OM-2Nの幕速調整

以前ゲットしていたものの、画面の右端が露出不足になることが
あった、オリンパスの銀塩一眼レフ「OM-2N」ですが、修理代を
試しに聞いてみたら、諭吉さんが何枚か飛んでいきそうなので、
躊躇していました。

しかし、先日、SRT SUPERをいじっていて、幕速を微調整する箇所が
カメラ底部に用意されているカメラも多いことを知り、ちょっとOM-2Nも
開けてみてみました。

すると、何やらそれらしき箇所が。

実画像サイズ 640 x 432 ( 62 kB )
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そう、上の矢印の先にある小さな歯車みたいなものがそうです。
これを時計回りに回すと、先幕が速くなり、逆に回すと遅くなります。

あとは計測器がないので勘ですが、とりあえず時計回りに4,5クリック
くらい回してみました。
これだと1/500秒との差がやや少ないようにも思いますが、とりあえず
幕は確実に開いてるように思われます。

ということで、この状態で一度、撮影して試してみようと思います。
あとは回転量の微調整だけですからね。

とはいえ、あくまでも私の勝手な解釈による、いい加減な「修理」
ですので、くれぐれも皆さんは気軽にいじらないように気をつけて
ください。

高速シャッターで幕が開かない、とお困りの方には参考にして
いただければ幸いです。
その際も、元の位置をちゃんとマーキングしておくのが無難です。

コメント

  1. shigechan より:

    MacBSさん、こんにちは。

    何だか結果が楽しみですね。追い込めば正常動作しそうなのが、何よりです。
    それにしてもOM-2Nの中身は、隙間無くギッシリですね。
    この画像に見えるIC周りの配線も、下手をすると底蓋が閉まらなくなりそうで
    す。配線をピンセットで取り回しているうちに、ハンダ付け部分から断線するのが
    よくあるパターンでした(^^ゞ

  2. MacBS より:

    shigechanさん、コメントありがとうございます。

    結果、私も楽しみだったので、早速、試してきました。
    結果からいくと、かなり改善したようです。

    正確な測定器がないし、試し撮りだけに高価なポジフィルムは
    もったいないので、やりすぎない程度がよかろうかと
    思ってます。

    OMシリーズはシャッターユニットを本体下部に
    押しやってますから、ほんとにギッシリです。

    まぁ、電子回路は写真に写ってる部分くらいしかないので、
    まだまだ楽なほうですけどね。
    これがOM-4になると、さらに大変です。(^^;

    でも、修理していて思うのですが、一眼レフのほうが
    修理はしやすい気がします。

    コンパクトカメラやレンズシャッター機は機種ごとに
    仕組みが違いますから、他の機種を分解した知識が
    活かせないことが多いです。

    まだまだ修理は手習い程度しか無理ですね。(^^;

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