• 047月

    Luxury & Precisionのドングル型DAC「W2」を入手しました。

    スティックタイプのDACとしてはShanling UA2、Lotoo PAW S1、AK HC2、そして先日のFiiO KA3に続いて5本目になってしまいました。
    さすがにちょっと多すぎると思うのですが、メーカーによる違いを試してみたくなるんですよね。
    今回のW2はCS43198 x 2というAK HC2に近い構成で、オペアンプを別途搭載しており、230mW@32Ωという内容になっています。

    出力は4.4mmと3.5mmと扱いやすい構成ですし、ディスプレイや音量ボタンもDAC側にちゃんとあるというのがやっぱり良いですね。
    音量に関してはHID KEYの設定次第でスマホやPC側のボリュームと連動させることも可能です。

    USBケーブルもLightningとUSB-Cが双方、それにUSB-CからUSB-Aへの変換アダプタが付属していますが、一応オマケ扱いということのようです。

    まずはいつも最新にしたくなるファームウェアですが、代理店では更新をサポートしてないとのこと。
    更新するにはWindows 7か10が必要みたいで、それだとサポートしきれないということでしょう。
    そういうこともあってか本体からはバージョンが分からないようですけど、EQのプリセットにIE800sが出ているのでおそらく1.0.2.6だと思われます。
    最新は1.0.5.6なので、こちらに更新しておきました。

    最初に4.4mmで試した時点でなぜか音が出なくて焦ったのですが、単純にイヤホンジャックがしっかり刺さってなかっただけでした。
    アップデート前後も軽く試しましたが、更新後のほうがすっきりした音色になったような気がします。
    評判通りしっかりした音で、ちょっとしたDAPくらいなら不要なくらい良い感じです。
    他のスティックDACにありがちなノイズっぽさが少ないのも効いているんでしょうね。
    さすがに4G等のモバイル通信が入るとちょっとノイズが乗ることはありますけど、それはむしろUSBケーブルやイヤホン側のケーブルで対策すべきでしょう。

    音傾向としては中域がちょっと厚めになっている印象で、それが聴きやすい方向に上手く作用している気がします。
    低域は本格的なDAPと比べればさすがにちょっと分解能が低めではありますが、そこはスマホ等だと電源供給が足りない影響があるのでしょう。
    厳密には若干装飾された音なのだとは思いますが、ちょっとスマホにイヤホンでチェックしたい時に手に取る頻度は圧倒的にW2が増えました。
    それまでだと気軽なケースはLotoo PAW S1、本気の時はAK HC2だったのが統合されたような感じです。

    ちなみにハイゲインでもそこまでバカでかい音量というわけではない感じです。
    前述のようにHID KEYのオンオフでスマホ側ボリュームと連動しますが、再生中に切り替えたりするとフルボリュームになることがあるので要注意ではあります。
    あと、接続後に良く分からずなぜか音が出ない時が稀にあるのですけど、その時でもディスプレイ表示などは正常のままなのでそれが多少困るくらいかな。
    おそらく消費電力が大きめなので、そのあたりが影響しているのだと思われます。

    手持ちのイヤホンでいうと全部試したわけではありませんが、Unique Melody Macbeth Tiと相性が良いようでした。
    逆にHIFIMAN RE2000 Silverとはイマイチで、qdc 8SEはまあまあ良いほうという感じでしたので、BAのほうが合うということかな?

    さすがに多少整理したほうが良いかなとも思いますが、ノートPCとかテスト環境のAndroidなどでも使い分けられますし、用途に応じてそれぞれ使っていければなと思います。
    それでもメインはこのW2を含めて絞られてきそうですけどね。

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    Filed under: Audio
    2024/07/04 12:00 pm | No Comments
  • 037月

    EMPIRE EARS Nemesisに付属のEFFECT AUDIO製ケーブルを入手しました。

    EMPIRE EARS Nemesis (Universal fit)のページを見ると「26AWG UPOCC Litz Copper Cable, Handcrafted by Effect Audio」とあるので、Ares II相当じゃないかと思います。
    ただプラグや分岐部分の金属などが異なります。

    3.5mm L字プラグは今さら感はちょっとあって、音色もわりと新しいGrandiosoなどと比べると少しモヤがかかる印象はあります。
    3.5mmから交換すれば改善するかもしれませんが、そもそもがAres II相当ですから旧世代だし仕方ない一面もあるでしょう。
    Ares II+は持っていますが、ああいう太く真っ直ぐぶつかってくる感も薄めで、EFFECT AUDIOの中では柔らかいほうかと。
    中域がやや厚めで描写が細やかで音色が自然な印象で、そこはイヤホンメーカー側の要望に合わせた部分もあるかも。

    ただプラグ装着の加工とか左右分岐部の重量感のある銅っぽいものとか、作りはしっかりしているなと思います。
    2pinなのでどこで使うかまだ迷っていますが、将来的には4.4mmプラグに換装してみても良いかなぁと考えているところです。

    Filed under: Audio
    2024/07/03 12:00 pm | No Comments
  • 306月

    ぼちぼち6月終了ですし、恒例の「今年買って良かったもの」の上半期バージョンを書いてみようかと。

    今年前半はカメラも結構テコ入れした時期でした。
    ミラーレスへのシフトを遅ればせながら少しずつ始めていて、使用頻度でいうとα7IIがかなり増えました。
    ただ購入して3ヶ月ほどで修理に出したし、バッテリーはすぐ減るしで信頼性はまだまだ不安が残りますけどね。

    E-M1 Mark IIは2台入手する形になりまして、紗羅と二人で春先は持ち歩きましたがまた出番が減っています。
    決定打になるレンズがまだ定まってないのも原因かな。
    M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PROは使いやすいレンズですけど根本的に単焦点が好きだからかな。

    ヘッドホン、イヤホンの強化もだいぶ目立ちました。
    据え置き系だとHIFIMAN ANANDAとHIFIMAN EF400を入れてHIFIMAN度合いが一気に高まりました。

    ポータブルはFIIO M15を入れたことでイヤホン熱が高まって、qdcを主体に入れた形です。
    他もUnique MelodyやHIFIMAN等、中華ブランドが増殖した感じです。

    イヤホン用ケーブルもEFFECT AUDIOが気に入ったらしく、いろいろと入手しています。
    価格も含めてのオススメは前回も書いたようにVirtuosoかな。
    今後はConX、TermXや3in1のように端子部分が交換できるタイプを選ぶ可能性が増えそうですけど。

    据え置きオーディオは基本的には現状維持ですけど、DDCやクロック、それにMCカートリッジと上流寄りの強化が目立ちました。
    ちょっとバタバタ気味でデジタルをスピーカーで聴く機会は少なめになりつつはありますけど、レコードを楽しんでいます。
    そのレコードの追加が結局はいちばん「買って良かったもの」になるのでしょう。

    パソコン関連はストレージの補強が中心でした。
    HDDは高騰気味になってしまいましたが、その中でもSynologyのNASに入れ替えたのは使い勝手としては非常に良くなって満足度が高いものになりました。

    生活家電では製パン機や電子レンジも入れ替えましたが、なによりいちばん活躍しているのはSolisのエスプレッソマシンでしょう。
    これと生豆を焙煎するというのは趣味というよりも生活の一部として溶け込んだ感があります。

    ベスト3を選ぶとしたら、1位はダントツでエスプレッソマシン、次がSynologyのNAS、3位がレコードということになるかな。
    下半期は据え置きオーディオももうちょっと聴く頻度が上がるような感じにして、ケータイを見直す(新しくするのか、コストを抑えるか)という流れになるのかなぁと推測していますが、思うようにはいかないんですけどね。

    Filed under: Electronics
    2024/06/30 12:00 pm | No Comments
  • 286月

    EFFECT AUDIOの2pin4.4mmケーブル「Grandioso」を入手しました。

    すっかりEFFECT AUDIOにハマった感じになっていますが、今回のはVOGUEシリーズの上位モデルという形で、純銅と純銀の組み合わせとなっています。
    2pinを選んだのはHIFIMAN RE2000 Silverに装着しようという魂胆です。
    その前にVirtuosoを装着していましたが、そこから比べると中高域のキツさがなくなったのはやはり銀メッキとの違いでしょう。

    またサブベースの非常に深い部分が出ていてかなり驚きました。
    低域は太いケーブルのほうが出る、みたいな先入観がありますけど、Grandiosoはむしろ細めのケーブルですけどガッツリとても低いところが出てきます。
    またメッキがないせいか、強調する部分がなく自然で、高級感を装ってゴージャスぶったところが皆無なのも好印象です。
    上もちゃんと伸びていて繊細さも兼ね備えているのも魅力かと。

    音を重ねてる部分も明瞭に聴き取れてそれでいてバラバラにならないのはHIFIMAN RE2000 Silverの良さが引き出せたというところもあるのでしょう。
    コントラバスの弦の音が滲まずリアルで、それが録音の古いジャズでもキレがとても良く聞き応えが高まるので何を聴いても楽しくなります。

    EFFECT AUDIOは全体に直球勝負的な音傾向な感じがして気に入ってるのですけど、その中でもVOGUEシリーズ以降はさらに進化しているような印象を持っています。
    被膜が「EA UltraFlexi」になったからなのかな?
    プラグ部分は相変わらずちょっと心許ない部分もありますけど、ケーブルには中にケブラーも入ってるので細くてもだいぶ安心ではありそうです。
    ちなみに線材自体は26AWGとのことです。
    そうなるといつものようにConX世代のものも気になってはくるのですけど、まだご縁がないみたいです。

    Filed under: Audio
    2024/06/28 12:00 pm | No Comments
  • 266月

    HIFIMANのイヤホン「RE2000 Silver」を入手しました。

    2018年発売のモデルなので相変わらず今さらなんですけど、先日のRE800 Silverが思いのほか良かったので手を出した次第です。
    現行モデルはRE2000 Pro Silverですがハウジングの形状が多少変わったりしている程度みたいです。
    逆に言えばハウジングが耳に合わないという意見も多かったのを受けての変更だと思うのですが、多少角が当たるかなぁという感じはあるものの装着感は私の場合、大丈夫みたいです。

    基本はRE800 Silverと同じトポロジータイヤフラムのダイナミック型ユニット一発のシンプルな構造です。
    真鍮のRE2000のほうが評判は良くて、アルミ筐体のSilverはハウジングによる残響が少なめのあっさり系ということでしたが、たしかにその通りかと思われます。

    まずはイヤーピースから選んでいきましたが、結果的にはUnique Melodyの「Melody Teal」にしました。
    次点がSpinFit OMNIでした。
    シリコン系だとちょっと高域のキツさが目立つケースがあるので、ちょっとゴムっぽい素材のほうが合ってるようです。
    Melody Tealだと低域も量感がしっかり出るし、広がりも本来の素質が活かせるみたいです。

    RE800 Silverとは違ってリケーブルも可能で、ちょっと装着の向きが普通とは違いますけど埋め込み2pinが使えます。
    こちらも結果的にEFFECT AUDIOのVirtuosoをチョイスしました。
    耳掛け部分にワイヤがないので装着の向きに影響を受けにくいですし、細めなので扱いやすいのがまず第一条件クリアでした。
    また純正ケーブルよりもかなり透明度が上がって輪郭がより明瞭になって、さらに低域もぐっと深みが出ました。

    ダイナミック一発とはいえ、HIFIMANの本領発揮という感じのイヤホンで空間の広さがやはり素晴らしいです。
    Maverickと比較してみてもRE2000 Silverを聴いた直後だとこもって聴こえるほどです。
    Maverickはたしかに多ドラらしい散らばり具合もあってそれが良い方向になるケースもありますが、良く聞くとどうしても散乱した感じになることが多めです。
    HIFIMANのほうは典型的にダイナミック一発の良さを存分に活かしているという感じがします。
    どちらが確実に上とかそういうわけでもないですが、HIFIMANはどちらかというとアメリカン、Maverickのほうはヨーロッパ系の雰囲気を漂わせているように感じました。

    同じダイナミックということでqdc SUPERIORも聴いてみましたが、さすがにこの2機種を聴いた後の試聴はかわいそうでした。
    圧倒的に(本当に低いところの)低音がないですし、まとまりはあるものの全般的に物足りないです。
    帯域がどうこうというよりも全体的に軽さを感じるという感じでしょうか。

    他のイヤホンともいろいろ聴き比べてみましたが、とにかく音に滲みがないのが印象的です。
    ジャズライブなどでは臨場感がとても高まりますし、ハイハットやウッドベースのキレや抜けがとても良いです。
    空間的な広さもあって、それが無理にイヤホンだけど頑張って作ってみましたという広さではなく、ヘッドホンやスピーカーのような開放型っぽい雰囲気(さすがに同等とまではいきませんけど)を引き出してきます。
    純粋に周波数特性や歪み率といったスペックではまだまだ上がありますけど、音楽に向き合う純度みたいなものが高いイヤホンだなと感じている次第です。

    Filed under: Audio
    2024/06/26 12:00 pm | No Comments
  • 246月

    VictorのMCカートリッジ「MC-1」を入手しました。

    ダイレクトカップル方式の初号機となるカートリッジで以前から気になっていましたが、動作確認ができているものが滅多に出てこないんですよね。
    発売当初の販促用レコードだったロッシーニの弦楽ソナタがお気に入りなこともあって、それを当時の純正組み合わせで聴いてみたいなという理由もありました。

    状態だけざっと確認したら早速そのレコードから聴いてみますと、まず第一印象はS/Nが良い感じがするところでした。
    シバタ針だからというのは多分関係ないと思うのですけど、サーフェスノイズが他のカートリッジだと気づかないくらいではあるものの、そこそこ出ていたんだなと気づくような感覚です。

    音傾向としては意外と柔らかい感じで、2面くらい聴いていくとさらに透明感が出てくるような感じです。
    コイル部分のギャップやダンパー等も当時そのままとはいかないはずですが、歪みはむしろ少ないくらいのようですし、とりあえず現状はそこまで気にしなくても良い感じなのかなと思われます。
    ベリリウムらしい華やかさみたいなものは多少はありますが、全般には高域のクセは少ないほうでしょう。
    音は意外と前に出てくる印象で、ここはSONYのヘッドアンプで駆動力に問題ないからかもしれません。

    SONYのカートリッジよりは間接音を豊かに表現する印象で、中低域に厚みがあるからか、コントラバスの胴の響きがとても豊かでかつ明瞭です。
    音数はかなり多めでデジタルに近づくようなところもありつつ、当時のVictorっぽさといいますか、若干の昭和風味で厚めなこってり感も併せ持っているように感じられます。
    またスピーカーの外側まで音の広がりがあるというのも印象的で、歪みが少なく情報量が多くワイドレンジですし、オーディオ的魅力という点では私にとってはもう満点といっても良いくらいのカートリッジではあります。

    ただここが不思議というか相性なのでしょうけれど、大変音質は良いのだけどなんとなく聴き流してしまう傾向があります。
    臨場感、スリリングさがやや希薄なためなのか、アナログレコードらしい色付けが少ないからなのかは分からないですけど。
    とはいえ、気に入らなければすぐ他のカートリッジに交換してしまうはずで、装着してからはリード線すら替えずにそのまま装着しているのですから、結局は満足しているのでしょう。
    次に他のカートリッジに交換した時に明確な認識ができるのかなと思いつつ、リード線や多少のセッティング(あまりこだわらないほうですけど)も見直したりしながら楽しく使いこなしていけたら良いなと思っています。

    Filed under: Audio
    2024/06/24 12:00 pm | No Comments