• 209月

    LUXMANから純A級プリメインアンプ「L-595A LIMITED」が10月下旬に発売予定だとか。
    お値段は98万円(税抜)と、どうやら某国産A社を意識している印象です。

    デザインは1989年発売の「L-570」のデザインをモチーフにしているそうですが、当時のお値段は35万円でした。
    このモデルもたしかに純A級ですが、実効出力で50W+50W(8Ω)だったんですよね。
    今回のは30W+30Wと数字上はやや小ぶりになっていますが、4Ωで60Wを謳いたいがための控えめなスペックかと予想されます。
    L-570は2Ωで200Wをアピールしていたわけで、お値段を考えるとやや言い訳しづらい気もしますが…。

    内部レイアウトも全く異なっており、ヒートシンクも往年のラックスマンでは定番だったフィンラジエーターではないですし、あくまでも正面からの見た目が似ているという程度です。
    そもそも木製キャビネットもL-570にはなかったですし。

    さすがに今風にグレードアップされているのはボリューム部分で、お得意のアンプ回路⼀体化型・電⼦制御アッテネーター「LECUA1000」を搭載しています。
    コンデンサも合計80,000μF、全8本とかなりの物量投入です。
    ダンピングファクターも370としていて、これもまた某社対抗という印象で、以前のラックストーンとはやや違うのかも。
    ほかにもLINE-1だけ、高級そうなRCA端子にしてあったりと、他社対抗をかなり強く意識している様子が感じられます。
    正直、ブランドなりの良さを追求しても良い気もしますし、本当に良い部材なら全てに使ってほしいですけどね。

    フォノイコライザーもMC対応のものを搭載していますし、セパレート入出力もあるのは拡張性も高くて良いですね。
    それこそL-570の頃はプリ部のゲインが低めでPRE OUTがなかったですし。
    95周年を記念した300台の国内限定⽣産ということですし、今の国内需要をしっかり意識した仕上がりにはなっているように思います。

    Filed under: Audio
    2020/09/20 12:00 pm | No Comments
  • 169月

    Apple Watch Series 6Apple Watch SEが発表されました。

    どちらも9/18発売で、Series 6が42,800円(税別)から、SEが29,800円(税別)からとのこと。
    Series 3もまだまだ併売されてお値段も19,800円になるそうですが、さすがの私でも今さら感が拭えないです。
    私がいまだに使っているSeries 2が出たのが2016年、Series 3が2017年ですし。
    ちなみに最近ようやく日本でも使える感じになってきた心電図、それから周辺騒音計測ができるのはSeries 4からです。

    6のほうの新たな特色は血中酸素濃度が計測できるようになったことでしょう。
    人によって使い方は異なると思いますが、私の場合、Apple Watchに頻繁に通知が来ると疲れてしまうので、iPhoneのサブスクリーン的な使い方はあまりせず、睡眠やヘルスケアの情報取得を主体にしています。
    仕事上もそっちのほうに興味がある影響もあると思いますが、そういう意味ではSEより6のほうが魅力的かな。

    Series 2だとCPUパワーが圧倒的に足りず、その影響でアプリを頻繁に使う気になれないというのもあるとは思います。
    その点、6ではSeries 5と比べても1.2倍になっているようですし、5から受け継いだ常時点灯可能なディスプレイが有効なことでしょう。
    バッテリー駆動はスペック上は最大18時間ですので、そこはあまり変わっていませんけど。

    また、バンドにソロループという輪っか状のタイプが加わったのも新しいようです。
    これは同じ40mm、44mmのモデルなら過去のものでも使えるはずです。
    昔のSwatchにもこんな風合いのバンドがありましたけど、あれよりも伸びる度合いは少なめっぽいので、9種類の長さから選ぶ形になっているそうです。
    私は革ベルトなんかも買ってみたものの、結局ずっとスポーツバンドを使ってきたので、そっちのほうが安心感があるかな。

    Apple Watch SEのほうはiPhone同様に廉価版的位置付けで、Series 5相当というわけではありません。
    CPUに関してはSeries 5相当で、Series 3の最大2倍としつつ、全体的なデザインは6に近く、その上でセンサー部分を主体に5よりもさらに割り切ってあります。
    文字盤の常時表示は好みもありますし、血中酸素濃度は6の特権としても、ECG(心電図)や電気心拍センサーがない(光での心拍検出はあります)のはちょっと残念かな。
    前述のとおり、ヘルスケア要素重視ならやっぱり6でしょうし、iPhoneを取り出す回数を減らしたいというニーズにはSEで十分かと。

    さすがにSeries 2は古くなってきたので買い替えたいとは思うのですが、5のままで値下がりじゃなかったのは事前の読みが外れました。
    とはいえ、明日公開予定のwatchOS 7もSeries 3以降になりましたし、そろそろ本気で考えなくちゃいけないなと思っているところです。

    Filed under: Smartphone
    2020/09/16 2:00 pm | No Comments
  • 159月

    SONYからフルサイズセンサー搭載ながらコンパクトなミラーレスデジタルカメラ「α7C」が発表されました。

    発売自体は10/23のようですし、各所で動画なども出ていますから、ここでは個人的に気になったところをピックアップしてみます。
    私自身、NEX-5、α5000、α7と保有していますが、どちらかというとミノルタ好きの流れから入った感じですし、マウントアダプタで多少遊ぶ程度で、メイン機はNikon Fマウントです。
    α7にいたっては未だにフルサイズ対応のFEレンズを持っていない状態のままですし…。

    そんな私にとっていちばん気になったのは標準ズームレンズとして用意された「FE 28-60 F4-5.6」です。
    だいぶ暗めではあるものの、沈胴と合わせてとてもコンパクトに仕上がっています。
    いくらボディを小さくしてもフルサイズだとどうしてもレンズが大きく(お高く)なってしまいがちですから、このレンズがあってこそ、α7Cのスタイルが活きるというものでしょう。

    ちなみにボディ側はα7 IIIとの比較で体積や重量比で80%前後と、パッと見のイメージほどは小さいわけではないようです。
    初代のα7は重量でいえばα7Cよりも軽い(バッテリーとカード込みでα7Cが約509g、α7が約474g)くらいですし。
    ただ、α6000とはそう変わらないサイズになってるみたいですから、むしろα7シリーズ自体、じゅうぶんコンパクトだと言えるのでしょう。

    その後のモデルで重くなった理由のひとつは本体内手ブレ補正の搭載もあるでしょう。
    今回のα7Cもコンパクトにしつつも、ボディ内5軸手ブレ補正を装備していますので、レンズ側の負担軽減につながります。

    EVFに関してはさすがに倍率は控えめになっていますけど、有機EL採用で視野率は100%ですし、フレームレートを60fpsと120fpsから選べるなど、立派なものになっています。
    ファインダーは光軸と揃っていないと気になるという方も多いようですが、タッチパネル装備の液晶で撮る割合もこういうコンパクトモデルでは増えてくるでしょうし。

    気になるお値段はボディ単体で税抜21万円前後、レンズキットで24万円前後だとか。
    これまでのレンズを流用したらせっかくのコンパクトさが損なわれますし、レンズ単体での発売は来春予定でメーカー希望小売価格が6万円らしいので、ここはレンズキットがオススメでしょう。
    それで従来の標準ズームレンズの中古が安くなってくれるのが私としてはうれしいですが、描写性能がどの程度なのかも気になるところです。
    現状出ている作例を見た印象では、やや暗めの陰影感のある描写が得意そうで、少なくとも従来のよりは良さげな気もします。

    それ以外だと細かいところではWi-Fiが5GHzと2.4GHzに両対応してきたのが意外と嬉しいポイントかと。
    パソコン系はもう5GHz主体になってきていると思うのですが、家電系はまだ2.4GHzのみ対応というのが多いですからね。

    じゃあ手持ちのを手放して買い換えるか?と言われると、私の最近のカメラ熱では厳しいものがあるかも。
    やっぱりそこはレンズラインナップ次第ですし、いっそのこと、当初のミノルタ好きを踏襲してLA-EA4を導入するのも良いのかなと思いつつ、まだNikon Fマウントで戦える間はそのままなのかなぁと思ってるところです。

    Filed under: DigitalPhoto
    2020/09/15 3:30 pm | No Comments
  • 149月

    QUADのCDプレーヤー「99 CDP-2」は予想に反して(失礼)、とても良好でDP-77と同頻度くらいに愛用するようになっています。
    SACDには対応しないですし、ディスクの状態にかなりシビアな傾向はありますけど、中域主体に厚めで音が散漫になりづらいのが気に入っています。

    当初は仮置きも良いところでDP-77の上に載せてありましたが、その後はラックの棚を調整してヒッコリーボードも敷いて安定感も増しました。
    ただ底面はゴム脚ですので多少中低域が緩いような印象もあり、なにかインシュレーターでも試そうかなと。

    すでに手持ちのものも多いので、J1 ProjectやAIKOHあたりを考えましたけど、AIKOHは大きすぎてラックの高さが足りず断念。
    J1は他の箇所で使っているものも多く、スパイク受けくらいしか残っていませんでした。
    諸々考えた結果、DALI CONE/BCのスパイクを底板に直接貼り付け、それをACOUSTIC REVIVEのSPU4で受ける形にしました。

    これでも奥のほうの天板がせり上がってる構造なので、高さはかなりギリギリでした。
    音色はやや硬調になりましたが、おおよそ狙い通りの方向性になってくれたようです。
    中低域が明瞭になっていますし、ギターを筆頭とした楽器類がより艶めかしくなっています。

    話が少し逸れますが、当初から欠品だったリモコンについては相変わらず解決策がなく、DAC部分は使えないままです。
    QUAD 77までとはメーカーコードが異なるようですが、Eliteシリーズとは同じみたいです。
    対応した記憶リモコンでもあれば御の字なのですけど、デジタルボリュームやデジタル入力切り替えは純正じゃないと無理でしょうし、当面は諦めておくことにしようかと思ってます。

    Filed under: Audio
    2020/09/14 3:00 pm | No Comments
  • 119月

    山本音響工芸のスピーカー・アンプ用プレート型ベース「B-60」を導入してみました。

    オーディオボードはヒッコリーボードが大のお気に入りでほとんどのオーディオ機器にコレを敷いてあるのですが、サイズがW470W×D385D×H20mmでレコードプレーヤーなど一部の大型機器だと脚が乗り切らないのが唯一の欠点です。
    特注サイズも可能なようですが、木材のサイズの都合もありますのであまり大きいのは難しいようです。

    大型機器といってもレコードプレーヤーくらいで、そこにはRMF-1も使ってありますから絶対に必要というほどではなかったのですが、ちょっと他に試してみたところもあって入手してみることに。

    大きさはW600xD480xH25mmと、かなり大きめです。
    ただ、板を指で弾いてみた感じでは思っていたよりも響くみたいで、中も完全に詰まっているというわけではないのかもしれません。
    「アサダ桜材の集成材」というのは元々記載されていることですけどね。
    ちなみにアサダはカバノキ科の木ですので、バラ科のサクラとは厳密には異なりますが、建材としてはその色合いから「桜材」の名で流通しているんだそうです。

    アサダの気乾比重が0.7(ヒッコリー:0.83)、圧縮強度43.2〜55.9MPa(ヒッコリー:61MPa)ですし、用途にもよるでしょうけれども響きを乗せたくない場合にはやはりヒッコリーのほうが適任かもしれません。
    参考までにオーディオマニアさんが良く使われていらっしゃるブビンガは気乾比重が0.92、圧縮強度71MPaとなっています。

    そこで今回はまずアンダーボードとしてではなく、スピーカーの左側壁に立ててみることにしました。
    元々、両壁にはしっくい効果やシルクを使ったりしていますが、そもそもの壁の弱さが露呈している感が否めなかったのです。
    本来なら壁ごと強化するなり、そもそも左側の壁をぶち抜いて隣のクローゼット部分くらいまで拡張するリフォームもアリなのでしょうけど、いくら持ち家とはいえ、そこはなかなか手が付けづらいところです。
    そこを簡易的に壁を強化したような効果が得られれば…という目論見なわけです。
    全体的に前面ライブ、後面デッドにしたいなという気持ちもありましたし、全体的にデッドな部屋なので木材の響きの良さが多少乗っても良いかなというのもありました。

    結果としては予想以上の変化でして、どうやっても右に偏って散漫になりがちだった音場が整いました。
    中低域の音階もより明瞭になっていますし、やっぱり側壁の影響をかなり受けていたようです。
    下に置いてあるだけですが、中高域にもかなり影響はあって、楽器の音の質感も自然になったように感じます。
    やはり若干木材の響きは出ていますけど、小ホール的な雰囲気感がほんの少し足された程度ですし、壁前面を覆うほどではないので調味料的に分量を調整できるのも便利です。

    本来の使い方とはちょっと違いますが、石膏ボードの濁りが気になる方は他のボードでも良いと思いますので、似たようなことを試してみる価値はあるのかなと感じました。

    Filed under: Audio
    2020/09/11 2:00 pm | No Comments
  • 099月

    DENONからブランド創立110周年記念のMCカートリッジのセットモデル「DL-A110」が11月下旬に発売予定だとか。

    100周年の時も「DL-A100」というのが出ましたが、今回はカートリッジ本体はDL-103そのものです。
    ちなみにDL-A100も「最新のチューニング」とはされていたものの、丸針やインピーダンスなどは同じでしたから、外観がクリアモデルなだけだったとも言えますけどね。

    今回のセットが通常モデルと最も異なるのは専用ヘッドシェルが同梱されているところでしょう。
    その昔、放送局向けプレーヤーでは103専用とも言えるトーンアームで、オーバーハングなども固定だったですから、まさに専用のヘッドシェルで良かったわけです。
    今回もカートリッジごとに異なる取り付け穴の位置などに配慮せず、DL-103専用の形状のヘッドシェルになっています。
    むしろ、当時のオリジナルヘッドシェルを忠実に再現したといったほうが良いのでしょう。

    いくつか気になるのは汎用的なトーンアームで使用した場合、それで本当に「本来の性能を引き出す」ことになるのかというところでしょうか。
    ユニバーサルタイプのトーンアームでしか意味がないのはもちろん、オーバーハングも微調整はできません。
    なによりDL-103は高さが低めな傾向ですから、スペーサーが必要になるケースは多そうです。
    自社のプレーヤーでは一応合うように配慮してあるとは思いますが。

    お値段も限定モデルということもあり、62,000円(税抜)とヘッドシェルとのセットということを加味してもやや高めの設定です。
    できればヘッドシェル単体でも販売してほしかった気はしますけど、そもそも通常のヘッドシェルも今は単品では出していないですからね。
    リード線については触れられていませんが、ヘッドシェル自体が専用ということなのでリード線を交換可能な形にはなっていないと思われます。

    また、保証も5年間の無償保証サービスとなっていますけど、当然ながら針は対象外なので、そこ以外で壊れるところがそんなにあるのかなぁともちょっぴり感じてしまいます。
    DL-103自体は針交換がまだまだ可能なようですから、そういう意味での安心感はありますけどね。

    なお、ヘッドシェルを含めた質量は18.5gなので、大抵のトーンアームはおそらく対応可能でしょう。
    なんだかんだ言っても今となってはこの価格帯での対抗馬は少ないですし、DL-103存続のためになるのでしたら良い記念モデルかなという気もします。

    Filed under: Audio
    2020/09/09 3:00 pm | No Comments