撮る自由―肖像権の霧を晴らす

「撮る自由―肖像権の霧を晴らす」という本が出てるようで。

肖像権というのは、スナップをする上で非常に難しい問題ですね。
公の場にいる時には、撮影されても問題ないという話もあるようですが、
「撮っちゃダメ!」って言われたら、NGですよね。

今はデジタルが多いので、削除しちゃえば良いですが、フィルムだと
そういうわけにもいかず、結局、そういうシーンでは遠慮しちゃいます。
偶然写り込んでしまった場合も、公開しないようにするなどの配慮を
しています。

お互いに権利を主張するのは簡単ですが、やはり一番良いのは
一声掛けることでしょうか。
できれば笑顔を残してあげたいですし、そういう幸せな写真を撮りたいなぁと
思っていますが、なかなか難しいですよねぇ。

また、商業施設などでも撮影禁止の場は増えています。
動物園もフラッシュが動物に良くないので、フラッシュ禁止にしているところが
多いみたいです。

それでもなかなかフラッシュが減らないので、撮影禁止になるところも
増えるかもしれないですねぇ。

最近のデジカメは高感度特性が良くなっていますし、噂のオリンパスの
マイクロフォーサーズみたいに、ストロボレスにしても良いかもしれませんね。

まぁ、施設内ではそこのルールに則るべきだと思いますが、撮影料を取るのは
さすがにどうかなぁと思います。
そういう場所では、基本的に入場料も取っているわけですからねぇ。

とはいえ、まずは「人の振り見て我が振り直せ」ですから、フラッシュや三脚なども
含め、撮影のルールは守って、楽しく写真を楽しみたいと思います。

コメント

  1. matsumo より:

    私はスナップ写真は全く撮らないのでかまいませんが、気になるのは、先日も撮った都内の夏祭りでの、例えば、御神輿をかついでいる場面や、神幸祭の際の肖像権の問題です。私はこういう場合は肖像権は無いと考えて、撮った写真はインターネット上で公開していますが、本当に問題が無いのかと聞かれると、自信が無いですね。

    後、最近、気になるのが、クラシック音楽のコンサート会場での撮影禁止で、オーケストラ等が舞台にいる場合は禁止と言うのはよくわかりますが、始まる前の譜面台しか置いていない場合も、撮影すると係員より撮影禁止を言われますが、ああいうものに肖像権があるとはとても思えないのですが。

  2. MacBS より:

    matsumoさん、コメントありがとうございます。

    お祭りなどは主催者に確認すればOKかと思います。
    あとは不快感を与えるような「演出」がなければ大丈夫ではないでしょうか。

    ただ、肖像権自体は消失しないので、ご本人から
    削除依頼などがあれば、消さなければいけないでしょうねぇ。

    会場や建物内の撮影は禁止されているところが多いですね。
    法的根拠は不明ですが、著作権保護対策でしょうか。

    ちなみに海外では美術館は撮影できるところが多いようですね。
    日本では大抵、撮影禁止ですが。

    逆に海外では、駅、軍事基地、宗教施設などが撮影禁止とか。
    これも法的根拠はイマイチ不明なようですが…。

    色々と気を遣う部分もありますが、結局はコミュニケーションを取ることで
    解決できる部分も多いかもしれません。
    できるだけ、楽しく会話の出来る撮影を心がけたいなぁと思っています。

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