• 218月

    DENON DP-6000にMICRO MA-505とDENON DA-307を付けたダブルアーム構成のプレーヤーを設置してだいぶ経ちますが、せっかくなのでDENON DA-307のほうも整備しておくことに。

    整備といってもそんなに本格的なものではなく、この頃のDENONのアームにありがちなガタつきをネジの締め直しで減らす程度です。
    特に多いのがアームパイプの付け根部分の垂直可動部。

    厳密には内部のベアリング(?)を交換しないとプラスチック部が破損してくるようですが、軽微なものであればネジの締め直しである程度は解消します。
    ただし、むやみに締めすぎると感度が下がってしまうようですので、具体的なやり方は書かないでおきましょう。

    今回の個体はそちらよりもアームの前後を挟むゴム部分の締め付けがユルユルになっていました。
    カートリッジを取り付ける際にパイプが横に捩れるほど、タルタルな状態でしたので、ウェイトを外した奥にあるボルトを締めておきました。
    これが工具がないと締めづらい場所なんですけどね。

    一応補修するとやっぱり鳴らしてみたくなるわけでして、適当に余っていたトーンアームケーブルを出してきまして、C-200Lにつないでみました。
    こういう時にC-200Lはフォノ入力が3系統(1つはフロントですが)あるので便利です。

    ただ使い勝手は良いとは言えず、トーンアームはやっぱり右にあるほうが扱いやすいですね。(当たり前)
    そもそもまともな位置にトーンアームを向けようとするとターンテーブルの縁にカートリッジが当たりそうなので、だいぶ外向きに付けてあり、そうすると今度はリフターがレコードの端っこで機能しないという…。
    カートリッジもかなり軽量なものじゃないと厳しいようで、ヘッドシェルを入れて約11~16gということらしく、もうDL-103専用ですねぇ。

    せっかくのダブルアームにフォノ入力2系統を活用して、Accuphase AC-1を付けたMA-505と切り替えながら聴き比べてみましたが、ターンテーブルがDENONなこともあってか、全体のまとまりはDL-103がなかなか健闘していました。
    腰が座っていて安定感がある音ですが、帯域はややナローレンジでセパレーションがちょっと悪いかなぁと。
    ただMA-505のほうはWE-407/23と同様に調整にストイックさもやはり多少求められる傾向でして、DL-103の本来のポテンシャルをわりと気楽に引き出せるという点ではさすが純正という印象でした。

    まぁ実際にはカートリッジカバーすら付け外ししづらいわけで、モノラルと使い分ける必要性もない我が家だと出番は多くはないかも…。
    「どうせならトリプルアームも」という声も聞こえてきそうですが、当面はとりあえず使えます、というところで満足という感じです。

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    2019/08/21 12:00 pm | No Comments
  • 208月

    国産のレコードクリーニングマシンを発売して注目を集めたアイコールですが、9月末でオーディオ製品の生産を中止するんだそうで。

    厳密には「撤退」ではなく、生産中止になるのは以下の製品で、アクセサリ類は継続販売されるようです。

    ・アームリフター「アームメイトIQ1000A」  
    ・レコード洗浄機「クリーンメイトIQ1100A」
    ・バキューム式スタビライザー「バキュームディスクメイトIQ1300A」

    IQ1100Aは華々しくデビューしましたし、知人でもユーザーさんが結構いらっしゃいますが、クリーニング液や吸引アームなどの補修部品的なものは継続されるので当面の心配はないのかな?
    そもそも親会社はアイテックス株式会社で別に存在していますし。
    ただ、バキューム式スタビライザーがなかなか出て来ず、良い噂も聞こえてこなかったので「次の柱」が育たなかったんでしょうねぇ。
    クリーニングマシンもレコード人気とは裏腹に、アイコールに限らず「所有している」という人があんまり増えているようには思えないですし。

    私自身は海外製のclearaudioを使っているので補修部品の心配をいつもしていて、その点ではアイコールは安心で良いなぁと思っていたのですが、まさか国内のほうが先に消滅することになるとは思ってもみませんでした。
    たしかに知名度ではVPIという強敵もいますし、バキュームだとやっぱり場所も取るし、夜に動かしづらい程度の音もしますからねぇ。
    それでも私などよりずっとずっと高価でレアなレコードをお持ちであるならば、クリーニングマシンは音質面でもディスクやカートリッジの寿命の観点からも持っておいて損はない、とはいつも書いているんですけども…。

    もうひとつはそもそもがオーディオメーカーではなかったので、販路拡大にも苦労したというのがあるのかも。
    アームリフターはその後、本家(とあえて言ってしまいます)のオーディオテクニカが復活させましたし、他社との差別化ができていない側面もあったでしょう。
    ただこうやって選択肢が減っていくのは寂しいことです。
    撤退しようというメーカーの製品を勧めるのはさすがに厳しいですが、今でも価格面からは魅力的なクリーニングマシンだと思うので、なんとなく買いそびれていた方はラストチャンスになるかもしれません。

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    2019/08/20 4:30 pm | No Comments
  • 188月

    他の部屋に移そうかと検討しつつもなんとなく現状のままとなっていて、ルームチューニング材でなんとか帳尻合わせしてあるのですが、どうも「あちらを立てればこちらが立たず」になっている感が強まってきました。
    とりわけKLH4を入れてからは「この小さいほうが音色が自然なのでは?」と感じる部分も目立ってきましたし。

    最初は状況を把握するためにいちばん効いていることがハッキリしているRWL-3を撤去するところから始めて、何が音色の部分でいちばん「悪さ」をしているかを探るところから始めました。

    まず、ミュートパネルを以前使っていたようにスピーカー横に装着してみますと、壁からの反射が思った以上に多いということを再認識させられます。
    狭い部屋を縦使いしていますから、やっぱりそこはかなりネックになっています。
    ただ、外した理由にもなっているようにデッドになり過ぎてしまう傾向もありますし、中高域以上で効いてくる感じですのでトールボーイ的な802全体でバランス良くというわけにはいきません。

    そこで次は窓に置いてあったDAIKENのボードを全撤去してみました。
    実際は後方から始めたんですが、低域の被りは出てくるものの、音色は減らすごとに自然な方向に向かっていきます。
    右の窓も同様でしたが、いちばん効いたのはスピーカー背後の窓でした。

    結果的には10枚全部を部屋から撤去する形になりました。
    これで音色だけでいえば不満がない程度に自然になりましたが、その分だけ中低域は響くようになります。
    ミュートパネルをいろんな場所に試したりもしましたが、どうもしっくり来ません。
    最終的にスピーカー足元にWS-1を集結させ、ミュートパネルはリスポジ背後の左右に配置する程度に。
    RWL-3やWS-1は効果もさることながら、あまり癖のある調音のされ方をしないので使いこなしやすいのですが、どうも他のものは変化はそこそこ大きいものの、音色の自然さを保ってくれないように感じてしまいます。

    むしろシルクなどの布を使ったほうが効果は気休め程度かもしれませんが、少なくとも音色自体を変えてしまうようなことはないようなので、スピーカーに対面するような場所には布を配置しておきました。
    (写真のミュートパネルはすでに撤去しています。)

    まだ完璧とはいかないですが、一応これでずいぶん「人工的」な風合いは減ったように思います。
    あとはRWL-3の内振り角度(13cmくらい)、椅子の水平確認をしたところで、今回はここまで。
    残りはスピーカーの位置を見直してみようかと思っているところです。

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    2019/08/18 12:00 pm | No Comments
  • 178月

    父親からAccuphaseのFMチューナー「T-108」を処分してほしいと預かったのですが、残留ノイズが多いということで戻ってきました。

    動作確認には簡易の室内用でやっていてステレオ受信もできたので感度も問題なしと判断していたのですが、ノイズとなるとやはりある程度の信号レベルを確保しないとなんとも言えないんですよねぇ。
    年代的に「当時の性能を保証するものではありません」けど、そもそも愛着もありますし、私が持っておいても良いかなと。

    それならばということでFMアンテナを本格的に購入しました。
    昔は7素子を自分で立てたりしましたが、今の2階建てで角度もかなり急峻なところに登って立てる勇気はありません。
    そもそも脚立なども必要ですし、風に耐えるように立てるのはなかなか大変ですからねぇ。
    それで最初は1素子をベランダに…と思っていたのですが、お値段は3素子でもあまり変わらないようで結局そちらに。

    とりあえず部屋の中で組み立てましたが、やっぱりFMアンテナはデッカイですねぇ。
    信号レベルは室内でもT-108の表示で3.5くらいまで上がりましたが、たしかにこのくらいだとそれまでのジュルジュルしたノイズが減った分、曲間などでややサーッというノイズが目立つ印象はあります。
    音自体は非常に生々しく、やはり違うなぁと感じるものですけどね。

    ネットで情報を集めた感じですと3.6が60dBfなのではないか?と推測されますので、S/Nを確保するにはもうちょっと信号レベルが欲しい気もします。
    モノラルにすれば全くノイズはないのでそういう意味では重大な故障ではなさそうな気もしますし、逆にMPXフィルタをオンにするとノイズがかなり減るというのもややおかしいような印象もあります。
    MPXは19kHzのパイロットトーンをカットするものですから、私のような老人耳なら差が分からないくらいでもおかしくないですからねぇ。
    ちなみにモードをNORMALからNARROWにしてもノイズにはあまり差はありませんでした。

    あとはもうAccuphaseさんに修理に出すかどうか、なわけですけども、地方局だと途中ではデジタル伝送されているわけですし、そんなにコストを掛けるわけにも…。
    そもそも明確な不具合と言えるほどではないので、スカッとしたアンテナを立てれば解決するのかどうかの判断も難しいところです。
    一応、メーカーに問い合わせもしていますが、なにせお盆休みで…。

    そうこうしていたらPioneerのFMチューナー「F-780」を持っていたことを思い出しました。
    これを掘り出してきて比較してみるのがいちばん良さそうです。
    問題はコイツをどこに収納したか、なわけですけども…。
    Accuphaseさんからの回答とパイオニアの捜索をやってみて、それからどうするかを決めようかなと思っているところです。

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    2019/08/17 12:00 pm | No Comments
  • 168月

    少し前の地震でまたしてもCDが落下してしまいました。

    CDはかなり溢れてきていて段ボール箱にも収納しているのですが、わりと良く聴くものや直近に入手したものを積んでおいてしまうんですよね。
    特にスリムケースや2枚組のケースは滑りやすいようで、それに巻き込まれて落下してしまうことが多いようです。
    幸い、傷が付いたディスクや割れたケースはあったものの、再生には支障がなかったのですが、再発防止のためにもラックを足しておこうかなと。
    大きな地震になればラックどころか、機材も吹っ飛んでしまうでしょうけれど…。

    ただ市販のものはどうもあまり良いものが見当たらず、強度が足りなかったり大き過ぎたりですし、オーディオ系のだとかなり高額ですし…。
    全部収納するなら壁一面くらいは必要そうですけども、部屋にそんなにスペースがないですし、とりあえず小さいものを見つけてきました。
    おそらくソニーの直販ものに付属していたケースだろうと思われます。

    早速、主に聴く系のCDを主体に入れてみました。
    下の白いほうも聴くもの中心に入れ替えると良いのですが、これはこれでなんとなく入ってる場所を覚えてしまってるので…。
    上の透明なほうはSACD主体に集めましたが、このタイプだとまだ落下の危険が高いので、そこはそのうち見直しましょうかね。

    そもそもディスプレイラックが部屋を狭くしていますし、CDも含めてクローゼットの中に収納するのもひとつの方法かもしれません。
    そこまで模様替えするとなるとかなり大変ですが、一応CDラックの良さげなものはチェックを続けておいて、そのサイズなども考慮して決めていこうと思います。

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    2019/08/16 4:00 pm | No Comments
  • 138月

    FURUTECHから電源プラグを固定(?)するコネクターホルダー「NCF Booster-Brace」が発売されたようで。

    うちもNCF Booster Signalや電源プラグ、壁コンセントなどでNCFの良さは知っていますが、なんだか次々に出てきて正直やや乱立気味かなぁという気がしないでもありません。
    振動吸収を謳うのであれば電源プラグや壁コンセントのNCFで完結できるはずですけど、あえてそれに被せる形で出してくるのはそこに他社製品を使っていることを想定して…でしょうか。

    コンセントカバーですらそうですけども、固定がコンセントにネジ1本になるものばかりで、実際使ってみても音の変化はたしかにあると感じるものの、高域にキツさが出たりあまり良い方向に変化しないことのほうが多い印象があります。
    コンセントベースとセットでもっとしっかり固定できる構造で出せば良いと思うのですけどね。
    そんな今回の「NCF Booster-Brace」も固定は両面テープが基本みたいで、正直「両面テープかよ!」と思ってしまいました。
    一応、固定用の補助パーツみたいなものはあるようですけど、ぜひGTX Wall Plateの次世代モデルで一体化できるような形にしてほしいですね。

    素材は当然NCF調合のナイロン樹脂主体ですが、ハウジングはアルミ合金、内部はNCFで補強壁などありますが、基本は空洞(半密閉型の空気室)のようです。
    現在の固定方法を考えれば、むやみに重すぎるよりはよっぽど良いと思いますけどね。
    重さはだいたい100g程度のようです。
    お値段は19,800円(税抜)と決してお安くはなく、これを入れるならまずは壁コンセントやプラグから見直すほうがオススメかなぁ。
    もちろんそれもやっていてさらに…というリピーターが多い製品になりそうですが。

    ただ壁コンセントだけでなく、電源タップでも装着スペースが確保できれば使えるわけで、それだと普通は上に載せる形になりますし、それこそ他社の非NCFから簡単にリプレースできないでしょうから、メリットはあるかも。
    電源タップのお値段を超えてしまうこともありがちでしょうけどね。

    ややネガティブな感じになってしまいましたが、実際には使ってみないとなんとも言えないのが正解でしょう。
    NCF自体はとにかく優秀な素材だと感じますし、そのメリットを上手く活かす仕上がりや仕組みになっていれば効果は大きいはずです。
    そのためにも、固定方法は将来的にFURUTECHで揃えれた場合にはもっとがっちりタッグが組める感じになると良いなぁと思います。

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    2019/08/13 12:00 pm | No Comments