• 281月

    少し前になりますが、マイクロ精機のレコードプレーヤー「BL-99V」のベルトを久しぶりに交換しました。

    プレーヤー購入から7年半経っていますが、最初についていたNAGAOKAのを除くと今回が3本目だと思います。
    最初はわりと早めに交換したので今回は3年ぶりくらいじゃないかと。

    今回も当時の純正品同等と思われるベルトへの交換です。
    長さはNAGAOKAのもほぼ近い(半折で44cmとだいぶ短め。純正は47cm)のですが、幅(4mm。純正は8mm)が狭くてゴムの質感もイマイチな気がしました。
    古いものも予備として残してはありますけど、やっぱり新しいほうが圧倒的に回転音が静かになりますし、簡易計測でのワウフラッターも減ります。
    正直、プレーヤーを交換する以上くらいに改善効果はあるんじゃないかと思ってみたり。

    プレーヤー自体は1983年発売ですからもう40年ものですし、なにか次なる候補がないかなぁとは思っているのですが、カートリッジでさえ最近になってXL55Pro(1977年発売)に戻ったくらいですから「新しいほうが良い」とは行かないのが難しいところです。
    モーターが分離しているものが良いかなぁくらいしかまだ具体的なイメージはないのですが、ベルトの供給はいつ止まってもおかしくないので、一応アンテナは張っておこうと思います。

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    2024/01/28 3:00 pm | BL-99Vのベルト交換(たぶん3回目) はコメントを受け付けていません
  • 241月

    デロングのカフェケトル「KBOE1230J-GY」を導入してみました。

    コーヒーのお気楽自家焙煎を始めたというのは少し前に書きましたが、コーヒー自体は主にコーヒーメーカーでいれることがほとんどでした。
    その後、HARIOのメタルドリッパーを導入してペーパーフィルターを使わないのも試していますが、同じV60形状でもメタルドリッパーだと現状使っているコーヒーメーカーではお湯を注ぐタイミングが合わないため、ハンドドリップになってしまいます。

    お湯は電気ケトルで沸かしてそのまま注いでもまあそこそこドリップできるのですが、なんとなく雰囲気としては先細でいれてみたくなります。
    ガス用も考えましたがコーヒーは2階でいれることが多いので電気のほうが便利ということでデロンギをチョイスしました。

    T-falとか有名どころの普通の電気ケトルと構造はほぼ同じですが、外装といいますか、上部のケトル部分がまさに「やかん」になっているので沸かすと外もアツアツになってしまいます。
    当然ケトル自体に保温性能はほぼ期待できません。(適宜加熱する20分の保温機能は付いています。)
    蓋も普通のケトルと同じようにパカッと外せる形状ですし、注ぎ口のロックもなければ蓋にも穴が開いているので転倒にも要注意です。

    その代わりといいますか、お湯の温度設定機能は充実していて、50℃、60℃、80℃、95℃、100℃と設定可能です。
    コーヒーは一般的には95℃前後が良いのでしょう。
    ちなみに95℃設定だと一度沸かしてちょっと止まってからまた沸かすような動作の仕方をするようです。

    水量は大きさのわりには少なめで1リットルですが、コーヒーでそんなに沸かすことはないので特に問題はありません。

    肝心のコーヒーの味はもういれ方次第なのでケトルで大きく変わるわけでもないのですが、蒸らしの時に粉がしっかり膨らむようになった気はします。
    もちろんコーヒー粉の鮮度にも関係しているので先細ケトルだけの恩恵ではないかもしれませんけど。
    あまり難しく考えるより、リラックスする時間にするのが目標なので、そういう意味では気分はだいぶ良くなった気がします。
    時間がない時はコーヒーメーカーもまだまだ活躍していますけどね。

    Filed under: Electronics
    2024/01/24 12:00 pm | Delonghi KBOE1230J-GY はコメントを受け付けていません
  • 211月

    Unique Melodyのイヤホン「Maverick Ti」を追加してみました。

    先日、Macbeth Tiを導入したばかりなんですが、これが思った以上に良くて夜にちょっと聴いてリフレッシュするのがすっかり習慣になってきたこともあり、それならばMaverick Tiはどうなんだろう?と気になった次第です。
    初代Maverickは入手してあるので嗜好性の違いという点ではMacbeth Ti入手が賢い選択だったとは思うんですけどね。
    世間の評判でも意外にMacbeth Tiのほうが高評価で、Maverick Tiは装着感がイマイチとか、低域が薄いといった感想が見受けられました。

    届いて早速聴いてみますが、結論からいうと純正ケーブルだと本領発揮できていないという印象です。
    Macbeth Tiとはたぶん全く同じケーブルで、こっちでも純正ケーブルはだいぶクセが強めに感じましたが、それがMacbeth Tiの濃い低域をほどよく薄めてくれていたところがあったんじゃないかと思います。
    Maverick Tiの低域不足はケーブルをNOBUNAGA Labs INSPIRE 篠波に交換して全く感じない程度になりました。
    MMCXなので手持ちのケーブルがいろいろあるのもありがたいですし、バランス化の効果もあるでしょう。

    高域は多少メタルドームっぽい鳴り方はしていて、筐体のチタンくささが出ているとまではいかないですが、そこはT.F.A.Tのおかげかも。
    むしろリボンツィーターっぽいサラサラ感がある仕上がりになっているように感じました。
    初代アンドロメダに似ているとの感想を見かけた記憶もありますが、たしかに純正ケーブルだとよりそれに近いかもしれません。
    リケーブルしてからはそこにイヤモニ的な精度も高まった感じがして、「10畳程度のスタジオルームに、ニアフィールドモニタースピーカーが配置された空間」を意識したというのがなるほどなぁと感じる仕上がりではあります。

    初代Maverickとも比較してみましたが、初代のほうはもっとクセが少ないかわりにだいぶドライでモニター寄りな感じです。
    金属的な音はしないんですが、中低域に箱鳴りのような感覚は多少あって中低域が多めだと少し混濁する感覚を受けます。
    音場は他のイヤホンよりは広めですけど、Tiシリーズと比べるとIEMらしい感じです。

    対してMaverick Tiは初代と比べるとリケーブルしても低域は少し薄めですが、色彩が豊かで、音数が多く表情が良く見える感じです。
    ボーカルのマイクとの距離感のようなものまで感じられ、初代よりはだいぶリスニング寄りのバランスです。
    ボーカルの艶かしさが素晴らしいのでそこについつい耳が行きがちですが、同時に鳴ってくるギターやベースなどもとても明瞭で中高域の音数の多さも評判どおりです。
    ちなみに能率は意外に3つのUnique Melodyの中ではコレがいちばん高いようです。

    Macbeth Tiのほうは低域番長ぶりが感じられ、初代Maverickに近いドライさもありつつ、音はやや広くて楽しく聴けるバランスです。
    帯域としてはさほど変わらないですが、全体に厚めな感じになっていて、Maverick Tiを聴いた後だと時折ちょっとボワっとした音色になることがあるくらいでしょうか。
    2ウェイブックシェルフみたいなまとまり感があるので、小音量だとこっちが楽しいと感じる場面もあるのかなと思います。

    そうは言っても最近出番が多いのは圧倒的にMaverick Tiでして、うちのイヤホン環境をずいぶんグレードアップしてくれた感があります。
    わりと鳴らしやすい感じはしますが、上流が変わったらもっと進化するのかもしれませんね。
    ただCHORD Hugoとはあまり相性が良くない印象で、DAPでもiBasso DX160がいちばん合ってる気がして、今はその組み合わせで楽しんでいます。

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    Filed under: Audio
    2024/01/21 1:30 pm | Unique Melody Maverick Ti はコメントを受け付けていません
  • 171月

    E-M1 Mark IIを追加したのもあって、マイクロフォーサーズのレンズ「LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH」を入手しました。

    マイクロフォーサーズのわりと初期の頃に出たパンケーキっぽい単焦点で、類似のシリーズだった「LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH」も持っていてこれもコンパクトでなかなか良かったです。
    今回のは35mm換算で28mm相当と広角で、マウントアダプタを使うとどうしても望遠寄りになりやすいマイクロフォーサーズでは持っておいて損はないかなと。

    古いレンズながら動作もそこそこ軽快で良いスナップシューターになってくれそうです。
    相変わらず課題は被写体と撮影意欲でして、寒さを言い訳にまだ全然持ち出せていませんけど。

    ちなみに上の写真はE-M1 Mark IIにパナライカのマクロで撮ってみたもので、シャッタースピードは1/6秒。
    室内だとこれでもISO感度は結構上がりますけど使い勝手はE-M5からするとかなり良くなりました。
    広角で星空を撮ってみたりするのも良いかもなぁと思いつつ、これもまた寒いからなぁと躊躇しているところです。
    それでも春が近づいてきたらいろいろ撮りたいなぁと楽しみは増えてきているように感じています。

    Filed under: DigitalPhoto
    2024/01/17 12:00 pm | LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH はコメントを受け付けていません
  • 151月

    オリンパスのミラーレスカメラ「E-M1 Mark II」を導入しました。

    マイクロフォーサーズはE-M5を使っていましたが、像面位相差ではないのでPanasonic製のレンズやフォーサーズ時代のレンズをアダプタ経由で使うとAFが遅いのが難点でした。
    それで以前からずっと気になっていたんですけど、カメラからかなり離れた感じになっていたので今更になっての入手です。
    その間はオリンパスから離れて最新はOM-1なのかな?
    正直、最近のカメラにはすっかり疎くなっています。

    主な目的はパナライカのマクロレンズをもうちょっと活用してあげたいというのもありまして、その点ではAFが迷いづらくなっただけでも大きな収穫です。
    ついでにEOS-5D Mark IIやSONY α7も出してきたので、実はα7+LA-EA4の出番が増えていたりするんですけども。

    ファームウェアは結果としてはすでに最新になっていましたが、この機種あたりまではアップデートにOM Workspaceを使うのでそれをApple Siliconで動かすのがだいぶ面倒でした。
    シャッター回数は本体の裏コマンドで確認できて、届いて少し経ってから確認した時点でたったの545枚でした。
    その裏コマンドによるとメイン基板の年代がだいぶ新しいのでその交換でリセットされて、そのまま眠っていたのかもしれませんけど。

    強力な手ぶれ補正も魅力のひとつで、最大5.5段分とも言われています。
    マクロ撮影で試した感じですと1/5秒だと油断すればブレることもあるものの、1/6秒なら等倍でもほぼ問題ないくらいには強力です。
    ISO感度もISO6400だとさすがにちょっとザラッとノイズは乗りますが、ISO3200くらいまではじゅうぶん実用レベルです。

    問題は撮影熱を以前くらいまで高められるかですね。
    愛犬もいなくなってしまったし被写体をどうするかというのもありますが、それを口実にドライブに出てみたりするきっかけにはなってくれそうな気がします。

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    Filed under: DigitalPhoto
    2024/01/15 12:00 pm | OLYMPUS E-M1 Mark II はコメントを受け付けていません
  • 141月

    HIFIMANのヘッドホン「ANANDA」を追加しました。

    詳しい方なら箱でお分かりかと思いますが、ステルスマグネットではない前期型のほうを選びました。
    ケーブル付属のほう(と実勢価格)を優先した形です。
    そもそもこれまで愛用してきたEdition Xのイヤーパッドなどが結構劣化してきていて、それの代替という感じなのでEdition XSの新品とだいぶ迷いましたが、Edition Xもまだ壊れたわけではないので多少違うほうが良いかなと。

    初代Edition Xはヘッドホン側の端子が2.5mmなのでケーブルは流用できませんが、以前に「Crystalline Silver Cable−6.35mm Plug」のヘッドホン側を3.5mmに交換してもらっているのがあるので、ひとまずそちらを使ってみてます。
    なおANANDAのほうに付属するのはおそらくCrystalline Copper-Silver Cable(あるいはそれに類似したもの)で、6.3mmの長いやつと3.5mmの短いものが付いています。
    4.4mmのケーブルも一応調達してありますが、開放型すぎるほどの開放型なのでポータブル向きではなくてあまり使用することはないかも。

    まずは動作確認がてら聴いてみた感じとしてはEdition Xよりも若干上品で穏やかそうで、クラシックが良い感じがします。
    余韻の部分の暗雑音のとても低い成分がしっかり聞き取れます。
    イヤーパッドの違いもあるのかもしれませんがボーカルはやや近めで、普通の開放型くらいの音場になっているように感じられます。

    まだちょっと比較した程度ですけど、Edition Xのほうが開放的で乾いた感じがあるのは外に漏れるのが多いからでしょうか。
    あと、外側のメッシュが金属から布に変わってる(たしか最初期のANANDAは金属メッシュだったはず)ので、それも関係しているかもしれません。
    いずれにしても初代Edition Xよりは若干リスニング寄りのチューニングと言えるでしょう。

    ケーブルは付属の3.5mmのほうが短いぶん、鮮度が若干あるようです。
    「Crystalline Silver Cable−6.35mm Plug」ももちろんちゃんと動作して、付属の長いほうと音質的には近いですが若干Silver Cableのほうが透明感があるかなぁという気もします。
    他にもTAGO STUDIOのケーブルも持っているので、ここはゆっくり決めていこうと思っています。

    初代Edition Xとは若干音傾向に違いがあったのはやっぱり両立できて良かったようです。
    そんなEdition Xのほうもイヤーパッドを調達中です。
    両者は厳密には同じイヤーパッドではなく、初代Edtion Xのほうはイヤーパッド側にメッシュが付いていますが、ANANDAは本体側にメッシュが装着されています。
    市販されているものでもそこがあまりきちんと明記されていないのですが、普通に注文するとおそらくメッシュなしの現行品が届くんじゃないかなと思いますが、そちらは届いてからまたご報告できればと思います。

    Filed under: Audio
    2024/01/14 1:00 pm | HIFIMAN ANANDA はコメントを受け付けていません