• 0412月

    ACOUSTIC REVIVEのスパイク受け「P0-SP」を入手してみました。

    その昔、ESOTERIC P-0用に発売されたもので、限定300個だそうです。
    なぜか3個セットで出ているのはよく見かけていたのですが、今回はちゃんと4個ありました。

    ACOUSTIC REVIVEさんというとSPU4/8という真鍮製のスパイク受けがとてもメジャーですが、それと比べてみるとその大きさが良く分かっていただけるかと。
    アレも他のスパイク受けからするとかなり大きくて重量のあるものですけどね。

    地震がわりと多い地域なもので、スピーカーのスパイクはずいぶん前にやめましたし、スパイクを使っているのはWadia 23のみです。
    あとはDENAFRIPSのDACがちょっと尖った形なので、スパイク受けが使えないこともない程度です。
    ひとまずそのDACの下に敷いてみることにしました。
    ここだけヒッコリーボードがないこともあり、これまでは嵩上げも兼ねてJ1 Projectのを敷いていたりしました。
    それと比べてだいぶ華やかさと艶が出て有機的になったようです。
    音像は少しシャープになり、フォルテな部分ではグッと力強さが出てきました。

    異種金属を合わせたものなのでそこまで響きは乗らないですが、形状がピアノの脚に敷くものに似ていて、まさにそんな効果があるような気がします。
    以前より鮮度が上がった感じがして決して緩い方向性ではないのですが、ついつい聴き続けてしまうような魅力があります。
    簡単に言うと生っぽいんですね。
    オーディオ的に解釈すると、歯切れが良く淀みがなくなっていて、ARES IIは少し低域が出ない感があったのですがこれがかなり解消したように感じられます。

    次はWadia 23のほうに使ってみます。
    フルートの音色が鮮やかで余韻が伸びやかになり、ハープの弦の弾む感じが良く出ています。
    鮮度を重視してくる感じで爽快さ、抜けの良さが感じられますが、重厚さはやや薄めになったかも。
    ハイスピードの傾向で、ヴァイオリンの音色は良く引き出せているように思います。
    石黒社長に聞いたところだとWadiaは純正のスパイク受けが意外と相性が良く、その下にクォーツインシュレーターがオススメとのことでした。
    たしかにそんな感じはしますね。

    DENAFRIPSは今回のスパイク受けを外した後は帯域がナローになったような印象はあるものの、バランスは案外悪くありません。
    あえてDENAFRIPSのほうにクォーツインシュレーターを下に入れてみたところ、潤いのあるサウンドになりました。
    ゴージャスさが出ましたし、浮ついた感じが減って地に足がついたような感覚があります。
    いちばん違うのはピアノの鍵盤にちゃんと重さが出たところで、重鈍になることなく歯切れは良いままスケール感が増したように思います。

    総じて、潤いを出したいならクォーツインシュレーターが良く、P0-SPのほうは少し華やかになるが鮮度向上が望めるので少し眠い機材で使うのが良いのでしょう。
    最終的な位置決めはちょっと機材の入れ替わりもあるのでまだ確定していませんが、貴重なものを入手できたなと喜んでいます。

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    2022/12/04 12:00 pm | No Comments
  • 0312月

    ラックスマンのスピーカーセレクター「AS-5II」を入手しました。

    1984年頃発売のモデルで以後のモデルとの違いはヘッドホン端子がないことでしょうか。
    用途はクレルのパワーアンプに保護回路がないので、電源投入時にスピーカーをオフにしておこうかなと考えた程度なので機能としては十分です。
    課題はスピーカー端子がかなり貧弱で、バナナもYラグも使えないことくらいでしょう。

    ただ内部配線はわりと丁寧で、基板で引き回したりせず手配線で丁寧に作ってあります。
    部材そのものはやっぱり多少お手頃っぽさが残りますけどね。

    動作確認はSansuiのプリメインとKLHでやりましてガリ等はなく無事に動いてくれました。
    ただ実際のところ使っているかと言われますと、まだ休眠状態のままです。
    いっそのことサブスピーカーに切り替えて使うくらいだと出番があるかな?
    反対方向に使えば2台のパワーアンプで1台のスピーカーを使い、アンプ側を切り替えることも可能なので、眠っているAccuphase P-550と切り替えるほうが現実的な出番はあるかも。

    いろいろ理想論を考えるとKSA-100に入ってるヒューズをこっちに仕込んでヒューズホルダーをスルーするとか改造も視野に入ってくるかもですが、持っておいて損はないアクセサリだと思いますので、ひとまず保留しておこうと思います。

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    2022/12/03 2:30 pm | No Comments
  • 2311月

    スマートリモコン「Nature Remo mini 2」を入手してみました。

    上位モデルには温度に加えて、湿度、照度、人感センサーを装備したものもありますが、私自身は単純に「スマホで使える記憶リモコン」が欲しかったのでこちらをチョイスしました。

    パッケージには給電に使うmicroUSBケーブル、取説などが付属します。
    思い込みでてっきりバッテリー駆動だと思っていましたが考えてみれば当然なんですけどもmicroUSB端子に給電が必要です。
    USB-ACアダプタは付属しないので、5Vで1A以上のものを別途用意する必要があります。
    うちではiPhoneに付属していたもの(5V1A)を使っています。

    USB端子はかなり奥まった位置にあり、付属のケーブルでないと挿せない可能性もあります。
    電源スイッチもありませんから、頻繁に抜き差しするような使い方はちょっと厳しいかもしれませんし、その場合はACコンセントから抜いてしまうのが良いでしょう。
    ちなみに電源を抜いても設定は記憶されています。

    iPhoneアプリを落としたタイミングではBluetooth Low Energyを使うみたいですが、その後は2.4GHz帯のWi-Fiを使用します。
    できれば5GHzにも対応してほしい気もしますが、今のところは特にこれで支障ありません。
    ファームウェアのアップデートが来ていたので、まずはそれから実施しました。

    リモコンの飛びは非常に良く、よっぽど広い部屋でもなければ、部屋のほぼどこに設置してあっても受信できると思います。
    オーディオ機器などはなぜかリモコンの送信が弱かったり受信域が妙に狭いものがありますが、そういうものを強化するのにも良いでしょう。
    壊れやすいリモコンの保険にもなってくれますし。

    学習はかんたんで、照明やエアコンなどはプリセットがあって最初に点灯やオン・オフボタンを押すことでメーカーコードを特定してくれます。
    ちなみに東芝のシーリングライトはなぜか三菱で認識されました。
    AV機器などはプリセットはほぼないので、手動で登録する必要があります。
    ボタンのアイコンの種類はそこそこ用意されていますが、特殊な感じのものはそう多くないので説明の文字列で注釈すると良いでしょう。

    ユーザーどうしでリモコンコードを共有できたりすると、リモコンをなくしたケースにも対応できるし便利だと思いますけど権利の問題などもあるのかな?
    導入してみると使用頻度が高いのはやっぱりオーディオ機器で、ネットワークプレーヤーのコントロールアプリと同じ端末で普通のリモコンも操作できるのが結構便利です。

    当然、温度との連動も可能ですし、位置情報と合わせて「オートメーション」をマクロっぽく組むこともできるので、エアコンの制御とかに使うのも良いのでしょう。
    前述のようにWi-Fiに接続する必要がありますが、操作するアプリ側は同じLAN内でなくてもOKで、すなわち屋外からも遠隔でリモコン操作できるということになります。
    つまりは外部サーバとも接続しているということでもあって、そのあたりでセキュリティや誤動作の不安は多少あると思うので、火事につながるようなものは避けたほうが良いかもしれません。

    ほかにもApple Watchアプリでの操作も可能ですけど、こちらはプリセットのものだけが対象で記憶させた機器が操作できないのが残念です。
    ただショートカットを登録することでSiri経由で操作することもできたりと結構多機能ですので、お気に入りの使いこなしを見つけるのも楽しいかと思います。

    最後に、Nature Remo50万台感謝祭が開催中です。
    私も単なるユーザーとして応募しましたが、これを機にユーザーになって応募してみるのも良いかと思います。

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    2022/11/23 3:00 pm | No Comments
  • 2211月

    オーディオアクセサリー銘機賞2023」のグランプリ受賞モデルが発表されていて、その中にACOUSTIC REVIVEのコンセントスタビライザー「CS-3K」を見つけました。

    CS-2Qは以前から愛用していますが、だいぶ前に販売が終了してしまっていました。
    リアリティエンハンサーが出た頃に他のユーザーさんが試作品を使っている様子はチラッと拝見したことがありましたが、今回のはその頃のものとも違ってかなり強化されているようです。

    いちばんの違いは物理的な安定性確保だけでなく、特殊コイルを組み合わせた独自回路が搭載されている点でしょう。
    こちらも愛用しているRPC-1と同じ原理のものだそうで、こちらもRPC-1KMというニューモデルがグランプリを受賞していましたが、それに負けず劣らずの効果だそうです。
    回路との内部配線にはPC-Triple C/EXを使うというこだわりようです。

    もちろん物理的な部分にもしっかりこだわってあり、コンセント部のベースは絶縁性能に優れたテフロンの削り出し、カバー部分は航空アルミ合金2017S、電極はリン青銅と2017Sアルミ合金と異種金属の組み合わせ、内部は天然クォーツも使われています。
    RPC-1やCS-2Qも透明感や静寂度合いの高まりで非常に効果的でしたが、ノイズ対策グッズにありがちな抑制された音になる傾向が皆無でむしろ躍動感がみなぎってくるのが好印象です。
    今回のCS-3Kはデモなどですでに体感した方から「それ以上の絶大な効果」だと耳にしていますし、高い効果が期待できそうです。
    詳細はまだ公式サイトにありませんが、先日実施されたオーディオユニオンでの試聴会の記事や無線と実験の最新号などを参考にしてみてください。

    Filed under: Audio
    2022/11/22 3:30 pm | No Comments
  • 1911月

    オーディオテクニカのウルトラソニックCDクリニカ「AT6060」を入手しました。

    いわゆる超音波洗浄器で、本来は専用クリーニング液「AT694」を水で薄めてCDをクリーニングするというものです。
    専用液は付属しませんし、あったとしても20回分でもう売っていませんから、そこは代用品を用意する必要があります。
    CD以外にもアクセサリや小物類もクリーニング可能で、こちらは中性洗剤で良いとされています。
    CDはレーベルもあるので、あまり強力すぎないほうが良いでしょうし、浄水にちょっとだけドライウエルを入れる形で作りました。

    CDは蓋の部分にケースのように装着する形で、できればレーベル面が浸からない程度にするのが良いのでしょう。

    見比べてもなかなか分かりませんが、ちょうど同じディスクを2枚持っていたので、処理なし(左)と処理後(右)です。
    盤面に透明感は出て反射が鋭利になった気もしますが、画像で識別できるほどではないでしょう。
    音は比較が難しいですが電源ノイズが減ったような方向性の変化があるようにも感じられますし、力強さが出たようにも思われます。
    Wadia 23は信号面を上にセットするので内側の部分に指紋が付きやすいですし、そういう油分を取り除くのには良いでしょうね。

    超音波というとメガネが定番ですが、CDに合わせて12cmほどなので全体は入りきれません。
    上にコップなどを載せてもその中に入れても一応効き目はあるようですが、液体や物を入れずに動かすのは厳禁だそうです。
    ナイフやスプーンも洗ってみましたが、中性洗剤はそこまで効果がなく、ドライウエルのほうが効果が分かりやすい気がしました。
    いちばん分かりやすかったのはミラネーゼの腕時計ベルトで、これはもう真っ黒なものが出てきました。

    レコードみたいに音溝に直接的な効果があるわけでもないですし、積極的にはオススメしづらいですが、シチズンなどからメガネ用のが出ているのでそれらを入手してみるのは良いかもしれません。

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    2022/11/19 4:00 pm | No Comments
  • 1411月

    SFCのアナログ専用帯電イレーサー「SK-FILTER」を入手しました。

    レコード再生中に発生する静電気を大気中に放電するというもので、ブラシみたいな部分がサンダーロンでできていて、これをレコード盤の数ミリ上に設置してあげるというものです。

    以前からGrace PE-16を持っていてかなり類似していますけど、あれはアースに静電気を落とすようになっていて、静電気が強い場合には落とす場所によっては音に影響するケースがあったように感じています。

    その点、SK-FILTERは大気中に放電させるという形ですし、影響は少ないかな。

    高さ調整に六角レンチが必要で、上は2本ネジ、土台部分が1本で固定されています。
    ぐらつかないためには下こそ2本のほうが良いのでは?という気もしましたが、土台自体はかなりの重さがあります。
    重量バランスなどからプレーヤーの上はできれば置きたくないですし、そもそも縦の棒がかなり長いのでダストカバーに収まらないという問題もありますので、手前に設置することにしました。

    音は穏やかな感じになっていて、静電気防止効果は当初、際立って直感的に自覚できるほど高いとは言えない印象でしたが、時間が経つと差が出てきました。
    再生中もどんどん静電気は溜まっていくので、内周になるほど差が出てくるのでしょう。
    またレコード盤だけでなく、ターンテーブルやトーンアームに残存してしまう静電気も軽減していってくれてるのかもしれません。

    音に開放感は出ていて、高域の透明感がだいぶ違います。
    シンバルにジャキジャキした感じがなく音色が澄んでいる部分で違いが顕著です。
    ZYX Ultimate 100はやや高域が物足りない時があるのですが、今回はLyraに負けないくらいの鮮度を感じました。
    カーボンカンチレバーはおそらく導電性が高いので、ここから静電気を拾って悪さをするのかも、とは以前から思っていましたから、そちらに入り込む静電気が減ったおかげかもしれません。
    SK-FILTERとは直接関係ないですが、事前にASB-1でトーンアームをブラッシングしてみたのも効果的だった可能性もあることは補足しておきます。

    内周に関しては抜けが良くなった感じがしていて、外周との差が少なくなったといったほうが印象に近い表現かもしれません。
    最後に盤を外して持ち上げる時に明らかに静電気が少なく全くパチパチしないので、これから本格的な冬場はさらに効果が期待できそうです。
    そもそも時間が取れずにあまり聴けないところがあるのですが、静電気を気にせずレコードをより楽しめるようになってくれたら良いなと思います。

    Filed under: Audio
    2022/11/14 1:00 pm | No Comments