• 0111月

    PLATANUSから新しいMCカートリッジ「3.0S」が発売になったそうで。

    PLATANUSは助廣哲也氏のオリジナルブランドですが、最近の有名ブランド製カートリッジで彼の手によるものも多いと耳にしています。
    特に若手のカートリッジ職人さんとしては稀有な存在と言えるでしょう。

    今回の3.0Sは鉄心入りということで、空芯よりも力強さが期待できそうな気がします。
    マグネットもN45ネオジムが使われていて、通常のN35やN40に比べると最大エネルギー積が高くなっているみたいです。
    残留磁束密度や保磁力が大きいのは当然ですが、J-H減磁曲線の角型性が優れているので、コイルや外部からの磁界の変化の影響を受けにくく、発電の線形性も高くなるんじゃないかと予想されます。

    ちなみに従来モデルは「ネオジム」とだけ記載されていますし、あえてサマリウムコバルトを使うメーカーもありますね。
    サマリウムコバルトのメリットとしては耐熱性が高いようですが、音色的な意味合いもあるのかもしれません。

    また、PLATANUS 3.0のほうはコイルコアとヨークの位置も改良されてトレース能力も改善しているとのこと。
    カンチレバーはA2017アルミニウム合金のテーパー形状のもので、オーソドックスさを保ちつつも現代的な方向性の良さを上手くミックスさせているような気がします。
    筐体もA6063アルミニウム合金とA7075アルミニウム合金を使っていますから、自重は11.5gとわりと重いほうかもですが、2.0Sなどと比べたらだいぶ軽量化されています。
    針圧は標準2.0gなので、こちらは標準的です。

    お値段は税別35万円なので、かなりの高級カートリッジなのは間違いありませんが、ブームといいつつも作り手はどんどん減っている業界でもありますし、良いモデルをじっくり作り続けてもらえたらうれしいなと思います。

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    2020/11/01 2:30 pm | No Comments
  • 2910月

    HIFIMANのトゥルーワイヤレスイヤホン「TWS800」が国内に近日発売予定だそうで。

    すでにTWS600が発売されていますが、アレはあまり評判がよろしくなかったので今回は汚名返上を目指しての本格参入かなと。
    Bluetoothの単体ヘッドホンアンプでは良くありますけど、Bluetoothチップと別にアンプを搭載しているとのこと。
    ヘッドホンなら格納するスペースも確保しやすいでしょうが、TWSでやっているのは各社、一部の上位モデルのみでしょう。

    またダイナミックドライバーもせっかくのアンプを活かせるよう、150Ωとハイインピーダンスのユニットを搭載しています。
    ワイヤードの高級モデル「RE2000」のようにトポロジー振動板搭載で、しっかりHIFIMANを名乗れる内容になっているようです。
    もちろん実際には音を聴いてみないとわからない部分はありますけどね。

    ケース併用でバッテリー容量を確保しているのは一般的なTWSと同じですが、本体のみで4.5時間、ケース込みで31.5時間はそこそこの容量でしょう。
    お値段は海外で299ドルなので、価格的には他社のハイエンドモデル並みにはなりそうです。

    あとはダブルフランジのイヤーピースが多めに付属しているくらいしか、仕様上の際立った部分はありませんけど、ヘッドホンはHIFIMANをいくつも愛用していますが、イヤホンはまだ使ったことがないので、少し気になる存在ではあります。
    ヘッドホンのDEVAもとても好評のようですし、できればまずは試聴できたら良いなと思います。

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    2020/10/29 4:00 pm | No Comments
  • 2310月

    ACOUSTIC REVIVEさんからアコースティック・コンディショナー「RWL-3 absolute」が発売だそうで。

    うちに3年半ほど前に導入した「RWL-3」のグレードアップ版という形になります。
    お値段は1枚168,000円(税別)とのこと。
    (下の写真はRWL-3で、こちらはすでに販売終了しています。)

    主な変更点は内部の凹凸発砲材にこれまでのトルマリンではなく貴陽石を含浸させているとのこと。
    貴陽石は群馬産らしいですが、マイナスイオンがトルマリンの3.8倍ほどなんだとか。
    なお前面のシルクはこれまでどおりトルマリン含浸生地ですが、木枠も含めて少し濃い目の色合いになって配置した際に落ち着いた雰囲気になったようです。

    高さなどは変更がありませんので、すでに2枚お持ちの方がセンター用に追加したりするのも良いでしょう。
    うちのシステムでもこのボードによる自然な拡散とむらの少ない吸音なくしては成り立たないほど重要な要素になっています。
    本来ならシステムの音の変化でご紹介できればベストなのですが、最近は著作権問題も厳しく、特に原盤権をクリアするのが…。
    それにやっぱり実体験していただくのがいちばんですし、ACOUSTIC REVIVEさんは以前からずっと貸し出しキャンペーンを展開されていますし、これをご活用いただくのが良いのでしょう。

    また個々の製品では明記されているわけではありませんが、同社製品は過去モデルからのグレードアップも可能です。
    今回のRWL-3 absoluteに限らず、旧モデルをお使いの方はそうした相談を問い合わせてみるのも良いかと思います。

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    2020/10/23 2:30 pm | No Comments
  • 2210月

    Mark Levinsonからレコードプレーヤー「No5105」が12月発売予定だそうで。

    No515というモデルがちょっと前に出たんですが、残念ながらもう生産終了だったのですね。
    アレはモーター部が分離した構造でしたが、今回のはシンプルなモーター一体型筐体の外掛けベルトドライブになっています。

    その分、お値段は65万円(税別)とそこそこ手が届きそうな感じになっています。
    全体の重さはむしろ515より重くなって、34kgとなかなかの重量級なのも個人的には面白そうだなと。
    プラッターは515の9kgから6.35kgに減っていますし、ベルトもシンプルな1本掛け(515は3本)ですので、下位モデルではあるのでしょうけれど。
    あと、若干プーリー部分の精度や振動伝達がこれで大丈夫かなぁという印象はありますけどね。

    トーンアームはあえて標準搭載とし、出力端子もRCAのみと背伸びしすぎない仕様も悪くないと思います。
    普通に筐体背面に端子がありますから、水平を安定的に維持するにはあんまり重いケーブルを装着しづらいかなぁとは思いますけど。
    あと一歩、この機種でなくては!という特徴がない印象はありますが、現行モデルとしてはなかなか良い選択肢になるのではないでしょうか。

    また、マークレビンソンからは話がそれてしまいますが、ハーマンから参考出品でARCAMの各種モデルが展示されていたとのこと。
    以前はデノンラボが取り扱っていましたけど、しばらく日本での取り扱いが途切れていたと思いますし、こちらも再投入されたら面白いかなと思います。

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    2020/10/22 2:00 pm | No Comments
  • 2110月

    ラックスマンと音楽之友社のコラボなデジタルアンプ「LXA-OT4」が11月中旬に発売だそうで。

    私も初代のLXA-OT1には結構ハマった口ですが、今回のが第3弾ということになります。
    当時は月刊誌の付録でしたし、その後の真空管を使ったシリーズなどはムックでしたけど、今回は今のところの情報では直販サイトでの販売が主体のようです。
    お値段は19,000円(税別)ですので、ちょっとしたオマケというわけにはいかなくなりましたし…。

    ただケースもしっかり付属していますし、アンプとしても20W+20W(4〜8Ω)とかなり本格的なものになったようです。
    消費電力も最大56Wまで上がっていますから、24VのACアダプタが付属しています。
    組み立ての説明用PDFに写ってるのはどうも15V1.5Aに見えるのですが、それでは到底この消費電力は供給できないですし、仕様変更になったのかな?

    デジタルアンプのBTLなのは変わりありませんが、L/Rが独立したのも良い点でしょう。
    プリ部に相当するオペアンプを交換可能なところも引き継がれていますが、できればここも左右独立にしてほしかったかも。
    なお標準ではLXA-OT1の頃と同じJRC 4558Dが装着されています。
    プリ部のゲインは0dB,2dB,4dB,6dB(デフォルト)から選べるようになっているので、オペアンプの音色の乗せ具合はここでも調整できるでしょう。
    なお、プリ部が6dBの場合で、トータルでは26dBのゲインとなります。

    どうやら真空管を使ったシリーズのほうもイコライジングカーブが可変なフォノイコライザー「LXV-OT10」も出るらしく、こちらは12/19のムック発売みたいです。
    お値段もこっちのほうがちょっぴり安いようですし、人気が高いのはこっちかもしれませんね。

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    2020/10/21 2:30 pm | No Comments
  • 1410月

    AccuphaseからSACDプレーヤー「DP-570」が11月下旬に発売予定だそうで。

    2016年発売のDP-560の後継機という形で、同社らしい順当な進化という印象です。
    お値段も60万から65万円(いずれも税別)に上がっていますが、良く考えてみれば1994年発売のDP-75も58万円だったわけですから、5シリーズとはいえど現状としては仕方ない価格なのでしょう。

    いちばん大きな違いはDACチップがES9028PRO(560はES9018S)に変わったところです。
    4回路並列駆動などは変わりませんが、いろいろと見直して歪みがだいぶ減ったようです。
    ライバルメーカーはディスクリートやROHMなど、差別化戦略を取り始めているように見受けられますが、Accuphaseは意外と無難にESSやAKMを使う方針みたいです。
    初期にディスクリートをやっていたからこそ、あの路線ではなかなか勝ち目がないという気持ちもあるのかもしれませんが、基板を眺めた印象としてはもうちょっとアナログ段だけでも凝った構成にしないのかなぁという気は正直しています。

    またメカ部もだいぶ手を入れていて、静粛性向上に努めてあります。
    フォーカシング時で8dBほど、トラッキング時で6dBほど動作ノイズを低減しているらしいです。
    弾性ダンパーでのフローティング自体はDP-560でもやっていましたし、ピックアップもたしか560からD&Mのものに変更になっていたはずですから、使い方がこなれてきたという側面もあるのかも。
    このほか、お店情報だと天板がアルミトップになっているといった変更点もあるみたいです。

    ほかにもプログラム再生機能も付いたそうですが、昔のCDPだと当たり前の機能ですね…。
    インデックスサーチはどうなってるのかなぁ。

    とはいえ、いつも書いている気がしますがSACDプレーヤーがまだ発売され続けるだけでも良しとしなければならないのでしょう。
    ピックアップも今のところは安定供給されるでしょうし、SONYのを使っていた頃のように短期間で部品払拭しなくて済めばなによりです。
    ちなみに過去のモデルではDP-77,78に続いてDP-700やDP-800もピックアップのせいで一部修理不能となっています。
    DP-700は2007年発売の機種ですし、その辺りの不安を持たずに済むのであれば良いのですけれど…。

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    2020/10/14 2:30 pm | No Comments