• 167月

    スタイラスクリーナーのバリエーションをいろいろ検討した結果、定番中の定番、ゼロダストを追加導入することにしました。

    キッカケはちょっとまだ結果が出ていないトラブルがありまして、湿式やブラシでのクリーニングの頻度を減らしたかったのと、スタイラス自体はキレイだけども毛が付いて取れないということが結構多いので、それを取りやすくしたい(結果的にブラシの使用回数も減る)というのがありました。

    ゼロダストは耐震ジェルに似たような素材でペタペタと針先のゴミをくっつけて取るものでして、愛用されていらっしゃる方が多いのも存じていました。
    ただ個人的にはちょっと怖い気もして避けていた部分があります。
    ちょっとミスると針を折りそうかなぁと。

    ただ実際に使ってみるとかなりフンワリした材質で、意外と安心感があります。
    似たタイプはDS Audioやオーディオテクニカからも出ていますが、やはりロングセラーの安心感(とお値段)も決め手でした。
    それ以外にも振動タイプのも考えたのですが、これもカンチレバーなどへの負担が大きいのかなぁと。(かなりの心配性?

    Accuphase AC-2はなぜか特にスタイラスの根元に毛が引っかかりやすいのですが、使用前後でこれだけキレイに取れています。
    スタイラスが黒くなってるようなことはないのであまり汚れていない印象でしたけども、ゼロダストの表面を見てもやや茶色い汚れが付着してきますし、上の写真でも心なしか針先もキレイになってるように思われます。(使用前のピントが合ってませんが。

    肝心の音の変化ですが、高域は素直に伸びる印象で、歪みっぽさが減ったように思います。
    使い方としてはベタッと降ろさずに、針先だけ刺さる程度に加減して下ろしたほうが良さそうです。
    どのスタイラスクリーナーでも細心の注意を払うことは大切ですが、上手く使い分けて良い音で長く楽しみたいところです。

    Filed under: Audio
    2019/07/16 4:30 pm | No Comments
  • 137月

    2年ほどで壊れてしまったリビングのエアコン「TOSHIBA RAS-B285P」ですが、結局修理はせずに買い替えとなりました。

    修理代が本体よりも高い可能性があったのと、そもそも動作音も大きくて電気代がかかるわりには効きが悪い印象もあったためです。
    今回は仕事部屋と同じ日立にしてみることにしました。
    弟が買ったPanasonicもどうもイマイチっぽかったですし、今はどこも似たようなものかもしれませんけどね。

    型番としては「RAS-A28J」という2019年モデルですので、コスト重視のチョイスです。
    無事に工事も終わりまして、快調に動いてくれています。
    今年はまだ本格的に暑い日がありませんし、暖房だとサイズ的にもパワー不足なのは変わらないでしょうから、そっちはファンヒーターでもそのうち入れようかなと。
    今回は地元の家電量販店で5年保証もありますし、最低でもそのくらいはしっかり動いてくれることを願っています。

    Filed under: Electronics
    2019/07/13 2:30 pm | No Comments
  • 127月

    壁などの吸音材を先日見直したばかりですが、その際にTwitterでまたもや「アナログプレーヤーとボードの間に絹のハンカチも面白そう」という面白そうなアドバイスをいただきましたので、早速試してみました。

    うちの場合、プレーヤーをマグネットフローティングインシュレーター「RMF-1」、さらにその下にはfinalのボードを敷いています。
    RMF-1は結構高さがありますので、このスペースにシルクのオーガンジー(というより実際は端切れ)をクシャクシャっと。

    このスペースには鉛やスタビライザー、fo.Qなどいろいろ試したことはありましたので変化があるのはわかっていましたが、finalのボードを入れてからは何もないほうが良い印象だったのですが、シルクを試すと想像以上の変化がありました。
    しっかりパワフルになっていて、実際外してみると途端に大人しくなります。
    外したほうが相対的に高域は伸びたようにも感じますが、そもそも密度が下がったような、鳴き分かれるするような印象です。

    再生したままでは危険ですので一旦止めまして、再度クシャクシャっとセットしてみると、やはりガッシリした出音になりました。
    密度が高まって濃ゆいサウンドになるのは面白いものですね。
    たぶんプレーヤーの底板が揺れなかったりで、低域が伸びるんだろうなと思われます。

    もうひとつ大きな変化がありまして、それは再生が終わった後に盤を持ち上げる際、静電気が非常に少なくなっているんです。
    静電気はターンテーブルから逃げるとすればアース経由かなぁと思いきや、キャビネットを通じても逃げてくれているのかな?
    たしかレコードはマイナスに大きく帯電するはずで、シルクはナイロンやレーヨンほどではないものの、かなりプラスに帯電する素材ですし、アルミや木材はその中間くらいですから、それが良い方向に作用しているのかもしれません。

    ついでに以前から気になっていたサブソニックフィルタも試してみました。
    C-280Lのサブソニックフィルターは10Hz,-18dB/octですから、レコードの偏心や反りなどだけに効きそうな感じがしますが、実際に聴いてみた印象としては通常の盤では入れないほうが良い印象でした。
    もちろんウーファーがグラグラ揺れるほどの盤なら入れたほうが良いでしょうけれども、やや意外な結果でした。

    それにしてもシルクはいろんな場面で重宝しますね。
    スペースとコストが許せばWS-1を置いてみるのも面白いかもしれませんし、プラスに帯電しやすい生地で試してみるのも良いかと思います。

    Filed under: Audio
    2019/07/12 8:00 pm | No Comments
  • 117月

    Appleから予告なくMacBook ProAirのモデルチェンジが発表されました。
    もう発表からちょっと時間も経ったので詳細はそれぞれのサイトを見ていただくとして(ぉ、雑感を適当に書いておきます。

    今回のアップデートの肝はメーカー側からするとラインナップの整理のような印象を強く受けました。
    MacBook Proはあまり評判が良くないのを承知でTouch Barに統一されましたし、MacBook Airの値下げもあってか、MacBookはラインナップから消えました。
    これでMacのラインナップは大まかに以下のようになったということになります。

    MacBook Air
    MacBook Pro
    iMac
    iMac Pro
    Mac Pro
    Mac mini

    デスクトップが4種類に対してノートが2種類というのは今のパソコン全体の売上比率からするとずいぶんデスクトップ寄りにも感じますが、実際にはスマートフォンやタブレットへの移行が進んでいて意外とノートがその割りを食う形になってきつつあるのかも。
    金額的にも高額化がやりやすいデスクトップに対してノートはむしろ値下がり傾向なのも手伝っているのかもしれません。
    iMac Proに関しては通常のiMacのバリエーションとして統合されそうな気もしますけどね。

    また、Touch Barに関してはそれそのものよりもApple T2 Securityチップを搭載しておきたいという思惑もありそうに感じました。
    mac OSとiOSの統合を見据えた場合、Face IDやARなどiOS側で独自に進化した部分を吸収する器を用意しておきたいのかなと勘ぐってみたり。
    現状のT2では足りない部分もあるでしょうけれども、将来のOSではT2非搭載の機種を切るというのはあり得ることかなと。

    その上で残念に感じるのはメモリがオンボードで標準8GBというところでしょうか。
    デスクトップのProとMacBook Proはどうもずいぶん開きがあるなぁというのが以前からの正直な印象で、拡張性があまりにもなさ過ぎに思えてしまいます。
    Mac miniですら、もうオンボードメモリはやめたわけですし。
    macOS Catalinaは64bitオンリーで32bitを切るわけですし、個々のアプリが数GBを使う時代という意味合いなのでしょうから、それで8GBはわりとキツいはずです。
    今のMojaveでもキャッシュは別にしてアプリケーションメモリはすぐに16GBを超えてきますからね。

    一方で良さそうに思えるのはMacBook Airが税別とはいえ12万を切ってきたところです。
    Mac miniも最廉価モデルで9万弱とずいぶん上がっていますし、そもそもキーボードやマウス、ディスプレイが付属しませんから、ほぼ同じくらいと言って良いでしょう。
    CPUの違いこそあれ、True Tone搭載Retinaディスプレイでもありますし、今いちばん身近なMacと言えそうです。

    Filed under: Mac
    2019/07/11 2:30 pm | No Comments
  • 107月

    Ar:tio改めArtioからWARPシステムという新しい増毛法技術を搭載したイヤホン「CR-V1」と「CR-M1」発売に向け、クラウドファンディングが実施されています。

    イヤホンでのクラウドファンディングというとfinalのMAKEシリーズが思い出されますが、今回のArtioもすでに好評を博しているようです。
    少し尖った方向性の製品の場合、いきなり市場に投入しても売れるかどうか分かりませんし、そもそも販売店からダメ出しを食らって世に出せないケースもあったことでしょう。
    そういう意味でも今のオーディオ市場には適したやり方ではないかなと最近感じています。
    実際には失敗例もたくさんあるので、メーカー、ユーザー双方、あくまで「購入」ではなく「投資」だというのを忘れないようにしないといけませんけどね。

    さて、そんな新しいイヤホンですけども、キーポイントはWARPシステムというスピーカーに近い再生空間を実現する仕組みでしょう。
    誤解を恐れずに言えば左右のクロストークを意図的に増やすものでして、そういう意味では最近の「バランス接続」によるセパレーション向上とは全く逆ベクトルということになります。
    仕組みや構造についてはほとんど触れられていませんが、仕様ではユニットは10mmダイナミック型となっていますので、おそらくひとつのユニットではあるようです。
    またイヤホン側のリケーブル端子が2.5mm3極となっていますから、左右それぞれのイヤホンに左右両方の音声を送っているのではないかと推測されます。
    そうなるとイヤホンを両方つないだ場合、左のユニットと右のユニットが並列接続されたような形(間にネットワークなり、抵抗なりは入っているとしても)になります。
    間接音用のユニットが別途用意されているなら左右の時間差が再現できるでしょうが、もしそれがないとすれば、むしろそのユニットからの逆起電力を上手く活かして空間表現しているのかもしれませんね。
    #もちろん全て私の勝手な推測であり、実際のWARPシステムの構造を示すものではありません。

    ただ、画期的なのはそれをデジタル回路だとか特殊なアンプなどを使わず、普通にDAP等にイヤホンをつなぐだけで実現しているという点です。
    以前からArtio、その兄弟ブランドである茶楽音人はスピーカー的な空間表現を意識していたところがありますし、そこをさらに深化させたモデルに挑戦してきた形かと思います。

    気になるお値段ですが、CR-M1のほうはそもそも15,000円とかなりお安い価格帯(オーディオマニア的に)ですが、クラウドファンディングのSuper Early Birdでは30%OFFの10,500円(送料込)だそうです。
    CR-V1はハウジングにチタン合金を使用してあり、SkIS(こちらはM1も装備)やs.n.aといった従来モデルの技術も搭載した上位モデルですので、Super Early Birdで27,790円だそうです。
    人気としてはM1のほうが高いかもですが、V1はケーブルもOFCと銀メッキ線の2種類が付属しています。

    やや気になるのはWARPシステム搭載のためか、バランスでのリケーブルというのは全く配慮されていないというところでしょう。
    もちろんそれとは全く違う方向性のメリットを享受するためのイヤホンですから、それで良いのだとは思いますが、WARPシステムの効果の度合いを知るためにもオン・オフできる機能や、それをデモするためのケーブル(2.5mm2極?)があっても面白かったかも。

    また、RK01も含め、「半永久保証」の記載がなくなっているような気がしますが、これは意図的なのかな?
    あくまで現行モデルに対してだけですし、ケーブルは保証対象外ですから、頑張りすぎた保証はなくても良いかなとは思いますけどね。
    茶楽音人の頃はずいぶんレビューさせてもらいましたが、他社も含め、最近はあんまりイヤホンのレビューに乗り気でないところが多いですから、実際に試聴して感想を書けないのはちょっと残念ですが、独自路線でありつつもこれまでの良さを活かした製品を生み出していってくれたら嬉しいなと思います。

    Filed under: Audio
    2019/07/10 2:00 pm | No Comments
  • 077月

    吸音材の見直しを終えたスピーカーセッティングですが、Twitterで以下のようなアドバイスを拝見しました。

    いつもはレーザー距離計でツィーター、ミッドユニット、ウーファーのエンクロージャーの各点をリスニングポジションから測って左右差を調べていますけども、水平自体を測ったことはありませんでした。
    以前の地震の影響なのか、部屋はほんの僅かではありますが傾いているのは知っている(0.5度もない程度)ので、リスポジとスピーカー位置でも異なる可能性もありますし、正直半信半疑ながら「まずはやってみる」がモットーですから試してみました。

    B&W Matrix 802 Series 2は真四角のエンクロージャーではないですので、どこで水平を出すかというのも課題ではありましたが、指向性の観点や取付構造からすると団子部分の上面を最優先としつつ、いろんな角度で測ってみます。
    さらにスピーカー前後を優先して測ってみますと、右が思ってた以上に前のめりに傾いていました。
    かなり大きい水準器を使ってるので、レコードプレーヤー並みの精度で水平を出す気分でやった場合ではありますけども、これは合わせてみる価値はありそうかなと。

    水平の調整にはサウンドケアのスパイクのねじ込み具合で調整しました。
    なお、クォーツアンダーボードもさざれ石の敷き方で水平が出ない可能性もありますが、こちらは特に問題なかったので、床の問題でしょう。

    あとは左右方向なども確認して、かなり満足できる水平具合になりました。
    これで音がどうなるか、がいちばん重要なわけですけどね。

    吸音材でかなり追い込んだつもりでしたし、とりあえず聴いてみようという気分で聴き始めましたが、予想以上に変化がありました。
    音像が迷いのない定まり具合になっていて、良く言われる口の大きさ、ちょっと大げさにいえば表情のようなものまで感じる雰囲気に整いました。
    聴く側の気分的な窮屈さがさらになくなりましたし、自然とリズムを取るような気分が高まったように思います。

    前述のように家もそこまで水平ではないでしょうし、椅子や人間も曲がってそう…と半信半疑だったのですが、やってみると予想外に効果が高くて驚きました。
    水準器さえあればコストも掛かりませんし、やはりこういう小さなことの積み上げが重要だと再認識しました。
    もちろん、吸音材などのルームアコースティック、それにアース対策や単線ならではの精度の高さといった積み上げがあってこそ、この変化が顕著に表出したとも言えるとは思いますけどね。

    スピーカーが曲面で構成されていたりして測れないケースもあると思いますし、水準器がない方も多いかもしれませんが、最近はスマホにもアプリやAR計測機能があったりしますし、試してみる価値は十分すぎるほどある施策だったと思います。
    ご教示いただいたKSY様、大変ありがとうございました。

    Filed under: Audio
    2019/07/07 12:00 pm | No Comments