• 161月

    CORONAのファンヒーター「FH-VX4621BY」を追加導入してみました。

    2019年に17年モデルの「FH-VX4617BY」を導入してから3年弱が経過して、そろそろ動作音が大きくなったり温度にややブレが出るような感じがしたのもあって、後継機を買っておこうかと。
    エアコンだと-5℃くらいまで下がると止まってしまう(寒冷地仕様だと多少違うでしょうけれど)し、電気代もとんでもないことになるので、北国では必須ですし。

    21年モデルはDCモーターになったんだそうで、たしかにだいぶ静かになりました。
    動作時の消費電力も弱で4W、強で9.5W(17年モデルは弱で11W、強で24W)と、多少減っています。
    ただ風量が常に確保されていたACモーターと比べ、設定温度との乖離度合いによって風量が変化する新モデルでは温まってきてから離れた場所での温かさの実感がやや弱いかも。
    そこは本来、サーキュレーターに頼るべきでしょうし、推奨の部屋の広さ(木造12畳、コンクリート17畳が目安)よりもリビングが広いことも影響しているんだと思います。

    操作性はほとんど変わらないですが、その日と前日の灯油の使用量を見るエコガイドが時計設定と共通のボタンになったのがやや不便かな。
    液晶表示は動作中、基本的に点灯状態ですが特に眩しくはなく、温度が見やすいので良いと思います。

    以前のは2階に持って上がって余生を送ってもらうことにしました。
    新しいのを入れれば自分である程度の分解清掃も不安なくやれますし、ファン部分など安全性に影響しない範囲で分解清掃しておきました。
    フィルタが付いていてもやはりそれなりにホコリが入り込んでいて、それを取り除いてもDCモーターになった新モデルよりは動作音は大きいです。
    製品保証は3年ですし、使用頻度を考えるとそれくらいのペースで買い替えておいたほうが安心なので、良いタイミングだったかなと思っています。

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    2022/01/16 2:00 pm | No Comments
  • 151月

    クレルのパワーアンプ「KSA-100」は保護回路がない分、ヒューズが多用されています。
    背面だけでも電源部1つ、スピーカー端子直前に入ったものが2つで、特に信号系に直接挿入されているのはやや珍しいですし、音への影響も電源系の比ではなさそうです。

    定格は背面パネルに記載のとおり、電源系が12A、スピーカー側が6Aのファーストブローです。
    ファーストブローだというのは説明書に少しだけ記載がありました。
    しかし実際に実機に装着されていたのはスピーカーがBel FuseのRS Online流通品の250V/7A、電源系にいたってはBussmanのデュアルエレメントの32V/15A、しかもスローブローという状況でして、音質以前にちゃんとしておいたほうが良いだろうなと。

    海外モデルですから3AG(長さ31.8mm)のヒューズですが、意外とどこでも売っているというわけでもなく、品切れのところも多いので調達はわりと苦労しました。
    結果的には以下の4種類をマルツオンラインで注文しました。

    [ 電源系 ]
    Bel Fuse 3AB 12-R (CERAMIC 12A 250VAC)

    [ スピーカー系 ]
    Schurter 8020.5076 (CERAMIC 6.3A 500VAC)
    Littelfuse 0312006.VXP (GLASS 6A 250VAC)
    Bel Fuse 3AG 7-R (GLASS 7A 250VAC)

    セラミックはどうしても耐圧が高めになってしまいがちで在庫ありのものから選んだので思ったとおりとはいきませんでしたが、どれもファーストブローをチョイスしておいたので、現状のままよりは安全でしょう。
    とりあえず電源をBel Fuseのセラミックに、スピーカー側をSchurterのセラミックにしてみました。

    一聴して中域の透明感が上がって、予想以上の変化です。
    特性として捉えるとおそらく高域が伸びたのでしょうけれども、キツさは全くありません。
    雰囲気としては良質のYラグに交換した時のような変化の仕方なのはスピーカー側に直結で入っているからでしょうか。
    全域に渡ってクセが減ったので、さらに聴きやすくなりました。
    アンプが温まってきてヒューズも馴染んでくるとさらに楽器の分離も良くなり、生々しさが高まったような印象を受けますし、空気が澄んだような印象すら感じます。

    通常のオーディオ機器ですとほとんどの場合、スピーカー部にはリレーや保護回路が入っていて、ヒューズが直接挿入されていることはほぼないと思われますので、かなり特殊な事例になるとは思いますが、KSA-100に限っていえば、たとえばDAC等でオペアンプを変更したのと同等かそれ以上くらいに変化がありました。

    KSA-100は電源を切ってもコンデンサに電荷が残っている間はそのまま音が出続けるくらいに保護回路レスですので、電源オフにしてもすぐには交換できないので比較試聴はやりづらいのですが、ひとまず時間をあけてからLittelfuseのガラス管にスピーカー側を交換してみました。

    不思議なのはアンプの電源投入時に高域寄りの「パチっ」というノイズがめっきり減った点です。
    理由は不明なのですけど、音傾向も含めて推察するにややダンピングファクターが下がったのかな?という気もします。
    音はなめらかになった分、歪んだ感じは減った気もしますが、分厚さはやや薄まっています。
    クセは少なくてハープの音色がより自然になったような気もします。
    再生音をスペアナで眺めていると、セラミック管と比べて800Hz前後が少し減って中高域がわずかに伸びた?ような気もします。
    こちらのほうがより素直で扱いやすい印象もありますが、クレルらしさはやや薄まったかな。

    改めてまたSchurterに戻すとやはり力強さが戻ってきます。
    音像も少しタイトになりつつ、音の広がりは良いですし、クレルっぽさがしっかり出るのはこちらかな。
    電源投入時のパチっというノイズはやはり戻っていていて、こちらのほうが信号が通る上で高域の特性が良いのか、それとも抵抗が少ないのか、詳しいことは定かではありませんが、やはりややダンピングファクター低下が少ないような感触はあります。

    実際にはまだ内部の電解コンデンサ周辺に4本ヒューズがあったりするのですが、そちらは定格の記載が見当たりませんし、そもそも後期ロットではヒューズ自体がなくなっているようです。
    ひとまずこれで定格に近いものに交換できましたが、もうちょっと別の部分や候補も含めてヒューズ遊びは継続してみたいと思います。

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    2022/01/15 2:00 pm | No Comments
  • 091月

    DENONのCDプレーヤー「DCD-1650SR」のピックアップを調達して交換してみることにしました。

    DCD-1550ARや1650AR、S10IIなどはSHARPのピックアップでこっちも以前に試しましたが、1650SRはSANYO SF-P101Nの16ピンタイプが使用されています。
    このピックアップはDCD-755/AE/SEやラジカセにも使われていて、ちょっとコストダウンが感じられるものです。

    今のままでもほぼ正常に読み取れますが稀にErr表示が出ますし、早めに調達しておいたほうが良いかなと。
    すでに純正品はなく、互換品をAmazonのマーケットプレイスで購入しましたが、中国から発送されて台湾を経由し、到着まで22日かかりました。
    ピックアップのみではなくセンタースピンドルからモーターまで全部付いたAssyといいますか、もうドライブそのもので格安なのは助かります。

    届いたものはショートランドのハンダ除去が必要でしたが、場合によっては除去済みだったりもするらしいです。
    あとはフラットケーブルと電源ケーブルをつなぎ替えるのみで、実際の交換はネジ外しなどがやや面倒くさいですが微調整などは不要でそのまま交換できました。
    なお、メカはほぼ丸コピーですけど、ピックアップレールの固定方法が元のものとは若干異なり、ネジが片方だけになっています。

    ピックアップのみ交換することも可能なはずですけれど、今回メカごと交換したのは以前、S10IIでピックアップのみ交換しても全然治らず苦戦した時にセンタースピンドルの歪みなど、ドライブ側の問題のことも多いのを痛感していたからです。
    今回のケースも元のメカではスピンドルの一部にサビが出ていました。
    ちなみに元々付いていたのはおそらくオリジナルのものであろうと推測されます。

    交換後はあっさり動作し、ゴミが付いたディスクでもDCD-S10IIなどのSHARPピックアップと比べるとややリードが遅いものの、エラーが発生することはなくなりました。
    音質的には正直良くわからないですが、たぶんほとんど変化ないと思います。

    これでだいぶピックアップ交換の自信もついてきました。
    SONY製の高級ドライブだと互換品は存在しないのが残念ですが、DP-77はKHM-230AAAでもうメーカー修理は受け付けてくれませんし、いざとなったら自分で交換しようかなと思っています。

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    2022/01/09 2:00 pm | No Comments
  • 071月

    先日、MUSES05 DUOのプレゼントキャンペーンに当選しました。

    日清紡マイクロデバイス(旧、新日本無線)が高音質オーディオデバイス「MUSES」シリーズのフラッグシップとして2月に発売予定の「MUSES05」を2in1に収めたもので、予想以上にかなり大きなサイズ(とタイミングの良い当選)に驚きました。
    ちなみにケースや外箱も豪華ですし、シールまで付いていてスゴいですけど、到着時には内部でオペアンプ本体が転げていたので、ICソケットの添付も含め、販売にあたってはもう少しパッケージを考えたほうが良いのかも。

    ICソケットを付属しておいてもらえるとだいぶ自由度も上がったのですが、残念ながらそのままではDACには装着できません。
    そこでICソケットを調達しまして、1段ほどかさ上げしたところ、周囲のコンデンサを避けて無事に装着できるようになりました。

    このところ色々弄っているES9018 DUAL DACに装着しますが、他は2個使いなので、MUSES05 DUOは差動合成に。
    おそらくRCAのみで効いているはずで、現状はRCAでプリアンプと接続していますから効果が期待できるはずでしょう。

    第一声は穏やかな印象で音像の乱れはなく、中域の骨格がしっかりした印象です。
    MUSE01と似たような方向性への変化で、上品になって余韻の描写が正確です。
    音の合間に静寂感があり、これまでと比べると薄いベールが剥がれたようで見通しが良くなったような感触があります。
    とりわけ女声あたりの表現力が高いのが印象的です。

    低域も音圧だけでなく細かな描写が明瞭になっています。
    当初は特性的なハイフィデリティというよりはオーディオ的な官能性を高めたような印象がありましたが、時間経過とともに特性的な魅力も出てきました。
    とりわけ大編成の楽曲では雄大さや音数の多さ、精度が段違いになっています。

    内部的に1回路だからか、定位の精度が良いのが印象的です。
    実際にはセバレーションが良いことが影響しているのでしょうが、それぞれのMUSES05の誤差が少ないのも効いているのかもしれません。
    ただ、MUSESらしさというのはかなり色濃く入っているので、MUSESの入れ過ぎはバランスを取るのが難しいかもしれず、その点ではI/V変換を別のものに先日変えたのは正解だった気もしています。
    結果的に現状は以下のオペアンプ構成になりました。

    ・I/V変換 : LT1364CN8 (オリジナル:OPA1612)
    ・フィルタ部 : MUSES01 (オリジナル:OPA1612)
    ・差動合成 : MUSES05 DUO (オリジナル: TL072CP)

    市販価格や、そもそもMUSES05 DUOという形での販売があるのか、はまだ良くわからないのですけれど、周辺回路に余裕があったり、当初からこのサイズを想定して設計された機器ではその高いオーディオ的魅力を存分に発揮してくれそうです。
    「MUSES」シリーズは高音質電源ICの開発開始も発表されていますし、オーディオ向きな素子が減っている昨今では期待の星ですね。
    できればそれほど高価にならず、もう少しコンパクトになって市販されると嬉しいなと思います。

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    2022/01/07 3:30 pm | No Comments
  • 051月

    先日入手したES9018 DUAL MONO DACはオペアンプがソケット式になっているので、いくつかオペアンプを調達して交換してみることにしました。

    交換可能なのは5個で、ES9018に近いところの2個がおそらくI/V変換、出力側左右のはフィルタ+バッファ(?)、その間のひとつのは差動合成ではないかと思われます。
    元々ノンサポートの機種ですから、サービスマニュアルなんてものがあるわけもなく、全部推測&自己責任での対応となります。

    最初に交換しようと考えたのは、類似モデルでI/V変換のオペアンプにLME49990を使っているものがあるらしく、それだと電流の定格が足りてなくて歪みが増えてしまう、という記事を拝見したからです。
    ただ実際にはOPA1612をDIP変換したものが装着されていて、これなら55mAなので一応足りているとは思われます。
    ちなみにOPA1612はAccuphase DC-901のフィルタ部でも使われているものです。

    まず調達したのはMUSES8920で、これは100mAまでいけるというのが決め手で選びました。
    あと、JFETのほうがI/V変換向きらしいので8820よりこちらが良いかなという素人考えもありました。
    交換してみると、音が澄んで静寂感が向上したような印象で、ffの歪みもこころなしか少し減った気がします。

    それならばと調子にのって手持ちのオペアンプで対応できる差動合成をTL072CPからLME49860NAにしてみました。
    ここも素人考えでスルーレートが高いバイポーラが良いかなという判断でのチョイスです。
    こちらは予想とはやや違って穏やかな方向への変化で、クセが少なくリラックスして聴ける印象です。
    ただ、高域寄りのノイズがやや増えた気もしますし、定位が少し不安定な感じもありました。
    定位に関してはフィルタ部のOPA1612の接触不良が原因だった可能性も高いですが、ひとまずTL072CPに戻しました。
    TL072CPは差動合成に関しては非常にオーソドックスな選択肢ですし。

    その後、shigechan氏よりMUSES01とLT1364CN8、MUSES8820などを譲っていただきましたので、次はフィルタ部をMUSES01に。
    いかにもオーディオ的な上品な音になって、やはり価格だけのことはあるなと。
    尖りはないのですが、かといってまろやかでもなく、小音量でもバランスが崩れなくなったりと良く練り込まれているように感じられます。
    その分、ややオーディオ的外連味は加わったとも言えそうですが、高域はそこまで欲張らず上品ですし、ヴァイオリンの音色は細くなり過ぎず、自然な艶が出てきました。
    微妙にR加工、面取りされた感があって、かなりMUSES01の支配感は強そうではあります。

    さらにI/V変換をMUSES8920からLT1364CN8にしてみました。
    スルーレートの1000V/μsもさることながら、セトリングタイムが50nsというのも特にハイレゾを扱う上では良さげだろうなと。
    こちらはまず定位の乱れがより少なくなったようで、それは左右のオペアンプのバラつきにもよるのかもしれません。
    また、楽器の音色にキツさが減って、余韻は僅かにドライな感じもありますが、全体としては暖色系に振れて音楽的な描写が得意になった気がします。
    全体としてはクセが少なく外連味は減って音源に忠実な印象なのはMUSES成分が減ったからかもしれません。

    当初のOPA1612の方向性のまま性能向上したイメージなので、こちらのほうが好みのようです。
    重心がやや低域寄りになって、ハイスピード過ぎないのも好印象です。
    生々しいという評価も目にしたが、まさにその通りだと感じます。

    ひとまずここまでで一区切りとし、以下のオペアンプが採用となりました。(上の写真とやや異なりますが。)

    ・I/V変換 : LT1364CN8 (オリジナル:OPA1612)
    ・フィルタ部 : MUSES01 (オリジナル:OPA1612)
    ・差動合成 : TL072CP (オリジナル: TL072CP)

    そうこうしているうちに大物のオペアンプを手に入れることになるわけですが、それはまた後日、別エントリーでということで。

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    2022/01/05 12:00 pm | No Comments
  • 041月

    Master&DynamicのBluetoothヘッドホン「MW50」には元々オンイヤータイプのイヤーパッドが付いていますが、MW50+で追加されたオーバーイヤーパッドを追加で購入しました。

    以前から入手したいなぁと思っていたのですが、完実さんの直営オンラインストアでしか購入できないので少し躊躇していました。
    そうこうしているうちにブラウンのほうは在庫切れになったのと、DALI IO6(の返品したほうでないやつ)がやや不安定でピンチ・ヒッターの準備を整えておこうかなと導入したい次第です。

    元のドライバやハウジングはオンイヤーで設計されたままですから、パッドだけオーバーイヤーになってもそんなに変化はないかなと思いつつ、装着感が変わるだけでも良いかなと。
    実際はそこそこ音傾向も変わって、むしろやや硬めで高域寄りのバランスになった印象はあります。
    ドライバと耳の間の部分に関してみれば、布1枚だけになっていますから、ダイレクト感は高まったのかもしれません。

    装着感はB&W P7 Wirelessにやや近い印象でしょうか。
    オーバーイヤーといっても少し小さめの感じなので、耳の形との相性はあるかも。

    もちろん気軽に元のイヤーパッドにも戻せますし、入手できるうちに買っておいて良かったなと思っています。

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    2022/01/04 3:00 pm | No Comments