• 258月

    いつものカメラ店のジャンクコーナーで、シグマのレンズ「28-80mm 1:3.5-5.6 II MACRO」のミノルタ用をゲットしてきました。

    銀塩時代の地味な標準ズームで、マウント部もプラスティックという廉価なものですが、実はある特徴があることを知っていて、ゲットしてきた次第。

    その特徴とは、このレンズのマクロ機能です。
    テレ端の80mm側ではマクロ機能が使えて、これをオンにすると、最短撮影距離が24cmになる仕掛けがこのレンズには装備されています。

    ただ、わざわざこのスイッチを切り替える必要がありますし、80mmだけでしか使えないのは不便なんですよねぇ。
    そのマクロ制限を撤廃しちゃう改造方法があるというのを知ってたので、ゲットしたわけです。

    改造といってもマクロスイッチの中にある制限の板を曲げちゃうだけです。
    スイッチのつまみを外すと、下に写真のような金属板があるので、この出っ張りを曲げる、というわけですね。

    これで、ズーム全域で24cmまで近づけるレンズになります。
    近づけるということで最近愛用しているミノルタ24-50mmでも35cmですからね。
    もちろん、24cmからAFも効きますし、動作も全く問題ないので、24-50mmといっしょに持ち歩いてみようかと思います。

    (当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介致しております。)

    Filed under: Photo
    2010/08/25 11:00 am | 4 Comments

4 Responses

WP_Lime_Slice
  • osamu murata Says:

    はじめまして、楽しく拝見しております。
    先日このレンズを買ったので、同じ改造をしようと思います。
    マクロスウィッチを外すときに使う道具を教えて頂けませんか?
    鉄のマイナスドライバを隙間にネジ込んで良いものか、と悩んでいます。
    よろしくお願いいたします。

  • MacBS Says:

    osamu murataさん、コメントありがとうございます。

    同じレンズを入手とのこと、なかなか使い勝手の良い改造なのでオススメです。
    作例も近々掲載させてもらいますね。

    さて、マクロスイッチの取り外しですが、私はマイナスドライバーでこじりました。
    結構硬いので大丈夫かなぁという感じですが、スイッチ自体を壊しちゃうわけですから、見た目を別にすれば問題ないかと。
    スイッチを外した後も制限の板を曲げるのがまた結構荒技です。

    ちなみにズームリングのゴムも外してみましたが、それだけでは分解はできないようでした。
    バラして綺麗に取り除くのも結構大変そうです。

    制限を撤廃するだけでレンズのAF動作などには影響ないと思われますが、あくまでも自己責任でお願いしますね。

  • osamu murata Says:

    早速の御回答有難うございます。
    マクロスイッチの取り外しに成功しました(メス、爪楊枝、精密ドライバ使用)。
    申し訳ありませんが、続けて教えてください。
    プラスチックの二枚の柵を切り取った後で
    凸上金属の上部分をニッパで切り取りましたが
    制限が解除できません。
    マクロスイッチ固定ビスがMACRO位置(NORMALではなくて)にあってもズームできる状態が、完成だと思うのですが。
    MacBSさんが曲げた場所を、詳しく教えて頂けたら幸いです。

  • MacBS Says:

    osamu murataさん、コメントありがとうございます。

    結論から書きますと、NORMAL位置でマクロまで動く状態が完成です。
    ですから、スイッチはノーマル位置で使うことになります。

    MACRO位置でズームできるようにするのでしたら、おそらく金属の下部分を取っ払う必要があるのではないかと思われます。
    もうほとんど完成だと思いますので、頑張ってみてくださいませ。