• 2611月

    ゼンハイザーのワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless 3」を追加しました。

    初代のMOMENTUM True Wirelessから買い替え(前のも持ってるけど)という感じです。
    保証期間の切れた製品の修理を受け付けなくなる、なんて噂も流れていますが、TWSはほぼ消耗品みたいなものではありますね。
    ワイヤードなイヤホンやヘッドホンは偽物も横行していてそれも理由のひとつになっているのでしょう。
    ブランドとしてはあまり良い印象ではないですけど。

    多少ケースが小さくなっていますが、基本的なスタイルはそう大きくは変わっていません。
    音色も近い感じですけど、イヤーフィンで装着感が調整できるなど細かく進化しています。

    2から付いたノイズキャンセリングはAirPod Proほどではないものの、3ではだいぶ強力になっています。
    ただオフにしたほうが空間表現や中高域の抜けは良くなるので、必須と言えるかどうかは使用環境にもよるでしょう。

    音質としてはごく自然な感じに仕上がっていて、高級TWSという押し付けがましさはありません。
    低域の遅さは以前から指摘されていますけど、そこもあまり変わってなくて量感も多めなのはMOMENTUMの味付けと考えるほうが良いでしょう。
    他のゼンハイザーのイヤホンにある、自然で音が埋もれない感じは継承されているように思いますし、要はやっぱりゼンハイザーの音ということなのでしょう。

    あと、純正イヤーピースは中にスポンジが入っていて、これがなかなかモコモコした感じの音色で評判がよろしくありません。
    ひとまずfinalに交換してみましたが少しスッキリするものの、装着感は純正が意外に良くて一旦元に戻しました。
    作業しながらずっと聴いていられるという点では純正が意外と好感触な部分もあるかと思います。
    と言いつつ現状はACOUSTUNEのイヤーピースAEX07にしていて、これならケースにも収納できて、爽快感と広がりのある音色に少し振ることができて個人的には満足しています。

    Filed under: Audio
    2023/11/26 12:00 pm | No Comments
  • 1711月

    フォステクスのヘッドホンスタンド「ST300」を追加してみました。

    ヘッドホンスタンドは山越木工房さんのものやAmazonにあった安いやつなど4つくらい持っていますが、もうちょっと高さがあるものがあっても良いかなと。
    ST300は同社のヘッドホンのTH500RP、TH600に合わせてあって高さが30cmと結構あります。

    スピーカーを出している同社らしくちゃんと木製なのも良いですね。
    木目を生かした感じではなく黒く塗装されてますし、おそらくスピーカーと同じようにMDFだろうなと予想されますが。

    ひとまず試しにFOSTEXのT40RPをぶら下げてみましたが、これにはもったいない大きすぎるくらいです。
    重量もしっかりあって安定しているので、ヘッドホンを取る時に不用意に倒れたりすることもないのは安心感があります。
    ハンガーみたいな感じでぶら下げるのも一時期は試してましたが、意外と数をぶら下げるには面積も必要ですし、よく使うものだけスタンドで良いかな。
    そもそも大量にヘッドホンがあっても耳は1ペアしかないのでもう少し数を絞るべきなんでしょうけどね。

    ひとつ問題としてはST300を売っているお店が非常に限られることでしょうか。
    現状だとアスクルで直送品として購入可能となっていますが、これもちゃんと届くのかな?
    もしかするとモデルチェンジor廃番になるのかもしれません。

    Filed under: Audio
    2023/11/17 3:00 pm | No Comments
  • 0211月

    Mac miniで使っていたエレコムのLANケーブルがやや接触不良気味な気がしたので、Amazonで見かけたFIBBRのLANケーブルを入手してみました。

    実際には対応機種じゃないと意味がないとされている「Cat 8」ですが、そこはあまり気にせず、太さがしっかりあってシールドがしっかりしてそうなもの、ということで選びました。
    シールドをつなぐかどうかは端子の金属部分にシリコンテープを巻いたりして調整可能なことは以前試して分かっていましたので。

    図の説明が海外の公式サイトから間違っていますが、26WAG純銅を使ったツイストペア4組をアルミとマイラーでペアごとに包み、その外をアルミの網組でシールドしてあるようです。
    実際には絶縁材の材質も重要だとは思いますけど。

    ひとまずネットワーク速度を測ってみますとダウンロードは安定して700Mbps出るようになって(それまでは500Mbps前後が多かった)、一応スピードアップしたようです。
    アップロードはそこまでいかないですが、それはもう光回線側の問題でしょう。

    NASへのアクセスがひっかかる感じがいちばん気になっていたところですが、そこは正直あまり改善してないかも。
    実際にディスクスピードを計測してみても、NASへの書き込み速度はあまり改善してないようなのでハブ等、別の課題があるのかもしれないですね。
    そもそも今はギガビットイーサなので、将来的に10GbEにしていった時に本領発揮してくれることでしょう。(特にその予定もないですが。)

    直接関係ないオーディオ周りで電源ノイズが減ったとかといったこともなさそうですが、お値段もまあ普通のLANケーブルと大差ないですし、ケーブルがやや硬めではあるものの、取り回しも極端に悪いというほどでもないので、なるべく長期間安定して接続しておきたい箇所に使うにはそこそこ良い選択肢かなという感じです。

    Filed under: Mac
    2023/11/02 2:00 pm | No Comments
  • 2210月

    Astell&Kernのスティック型USB-DAC「AK HC2」を入手してみました。

    私は正直全然存じ上げないのですが安くなっていたのでAyaka Ohashi Editionなるものです。
    プレミアム特典の楽曲ダウンロードが6月で配布終了してしまったので値下げせざるを得なかったのかな?

    CS43198のデュアルDAC構成で出力は4.4mm5極のみという、なかなか割り切った内容です。
    Astell&Kernというと2.5mmの印象が強かったのですが最近はそうでもないのかな?
    2.5mmからは変換アダプタで問題なく音が出せました。
    プラス側だけ接続してマイナスはGNDにすれば3.5mm3極への変換もできそうな気もしますけど、そんな危うい使い方はせずともすでに2つほどスティック型DACは持っているので試していません。

    USB側もUSB-Cの直生えというのがやや難点ですけど、iPhoneがUSB-Cになったタイミングだとむしろ好まれる仕様かも。
    USB Type-C to Lightning変換アダプタも付属していて、接触不良等が良く取り沙汰されているようですがうちでは問題なく動作しました。
    ちなみに別メーカーのUSB Type-C to Lightning変換アダプタも試してみましたが、残念ながらアダプタのほうが不良で動作せずでした。
    USB-Cからの変換は本来の規格だとイレギュラーになるはずなので仕方ないところかもしれません。

    まずはiPhoneで動作確認していきますが、一部で見受けられた爆音ということは手持ちのイヤホン群では特にありませんでした。
    HC2側にはひとつもボタン類はありませんので、ボリューム調整はiPhone側の物理ボリュームを使う形になります。
    前述の変換アダプタはやや刺さりが浅くて不安感はありますし、コネクタが若干大きいのでケースによっては干渉するかもしれません。

    低域がやや強めでドライな雰囲気ですが、ちょっと昔のDAPでいうとKANNのような力強さがあります。
    イヤホンで使うにしてもMaverickくらいだと本領発揮する印象で、空間的な広がりが良く再現されていて音離れが良くなります。
    ちょっとしたDAPは負かすくらいの音質ではあると思うので、iPhone(特に15以降のUSB-Cモデル)を音源にすることが多い人にはオススメしても良いのでしょう。

    逆にWindowsのほうはボリュームが大きすぎる問題に直面していて、実用しづらいレベルです。
    ボリューム表記でいって「2」くらいですら通常聴く感じの音量という感じになってしまいます。
    ミキサーを駆使してアプリごとに絞ったりすればもうちょっとなんとかなりますが、むしろ爆音の危険性は高まるだけですし…。
    またWindows 11でDSDをDoPで使うと音切れすることもありました。
    PCM変換やdCS方式だと問題なさそうですが、音量の件もあるしちょっと実用は厳しかったのは想定外でした。

    他の手持ちのスティック型と比べてみると、Lotoo PAW S1は耳触りが柔らかく、それでいて細部はしっかり出ています。
    デバイスボリュームがしっかり使えるのが違いにつながっているのかもしれません。
    ちなみにAndroidにはウィジェットみたいな形でHC2のデバイス側ボリュームを調整できるものが用意されていて、それを使えばLotooと肩を並べるか、それ以上の音質を発揮してくれます。
    いずれにしてもAK HC2の駆動力は大したものであるのは間違いありません。
    LottoのAK4377とは音傾向も違うので使い分けも楽しい感じです。

    Shanling UA2もスペック上の駆動力は強いはずですが、やや雑味があるかなという感じです。
    これもAndroidしかアプリがなかったりするので、それを考えると3つの中ではいちばん出番が減りそうです。
    こっちはES9038Q2Mですし、まあそれぞれ使い分けていこうとは思っていますが。

    すでに価格は元に戻っていると思いますが、発売当初に比べればだいぶ値下がりしているはずですし、別に電源を用意しなくて良いスティック型DACの利便性はたしかに魅力です。
    ワイヤレス全盛期ではありますけど、ちょっとしたワイヤレスイヤホンも結構なお値段になってきましたし、ちょっとこだわりのある方はこのHC2に限らず持っておいても便利かなと思う次第です。

    Filed under: Audio
    2023/10/22 4:00 pm | No Comments
  • 1710月

    エレコムのBluetoothマウス「XGM15BBBU」を追加導入してみました。

    Surface Proのタッチパッドでもほとんどの操作は快適にできるのですが、ファイル操作とか細かい作業はやっぱりマウスでないと厳しい場面があったので必要かなと。
    本来はLogiのマウス「M590」が2つあるはずなんですけど、なぜか探しても見つからず。
    無線でもドングルが必要なくらいなら別に有線のでも良いかなとは思ったんですが、エレコムの「Bluetooth EX-G」ならBluetoothでも十分お安かったのでコレにしました。

    「握りの極み」というお寿司みたいなサブタイトルが付いていますけども、たしかに持った感じはかなり良くてMagic Mouseの比ではありません。
    昔使っていたMX Revolutionに似ていて懐かしくもあります。
    ちゃんと5ボタンですし、PC切り替えも付いているので2台のSurface Proで併用できるのも決め手ではありました。

    ただPC切り替えは1台登録された状態でもう一台をPC2のほうに登録しようとすると、なぜか両方とも動作しなくなってちょっとおかしかったです。
    一度双方とも解除してスイッチごとに再度ペアリングしたら上手くいったので、ちょっとした動作ミスでしょうけど。

    BlueLEDセンサーも特徴のひとつですが、ほんとにどこでも場所を選ばず滑らかにトレースできるので操作感はとても良いです。
    ボタンも完全な静音というわけでもないと思いますけど、比較対象がMagic Mouseなのでそれよりは圧倒的に静かです。
    Macはスリープの安定度とかでまだMagic Mouseの優位が少し残ってますけど、この調子なら今後はこのくらいのマウスでも良いのかなと言う気もちょっとしています。
    しまい込んで見失ったLogiを発掘する必要もありますけどね。

    Filed under: PC
    2023/10/17 1:00 pm | No Comments
  • 0610月

    SONYのMCカートリッジ「XL55Pro」を入手しました。

    先日ゲットしたXL-MC3SHが思いのほか良かったので上位モデルも気になったという、いつものパターンです。
    8の字発電コイルは同じですが、マグネシウム合金ダイキャストシェルと一体構造になっています。
    XL-MC3SHも専用シェルに取り付けられているので似たようなものではありますけど、重さがずいぶん違ってこちらは22gほどとむしろ重い部類に入ります。

    ベリリウム/アルミニウム/炭素繊維を使用した3重構造カーボンクラッドカンチレバーだそうで、説明書を見るとほとんどの部分はベリリウムで根本の太くなったところがアルミ、その内側にカーボンファイバーという構造のようです。
    針は超楕円で、そこはXL-MC3SHと同じです。

    写真で見る以上にかなり大きなボディで、大きめのスタビライザーだと内周でぶつかる可能性もありそうです。
    それに対して針やカンチレバーはかなり繊細で細めで、空芯ということもあって出力も若干低めです。

    音は爽快な雰囲気や鮮度はXL-MC3SHに近いものを保ちつつ、スケール感が大きく、もう少し大らかにゆったりと鳴るようです。
    クラシックにはこちらのほうが合いそうですし、盤の音質差を如実に表す感はあります。
    ジャズでは誇張が少なくハイファイ基調で、ベリリウムの音色ゆえか、ブラシの音がとても鮮明です。

    ダンパーが弱った個体も多いようですが、後ろからテンションワイヤーが張られていることもあってか、底を付くようなこともなく、再生時のVTAで見る限りはまだまだ大丈夫そうです。

    一体型ということもあってオーバーハングの調整はほぼできないですけど、あまりそんな細かいことを気にせず楽しめるカートリッジかなと。
    正直、手持ちの他のカートリッジの出番がなくなるんじゃないかと思うほど気に入っているので、XL-MC3SHとうまく併用しながら長く使えたら良いなと思います。
    できればSONYに再びカートリッジを出してみてほしい気もしますけど、どう考えてももう無理でしょうね。

    Filed under: Audio
    2023/10/06 3:00 pm | No Comments