• 207月

    VPIのレコードプレーヤー「Prime Scout」が8/1に国内発売されるそうで。

    一時はクリーニングマシンだけになっていたのですが、またターンテーブルが入ってきたのは喜ばしいことです。
    お値段は税抜398,000円ということで決して安くはないですけれども、ヨーロッパでの実売が36万円くらい、アメリカで24万円くらいということからすれば妥当な感じではないでしょうか。

    Scoutは2001年から出ている同社の人気モデルで、その最新版ということになります。
    最近はプラスチック系のプラッターが多いですが、VPIはアルミのプラッターで重さは4.76kgと重すぎず軽すぎず良い塩梅かなと。
    モーターが筐体から分離しているのも個人的には良いと思いますが、セッティングはやや難しいところもあるでしょう。
    筐体はこれまで通りのリジッド系で、うちにあるSIGNAL GUARD ISOLATION PLATFORMにVPIを載せてあるのを見かけたことがありますけど、たしかに相性が良いかもしれません。
    サイズは設置寸法でW475mm×D343mmくらいとのことですから、W480xD408mmのSIGNAL GUARD ISOLATION PLATFORMにはギリギリ載りそうな感じです。

    国内の製品サイトにも動画を貼ってあるほどの力の入れようですけど、その前にSSL対応にしたほうが良いのでは?と思ってみたりも…。
    それはともかく、実際の出音が聞けないことには外観を見ても仕方ないので、YouTubeで聴いてみましたがリジッドらしいカッチリした、やや面白みは薄めな雰囲気ではありますけど、そこはさきほどのようなボードを上手く使えばなんとでもなるでしょう。
    ちょっと聴いた印象では左右のセパレーションが良く、S/Nも高そうです。

    付属のトーンアーム「JMW-9」もちょっと凝ったもので、AC-3000のようなワンポイントサポートのアームです。
    それをオイルダンプなしで使う形なので、振動や反りに対する安定性がやや気になるところではあります。
    ちなみにスタビライザーはねじ込み式になっており、反りはそちらで抑止しようということかと思われます。

    またアーム部分は簡単に取り外せて、ストレートアームでもカートリッジ交換が楽にできる工夫は良いですね。
    ケーブルはLEMOプラグで本体とつなぐ形で、トーンアームの可動部内を通らないので断線時の対処もやりやすいでしょう。
    足回りにはDelrinを使ってあり、高さ調整も可能だそうですから水平も出しやすそうですし、現行のベルトドライブのレコードプレーヤーとしてはわりと良い候補なのではないかなと感じた次第です。

    Filed under: Audio
    2019/07/20 1:30 pm | No Comments
  • 197月

    一昨年の9月に導入してから基本的にはメインを張ってくれていたZYXのMCカートリッジ「Ultimate 100」ですが、代理店さん経由でメーカーさんに状態確認してもらうために里帰りしてもらっています。

    最近になって針掃除の際に黒い小さな欠片がブラシの先に付くことがあり、静電気除去ブラシのサンダーロンが欠けているのかなぁと思っていたのです。
    しかしそれにしても、どうも様子がおかしくLED付きのルーペを導入したりして針をカンチレバーに固定する部分(継ぎ手のようなもの)の横が欠けてきているような状態になっていることに気づきました。

    カートリッジではスタイラスのクリーニング液のせいで接着剤が溶けて針が取れるといったことが結構ありがちなのは知っていましたので、クリーニングにはZYX純正のブラシ、ZYX自体が発売しているスタイラスクリーナー「UC-1」をメインに使っていました。
    針自体はまだまだ元気なように見えますが、このままだとカンチレバーの棒から針といっしょに継ぎ手が抜け落ちそうで不安になったという次第です。

    購入時もR100のボロンカンチレバーからカーボンの集合体に変わった部分がまだ実績が少なく不安要素かな?と思っていたのですが、この継ぎ手部分は金属製だろうと推測していたのですけどね。
    現時点でも素材が何かは回答をもらえていませんが、以前のモデルはこういう継ぎ手はなく、普通にカンチレバーに接着されていたはずです。
    理由はいろいろあるのでしょうけれど、そもそもカンチレバーに「余計な」継ぎ手を付けるというのは音質面や強度の点でもあまり優位ではなさそうな気もしますし…。

    カートリッジの針というのは「消耗品」なのは覚悟していますけれど、AC-2のように40年前のモデルがまだまだ元気に活躍してくれている中で2年目にして脆弱さが見つかってしまうと、仮に針交換してもまた2年で…と考えてしまいます。
    私自身はたくさんカートリッジもストックしてありますし、このまま放置しておいても良いかなと薄々思っていたのですが、代理店さんが原因を調べてみてくださるとのことでお送りすることにしました。
    このブログでもさんざんZYXのカートリッジはお薦めしていますし、できれば同じような症状が起こらないような対策(ユーザー側が配慮すべき点があるならそれも含めて)を講じてもらえたら嬉しいなと思います。
    おそらく今、メーカーさんでチェックしてもらえていると思いますので、続報があればまたご報告したいと思っています。

    Filed under: Audio
    2019/07/19 12:30 pm | No Comments
  • 167月

    スタイラスクリーナーのバリエーションをいろいろ検討した結果、定番中の定番、ゼロダストを追加導入することにしました。

    キッカケはちょっとまだ結果が出ていないトラブルがありまして、湿式やブラシでのクリーニングの頻度を減らしたかったのと、スタイラス自体はキレイだけども毛が付いて取れないということが結構多いので、それを取りやすくしたい(結果的にブラシの使用回数も減る)というのがありました。

    ゼロダストは耐震ジェルに似たような素材でペタペタと針先のゴミをくっつけて取るものでして、愛用されていらっしゃる方が多いのも存じていました。
    ただ個人的にはちょっと怖い気もして避けていた部分があります。
    ちょっとミスると針を折りそうかなぁと。

    ただ実際に使ってみるとかなりフンワリした材質で、意外と安心感があります。
    似たタイプはDS Audioやオーディオテクニカからも出ていますが、やはりロングセラーの安心感(とお値段)も決め手でした。
    それ以外にも振動タイプのも考えたのですが、これもカンチレバーなどへの負担が大きいのかなぁと。(かなりの心配性?

    Accuphase AC-2はなぜか特にスタイラスの根元に毛が引っかかりやすいのですが、使用前後でこれだけキレイに取れています。
    スタイラスが黒くなってるようなことはないのであまり汚れていない印象でしたけども、ゼロダストの表面を見てもやや茶色い汚れが付着してきますし、上の写真でも心なしか針先もキレイになってるように思われます。(使用前のピントが合ってませんが。

    肝心の音の変化ですが、高域は素直に伸びる印象で、歪みっぽさが減ったように思います。
    使い方としてはベタッと降ろさずに、針先だけ刺さる程度に加減して下ろしたほうが良さそうです。
    どのスタイラスクリーナーでも細心の注意を払うことは大切ですが、上手く使い分けて良い音で長く楽しみたいところです。

    Filed under: Audio
    2019/07/16 4:30 pm | No Comments
  • 137月

    2年ほどで壊れてしまったリビングのエアコン「TOSHIBA RAS-B285P」ですが、結局修理はせずに買い替えとなりました。

    修理代が本体よりも高い可能性があったのと、そもそも動作音も大きくて電気代がかかるわりには効きが悪い印象もあったためです。
    今回は仕事部屋と同じ日立にしてみることにしました。
    弟が買ったPanasonicもどうもイマイチっぽかったですし、今はどこも似たようなものかもしれませんけどね。

    型番としては「RAS-A28J」という2019年モデルですので、コスト重視のチョイスです。
    無事に工事も終わりまして、快調に動いてくれています。
    今年はまだ本格的に暑い日がありませんし、暖房だとサイズ的にもパワー不足なのは変わらないでしょうから、そっちはファンヒーターでもそのうち入れようかなと。
    今回は地元の家電量販店で5年保証もありますし、最低でもそのくらいはしっかり動いてくれることを願っています。

    Filed under: Electronics
    2019/07/13 2:30 pm | No Comments
  • 127月

    壁などの吸音材を先日見直したばかりですが、その際にTwitterでまたもや「アナログプレーヤーとボードの間に絹のハンカチも面白そう」という面白そうなアドバイスをいただきましたので、早速試してみました。

    うちの場合、プレーヤーをマグネットフローティングインシュレーター「RMF-1」、さらにその下にはfinalのボードを敷いています。
    RMF-1は結構高さがありますので、このスペースにシルクのオーガンジー(というより実際は端切れ)をクシャクシャっと。

    このスペースには鉛やスタビライザー、fo.Qなどいろいろ試したことはありましたので変化があるのはわかっていましたが、finalのボードを入れてからは何もないほうが良い印象だったのですが、シルクを試すと想像以上の変化がありました。
    しっかりパワフルになっていて、実際外してみると途端に大人しくなります。
    外したほうが相対的に高域は伸びたようにも感じますが、そもそも密度が下がったような、鳴き分かれるするような印象です。

    再生したままでは危険ですので一旦止めまして、再度クシャクシャっとセットしてみると、やはりガッシリした出音になりました。
    密度が高まって濃ゆいサウンドになるのは面白いものですね。
    たぶんプレーヤーの底板が揺れなかったりで、低域が伸びるんだろうなと思われます。

    もうひとつ大きな変化がありまして、それは再生が終わった後に盤を持ち上げる際、静電気が非常に少なくなっているんです。
    静電気はターンテーブルから逃げるとすればアース経由かなぁと思いきや、キャビネットを通じても逃げてくれているのかな?
    たしかレコードはマイナスに大きく帯電するはずで、シルクはナイロンやレーヨンほどではないものの、かなりプラスに帯電する素材ですし、アルミや木材はその中間くらいですから、それが良い方向に作用しているのかもしれません。

    ついでに以前から気になっていたサブソニックフィルタも試してみました。
    C-280Lのサブソニックフィルターは10Hz,-18dB/octですから、レコードの偏心や反りなどだけに効きそうな感じがしますが、実際に聴いてみた印象としては通常の盤では入れないほうが良い印象でした。
    もちろんウーファーがグラグラ揺れるほどの盤なら入れたほうが良いでしょうけれども、やや意外な結果でした。

    それにしてもシルクはいろんな場面で重宝しますね。
    スペースとコストが許せばWS-1を置いてみるのも面白いかもしれませんし、プラスに帯電しやすい生地で試してみるのも良いかと思います。

    Filed under: Audio
    2019/07/12 8:00 pm | No Comments
  • 117月

    Appleから予告なくMacBook ProAirのモデルチェンジが発表されました。
    もう発表からちょっと時間も経ったので詳細はそれぞれのサイトを見ていただくとして(ぉ、雑感を適当に書いておきます。

    今回のアップデートの肝はメーカー側からするとラインナップの整理のような印象を強く受けました。
    MacBook Proはあまり評判が良くないのを承知でTouch Barに統一されましたし、MacBook Airの値下げもあってか、MacBookはラインナップから消えました。
    これでMacのラインナップは大まかに以下のようになったということになります。

    MacBook Air
    MacBook Pro
    iMac
    iMac Pro
    Mac Pro
    Mac mini

    デスクトップが4種類に対してノートが2種類というのは今のパソコン全体の売上比率からするとずいぶんデスクトップ寄りにも感じますが、実際にはスマートフォンやタブレットへの移行が進んでいて意外とノートがその割りを食う形になってきつつあるのかも。
    金額的にも高額化がやりやすいデスクトップに対してノートはむしろ値下がり傾向なのも手伝っているのかもしれません。
    iMac Proに関しては通常のiMacのバリエーションとして統合されそうな気もしますけどね。

    また、Touch Barに関してはそれそのものよりもApple T2 Securityチップを搭載しておきたいという思惑もありそうに感じました。
    mac OSとiOSの統合を見据えた場合、Face IDやARなどiOS側で独自に進化した部分を吸収する器を用意しておきたいのかなと勘ぐってみたり。
    現状のT2では足りない部分もあるでしょうけれども、将来のOSではT2非搭載の機種を切るというのはあり得ることかなと。

    その上で残念に感じるのはメモリがオンボードで標準8GBというところでしょうか。
    デスクトップのProとMacBook Proはどうもずいぶん開きがあるなぁというのが以前からの正直な印象で、拡張性があまりにもなさ過ぎに思えてしまいます。
    Mac miniですら、もうオンボードメモリはやめたわけですし。
    macOS Catalinaは64bitオンリーで32bitを切るわけですし、個々のアプリが数GBを使う時代という意味合いなのでしょうから、それで8GBはわりとキツいはずです。
    今のMojaveでもキャッシュは別にしてアプリケーションメモリはすぐに16GBを超えてきますからね。

    一方で良さそうに思えるのはMacBook Airが税別とはいえ12万を切ってきたところです。
    Mac miniも最廉価モデルで9万弱とずいぶん上がっていますし、そもそもキーボードやマウス、ディスプレイが付属しませんから、ほぼ同じくらいと言って良いでしょう。
    CPUの違いこそあれ、True Tone搭載Retinaディスプレイでもありますし、今いちばん身近なMacと言えそうです。

    Filed under: Mac
    2019/07/11 2:30 pm | No Comments