった機材は手に入れた以上、それなりの年数はしっかり使ってあげたいですし、そろそろオーディオも聴く方面に集中するようにしていこうかなと思っています。
    時間的余裕もちょっと足りなくなっていて、機材をいじってると音楽をゆっくり楽しむ時間も減ってしまうというのも大きな要因の一つです。
    ま、そんなことを言いながらも結局、アクセサリ類を足したりするとは思いますが、まぁ大枠での方針ということで…。

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    2017/07/23 12:00 pm | No Comments
  • 227月

    ACOUSTIC REVIVEのRCA入力端子用ショートピン防振プラグ「SIP-8Q」を手に入れてみました。

    元々はクォーツレゾネーター「QR-8」を試してみたかった、というのがキッカケでした。
    クォーツレゾネーターはRMF-1の上部にも使われていますし、コンセントプレート「CB-1DB」やRR-888にも送ってもらった際に既に貼り付けてあって、その効果はすでに体感済みでしたから、他所でも使ってみたいなと。

    調べてみるとSIP-8Qにはこのクォーツレゾネーターが8個付属していて、しかもお値段もそれほど違わないということでそれならショートピンも良いよね、ということになった次第です。

    導入に際してACOUSTIC REVIVEさんに使い方を相談したところ、付属のfo.Qシールはショートピンには使わないほうが良いはず、とのことだったので、クォーツレゾネーターだけを貼って準備しました。

    まずは念のため、ECI-50でクリーニングしておいて、パワーアンプのRCA入力端子に装着です。
    ちなみにメイン機材ではUSB-DACのHD-7Aとフォノ入力を除くと、あとは全てXLRでの接続となっています。

    パワーアンプは中を清掃した時に構造的にRCA入力のほうがオマケ的扱いだなと感じていて、ショートピンを挿しておけばノイズ混入が防げそうかなとは思っていました。
    実際に試してみるとその効果は予想以上で、聴き慣れたCDでも音源のノイズが浮き立って聴こえてきます。
    ポータブル機器にてヘッドフォンで聴けば判る程度の残留ノイズなんですが、スピーカーから普通の聴取音量で聴き取れるというのはそれだけシステム側のS/Nが向上した証でしょう。
    もちろんシステム側のノイズが減ったことで音楽の質感もより純度が増していて、ボーカルがスクッと浮き上がってくるのに驚かされました。
    音場には精度が出るようになりましたし、音像は奥行きが増したように感じられます。

    ショートピンは昔からフォノ入力などで使ってきていて有用さは分かってるつもりではありましたが、コレだけ違うとはさすがに予想外でした。
    最近の機材は単純な機械スイッチではなく、ロジックリレーでHot/Coldともに切り替えてあったりするので、端子保護くらいに考えていたのですが、これは考えを改めないとならないでしょう。
    ショートピンだけでなくクォーツレゾネーターの効果が出ているという部分も大きいのでしょうね。

    そこで次はプリアンプのLINE-1に追加してみました。
    プリアンプはラックに入っていて写真が撮りづらい(挿すのも一苦労…)ので画像がありませんが、端からPHONO、CD(HD-7A)と連なっていて、その隣という場所です。
    これでさらにボーカルが明瞭になりましたし、今度は重心が下がり、音の厚みが増してC-280Lの良い部分が高まったようです。
    鮮度も上がってプリの存在感が良い意味で薄まり、ダイレクト感が高まりました。

    それではと調子に乗ってLINE-2にも追加してみると、今度は余韻の改善が見られます。
    ここまで音源はCD(XLR端子を使用)で、ちょうどCD,LINE-1,LINE-2の真下くらいにXLR端子があるので影響を受けやすいのでしょう。
    そうなるとPHONOでも効果を高めたいですから、これまでCDに挿していたHD-7AをLINE-1に移して、CDとLINE-2にSIP-8Qを挿す形に変更です。
    こうすればPHONOの近くにもショートピンが来ますし、HD-7Aは両側から挟み込まれた形になりますからね。
    で、まずはCDから確認しますと、微妙に違いがあって、この配置のほうが音がスッキリしたようです。
    CDPでの効果としてはLINE-1とLINE-2に挿したほうが若干有利かな?とも思われます。

    しかし、レコードを聴いてみますとやはりこの配置で正解だったということが分かりました。
    確実にS/Nが改善していて、喩えればテレビで背景の黒さが違うような違いが出ています。
    重心の低さや低域の沈み込みが最近ちょっと不足しがちで「ナゼだろう?」と思っていたのですが、どうやらHD-7Aを隣に繋いでから(特に今のインターコネクトケーブルに変更してから…)そうなっていたようです。

    さらにCDに戻してみますと、レコードと比較したことでダンピングファクターの向上が再認識できました。
    これは主にパワーアンプでの使用が功を奏している気もしますが、低域がだぶつかずグッと沈み込みますし、ともすれば曖昧になりがちな最低域の音階や音色、階調が明瞭で多彩になっています。
    高域側もトゲがなく、音量を上げても全くうるさくないですし、ノイズの少ない音源では曲間の静寂が素晴らしいものになり、静けさが音楽以外の雑念を吸い込んでいくような気配すら感じさせます。
    機材を意識させず音楽にのめり込む空間を作り出してくれる感覚はヒッコリーボードにも近いものがあり、これはお気に入りのオーディオアクセサリーの筆頭候補になりそうです。

    ここまでで3組6本を使いましたから、残り2本はリビングで使う予定でしたけど、まずはお試しでDP-77とHD-7Aの同軸デジタル入力に挿してみました。
    こちらもかなり期待していましたが、変化は先程までに比べるとやや少なめです。
    感覚的にはジッターが減ったような印象なので、アナログ系とは効き方の方向性が違うのかもしれません。
    機材によって違いはあろうかと思いますが、個人的にはアナログ部に使ったほうが好みの変化をしてくれる気がします。

    ということで残り2本はRD-3で消磁処理した上でリビングのパワーアンプに。
    こちらもメイン機材と全く同じ方向性の変化をしてくれて、紗羅もその効果に驚いてました。
    ちなみに先日プリアンプに入れたヒッコリーボードとどちらが効いた?と聞いてみたところ、それはさすがにヒッコリーボードの方だそうです。
    下のプリアンプ「C-200L」は端子も多いし、C-280Lもまだまだ挿してない端子がありますがとりあえずはこの配置でしょう。
    折を見て追加できる機会があればまた足してみたいと思いますが、それだけの禁断症状が出そうになるアイテムかと思います。

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    2017/07/22 12:00 pm | No Comments
  • 207月

    TwitterのフォロワーさんがSONYのPCMレコーダー「PCM-D100」を導入されていらしたので、この機会に電源でどのくらい違いが出るか調べてみることにしました。

    ちなみにこれまではピアノ録音ではeneloopなどの充電池、レコード録音などLINE INを使う場合はトランス式のACアダプタ「AC-E60L」を使用していました。

    また録音モードも当初はS/N100dBモードを使っていたものの、生録やレコードでは予期せぬレベルオーバーが起きやすいのでデジタルリミッターをOnにしています。
    ちなみにS/N100dBモードとデジタルリミッターは排他利用(双方とも二つのADCを12dBのレベル差で使う仕掛けのため)です。

    電源による違いを耳で比べるのも良いですが、やはり客観的に評価したほうが良いだろうということで残留ノイズを比べてみることにしました。
    録音レベルを最大まで上げ、プリアンプ「C-280L」のREC OUTからQED Performance J2Pで繋いだ状態で録音したファイルを周波数解析する形を取りました。
    まずはその結果をまとめて貼っておきましょう。

    まずは上の4つですが、左がACアダプタ、右が充電池を使って録音したものです。
    また上の段はデジタルリミッターOn、下の段がS/N100dBモードをOnにして録音した結果です。
    いずれも約10秒ほど録音された24bit/192kHzのWAVファイルをパソコンに取り込み、Audacityを使って解析しています。
    そのままでは残留ノイズレベルが低すぎて解析できませんでしたから、Audacity側で40dB増幅した後、解析した形です。

    Audacityの解析の問題で10Hz以下はあてにならなかったり縦ゲージが合わせられなくてやや見づらいのが申し訳ないですが、ACアダプタと充電池の違いは思った以上に少ない印象です。
    厳密に見るとACアダプタのほうは50Hzやその高調波ノイズが入り込んでいる様子が伺えますが、充電池でも多少は見受けられますので、プリアンプやケーブル経由で混入している可能性もあります。
    そもそもピークでも-114dBくらいのS/Nが確保できているようですから、全く問題ないレベルでしょう。

    ノイズだけの観点でいえば、ACアダプタと充電池の差より、S/N100dBモードの効果の高さが際立ちます。
    DSDでは使えないとか、デジタルリミッターとは併用できないので録音レベルがシビアになる、などの欠点はありますが、これだけ差があればS/N100dBモードは積極的に活用すべきでしょう。
    デフォルトでOnにしても良いくらいですが、実際の生録ではリミッターのほうが需要が高いのと、2つのADCのリニアリティなども考慮した結果でしょうか。

    また、下の2つのグラフはオマケでして、REC OUTをオンにしてフォノ(左下)とCD(右下)の残留ノイズを記録してみたものです。
    さすがにフォノイコライザーでMCヘッドアンプのゲイン26dBとなると他よりノイズは圧倒的に多いですが、それでもC-280LのカタログスペックであるS/N78dBは確保できているようです。
    CDの場合も定格115dBを満たしているように思われますし、こちらになるとPCM-D100もS/N100dBモード必須かなという印象もあります。

    具体的な音質については正直、ちょっと聴いた感じでは有意な差は感じられませんでした。
    あえて言えばモニター時のヘッドフォンアンプについてはACアダプタのほうが力強さがあるかな?といった程度です。
    ただこれもトランス式のACアダプタを使った場合ですので、スイッチング方式の付属ACアダプタだとだいぶ違う結果になるかもしれません。
    トランス式のACアダプタがもう少し入手しやすい状態だと良いのですが、まだ売ってるお店はあるものの、結構なプレミアが付いているのが難点ですねぇ。
    ただアルカリ電池使用でも24bit/192kHzをモニターしながら録音しても約10時間保ちますし、一般的には充電池使用が良いのではないかと思います。

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    2017/07/20 12:00 pm | No Comments
  • 197月

    一度購入したイーグルケーブルの3.5mm-RCAケーブルが不良で返品したので、それならやっぱり輸入かなといつものfutureshop.co.ukさんでQEDの「Performance J2P」を注文してみました。

    当初はAtlasにしようかとも思いましたが以前に一度買って弟に譲渡しましたし、今回は違うのが良いだろうということでお値段もお手頃なQEDに。
    もうひとつ安いProfileシリーズもありますが、今回のPerformanceでもかなりお安めです。
    さらに今回はポンド建てで決済し、送料もケチってTRACKEDじゃない普通のロイヤルメールにしましたが、丸6日ほどで到着しました。
    ちなみにクレジットカードの為替は本来のレートよりちょっと高くなりますが、あとで若干の為替調整があったものの、おおよそ1ポンド151.2円ほどで処理されたので、お店のレートよりはお得かと思われます。(為替変動リスクもありますが。)

    ケーブルの箱は相変わらずちょっとだけ潰れがありましたが、TRACKEDじゃないとポストにそのまま投函なので日本の定形外くらいの扱いと思っておけば立派なものでしょう。

    横からコネクタが見える凝ったパッケージになっていて、やっぱり質感は先日返品したものとはずいぶん違いますね。
    ただしMADE IN CHINAではありまして、それをイギリスから輸入するというのもなかなかの長旅だなぁとは感じます。

    ケーブルは高級なケーブルを見慣れた目にはごく普通の感じに見えますが、取り回しはしやすく1.5mとちょっと長めなのも便利です。
    欲を言えば左右の分岐がもっと早いタイミングでされているともっと良いかな。
    それでもこれまで使っていたSONYの赤白ケーブル(金メッキOFCではあるけれど)とは雲泥の差で、ミニプラグもガッシリしています。

    では実際にPCM-D100で録音してみて差が出るかな?と試してみることに。
    レコードをLINE OUTから録音して比較しましたが、厳密には録音時期が違うので盤面クリーニングの状態が違う可能性はありますけど、それでも若干高域に差が見られるように思われます。

    聴いて比較してみた感じでも低域はさほど差は感じられませんでしたが、全般的に純度が高くなったなという感じは受けました。
    これなら用途としては十分そうです。

    わざわざ輸入は…という方には一応国内での取り扱いもあるようです。
    ただしお値段はほぼ倍くらいになってしまいますし、送料はむしろロイヤルメールのほうが安いくらいなので気になる方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
    もちろん他のケーブルも色々ありますが、CHORD COMPANYが日本には送ってもらえない点と英国製以外だとそんなに安くないのでQEDやAtlasなどがオススメかと思います。

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    2017/07/19 12:00 pm | No Comments
  • 187月

    少し前に手に入れたAIKOHのインシュレーターが使われないままになっていたので、面白半分でAccuphaseのパワーアンプ「A-45」の下に敷いてみることに。

    ここはすでにヒッコリーボードが敷いてあるのでそれで十分満足していたのですが、DP-77の件もあって鋳鉄製の純正の脚に少し対策をしたほうが良い面もあるのかなと思ったというのもあります。
    本来の脚を避けて筐体に直置きしようかとも思いましたが、放熱板が大きくネジが出てる箇所も多かったりで諦めて脚の上に重ねる形に。

    おかげで高さが高くなってしまい、大げさな見た目になりましたけど、見慣れたら特に気にはなりません。
    肝心の音ですが、響きで濁る感覚が減って定位が明瞭になり、音像もシャープになりました。
    いくらヒッコリーボードが優秀とはいえ、さすがに床に直置きで、しかもスピーカーの間という最悪の配置ですからね。
    ヒッコリーボード自体も異なるボードやインシュレーターなどを組み合わせることは推奨されていて、「それらが持つ癖を緩和して、ヒッコリー固有の、帯域バランスに優れ、開放感にあふれた再生音」が期待できるとされています。
    まさに今回はその通りで、それぞれの良さが上手く合わさった形になっています。

    そんなこんなでリスニングポジション辺りからの見た目はこんなふうになりました。
    なんだか真ん中にラックを置きたくなるような気もしますが、本来ならパワーアンプですら置かないほうが良いはずなんですよね。
    BTLやバイアンプにする予定もないですし、当面この配置でいこうと思います。

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    2017/07/18 12:00 pm | No Comments
  • 177月

    B&Wのヘッドフォン「P7」もC5S2同様、かなりお気に入りになったのでリケーブルもやってみることにしました。

    ただ、このP7、ヘッドフォン内部でケーブルを接続するようになっていて、それも2.5mm3極の屈曲した端子という、変わったチョイスです。
    音質面でももうちょっと大きな端子のほうが良いだろうし、断線防止という観点でもこの構造だとほとんど効果がない気もしますけど、こればかりは簡単に変更できるものでもありませんから仕方ありません。
    そんな端子構造ですから、リケーブルの選択肢も非常に少なく、製品としてはD&Mが出している「PEC/P7」しかない状態です。

    このリケーブルはあくまでD&Mとして発売してるものですから、B&W純正ではありません。
    P5用などに出ていた「PEC/P5 ver.2」と同じく、6N銅を使っていますが線が倍の量になってるんだとか。
    それにしては細いなぁというのが正直な感想で、純正よりも外観的には細く感じます。
    その分、取り回しは悪くないですけど、断線が怖いかなという気はしました。

    プラグは純正より立派なものが付いていますが、コレが結構ずっしり重いもので余計にケーブルへの負荷がかからないか心配になります。
    プラグをぶら下げて扱うとキケンですから、ちゃんと持って取り回すほうが良いですね。

    ヘッドフォン側の2.5mmプラグは本来の湾曲した形状ではなく、やや短めのモールドで真っ直ぐのプラグです。
    これがまた少々頼りなさげなのがどうも…。
    それでも「PEC/P5 ver.2」よりはだいぶマシになったみたいですけど、全体にケーブルの作りはちょっと前の国産ヘッドフォンっぽい風合いに感じます。

    特にいちばん問題に感じたのはケーブルをヘッドフォンに固定する部分で、純正だとヘッドフォンから出るところに引っ掛けてあるような形を取ってあります。
    しかしPEC/P7はケーブルが細く形状も平行線の形ですので、この出っ張りで留まる形とはなりません。
    ケーブルが引っ張られた際にはむしろこのほうがプラグから抜けやすいかもしれませんけど、こうした作りだけを見れば純正ケーブルのままでも良かったのかな、と思ってしまう部分もあります。

    ただ実際に音出ししてみますと、そうした細かいことは気にならないくらい、進化を遂げてくれています。
    やや高域寄りのバランスに感じられますが、最低域の伸びは失われておらず、P7のユニットが持つ本来の鮮度の高さをより引き出してくれます。
    リケーブル前のP7ではやや低域寄りのバランスでしたから、PEC/P7にしてウェルバランスになった印象です。

    音質面ではやはりリケーブルしたほうが断然良いですし、ケーブルのお値段も最近高騰気味のポータブルオーディオ界では良心的なものだと思います。
    それでも強度面ではもうちょっと工夫が欲しかったかなというのが正直なところです。
    他メーカーから出てくると面白いのですが、元々が3極なのでバランス対応はできませんし、2.5mmでスペースが限られた形状では難しいかも…。
    余談ですが、P7 Wirelessではケーブルを装着しているとワイヤレスでは聴けないらしく、P7よりも「進化」してるらしいと噂に聞きながらもあえてチョイスしなかった理由の一つでもあります。
    P9 Signatureも似たような接続形態らしいですし、この点は今後のB&Wヘッドフォンで改良に期待したい点です。

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    2017/07/17 12:00 pm | No Comments
  • 167月

    導入してから大活躍中のClearaudioのディスククリーニングマシン「Smart Matrix Professional」ですが、他の方々のクリーニング時の動画などを拝見して、ちょっと違うやり方を試してみることにしました。

    これまでのやり方、と言いますか、純正のやり方(クリーニング液が純正じゃないですが)は以下のとおりです。

    ・OYAG液を盤面に垂らす(3cc程度)
    ・マシンのテーブルを順回転
    ・純正ブラシで液を均等に伸ばしつつ、クリーニング
    ・マシンのテーブルを逆回転
    ・純正ブラシでクリーニング
    ・マシンでバキューム

    しかし他の方からの情報ではもっとゴシゴシと極細毛のブラシで汚れを掻き出す感じが良いとのこと。
    また上記の手順を待ち時間なく連続でやっていたんですが、どうも液を伸ばして浸け置きする時間があったほうが良い気もして、以下のように変えてみました。

    ・OYAG液を盤面に垂らす(3cc程度)

    ・マシンのテーブルを順回転
    ・純正ブラシで液を均等に伸ばす

    ・1分間放置
    ・アルテのブラシでゴシゴシと拭く
    ・OYAG液を適宜追加(2cc前後)
    ・マシンのテーブルを逆回転
    ・アルテのブラシでゴシゴシと拭く
    ・ブラシをキムワイプで掃除してる間、放置
    ・マシンでバキューム

    どれが効いたのか分かりませんが、今までどうしても取り切れなかったノイズもかなり低減してくれたようで、どうやらこのやり方のほうが良いようです。
    もちろん、ディスクに入ってしまった傷に起因するものは無理ですが、ブラッシングのやり過ぎで傷が付いたりノイズが増えることはなさそうです。

    高域の伸びも非常に良くなりますが、一方、低域は相対的にやや物足りない傾向かもしれません。
    それがクリーニング方法や液によるものか、その他の要因なのかはまだハッキリしていません。
    ただ、クリーニング方法を変更する前からその傾向は出ていたので、その直前に導入したGrace PE-16か、ZYXのスタイラスクリーナーの影響かなと推測しています。
    全部のディスクでこの手順を取る必要はないでしょうし、汚れが酷いものや購入直後にこの手法を使おうと思っています。

    ちなみにこれまで廃液がほとんど出てこなかったSmart Matrix Professionalですが、今回のクリーニング手法を取ったからかどうかは不明なのですけど、いきなり大量の廃液が出てきてビックリです。
    これまでは都度、キムワイプでブラシやバキュームアームを拭いていたのでそれが関係しているのかな?
    出てきた廃液の写真はさすがに掲載は避けますが、茶色いというようなことはなく、白い羽毛みたいなものが浮遊してるような感じでした。
    バキュームのパワーも心なしか高まった気もしますし、ますます活躍してもらおうと思います。
    幸い、OYAGのクリーニング液もまだまだたっぷりありますしね。

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    2017/07/16 12:00 pm | No Comments