• 095月

    みんぽすさんからお借りしたAPS専用超広角ズームレンズ
    SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM」を持って、近所の公園に
    撮影に行ってきました。

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    基本的にPモードで撮影し、大抵は広角側10mmを使ってみました。
    まずは画角に慣れる必要もありますからね。
    やや周囲が流れる感じがありますが、これだけの広角で、しかも
    ズームなわけですから、多少は仕方ないですね。

    ただ、ボケもちょっと非球面っぽいクセがある感じなので、それと
    周囲の流れが重なると、ちょっと「あれ?」という印象のことも
    ありました。

    また、収差については、先日、体験版をインストールしたPhotoshop CS5で
    レンズ補正を試してみました。
    シグマからは公式に補正データが提供されていて、新しいレンズだけに
    しっかりとサポートされていました。
    上が補正前、下がレンズ補正をかけたものです。

    色収差と歪曲収差を補正対象にして、周辺減光は補正していません。
    個別に見るとそんなに歪曲した印象はないのですが、見比べるとかなり
    補正されているのに気づきます。
    一眼レフ用のレトロフォーカスなレンズとしては優秀だと思いますが、
    建築用などでは多少気になるかもしれません。

    ただ、使い勝手は非常に良く、逆光にも強いですし、ぐっと近づいて
    撮れたり、ズームもあるので普通の焦点域を急に撮りたくなっても
    換算30mmなら結構、レンズ交換なしでいけるのも便利でした。

    あと、おまけですが、APS専用のレンズなんですけど、あえてフルサイズに
    付けてみたらどうなるかを試してみました。
    といっても、うちにはフルサイズのデジタル一眼レフはないので、
    Nikon F3に装着して、ファインダーでの確認ですけどね。

    結果的には意外や意外、結構使えそうな感じです。
    上のファインダーの写真は上が10mm、下が14mm強なんですが、
    10mmではさすがにケラレてますが、14mmあたりからはフルサイズを
    ほぼカバーしています。
    なお、フードでのケラレのほうが大きいので、フルサイズで使う場合は
    フードを外さないとダメですね。

    もちろん、レンズ自体はAPS専用ですから、フルサイズでの使用は
    自己責任の範囲で使うことになりますので、使用を推奨するものでは
    ありません。
    ただ、それだけイメージサークルが大きいということでもありますから、
    そういう意味では、なかなか真面目にしっかり作られたレンズだと
    感じました。

    今度は収差をもうちょっと細かくチェックするのに夜景でも
    撮ってみようかな。
    あと、時間があればHDRなども試してみたいと思っています。

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    Filed under: Mono Fellows
    2010/05/09 5:46 pm | 2 Comments

2 Responses

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  • もへ Says:

    レンズのイメージサークルは絞り込むと小さくなるようで、ファインダーで見て大丈夫そうでも、撮影してみるとケラレが意外と多かったなどということもあり得ますね。

  • MacBS Says:

    もへさん、コメントありがとうございます。

    ご指摘の通り、絞るとややイメージサークルが小さくなるようです。
    絞りプレビューで最小絞りにして確認しましたが、ほんの少しケラレが出るようです。
    14mm前後がいちばんケラレが少なく、17mmあたりからまた増えていく感じでした。

    元々、フルサイズでの使用は想定されていないですから、
    もしフルサイズで使うにしても、自己責任での使用になりますね。