• 167月

    なんとなく個人的にオススメな音源を紹介してみたくなったので書いてみます。
    これまでもすでに何度か書いていますし、女性ボーカルとかもDAP主体にそこそこ聴くのですが、今回は作品としても音質面でもリファレンス音源的に使うものを主体に。
    まぁ最近入手したディスクの紹介も兼ねますけどね。

    我が家にグランドピアノがあるから、ということもあるのでしょうけれど、ピアノ系のディスクはどうしても多くなりがちです。
    音源ではないですけど、気に入った曲は楽譜を手に入れることも多いです。
    紗羅はリラックスできる演奏が好きなので、最近だとLukas GeniusasのEtudesが近年の演奏傾向を反映した印象でオススメです。

    私はガツンと来る感じも好きなので、上にあげたポリーニのポロネーズ集はレコードでも独盤2枚、国内盤1枚といった具合で良く聴いています。
    ポリーニでもハイレゾ音源の「Chopin Late Works」はまた少し違った風合いになっていて、こちらも良く聴くもののひとつです。

    ピアノの流れでいきますと、ブレンデルを聴くことも多い感じです。
    LP時代のものからラトルとのピアノ協奏曲といったCD期のものまで、それぞれの魅力があって楽しいです。
    これはピアノに限りませんが、ある曲にハマるといろんな演奏家の同曲を聴き比べることも多いですね。
    解釈の違いもありますし、楽器や指揮者、ホールや録音が異なっていて、なるほど!と思うこともしばしばです。
    バックハウスはベーゼンドルファーを愛用されていることで有名ですし、珍しいところではバレンボイムの「On My New Piano」のように独自の平行弦を使ったオリジナルのピアノまで、それだけでも奥が深いものです。
    平行弦といえばフォルテピアノを用いた七條恵子さんのサティもフォルテピアノの魅力や場の雰囲気を体感できる一枚です。

    もう少し編成の大きなものですと、ロッシーニの弦楽ソナタがかなりお気に入りです。
    一般的にはサルヴァトーレ・アッカルドが名盤として有名ですが、私が愛聴しているのはカメラータが録音したベルリン弦楽合奏団のほうです。
    この音源、ビクターがMCカートリッジを発売する際のキャンペーン用として録音したようで、そのレコードも持っていますし、そのおかげでコストや時間も(当時にしても)じゅうぶん確保できたみたいです。
    ちなみにそのベルリン弦楽合奏団でチェロを演奏されているイェルク・バウマン氏の無伴奏チェロ・ソナタも知名度は低いですけど、愛聴の一枚です。

    交響曲だと最近手に入れたばかりのテオドール・クルレンツィス指揮の悲愴もなかなか面白い演奏です。
    楽章が進むにつれてやや行き過ぎ感もないとは言えませんし、演奏の傾向は別にしてアンセルメのようなレコード芸術的な要素もありますけど、それも含めて楽しめる作品になっていると思います。
    LPで集めがちなので、どうしても古き良き名盤が主体になってしまう傾向ではあるのですが、その点を差し引いてもボールトの作品群はかなり好みです。
    有名な惑星もそうですし、ブラームスの交響曲、威風堂々など、ダイナミックな演奏は気分転換したい時に最高です。

    もう少し最近のものですと、リサ・バティアシュヴィリとバレンボイムのチャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲も良く聴いています。
    バレンボイムは奥様だったデュ・プレとの競演など、指揮者として愛聴することも多くて、むしろピアニスト単体で聴くことのほうが少ないくらいかも。
    ヴァイオリンというと定番のヒラリー・ハーンさんも某所で聴かせてもらったパガニーニのヴァイオリン協奏曲がとても深いもので、これぞオーディオの醍醐味だなぁと感じたのが記憶に新しいです。
    私自身もその前からこの盤は持っていたのですが、正直あまり感動するところはなかったですし、今もあの感じではまだまだ鳴ってくれていません。
    ゲルギエフ指揮のラフマニノフ ピアノ協奏曲辺りはそこそこ満足できるレベルになってくれましたし、ドラマチックな演奏なので、くるみ割り人形も含めて愛聴している指揮者のおひとりです。

    ちょっとクラシックに偏った感がありますから、ここらでフュージョン系も。
    マーカス・ミラーも最近のお気に入りでして、オーディオ的にはM2が有名でしょうか。
    個人的にはSilver Rainを聴く機会が多いかな。
    Dave GrusinもOut of the ShadowやDiscovered Again!などが好きですし、こちらはレコードで楽しむことが多いですね。
    元々はクラシックが主体ではあるのですけど、ジャズやポップスなどもあまり先入観をもたずに聴いてみて、気に入ったらリピートしています。
    録音が良いから聴くという側面もゼロではないですが、どちらかというとその楽曲やアルバムのコンセプトが自分にピッタリ来たものがお気に入りになることが多いかな。

    あえてもうちょっとオーディオチェック的な要素の色濃いディスクも挙げてみると「AYA AUTEHNTIC AUDIO CHECK」でしょうか。
    楽曲主体でいろんな風合いの曲が多いですし、トラックの若いほうから低域〜高域のチェックに向いたような並びになっている部分がちょっと面白いところです。
    そういう意味ではAccuphase: Special Sound Selectionのわりと初期の盤(2の出番が多め)も動作チェック的に使うことがあります。

    昔はこういう音源との出会いというと圧倒的にFM放送が多かったのですが、最近だとストリーミングでしょうか。
    ハイレゾ音源など気軽に試聴してみる機会は増えたのですが、やっぱり自分でフィルタリングしちゃう部分はあるようにも思います。
    なるべく雑食に幅広くとは思っていますけど、そもそも年齢的に視野(聴覚?)が狭くなっているでしょうし、時間が許す範囲でまだまだいろんな音楽を聴いてみたいですね。

    最後に蛇足ですが、とても良い作品なのだけど入手困難なディスクというのも増えてきました。
    ここまで紹介したものにもそういうものが結構ありますし、ほかにもデビッド・ラッセルのタレガ全集とか、Ensemble Les Adieuxのウェーバーのクラリネット五重奏曲などなど…。
    そういうところも含めて、出会いを大切にしていきたいなと思っています。

    Filed under: Music
    2020/07/16 3:30 pm | No Comments
  • 127月

    audio-opusのデジタルオーディオプレーヤー「opus#1s」をゲットしてみました。

    お気づきの方ももしかするといらっしゃるかもですが、先日同社のopus#1を入手したばかりなのですよね。
    これが思いのほか良かったので、ついその後継モデルをと。

    見た目はほぼ同じですし、金属でない筐体も同じ感じで色違い程度くらいしか違いがないようですが、音傾向は意外と違っています。
    #1よりも雑味が少なく、それでいて高域はおとなしめでウォームな仕上がりだと感じます。
    細かいところではバランス出力が常時On(#1はアンバランス出力と排他切り替え)だったり、DACチップがCS43198に強化されて、アンプのパワーも強化されていて微妙に異なるのですけどね。
    また液晶パネルも高精細IPSパネルに変更になってキレイになっているみたいです。

    ファームウェアは最初から最新の1.00.05になっていたので特に更新するようなところもありませんでした。
    さきほども書いたとおり、アンプはかなりパワーアップしていて、ボリューム表示で#1で110くらいまで上げないと音量が確保できなかったようなヘッドフォンでも、80くらいで同じくらいの音量で鳴ってくれます。

    それなら最初からこっちだけでも良かった気もしますが、紗羅と二人で使うことも多いですし、どちらもDSDもPCMコンバートされて出力されるのでDACにつないでTASCAMのヘッドフォンアンプでも使いやすいですから、どちらも活躍することでしょう。
    そもそも他にもAKやらPLENUEやらがあるので、さすがにちょっと台数が多すぎる感はありますけどね。

    Filed under: Audio
    2020/07/12 2:30 pm | No Comments
  • 117月

    FURUTECHのADLブランドのヘッドフォン「ADL-H118」をゲットしてみました。

    もうヘッドフォンはたくさん持っていますし、だいぶ前のモデルなのですがお値段もずいぶんお安くなっていましたし、ケーブルも着脱式でミニXLRなので他でも流用できるかなと。

    イヤーパッドの形状がかなり特殊で、折りたたみといいつつケーブルを装着するとそのままではケースに入らないなど、売れなかったのもちょっと分かる気もしますが、音は思ったよりずっと素直で良い感じです。
    インピーダンスは68Ω、能率は98dBなのでそこそこ音量は取りづらいほうではあるものの、そこそこのDAPなら十分鳴ってくれます。
    ちなみにイヤーパッドを外すと、その下はフェルトが貼ってあってドライバユニットを見ることはできませんでした。

    全体的にややプラスチックな作りですので、その風合いの音が乗る傾向は多少あります。
    しかしかなり注力して作り込まれている印象で、意外と優等生な鳴り方をしてくれるように感じられました。

    ケーブル自体はFURUTECHで市販されているレベルのものではさすがにないようですけども、DAPで気楽に使えるという意味ではヘッドフォンのほうが意外と出番が多い感じで、そこは想定外に良い結果でした。
    あまり数は出ていないでしょうし、わざわざ選ぶほどではないかもしれませんが、なかなか良い出物に出会えたように思っています。

    Filed under: Audio
    2020/07/11 4:00 pm | No Comments
  • 107月

    少し前から4TBの外付けHDDがほぼ満杯になってきていたのですが、なんとなく見送っていたら急にディスクエラーが起きてしまったため、急遽、HDDを追加することにしました。
    今回はWDの6TB「WDBBKG0060HBK-JESN」にすることに。

    トラブルにあったほうのHDDはBUFFALOの「HDC-LA4.0」ですが、そもそも購入したのが2016年10月ですから特段、ハードディスク自体に問題があったというわけではないでしょう。
    ちなみにこちらの中身もWestern Digital GreenのWD40EZRXでした。

    今回も当初はBUFFALOにしようと思っていましたし、同じ容量ならばお値段も似たようなものですが、中身がWDでない可能性のほうが高そうですからねぇ。
    WDだから安心とは言えませんけど、最初から中身がハッキリしていると言って良いであろうWDも試してみたいなと。
    なお、今回の中身はWD60EDAZでした。

    中身を調べるのにはDriveDxの体験版を最初使ってましたが、コマンドラインにはなりますが、そうそう使うものでもないので、そちらのドライバと「S.M.A.R.T. Monitoring Tools」で用は足りるでしょう。
    なお、元々の4TBは稼働時間自体は2000時間ほどらしいですが、Seek Error Rateが52%とかなり高めになっていて、これがエラーになった原因のひとつでしょう。

    筐体のサイズは大きめ(特に高さ)で、放熱のためかスリットが多くてホコリが入りそうですが、それ以外はいたって普通です。
    動作音もやや大きい印象ですし、ACアダプタもやや大きいですけど、その辺りもパソコンで使うには問題なさそうです。
    唯一の課題としては、付属のUSBケーブルだと速度が極端に遅くなるケースがあったことくらいでしょうか。
    それはAmazonのレビューでも指摘されていて、どうやらUSB2.0で接続されてしまうケースがあるようです。

    システム情報のUSBから確認はできますし、挿し直したらUSB3.0になりましたがやや不安がありますし、USB3.0は結構ノイズをばら撒きがちですのでフェライトコア付きのものに交換しておきました。
    なお、HDD側はポータブルで良く使われれるmicroUSBタイプのコネクタとなっています。

    これで速度は安定してそこそこ出るようになりました。

    4TBは引退させましたし、エラーはなんとか復活させてデータも今回のWDに移したので容量的には残り2TBほどになってしまいましたが、これで数年くらいは戦えるかな。
    次に買い換える頃にはSSDになっていそうな気もしますが、いずれにしてもバックアップも適度に怠らずにやっていこうと思います。

    Filed under: Mac
    2020/07/10 2:30 pm | No Comments
  • 097月

    TASCAMのヘッドホンアンプ「MH-40 mkII」をリビングで使うために追加してみました。

    当初は上で使っているfOSTEX HP-A8のようなDACとの複合機を狙っていたのですが、明らかにこれを超えてくれそうなモデルがなかなか見つからず…。
    もちろん予算をしっかり出せばあるのでしょうけれど、そうなると単体モデルを狙いたくなってしまいがちですし、複合機にしてもSENNHEISER HDV 820などが気になってしまいます。
    そんな中、なんとなく見つけたのがこのモデルなのですが、古い機種だけあって中身はわりと私好みなディスクリート構成のようですし、ヘッドホン端子が4つあるというのも良いかなと。

    4つの端子はそれぞれ独立したヘッドホンアンプが割り当てられていて、ボリュームも独立していますから、紗羅と二人で違うヘッドホンで聴きたい時もそれぞれのヘッドフォンの能率や感度に合わせて音量が独立で調整できます。
    もちろん、それぞれのアンプ間の影響も無視できるレベルのはずです。

    入力端子は前面のフォーンジャック、そして後面のXLR/RCAが切り替え可能です。
    XLRとRCAの切り替えは背面にあるので、実質的には2系統ですけどね。

    当初は背面のRCAを使っていましたが、内部の配線引き回しの関係か、ノイズが乗りにくいのは前面のほうでした。
    こちらにDAPからのLINE OUTをつないで、背面のXLRはAccuphaseのCDプレーヤー「DP-70V」と接続しました。
    詳細の仕様が分かりませんが、たぶん2番ホットなので変換プラグを経由しておきました。

    最大出力は1台使いだと1.5W+1.5W/8Ω、4台同時でも1.2W+1.2W(8Ω)と、とにかくパワフルです。
    パワフル過ぎてイヤホンのみならず、final SONOROUSのような低インピーダンス寄りのヘッドフォンですら使いづらいくらいですけども、HIFIMANやbeyerdynamic、SENNHEISERで使う上ではガッツリ駆動してくれます。
    HP-A8が32Ωで700mW、以前使っていたLUXMAN P-1は8Ωで4Wなので、これらのほうが強力なはずですが、P-1は別にしてもHP-A8よりはもっとパワフルになってくれるような印象があります。

    現行モデルはMH-8で、もっといろいろ高機能になっていますが、古いモデルならわりと格安に入手することができます。
    DACはDACでのんびり探してみようとは思っていますけども、ヘッドフォンアンプとしてはかなり気に入ったので、しばらくこれを愛用していこうと思っています。

    Filed under: Audio
    2020/07/09 2:00 pm | No Comments
  • 236月

    WWDC2020でAppleがMacのCPUを独自の「Apple Silicon」に切り替えていくことを発表したそうで。

    まだ「本物」はできておらず、デモではiPad Proと同じA12Zを積んだMacで実施されたそうですが、ARMアーキテクチャということですね。
    A12Zプロセッサを搭載したMac miniを開発者向けキットとして500ドルで貸し出すようですから、最初はほぼA12Zに近いものになるのでしょう。
    macOSも「Big Sur」が秋に登場し、ここからはIntelと双方のCPUで動作するようになるとのことです。

    Macはこれまでも1984年の680×0から1993年にPowerPC、そして2006年にはIntel x86と、CPUを渡り歩いてきました。
    私が本格的にMacを使うようになったのはPowerPC G3/G4あたりから(一応、Macintosh Classicは持ってた)ですけど、一応その全てに立ち会ってきたということになります。
    個人的に愛着が深かったのはPowerPCですけども、Intelに移行する際もRosettaで大きなトラブルはなかったですし、今回もその名称を引き継ぐ「Rosetta 2」が用意されるそうですから、順調に移行が進む可能性は高そうです。
    また64bit化などでマルチバイナリへの対応も元々できていましたし、そちらも「Universal 2」で双方のバイナリを含むアプリケーションを作成可能とのことです。

    私も曲がりなりにもMac用フリーソフトを作ってきていましたけども、起動音がなくなって久しいですし、もう「MuteCon」のARMバージョンを作る必要はないかなぁ。
    MagicMouseのバッテリー残量を通知する「MBBInf」のほうはできれば更新したいなぁとは思っていますが。

    もうひとつ大きな変化はiOSやiPad OSのアプリもそのまま使えるようになるという点でしょうか。
    Intel Macでも逆Rosettaがあれば動かせそうなものですけど、そこは「Apple Silicon」のアドバンテージという意味でもやらないのでしょうねぇ。
    逆にIntel MacはBootCampという特色もあったわけでWindowsも使えたのですが、これもBig Surで切り捨てられなければ良いですけど…。
    いずれにしても「Apple Silicon」になったらMicrosoftが対応しない限り、Windowsは動かなくなるわけですけどね。

    Intelもすぐに消えるわけではなく、2年くらい掛けて移行するんだとか。
    正直もうMacでなくては!という部分もそう多くはないのですが、iPhoneなどとの親和性も考えつつ、ここ数年で今の手持ち機種(Mac ProとiMac)をどうするか考えていこうと思います。

    Filed under: Mac
    2020/06/23 3:00 pm | 2 Comments